レオパレスに住む中で、涼の要求はエアコンに集中している。何か不都合があると、レオパレスコールセンターに電話をするわけだが、毎年エアコンのことばかりで電話をしている涼だ。
 今回住んでいるレオパレスの部屋のエアコンは、とても効きが悪くて、強風で16℃設定という最大出力にしていても、日中は汗をかくし、ずっと連続でオンにしていなければならなかった。全く冷えてはいないのだが、これだけの出力で運転していれば、電気代も高くなるだろうと思っていた矢先、1週間分の電気料金が届き、2000円ほどの請求が来た。今日び、最新のエアコンであれば、24時間を30日間連続運転しても、電気料金は2000円ほどだという話も聞く中で、わずか1週間で、さほど涼しさを実感してもいないのに、やたらと高い電気料金を支払うことになったのでは、やはり納得はできないものである。
 そういう経緯で、レオパレスコールセンターに電話を入れたわけだが、エアコンが2004年製で、使用開始からすでに14年を経過していたこともあって、電話口ですぐに新品と交換する話になった。
 その工事が先ほど終わり、2018年製の恩恵を今日から受けることができるようになったのだが、さっそく使ってみると、弱風で28℃設定であっても、昨日までのエアコンよりもずっと涼しい。

 ちなみに、涼は、去年住んだレオパレスでも、エアコンを交換してもらっている。 
 昨年のエアコンは、効きが悪いということではなかったが、エアコン臭がひどかった。仕事中の衣装にエアコン臭が移ってしまえば、マジックの仕事もうまくいかなくなる可能性もあるので、なんとか消臭することはできないか、とコールセンターに電話をしたものだった。去年のエアコンも、15年ほど使用したものであったので、電話口ですぐに交換することが決まったのである。
 さらに言えば、一昨年のレオパレスでも、エアコン臭についてはコールセンターに数回電話をしたものだった。そのときはタバコの匂いが染みついているのだと思い、何度かエアコンの洗浄をコールセンターに依頼したものだったが、そういうエアコンの不満があった経験から、昨年レオパレス入居の際に、
「前の住人が喫煙者ではなかった物件を紹介してください」
と願ったものだが、
「それは、わかりません」
と言われてしまった経験がある。事前にトラブルを回避しようとしたにもかかわらず、レオパレスがそれに対応してくれなかったこともあり、入居した際にエアコン臭が気になったとき、涼は即座に改善を求めたものである。すぐに交換してくれたときには好感を持ったものではあったが、むしろ、最初から言っているのだから、涼が住む前に交換しておいてくれればよいのに、という気持ちも、無きにしも非ずである。

 そのような経験から、家具家電付きのアパートでは、古い家電に我慢せず、速やかに相談すべきだというのが、涼の考えである。




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