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舅姑と一緒に暮らしていた、まだ私が若い頃。

舅姑は夕食前にお風呂に入り、食事がが終わると歯磨きをし

寝室に行く。

8時ころには寝ていたのだろう。

朝起きると夜中に目覚めて困るとよくいっていたものだ。

「おじいちゃん、寝る時間が早すぎるからよ。」と舅にいって

いたことを思い出す。


しかし、私がその年代になり舅の言っていたことがよくわかる

ようになって来た。

夫は熟睡するタイプ。

私は夫と反対のタイプ。



NHKラジオ深夜便の話題をメール友達から時々お聞きしていた。


私はその頃、夫を起しては悪いと眠れないながらも、お布団の中

で過ごしていた。


NHKラジオ深夜便を目が覚めた時に聞けるよう寝室を別にし

何時とはなしに目が覚めた時に聞ける様工夫してみた。

ちょうどそのころ、谷山浩子さんがうたっている深夜便の歌「同じ月

を見ている」に出会った。

睡眠に対しての思いが変わった。


「同じ月を見ている」はこんな時間でも起きて、同じ月をみている

方がいる、私だけではないことを知った。

とてもこころ強く思った。

老いるということは若い時と同じような睡眠は望めないことを悟った。

今は夜9時~9時半就寝。

最近は午前3時過ぎに目覚めることが多い。

数えてみると6時間は寝ていることになる。

ごく疲れてしまった日や或いは神経が昂ぶっている日はなかなか

寝付けない日もある。

或いは、だいぶ寝たようだとぱっちり目が覚め、ラジオのスイッチ

を入れる。

しかしまだ12時前のこともある。

がっかりしながらもラジオを聴きながらまたいつとはなしに、すーと眠り

に就ける。


不規則な眠りであっても老い特有のものと思うと気が楽になる。


ラジオ深夜便は私から離せない存在になりつつある。

老いの夜も楽しい。

眠れないことも苦にならなくなった。

さて、皆様はどんな工夫していらっしゃいますか?