2007年09月07日

ドリアン考(その2)

ドリアンが果物の王様たる所以
「あんな臭い物、食べる人の気が知れぬ・・・」という方がいます。
「じゃ味はどうでした?」とは聞いていない。
その臭いだけで生理的に嫌悪感を持った方との会話は成り立たないどころか、
ドリアンを話題にするだけで、下手すると嫌われしまうというのが現実かもしれない。
さて、果物の女王マンゴスチンは万人に愛されている。
まさに納得のいく地位を確立しているといえる。
もっともマンゴスチンよりマンゴーのほうが好きという個性派も無きにしもあらずだが・・・。
ドリアンほど毀誉褒貶の激しい果物はない、
身も心も奪う魅力がある個性豊かなるがゆえに王様と称されるにふさわしい。

わが周辺では昨年に比してドリアン理解者が急速に増えつつある。
ドリアン嫌いには、いくつかのパターンがある。
まず、体質的にあわないという方もいるであろう。
好き嫌いなし、何でも食べるという方にドリアンだけはダメという方にあったことがない。
すなわち、ドリアン嫌いはほとんどが食べず嫌いと言い切れる。
そんなことはない、食べたことがあるが美味しいとは思わなかったという方が、これまたほとんど。

ドリアンは3度食べなければ、その本当の良さが分からないという。

まことに残念ながら美味しいドリアンに遭遇したことないご不幸な方が多いと思われる。

美味しいドリアンとは、まず、その日の朝に落果した新鮮なもの(栽培農家は上等なもの・銘柄は直接地面に落ちて泥まみれになるというような恐れ多いことはにならないよう紐でつるかネットで受けている)であること。
次に、割ったらすぐに賞味すること。
美味しい物を選ぶこと。
プロの判断、信用するしかない。銘柄を選び、ある程度の価格のものをは間違いない。
日ごろの付き合いが、ここでも大切となる。
山元でドリアンが山積みしてある中で、銘柄ものは、家の中に大切に保管して出して来るのを目撃した。
屑物に比して10倍は稼げるから当然のことではある。

臭い、あの卵の腐ったような臭い、硫黄温泉の香りは外皮の内側が醗酵したものという。
新鮮なものは甘い蜜の芳香がする。
売人はこの匂いをかぎ分けている。

カロリーが高く、中高年の健康食とは行かぬから、
食事とのバランスをとることも必要、昼食代わりにビスケットなどとで、
軽食とする手もある。
水をしっかり摂ることも必要。
お酒、特にビールは醗酵を促すから、飲むなら時間を置いたほうがいいかもしれない。
われわれ世代では、体が火照って寝られぬなどという粋な話は聞いたことが無い。

当地にはその手の植物が多くあるようだが、
ドリアンを賞味する若い男性のグループに遭遇することがあるが、
一度聞いてみたいようにも思う・・・。

ドリアンパ−ティなどという乙なアングラ・パーティがあるのかも知れない(^o^;

王様を、安く美味しく堪能できるところに居ながら、
そのチャンスを存分に享受しないと勿体など言うのは貧乏人たる所以かも知れない。

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