今回の「昭和時代(2)」のおおまかな流れは
次のようになります。
(1) 日本の民主化
(2)「日本国憲法」の成立
(1)日本の民主化
戦争が終わってから数年間の間、
日本はアメリカやイギリスなどの
連合国軍に占領されていました。
しばらくの間、外国人のみなさんたちによって
支配されていたのです。
「マッカーサー」
歴史重要度「100」(MAX)
日本を平和な国に作りかえるために
やってきたアメリカ人です。
マッカーサーさんをはじめとした外国人たちが、
つきっきりでめんどうを見てくれて
徹底的に日本を平和な国に作りかえていきました。
「明治維新」のときに、
日本は外国に負けない強い国をつくろうと、
いろいろな政治の改革をおこないましたよね?
その結果、日本は強い国になったのですが、
調子に乗ってしまって外国と戦争するようになり、
ついにボロボロに敗れてしまったのです。
日本はこのことを深~く反省です。
「もう二度と戦争をおこなわない、
平和な国をつくっていこう!」
国民一同、そう決心しました♪
戦争中の日本という国は、
一部の人たちだけ(特に軍人)が
政治の実権をにぎっていて、
その人たちの利益ばかりを考えた政治になっていました。
(ふつうの国民が政治に参加できる
「国会」というものもあるにはあったのだけど、
その力はすごく弱いものでした・・・。)
※国民の代表者たちが政治の話し合いをする
「国会議事堂」です。
だから、国民がどんなに戦争に反対しても、
一部のおえらいさんたちが
「戦争する!」
って言ったら、戦争しなくてはいけない
とても危険な社会だったのです。
※無力な国民は、戦争を止められませんでした…。
平和な国をつくるためには、
ふつうの国民が政治の主役になって、
政治を動かさなくちゃいけないことに日本は気がつきました。
こうして日本は、
国民のための政治改革を次々におこなっていきます。
このことを「日本の民主化」って言います。
(2)「日本国憲法」の成立
「平和な国づくり」をするにあたって一番大事なことは、
「平和な憲法」をつくることでした!
それまでの「大日本帝国憲法」は、
国民の権利がずいぶんと制限されていて、
天皇の権力が強い憲法でした・・・。
これからの国民中心の平和な国づくりには合いません。
そのため、国民が主役である、
新しい「日本国憲法」がつくられました。
「伊藤博文」(明治時代)
歴史重要度「100」(MAX)
「私たちが作った大日本帝国憲法も
それほど悪い憲法ではなかったと思うのですが、
今の時代には合わなくなってしまったようですね。
新しい日本国憲法で、平和な国を作ってください♪」
(次回へつづく)
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