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遺産配分
廣木涼
2017-06-19

売り上げの一部を大雨災害を受けた朝倉市の復興のために寄付します。

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作品紹介

 マジシャンが書いた推理小説第2段。

 コミカルでもありシリアスでもある、読者挑戦型の本格推理。
 あなたは、この謎が解けるか?

 謎解きに必要な手掛かりは、すべて本文の中に。(『』内は原文より抜粋)


 事件は福岡市博多区の高級マンションで起こった。悪徳金融会社社長が殺されたのである。捜査が進むと、莫大な遺産が明らかとなり、やがて容疑者は被害者の妻と2人の息子に絞り込まれる。
 しかし、事件時刻、容疑者たちはそれぞれ、犯行不可能な状況にいた。
 ひとりは病院の病室という“密室”に閉じ込められていたし、またひとりはFacebookの投稿により“鉄壁のアリバイ”を保持していた。残るひとりにとっては、事件現場は“心理的な密室”であった上に、事件時刻にはLINEで通話中であったという。
 三者三様の犯行不可能状況に対し、捜査陣はどう切り込むのか。


 この事件に挑むのは、個性豊かな探偵と刑事たち。

 口の下手な新人刑事の北条貴志。
『すいません!センパイが遅刻するのは週に4回ぐらいですよね!“いつも”ではありません!』

 不躾な新米女刑事の滝景子。
『あら。正面から指差してるのよ?いいじゃない、後ろ指じゃないのだからね』

 薄毛で叩き上げの中年警部補、飯山富男。
『おまえに権威なんてあるか、馬鹿新米が』

 捜査一課の好青年、高岩徹。
『どうしました、滝さん?』

 アイドル女子高生風の女刑事、黒井安澄。
『はぁい。なんですかぁ?』

 福岡なまりの課長警視、大月直人。
『何ばしようとか、お前たち?』

 こだわりの強い安楽椅子探偵の阿波川勇斗。
『なにごともカタチから入るタチでしてね』


 様々な疑惑、様々な推理。
『Facebookのアリバイなんて、インチキに決まってるじゃない!』
『そんなの、監視カメラに細工をすればどうにでもなるじゃないのよ!』
『LINEの位置情報オフなんて、あからさまに怪しいじゃないのよ!』
『共犯なんじゃないかしら?』
『むしろ逆なのかもしれないね』


 殺害の動機は?
 トリックはあるのか?
 容疑者たちが口を閉ざすのは何のため?

 それらはすべて解決編で明らかに。
 読み終えた後の爽快感をお楽しみください。




作者紹介
廣木涼。クロースアップマジシャン。
2015年にマジシャンとしてデビュー。2016年に第1作『十字架は誰の手に』出版。
ストリートでのクロースアップマジックを本職とし、2015年にはヨーロッパ5ヶ国、2016年にはアメリカとオーストラリアで活動。
元サラリーマン研究者。専門は有機化学。