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2012年02月10日

Colour Me Free / Joss Stone

【アレサフランクリンとローリンヒルの融合】<製作年:2009> R&B、ソウル、ブルース
イギリスの片田舎生まれのこの若い白人女性の音楽は、まるでアレサフランクリンとローリンヒルを融合したようだ、なんて評されている。事実、Classic SoulとNeo Soulの両面を持ち合わせた新旧のソウル、ブルースが確実に混ざった不思議な感覚を覚える。もう一つジョスの魅力は、音楽面ではないのだが、動物権利擁護団体に「世界一セクシーなベジタリアンリスト」としして選出されている点だ。ローフード・ベジタリアン志向の僕としては嬉しい“同士”として好感!
Colour Me Free
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2012年02月03日

弦舞(Dance of Chinese Harp) / 伍芳 Wu Fang

【中国伝統民族楽器〜古箏によりアジアの調べ、】<製作年:1999>
“ウー・ファン”さんは、中国・上海生まれで現在神戸在住の中国古箏奏者。古筝とは、梧桐の木で作った長方形のボディに弦を張り、柱で音階を決めながら、右手に義爪をはめて弾く、中国の伝統的民族楽器。和琴よりも柔らかくかつクリアな音色が特徴です。こんな彼女の3作目の本アルバムは、彼女自身が作曲した曲「路」が最後に収録。中国から密教を日本に広めた空海の足跡をイメージし、この曲を作るために何度も高野山に足を運ばれて作ったそうで、僕も聴いていて情景が目に浮かび大変感動しました。太古の歴史といった過去の流れ以上に「今を生きる現代」の息吹を強く感じたのです。そこが他の中国古箏奏者とは違うところなのかもしれません。
伍芳 (Wu Fang ウー・ファン)さんのOfficial Home Page:

http://www.moz.co.jp/wu-fang/
弦舞(シェン・ウー)~Dance of Chinese Harp~
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2012年01月28日

Jambalaya-Bossa Americana / Lisa Ono

【小野リサマジックでアメリカのカントリー、フォーク、民謡がボサノバに、】<製作年:2006>
Lisa Ono信者の僕も正直最初はこのCDを手に取るか迷いました。だってアメリカのカントリー、フォーク、民謡がボサノバに?!なんて絶対合わないと思ってましたが聴いてビックリ。予想を反してなんと言うハマりよう!数ある小野さんの名アルバムの中でもコレはみっけもの。ほっこり感あふれるアレンジに小野リサさんの声が見事にマッチ。毎朝、毎晩でも聞きたいです。編曲やコーラス・アレンジなぞは単なるボサノバを超えた現代のスムーズJazzの世界にも十二分に通用しますね。
Jambalaya-Bossa Americana-
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2012年01月20日

主よ人の望みの喜びよ カンタータ第147番 / J.S.バッハ

【教会の礼拝カンタータ、】 <作曲年:1723>
聴いただけで教会を連想してしまう!超強力カンタータですよね!普通は合唱とオーケストラで演奏される事が多いのでしょうがピアノ版として聴くのも良いですよ。でもピアノの旋律だけで聴いてしまうと薬のテレビCMを勝手に連想してしまいます・・・
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
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2012年01月14日

Winter Nights / Al Di Meola

【冬の暖炉を囲みながら、宝石の如く輝くアコギのサウンド、】<製作年:1999>
世紀の超早弾きフラメンコ・ギタリスト(いや本当はアメリカのJazzフュージョンです…)のアル・ディ・メオラ氏が綴ったクリスマス・ホリデーシーズン向けのアルバム。氏はアコースティックギターのみならず、キーボードとパーカッションまでを担当。アルバム全体は、しっとりと落ち着いた雰囲気の中でのアコースティックギターのサウンドがまるで宝石の如く輝いている。冬の暖炉を囲みながら家族で聞きたいアルバムです。
Christmas: Winter Nights
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2012年01月08日

霊慕 無僧尺八の世界 東北の尺八 / 中村明一

【正統派?New Wave?、】<製作年:2006>
ジャケットとインナーの写真が美しい。さて賛否両論ある氏の尺八演奏スタイル。例えばNewYorkの前衛アーティストが尺八吹いたらこんなかんじで、虚無とか自然界を、楽器の持つ音域を最大限に活かして特に低音などはブルブルさせちゃって、こんな風に演奏するのかな。でも、伝統とか正統とか理屈云々言わないとして、素直に東北の墨色の森の中で尺八を吹く孤高の僧のすたがを想像しながらこのCDを聞いてみましょう。僕はなぜかJAPANというバンドのデビッド・シルビアンも連想してしまいました。
虚無僧尺八の世界 東北の尺八 霊慕
虚無僧尺八の世界 東北の尺八 霊慕
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2011年11月30日

Clifford Brown with Strings / Clifford Brown

【ハッピーエンドで終わる白黒の映画のような淡い幸福感、】<製作年:1955>
本作は決してクリスマス・シーズン向けに製作されたわけではないが、寒いホリデーシーズンを迎える家族の団欒や恋人同士の甘い夜のお供に是非聞いていただきたいアルバムだ。よりによってこんなにも幸福感に満ち溢れたアルバムを最後に天才トランペッタークリフォード・ブラウンはこの世をさったという。カウント・ベイシー楽団のアレンジャーとして知られるニール・ヘフティの編曲指揮するストリングスをバックに、メロディーを奏でるトランペットに耳を傾けながら心を暖めましょう。
クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス
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2011年11月21日

20!!! / DOMINO

【筋金入りのHip Hop Girls、目指せ往年のGirls R&B HipHop 黄金期復活を日本発で!】 <製作年:2011>
先日代々木体育館横のSHIBUYA BOXXにてTokyo Girls Boxというオムニバス・イベントにて彼女達のライブを初めて見てきた。

今までのようなカラフルな衣装を脱ぎ、ダボついたNewYork張りのTシャツ姿で登場した3人組。ずばり彼女達は筋金入りのHip Hop Girlsだったのだ。コレでもかコレでもかと激しくRAPでステージ下のクラウドたちをまくし立てるそのスタイルこそが彼女らの真骨頂。そう、目指すところは甘口でカラフルなPopでもなくUpTempo四つ打ちEuro/House/Techno/Tranceでもないはずだ。

はっきりと言おう、彼女達はこの先、さまざまな試行錯誤を繰り返しながらじっくりと経験をつみ、十年後に目指す行き着く先は、Destiny's Child、En Vogue、Jade、Xscape、さらにはもっとさかのぼっての正統派 Girls Hip Hopの創始ら、SWV、TLC、Salt-N-Peppa、といった数々のいぶし銀のような本物のR&B/Hip Hopグループであるべきなのだ。80年代から90年代にかけて輝いてきたこれらの黄金時代を彷彿させる、あの往年のグルーブを彼女らに期待したいのだ。

だから今現在、あえてProducerや事務所側が行っている全方位型のスタイルは、単なる成長の過程と見るべきであって、なんでもありの曲調、何系なのかがわからない統一感のない服のワードローブ等、まだこのアーティストの可能性を探るべく製作者側が、わざと仕組んだ多様的表現なのかと好意的に受け止める。このCD聞いて街へ繰り出せ。そして彼女らの真の辛口アティテュードをライブで体験せよ!DOMINOもいつまでもあまちゃんではいられない。
DOMINO 公式サイト
http://www.domino3.com/
YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=HH2xXVn0PAk&feature=related

20!!!
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2011年11月13日

Highway Star,Speed Star / cymbals

【復活望む!カワイイパンクがコンセプトの土岐麻子Vocalバンド、】 <作曲年:2002>
シンバルズなぜ売れなかったか?なぜ解散してしまったのか?いま復活すればウケルと思う。1997年に結成し、コンセプトが「かわいくっていじわるな感じのバンド。ただしパンク」だった。音楽性高いしヴォーカルは(知る人ぞ知るCMソングの女王でイイ声した)土岐麻子だったのに!復活を望む。渋谷系もあわせて復活?!



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2011年11月10日

Montuno No.5 / QYPTHONE

【お洒落なクラブJazz、ラウンジ、ボサ、】 <作曲年:2002>
ジャケのとおり、いいセンスで期待通りの内容です。バンド・打込み・DJ・アコースティックセットなど様々なスタイルで活動されている中塚武さんと小河原泉さん二人が中心でやってきているキップソーンのアルバムの中でも本作はコンセプトが一貫していてしかもキャッチーな曲が満載だと思っています。日本語の歌詞でがんばっている所が好感がもてるので応援しております。ピチカート5:小西康陽系だなんて比較されないように今後も活動を続けて欲しいです。
Montuno no.5
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2011年11月05日

Too Tight / Con Funk Shun

【アースウインド&ファイアー好きより玄人ファンキーピーポーに、】<製作年:1980>
コンファンクシャン。そのバンド名、最初聞いたときは変な名前に聞こえた。確かにアースウインド&ファイアーに比べられてもしかたない、特にこの曲。「Touch」というLPで初めて聞き当時はあまり印象には残らなかった。ホーンセクションとか威勢よくまくしたて、腰にくるファンキーな横乗りリズムはGoodなのですが、曲の構成というのかな、後半で転調してもっと盛り上げて行くような展開がドラマティックになっていればもっと売れたと思います。でも好きです。今聴いても平和を感じます。
タッチ
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2011年11月02日

虫の声 / 唱歌

【文部省唱歌、】<製作年:明治43年>
作詞・作曲者不明のこの歌。秋の虫の声といえば、僕が真っ先に連想するのは「スズムシ」だな。最近「土」が恋しくおもうようになった。何しろ自宅から会社への行き帰りで、靴に土・泥が付くことがめったにないのだから。
あれ、松蟲が鳴いてゐる。ちんちろちんちろ、ちんちろりん。
あれ、鈴蟲も鳴き出した。 りんりんりんりん、りいんりん。
秋の夜長を鳴き通す、 ああ、おもしろい蟲のこゑ。




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2011年10月29日

あたしゃ人間 / The XX ズ(ザ・チョメチョメズ)

【和風パンク、この時代に取り残された若者の代弁者?自虐?】<製作年:2010年>
この混沌とした時代の日本は青森から突如として現れた4人の18歳(2009年結成時)。歌詞に耳を傾けて欲しい。「人間に生まれた〜だからどうしたぁ〜!」「いい加減にしないとぶっころすわよぉ〜!」「誰か首吊ってくれなぃ〜?!」と叫ぶ女性Vocalのなつみ。この時代に取り残された若者の代弁者か。野外ライブでも一万二千人を動員。今後こんなバンドが増えてきそうな予感。永田町の政治家のセンセイ達、聞いてみそ。

THE××ズ
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2011年10月26日

The heart song collection / Minmi

【日本の良き時代、メランコリックで胸キュン時代のバラードメロディー、】<製作年:2011>
あれ?このアルバムって往年のバラードソングのカバーだったのですね。決して全曲ジャパ・レゲ一色じゃなかった。が・・・彼女のしっとりとした(まるで正統派Vocalのような)歌いっぷりに共感。以外でした。特にユーミンの大昔の名曲「ひこうき雲」のカバーなんて実にレゲエらしいベースラインに乗って実に、しっとり、日本の良き時代、平和でメランコリックな胸キュン時代のメロディーで◎。邦楽モンでもBob MarleyのThree Little BirdsやA Natural Womanも収録。

THE HEART SONG COLLECTION
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2011年10月22日

Tomorrow / Sean Kingston

【アメリカントップ40のポップと同様、】<製作年:2009年>
マイアミ生まれのジャマイカ育ちのショーン キングストン。もうすっかりPOPと化したレゲエ&ラップトラックの数々。売れ線ですな。はっきり言ってレゲエ・アーティストじゃないな。こんな時代だからな。楽曲としては、アメリカントップ40上位を占める他のR&Bテイストの女性シンガー達の曲とおんなじに聞こえちゃいます。この路線はまだまだ続くのかなぁ。もっと泥くさくて、ぶっといベースがうなり、エロっ気もろだしのダミ声+甘口メロディーが重なる往年のジャマイカン・ダンスホールな時代の曲がなつかしいと感じるのは僕だけか?
Tomorrow
Tomorrow
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2011年10月19日

Willennium / Will Smith

【まだOld Schoolの血も継承していた懐かしい本来のRapスタイル、】<製作年:1999>
Men in Black や I am Legendですっかり映画俳優として有名になってしまった彼。元はラッパーでした。Fresh Princeと名乗りDJ Jazzy Jeffと組んでましたね。黒人向けのテレビドラマにも出演し一躍お茶の間の人気者に。そのころ名門大学MIT推薦を蹴ってまで音楽活動に勤しみ、グラミー賞も2度にわたって受賞。 秀才なんです。そんな彼がソロ名義でだした1999年のアルバムは、まだまだ(今のR&Bとちがい)Old Schoolの系統を引き継ぎ、本来のRAPテイストに満ち溢れ、なにしろTrackの随所にスクラッチなんかも入ってますからね。適度にチープでサンプリングネタのTrackも数点あって懐かしい。
WILLENNIUM
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2011年10月15日

Spain Again / Michel Camilo and Tomatito

【ラテンへの愛以上にフュージョンという名の自由、】<製作年:2006>
フラメンコ・ギターの名手トマティーノと(かつてはフュージョン系だった)ピアニストのミシェル・カミロが組んで、グラミー賞ラテン部門を「Spain」で2000年に受賞し、本作はそれの続編。本作の中で3曲も取りあげられた中南米のピアソラの楽曲がラテンへのこだわりを勿論感じさせるのだが、僕はそれ以外の(パットメセニー的な)フュージョンとしてのアレンジ、タッチを(前作以上)感じずにはいられなかった。なので、この続編の方が個人的には新鮮でお奨め。緊張感は前作の方があったかも。
Spain Again
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2011年10月07日

Wherever The Sun Sets / Anoraak

【フレンチ・エレクトロの新星、】<製作年:2010年>
アノラックと発音。その正体は、フランス人フレデリック・リビエレ(Fraderic Riviere)のソロ・ユニット。Daft Punkほど、ギラギラせずに、Coolにただひたすらロマンティックでおとなしいメロディーを奏でる。その点が80年代のエレクトロを連想させる所以だろう。Dance Floorでの熱狂をそそるタイプではないが、一人の夜のドライブのお供に如何ですか?
Wherever the Sun Sets
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2011年10月03日

In Flux / Ravi Coltrane

【己の内面に向き合う時間に最適なBGM、】<製作年:2005>
ジョン・コルトレーンが名作「至上の愛」をレコーディングした翌年の1965年、新しい妻との間に、ラヴィは生まれた。ジョンが敬愛するインドのシタール奏者、ラヴィ・シャンカールに因んだ命名であったという。そんな彼の4作目。Jazz演奏家としての薀蓄は評論家にまかせるとして、このアルバム・・・とにかく「introspective」というのが僕の印象。そう、己の内面に向き合う時間に最適なBGMだ。心の中の迷宮へ誘うって感じで、しばらく愛聴盤になりそうな気配。

In Flux
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2011年09月29日

浜千鳥 /唱歌・童謡

【大正9年、ロマン派の両親への想いがつまった作品、】<製作年:1920>
冬の渡り鳥に作詞家の幼少期に亡くなった両親への想いがつまった作品。重々しい日本らしい陰と西洋のメロディーテイストのミクスチャーが感じられます。

青い月夜の浜辺には 親を探して鳴く鳥が
波の国から生まれ出る 濡れた翼の銀の色

夜鳴く鳥の悲しさは 親をたずねて海こえて
月夜の国へ消えてゆく 銀のつばさの 浜千鳥

教科書から消えた唱歌・童謡
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2011年09月28日

この道 /唱歌・童謡

【大正時代のRetrospective名曲、】<製作年:1926>
大正15年、北原白秋の詩が完成。昭和2年に曲完成。「からたちの花」とともに母がよく歌っていた。シンプルこの上ない歌詞の中にDeepなRetrospectiveな風景・詩想がつまっていると感じた。

この道はいつか來た道、 ああ、さうだよ、あかしやの花が咲いてる。
 
あの丘はいつか見た丘、 ああ、さうだよ、ほら、白い時計臺だよ。

教科書から消えた唱歌・童謡
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2011年09月27日

われは海の子 /唱歌・童謡

【明治43年、尋常小学読本唱歌、夏の学校、】<製作年:1910>
7番目に軍艦などの単語があった為、戦後教科書から姿を消したという。現在は4番までが一般に掲載されているようだ。夏の学校でアコーディオンの演奏と共に海岸での朝礼でみんなで歌った記憶あり。

我は海の子白浪(しらなみ)の さわぐいそべの松原に、
煙(けむり)たなびくとまやこそ 我がなつかしき住家(すみか)なれ。

生れてしおに浴(ゆあみ)して 浪(なみ)を子守の歌と聞き、
千里(せんり)寄せくる海の気(き)を 吸(す)いてわらべとなりにけり。

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2011年09月26日

十五夜お月さん /唱歌・童謡

【大正9年、わらべるたがベース、メランコリックでシュール、】<製作年:1920>
わらべうた「うさぎうさぎ」の旋律が活かされた童謡。これぞオーセンティック。メランコリックでシュールでもある歌詞に注目。いや、この時代には普通のことだったのだろう。

十五夜お月さん ごきげんさん ばあやは おいとま とりました
十五夜お月さん 妹は いなかへ もられて ゆきました
十五夜お月さん かかさんに もいちど わたしは あいたいな

教科書から消えた唱歌・童謡
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2011年09月25日

夏は来ぬ / 唱歌・童謡

【明治29年の初夏の情景、】<製作年:1896>
明治29年に新選国民唱歌に掲載された文化勲章受章者の万葉研究家が作詞した曲。

卯(う)の花の、匂う垣根に 時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ
さみだれの、そそぐ山田に 早乙女(さおとめ)が、裳裾(もすそ)ぬらして 玉苗(たまなえ)植うる、夏は来ぬ

こんな情景、東京都内ではもう見られない、感じられない。
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2011年09月17日

ジャックスの世界 / ジャックス

【60年代日本のニュー・ロック、サイケ、アングラ、恨み節、】<製作年:1968>
当時、人気という意味ではグループ・サウンズが一世を風靡していたが、それとは一線を期して、独自路線を辿って行ったのがこのジャックスであった。日本の「ニュー・ロック」と評され、後のインディーズ・バンドへの影響は計り知れない真のアンダーグランドであった。音楽的には(僕には)サイケに聞こえる。何か恨み節かのような歌い方はDoorsのようなオドロオドロシイ宗教じみたカリスマ性を感じた。
ジャックスの世界
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2011年09月13日

交響曲第1番ハ長調 Op.21 / ベートーベン

【初の交響曲作品、古典の中にも新しい試み満載、】<初演年:1800>
先日、クラリネット奏者でもある会社の上司が属するオケの演奏をトッパンホールで聞いたのがきっかけで、再度この楽曲に聞き入った。ピアノ協奏曲やソナタ「月光」などを作曲しピアニストとして既に名を馳せた彼が、意外にも29歳になって初めて交響曲を書いたという。師と仰ぐハイドンのような重厚且つ古典的な流れの中に後の近代を感じさせるアイデアが既につまってたのを再発見。
ベートーヴェン:交響曲全集&amp;序曲集
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2011年08月24日

Contra / Vampire Weekend

【Brooklyn発インディーズ・(日常的)ギターポップ、】<製作年: 2008>
引き続き、ブルックリンで結成されたバンドをもういっちょ。名前から想像しがたい、日常的ギターポップ。先の2バンドの中では一番インディーズっぽくて、つかみやすい。しかもSlamin!(ピシッとしまってる感じ)。肩張ってないんだけで閉めるところはキチンと閉めてる。ギターの音きいていると7〜80年代のTalking Headsをチョッピリと連想してしまうのは僕だけか?
 
コントラ
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2011年08月17日

Kids / MGMT

【多種多様つかみどころのない世界観、Global時代のヒッピーか、】<製作年: 2008>
ブルックリンで結成されたバンドと言えばこちらも紹介せねば。MGMTとはManagementの略。なぜゆえManagement=管理なの?それにアルバムジャケットなんか曲やコンセプトとあっていない・・・よーわからん。謎が謎を呼ぶ。そこが魅力なのかも。音楽性はとにかく自由で何事にも捉えられていない世界感があることは確か。Videoも実に多種多様でつかみどころがない。。。というのが正直な所。我が故郷Brooklynもさぞ多種多様なカルチャーシーンを醸し出している街に変貌したのだろう。って察してます。この二人は現代に生きるGlobal時代のヒッピーなのかも。

Oracular Spectacular
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2011年08月10日

Drums / The Drums

【80年代のNew Wave風ギターポップ、】<製作年: 2010>
2008年に米国NY州のブルックリンで結成されたバンドで翌年英国のインディーレーベル[Moshi Moshi]からEPでデビュー。確かにサウンドは80年代のNew Wave風ギターポップでNew Orderをもっと甘口胸キュンPOPにしたような感じ、なのでUKでそこそこ目をつけられたわけですね。全然Brooklyn臭さはかんじられないな。そんなに騒がれているほどの世界Levelとは思わないが・・・それになんでこのバンドの名前がThe Drums なの?
2010年サマーソニック来日時のLet’s Go Surfing って曲をどうぞ。

Drums
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2011年08月05日

Unexpected Lovers / Lime 

【80’s哀愁のユーロビート、】<製作年: 1985>
何度かけたことだろうか?この12インチシングルのレコードを。Limeと言えば、ベテランDJの必携ディスク「Angel Eyes」はお持ちですか?本作はおなじみの小気味の良いズンテケユーロビートの上に日本人好みの超甘口メロディーとコーラスをちりばめた傑作。僕はいつもこの曲の後に(NewWaveですが)New OrderのPerfect Kissという曲をつないでおりました。




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2011年07月29日

R.E.S.P.E.C.T / RLP & Barbara Tucker

【超アッパーHouse、まだまだイケてる声量は現役、】<製作年: 2010>
もう一曲紹介します。比較的新しいんですが、バーバラ・タッカーのアレサ・フランクリン原曲を大胆にHouse風味にアレンジした作品。90年代のSwingとは違ってかなり立てノリ超アッパーですが。音もいいし見ていてたのしかったのでご紹介。




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2011年07月23日

Beautiful People / Barbara Tucker

【House MusicがまだGarage=ガラージであった最後の時代、】<製作年: 1998 >
1990年代。New YorkのManhattan6番街と20丁目付近にはクラブが数軒あり、LimelightのOne Black先の角を曲がった暗闇にSound Factory Barは佇んでいた。バーバラ・タッカーがホステスも務めていたDJ Little Lous VagaのParty全盛時代。この頃がHouse MusicがまだGarage=ガラージでありえた最後の時代だったと思う。この最後の時代を飾ったのが彼女の存在だ。Swing系のHouse Tracksに最高に適していた至上のアイコン。時にはアレサ・フランクリンを彷彿させ、スピードに乗った時に発揮されるコブシ回しを最高潮に持っていくその勢いの良さが身上。そして声と曲が一体となった作品にも恵まれていたと思う。そんな彼女の曲が流れるとFloorの空気はゴージャスに洗練されたNew Yorkの夜一色となった。そんな現場のRealな空気を共有できた事を今でも忘れないし誇りに思う。出会った人たちよ、生涯最高の鳥肌をありがとう。バーバラさん、Eightball Recordの本社Officeでお会いしたときから何回髪型かえましたか?どうぞお元気で。





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2011年07月20日

She Is Out Of My Life / Wayne Wonder

【Sweet Soulレゲエのあの夏、マイケルの夏、】<製作年: 1991>
マイケルジャクソンの名盤「Off the Wall」からの、透明感と冷たさをも感じるアルバムの中でも不思議な浮遊感漂うこの曲が!ジャマイカよりウェイン・ワンダーの美声によってカバーされるとは!僕は今でも90年代のダンスホール・スタイルと呼ばれる頃のレゲエが一番大好きで、ダミ声でまくし立てる曲調でも途中のメロディーをウェイン・ワンダーが歌うと、パッと曲のイメージがSweet調に一転。夢見心地のあとにまたダミ声とBassで腰を振る。といった定番の流れが忘れられない。




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2011年07月09日

Don't Loose Yourself / Man with A Mission

【5人のオオカミくんたちのJapanese Rock、】<製作年:2011>
今年6月に日本クラウンからアルバム「MAN WITH A MISSION」でメジャーデビューした5人組のオオカミくんたち=マン・ウィズ・ア・ミッション。英語で歌ってますが日本人です。Liveではギターを担当しているJean-Ken Johnny(ジャン・ケン・ジョニー氏)一人のみが人間の言葉をしゃべります。ちなみにVocal担当はTokyo Tanaka(トーキョー・タナカ)、ベースはKamikaze Boy(カミカゼ・ボーイ) 、う〜ん、命名が・・・ちょっとくさいよなぁ。。
MAN WITH A MISSION
MAN WITH A MISSION
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2011年07月05日

ベルリン・フィル・デビューLIVE /佐渡 裕

【小学生の頃からの夢を叶えた、汗と涙の成果、】<製作年:2011>
テレビ朝日で毎週日曜日に放映されている「題名のない音楽会」の司会者といえば顔が思い浮かぶかもしれない。氏は小学生の頃からの夢であったベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に客演指揮者として招かれ、2011年5月の定期公演で遂に指揮棒を取ったのだ。日本人としては恩師の小澤征爾以来の快挙を成し遂げた。TVでその指揮を執る氏の姿を先にみてしまったのだが、武満徹の「5人の打楽器奏者とオーケストラの為の〜フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」の緊迫感は気迫に満ちあふれ、まさに奏者との戦い(献身vs献身)そのものであり、是非CDと映像とあわせて“汗と涙”の成果をご覧頂きたい。著作として『僕はいかにして指揮者になったのか』もあわせて氏の人生観もあわせて読んでみたい。
佐渡 裕 ベルリン・フィル・デビューLIVE
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僕はいかにして指揮者になったのか (新潮文庫)
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2011年07月01日

Free / Deniece Williams

【究極のソフト&メロウ、クラシックソウルの名曲、】<製作年:1976>
スティービー・ワンダーのバック・ヴォーカルの一人だった彼女がアース、ウインド・アンド・ファイアーのモーリス・ホワイトに見出されてProduceされ世に出たアルバムがこれ。This Is Niecy。ミニー・リパートンと良く比較されるが、か細くも女性らしいみずみずしい歌声はミニーが天国へ誘うとすればデニース・ウイリアムスの声はこの世の至福の時。一日の疲れを深夜のベッドルームで聞きながら癒されたし。
This Is Niecy
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hirokitee at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!Soul 

2011年06月27日

Sorry For Party Rocking / LMFAO

【マイアミ系ビーチ・パーティー、アゲアゲ一本勝負。短命でもいい。、】<製作年:2011>
国内盤は7/13発売であるが、先行にて輸入版で全曲試聴。正直言ってこのおバカさん丸出しなジャケから幻滅であったが、内容は・・・音質は◎。HipHop系ベース系を連想したが四つ打ちが多かったかな。音楽性は、ジャケの通りのパーティー・ロック・ダンス系そのもの。それ以上でもそれ以下でも無い。マイアミ系ビーチ・パーティー、アゲアゲ一本勝負。短命でもいい。たくましく踊ってほしい。(丸大ハム)
遅れてきた男どアホウ35歳達の滑稽な「シャッフルダンス」を前作PVで見よ!



hirokitee at 22:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!Dance 

2011年06月21日

Sleepwalkers / David Sylvian

【韻、陰、間、孤高、心の隙間、音の詩、】<製作年:2010>
まずジャケからしてArtistic。スティーヴ・ジャンセン、坂本龍一、などとのここ数年間のコラボレーション作品を集めたコンピレーション。言葉では本作を表現不可。

Sleepwalkers
Sleepwalkers
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hirokitee at 00:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!現代音楽 | Ambient

2011年06月17日

モンマルトルの丘 La Complainte De La Butte / Viviane Chantel

【夢うつつな丘でのピクニック&デートにぴったりなシャンソン、】<製作年:1954>
リズムからして大変お上品な歌で気に入ってます。ヴィヴィアンヌ・シャンテルの歌声がぴったりでくどくなくて大変可愛らしくて宜しいサウンド。1954年の映画「フレンチ・カンカン」に使われています。まだ行ったことはありませんが、モンマルトルの丘ってどんな所なんだろう?






hirokitee at 00:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!シャンソン/おフレンチ | 映画/TV音楽

2011年06月13日

浜辺の歌〜日本を歌う / 新垣 勉

【海をみて想う、幼少期の思い出、】<製作年:2006>
あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ しのばるる 風の音よ 雲のさまよ 寄する波も 貝の色も 
ゆうべ浜辺を もとおれば 昔の人ぞ しのばるる 寄する波よ 返す波よ 月の色も 星の影も

からたちの花が咲いたよぉ〜という唱歌と共に、母親の大好きな歌がこれだ。今自分が大人になってこうして新垣さんの歌声で聞きなおしてみると、この曲の偉大さに気づく。

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hirokitee at 00:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!演歌・浪曲・民謡・唱歌類 | 日本製