マジシャン・ミステリ作家、廣木涼の小説仕立ての日記。
       …………この物語の結末を知る者はいない。 


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  涼はくらしのマーケットに出張マジシャンとして出店しているが、今日はその売り上げアップ講座が無料で受講できるということだったので、参加してきた。くらしのマーケットでは、ハウスクリーニングや引越し業者などが最もよく利用されている様子で、一方の出張マジシャン ...

 涼が龍角散を知ったのは、意外にもアメリカでのことだった。喉の諸症状に効く龍角散は、のど飴などにも使われているが、原典は、粉末を直接喉に塗布する薬である。説明書には、舌に粉末を乗せて、舌で喉まで運ぶようにも書かれている。日本生まれか中国生まれか、涼はそこ ...

 今日は晴天だった。しかし、その天候とは裏腹に、涼の風邪はぶり返していた。熱はないが、咳が出る。反面、声はかすれて出なかった。 結局、この日も、風邪薬を飲んで、一日寝て過ごすことになったが、喉の調子は回復してはいない。「うーん」 涼はかすれ声を漏らす。声 ...

  喉の痛みは残るが、風邪の諸症状もあらかた治まってきたところで、涼はパフォーマンスに出た。 「手品王子さんがアドバイスをくれたことだし」   涼が寝込んでいる間に、いい手順があるということで、提案してくれていたのだ。   今日さっそく演じてみると、それなりに ...

 そう忙しい毎日を送っているわけではないので、心労が祟った、というほどでもないのだが、昨日、涼は熱を出した。じりじりと上がっていき、高い時で38.3℃であった。 それから、1日を寝て過ごしたので、今はすでに平熱に戻ってはいるが、頭が冴えず、なんだかぼーっと ...

 自分の過去の文章が稚拙に思えるのは、良いことなのだろう。稚拙だと思えば書き直し、前よりも良いと思える文章に変更するのだから、それを繰り返して文章はブラッシュアップされてゆくことになるのだろうと、とりあえずは思えるわけだ。 とはいえ、1文1文が良くなったか ...

  本日は晴天なり。   しかし晴天であれば、パフォーマンスがやりやすいと直結するわけでもなかった。日本の天候らしからぬ晴れ具合に、涼の持つトランプが反り返る。 「ヨーロッパでやったときを思い出すなぁ」   カードの反り具合の違いで、デックの中に段差ができるこ ...

 新聞の片隅で、涼は、パフォーマーが起こした裁判の結果を目にした。 神奈川県海老名市の、駅の自由通路で、「マネキンフラッシュモブ」というパフォーマンスを行っていた団体に、市はパフォーマンス禁止を求めたのだが、パフォーマーたちの訴えのほうが勝り、裁判では「 ...

 爪磨きの手持ちの在庫が切れたので、涼はロフトへと出向いて大量購入した。  あまり自宅に近い場所にロフトがあるわけではないので、ネットで購入しようと調べてみたのだが、ロフトで150円のquick shinerは、アマゾンでは480円もするのだ。それでいて「関東への配送無料」 ...

  涼はわりとせっかちである。今日も天神で、2人組のパフォーマーがいたので見ようと思って近寄っていたのだが、なかなか始まらないのに痺れを切らして立ち去ってしまった。   涼がそうであるからなのか、涼の観客にもせっかちが多い。 「あの、時間がないので短いのをお願 ...

  安からぬ額で輸入したのだから元は取ってほしい、と涼は、満を持してトランプ人形に仕事を与えた。   予言持ちの役目である。 「トランプを使ったマジックをお見せします」 と言ってこの人形を出すと、それなりにウケる時もある。   ...

 今日はずいぶんと筆が進んだような気がしていたのだが、始まりと終わりのページを確認してみると、原稿用紙換算で10枚ほどしか進んでいなかった。「あれ。結構書いた気がするんだけどなぁ」 結構書いて、結構消したということなのだろう。10枚分削除して10枚分を書いたと ...

 マジックを演じた後、「タネを教えてください」とよく言われる涼は、その都度、「タネを教えることはできないんです」と断っているのだが、とても粘り強い観客がたまにいる。断っても断っても、「そこをなんとか」と言うのである。 そんな観客のために、レクチャーDVDを作 ...

  昨日ブログを書いた時点では知らなかったことだが、マジシャンのダローが亡くなったというニュースを涼は遅ればせながら知った。 「昨日話題にしたばっかりだったのに」   アンビシャスカードだけでなく、スポンジマジックもダロー仕込みなので、涼もショックを隠せない ...

  涼の観客には、基本的にはあまりリピーターはいないのだが、今日は珍しく2度目だという観客が見に来てくれた。それも2人もだ。   ひとりは、ちょうど今日の演目は、1度目と違ったようで、 「また違うのが見れてよかったです!」 と喜んだが、もうひとりは、 「前と同じ ...

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