儲かる農業

最近、雑誌や広告のタイトルでよく見かける。

儲かるかどうかは結果論。儲かることを保証してお金を集めること自体、犯罪行為とみなされることからも明白。

生きて行くために必要な食の素材を提供するのが農業。ひとりが大儲けするような農業はない。そこには再生産と精神的な充足を満たすことができる位の儲けしか残らない。

結果として十分以上の儲けが残ったならば、それは農業+事業を行えたからなのにね。

来週は福岡でこの類の講演をする。どこまでこのニュアンスを伝えられるかなあ。

共に老いる

久しぶりに映画を観た。ベンジャミンバトンの数奇な人生。皆さんご存じのブラピ主演の映画だ。

内容はさておき、共に老いることの寛大さを感じ、パートナーとのつながりの持つ力について考えさせられた。

人は生まれ、やがて死ぬ、肉体的には。精神的には輪廻転生。

どんなパートナーと出会い、共に生き、どんな最期を迎えるか。そしてまたその間、どんな生きざまを見せるか。

米には残念ながらそれを選択するのは難しい。僕にはそれができる。

なんちゃって。僕のDNAの1/3は稲のそれと同じ塩基配列なんだけどね。
お米さん、失礼しました!

パチャママ アライアンス

これから迎える未来に対して、地球上の生物であり、また社会人として何ができるのだろうか？

この問いかけに対する答えを見いだすシンポジウムがあった。

もちろん、正解はない。すべては自分が見いだし、できることから実践に移すこと。

未来を見通すための視点は3つ。
・精神的な充足
・環境的な永続
・社会的な公正

すぐにできること、したいことがかなり発見できた。
このような機会を提供してくださった、E本さん、T田さん、に感謝。

学びのコンテンツ提供のキーワードは、パチャママアライアンス。

ほな、やったるでえ！

ビリーフ

僕は日頃、どんなビリーフを持って暮らしているんだろう。
ビリーフとは、かっこよく言うと信念。ちょいと外すと思い込み。

自分だけは大丈夫だ。
お金が一番大事。
ひとりでは何もできない。
こんなビリーフを持っているなあ。

春前の吹雪

昨日は行政の依頼で、由利本荘の農業に期待を込めて！、とのテーマで話した。
その時も、冬の降雪期間にどうするか、ということを話題にした。
やっぱり、この季節は冬眠が一番エコかな。

今朝のひろっきい家。
by春間近の吹雪の中で。

由利本荘市

地元の行政主催の講演会でした。150人位の聴講者だったかな。
地元の講演会はやはり気を使う。

講演が終わってからの懇親会では、僕の田んぼの両隣の農家さんも参加してたみたい。ちょいとびっくり。
狭すぎる。
ただ、頼もしい、若手農業者も沢山いました。これからが楽しみ。

甲府

今日は所用で甲府に来てます。
ここ数日の秋田は雪で薪ストーブはフル稼働というのに、ここ快晴だ。
早くも梅が咲き始めているし、ハウスイチゴも稔りが早いらしい。
暖かいなあ。日本は広いし豊かだなあ！

母校

昨日は母校での講演だった。山形大学農学部は山形の鶴岡市にある。
講演終了後は研究室で学生と雑談。中にはバングラデシュからの留学も。皆いい顔つきしてたなあ。
ふと、学生に戻りたいと思った1日でした。

暖冬

Londonでは大雪、Sydneyでは猛暑、中国の黄河下流域では旱魃(かんばつ)らしい。
地元秋田の由利本荘は暖冬。降雪量は案外あるけど、積もらず溶けてしまうんだよね。
ちにみに昨日は吹雪。今朝は晴天。3月中旬の天気だなあ。

煙突掃除2

今日は山形でひと仕事。東北人は一般的には口数が少ないといわれるが、確かにそう思う。その分、言葉の信憑性は高い、とも感じる。僕はどうかは別問題だけどね、あはは。
さて、薪ストーブの極意その弐。
数年かけてよく乾燥した広葉樹を炊くこと。暖か味、温か味がまったく違う。幸福感も段違いだ。
ただね、程よい大きさまで薪を細切りしなければ、ストーブでは炊けない。暖炉だったら大丈夫だろうけど。