2008年06月16日

引っ越しのお知らせ

と言っても、住まいの話ではありません。ブログの引っ越しです。
今までLivedoorのブログを利用してきましたが、この会社の先行きがどうもイマイチ不安です。
ある日突然「今日をもってサービスを停止します」と言われたら今まで書いてきたものがパーになりかねないので、バックアップを取る意味でもアメーバブログに引っ越しました。
Livedoorブログはそのまま残しておきますので、今まで書いたものは閲覧可能です。
今後の更新はアメーバブログで行っていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

2008年06月13日

生涯追い続ける「ブルー」



 自分が初めて夢中になった漫画作品は、星野之宣の初連載作「ブルーシティー」だった。1975年12月の週刊少年ジャンプで連載が始まった。当時は小学3年生だったが、その第1回目から一気にのめり込んだ。
 地上の人類が謎の病原菌により死滅した世界。唯一生き残ったのは海底の実験都市「ブルーシティー」で生活する2万人の人々。しかし、彼らに対しても正体不明の何者かの魔の手が伸びてくる・・・。
 今読んでも十分に面白い設定。ブルーシティーや古代の魚類をモチーフにした潜水艦のデザインは秀逸で、今も古さを感じさせない。ようやく時代がこの作品に追いついた感さえある。
 それが故だろう、少年ジャンプでの人気は芳しくなかったようで、18回にして連載は終了してしまった。しかも話は中途半端なところで終わっており、小学3年生の自分にとっては、その理不尽な終わり方がまったく理解できなかった。
 
 あれから30年以上、その「ブルーシティー」の続編が収録された星野之宣の作品集が刊行された。続編のタイトルは「バトルブルー」。「ブルーシティー」から8年後という設定で物語は再開する。
 実はこの「バトルブルー」は1984年の9月に週刊ヤングジャンプで全3回で連載されたものだ。しかし、当時はそんなことには気付かなかった。しかもこの作品はその後、どこにも収録されず、幻の作品となっていた。
 その「バトルブルー」がついに本になった!店頭で見つけた時は、自分の目を疑ってしまった。興奮しながらレジまで本を持っていき代金を払い、早速「バトルブルー」を読む。
 成長したなつかしいキャラクターたちが登場し、ブルーシティーを始めとした潜水艦などのメカニックも、さらに洗練されていた。20年以上前に描かれたとは思えない内容だった。
 でもこれも話は完結しておらず、次の展開をふまえたエンディングとなっていた。
 
 おそらく「ブルーシティー」の呪縛からは、生涯逃れられないような気がする。しかし、いくつになっても、その先の展開が気になる作品があるというのは、それはそれで幸せなことなのかもしれない。

地球の支配者は誰か?



 人類は果たしてこの地球上の生命の頂点に君臨しているのか?

 ある日、世界各地の海で、魚、クジラ、オルカ、、クラゲ、ゴカイ、カニといった生物たちが、人類に対して攻撃を開始する。
 そしてヨーロッパは大陸棚の崩壊による津波で、アメリカは海からもたらされた謎の病原体により壊滅の危機に陥る。
 世界を襲う悲劇の元凶は何か?アメリカが中心となり世界中から科学者が集められ、危機の原因の究明にあたる。その結果、海中に潜む恐るべき生物の存在が明らかになる・・・!
 荒唐無稽のようでいながら、実は最新の海洋科学の知識をベースに書かれており、説得力がある。海洋科学に関するノンフィクションやドキュメンタリー番組は好きでよく読んだり見たりするのだが、過去に目にしたことのある事象がいくつか出てきて、興味深かった。
 上、中、下巻合わせて1500ページを超えるボリュームだが、飽きることなく一気に読ませる。
 特に下巻で展開されるクライマックスの描写は圧巻。映画化が決まっているそうだが、どう映像化されるかが楽しみだ。
 また物語の舞台のひとつとして、カナダ西岸のバンクーバー島が出てくる。カナダ先住民族の自然への思いが象徴的に引用され、印象に残った。
 単なるシミュレーション小説ではなく、人間が地球に対して何を行ってきたのか、環境問題の要素も多く含まれている。
 人類は地球の支配者のようにふるまってきたが、果たして本当にそうだろうか?
 46億年の地球の歴史から見れば、人類の歴史200万年なんてほんの一瞬にすぎない。そしてそのわずかな時間で、人類は地球を蝕んできた。地球を1つの生命体と見れば、人類は束の間現れたウイルスや癌細胞のようなものなのかもしれない。そうしたウイルスや癌細胞を排除しようとするのは、必然とも言えないだろうか。そんな警告をはらんだ小説だ。
 

2008年06月08日

伊豆松崎シーカヤックマラソン参戦!

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 昨年に引き続き、伊豆松崎町シーカヤックマラソン大会に参戦してきました。
 記念すべき第10回大会ということで、200名近い選手がエントリー。
 私も葉山トレイルランニングクラブの仲間をあおって、4名参加させました。
 今年初めての伊豆は、やはりすばらしかった!
 土曜から会場の岩地に入り、前夜祭。宿泊した民宿・青風荘はお風呂が高台にある展望風呂で最高!夕食も獲れたての旬な大きなイサキを中心に、これまた絶品。
 海岸で行われた前夜祭も、いつものごとく手作り感あふれる面白くて暖かいものでした。

 そしてレース当日。なんと朝から雨!
 でも夕べの前夜祭で行われた七福神踊りが効いたのか、スタート時には雨が上がる。薄曇りで暑くも寒くもない、レースにはベストコンディション。
 200艇近いシーカヤックが一斉にスタートする光景は圧巻です!
 私は長男とタンデム艇で参加。
 久しぶりの岩地の海は、やはり美しかった!
 そして雲見崎、千貫門、波勝崎と西伊豆を代表する自然の造詣美を楽しみながらのパドリング。レースもいいけど、やはりこの海は自然の景観を楽しみながらゆっくり漕がなきゃもったいない!
 ゴールする頃には青空が広がり、地元の人々によるバーベキューもうまかった!
 焼きそば、おにぎり、サザエの壷焼き、キビナゴ、アサリのお吸い物をこれでもかと食べまくる。
 最後に宿のお風呂に入ってリフレッシュ!
 伊豆は何度行っても最高のシーカヤックフィールドです!

2008年06月05日

目指せ!ダッチハズバンド

 今日からNHK教育で「趣味悠々」でダッチオーブン入門が始まった。
 ついにNHKの番組にまでなってしまったダッチオーブン。やはり流行っているんでしょう。
 今日は煮込み料理の特集で、中でも“丸ごとロールキャベツ”がうまそうだった。ダッチロールキャベツですな。
 番組のテキストも発売されていて、それには詳しいレシピが載っている。実際の調理を動画で見られるので、勉強になる。
 ダッチオーブンデビューを目指す人は見ておくとよいです。
 
 ダッチオーブンの楽しみは、料理のレパートリーを増やしていくことはもちろんだが、もうひとつの楽しみは、鍋を育てる楽しみ。
 使えば使うほど黒さを増し、いわゆる“ブラックポット”になる。そのためには使用後の手入れが不可欠。慣れないうちは結構面倒なのだが、そのうちだんだんと手入れが楽しくなってくる。
 油を塗って黒光りする自分のダッチオーブンを見て、にやにやするようになったら、いっぱしのダッチャーと言えるでしょう。
 ちなみにダッチオーブン料理の得意なお父さんを“ダッチハズバンド”と言います。


2008年06月03日

SEX and MIST and TINARIWEN

 1週間ぶりの更新だす。別にブログに嫌気が刺した訳ではなく、何となく気が乗らなかっただけ。こんな時もあるわな。
 で、先週のトピックをまとめて紹介。
 まずは映画を2本見た。
 ひとつは「人セク」。
 人吉市第3セクターじゃないよ。「人のセックスを笑うな」。39歳の女性に恋した19歳の大学生のゆる〜いラブ・ストーリー。でもこのゆるさがいーんだな〜。
 山崎ナオコーラの原作は、二子玉川やたまプラーザを舞台にしているが、映画では北関東の桐生市周辺を舞台にしたことで、ゆるさと地方のショボさが相まって、実にいい空気をかもし出している。
 主演の松山ケンイチを始め、永作博美、蒼井優とみんなはまり役で、持ち味が存分に出ている。
 特にものすごいことが起きるわけではないのだけれど、画面から目が離せない。
 この監督の前作「犬猫」もそうだが、日常にある何かありそうで、何もない空気感を出すがじつにうまい。見ていて気持ちのよい作品。「マイ・ブルーベリー・ナイツ」の対極にある作品。自分はこっちの方が好き。

 もう1本は「ザ・ミスト」。久々に後味の悪い作品だった。でも個人的にはこの終わり方は嫌いじゃない。
 監督:フランク・ダラボン×原作:スティーブン・キングのコンビとしては「ショーシャンクの空に」「グリーン・マイル」に続く3作目。でもこの3本の中では、もっともキングの個性を引き出している作品だと思う。
 ある日、謎の霧に町が覆われ、その霧の中から現れた異形のものたちによって、町の住人が犠牲になる。ショッピングセンターに立てこもった住民たちは、正体不明の怪物たちに怯えながら、生き残る術を模索する。しかしその中に、信仰心を利用して住民たちを煽動する女性がいたことによって、事態は思わぬ方向に向かい始める。
 いちばん怖いのは人の心、というのがよく伝わってくる作品。

 話は変わって、5月30日に終了した第4回アフリカ開発会議。正直、自分自身アフリカに対してそれほど深い関心は持っていなかった。しかしこの会議についての新聞やテレビでの報道通じて、衝撃的な事実をたくさん知った。

 平均寿命は49.6歳。
 6人に1人の子供が、5歳になる前に亡くなっている。
 4人に1人しか中学校に通っていない。
 底辺の10億人(Bottom of billion)が暮らす地域。
 
 しかし、我々日本人がアフリカから受ける恩恵は大きい。いや、世界がと言うべきだろう。
 おそらくアフリカの実情を知らなくても、今の生活を続けていけるだろう。でも、世界の中に、こんな国や地域があるという自覚、想像力を持つことは、とても大切なことだ。
 見えない場所を想う力。これからの時代に求められるのは、そういう力だと思う。
 この会議に併せて日本に正体されたU2のボノ氏は、5月31日の朝日新聞の誌面でこう述べている。

 島国の人が世界に出航するとき、「帆」は知的好奇心で、「風」は他者への想いやりだ。私はこの風が、日本に吹いているのを感じる。それは、アフリカに向けて吹いている。

 これらの記事に関連して、アフリカの「砂漠のブルースバンド」として世界から注目されているティナリウェンというグループが紹介されていた。とても気になったので、最新アルバムを買ってみた。
 アコースティックだけれど力にあふれ、自由な感覚の漂う曲。これはおススメです!
 アフリカに行くことはできなくとも、こういった形で、少しでもアフリカを感じていたいと思う。
 

2008年05月26日

あなたは「サラリーマンNEO」を見たか!?

 日曜の夜は「サラリーマンNEO」で締めるのが慣例になっている。
 「サラリーマンNEO」とはNHKで放送されてる30分枠のコメディ番組だ。
 これがメチャクチャ面白い!NHKらしからぬ、いやNHKだからこそできるセンス。この番組が存在する限りは、受信料を払ってもいいと思う。
 どれくらい面白いかは、まずは番組のホームページを見てください。
 そこで過去に放送されたいくつかのコントを動画で見ることができます。
 中でも「会社の王国」は必見!何度見ても爆笑してしまう傑作。
 この番組を見ないと、月曜は迎えられません!

遠いか、近いか?

 仕事中、読者からかかってきた電話でのやり取りの中で、こんな質問があった。

読者「御社は東京駅から近いんですか?」

私「・・・近いと言えば近いですが・・・、電車やタクシーを使ったほうが便利ですね」

 東京駅から神保町までは2キロちょい。走れば15分くらい。実は心の中では「近い!」という判断だったのだが、それはあくまでも自分の基準。ちなみに新宿だったら6キロ弱、渋谷だったら8キロ。どこも走れば30〜40分で行けてしまう。
 走るようになってからは、走って1時間以内で行けるところは「近い」と感じるようになった。
 もちろん実際の生活では、業務上神保町から新宿や渋谷へ走って行くことはない。当たり前だけど、地下鉄を使った方が早いし便利。
 でも走ればこの程度の距離で、これくらいの時間で行ける、ということが体感できるようになったのは、実は大事なことのように思える。
 特に都心で生活をしていると、意外と距離感がつかみにくい。道路はいつも混んでいて、地下鉄の乗り継ぎは複雑。でも歩いてみれば、案外近かったりする。
 「たいした距離じゃないじゃん!」という余裕は、いつも持っていたいもんです。

2008年05月20日

タカタッタ

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 本日エイ出版からトレイルランニングの専門誌「タカタッタ」の1号が発売になった。元々は「Running Style」の連載コーナーのひとつだったものが、雑誌として独立した。
 これで今年になって3誌目のトレイルランニング専門誌となる。着実に人気が高まっている、ということなのだろうか。
 「タカタッタ」は石川弘樹大特集といった内容。いろいろと盛り込まれてるが、正直どれも突っ込み不足の感はある。でも付録のDVDも含め、石川弘樹LOVEな人たちにはおススメかな(笑)。
 先に出た2誌も含めてだが、もっと実際のトレイルのいい写真をたくさん使って紹介してほしい。テクニックやギアの情報もいいけど、トレイルランニングの魅力は何と言っても、自然の中に体ひとつで入っていけるところ。その自然がすばらしければすばらしいほど、トレイルランニングの魅力はずっと深まる。そんなトレイルを次回以降ではどんどん紹介してほしい、と思う。

2008年05月19日

ガッツリマンデー

 夕べは箱根を30キロ走ってきた疲れで、日曜の夜の楽しみ「サラリーマンNEO」を見ることもなく、午後10時過ぎにバタンキュー。
 おかげで今朝は5時にすっきりと目が覚めた。筋肉痛はなし。昨日のトレランで汗まみれのウエアを洗濯機に入れ、夕べ嫁さんが録画しておいてくれた「サラリーマンNEO」を見る。その後は昨日のトレランについてブログを更新。朝から知的(なのか?)活動でスタート。
 長距離をトレランした翌日は、やたらとお腹がすく。会社にいても10時過ぎから昼飯のことが頭の中をグルグル駆け巡る。こんな日は「キッチン南海」のカツカレーか、「駿河」のトンカツだ。
 昼休みになってからすずらん通りに向い、「キッチン南海」に行ってみると行列ができていた。カツカレーは食べたいが、並んでまでは食べたくない。そんなわけで「駿河」に向う。
 途中、先週の金曜日にリニューアルオープンした東京堂書店をのぞいていく。
 基本的なレイアウトは変わっていないが、棚が一段高くなり、在庫量が増えていた。そして3階には「地方小リトルプレス」というコーナーができた。地方小出版流通センターが扱う地方出版社の本を取り揃えたコーナー。棚は3台分と少ないが、半年前に閉店した書肆アクセスの雰囲気が感じられた。
 三省堂書店の4階にも書肆アクセスで使っていた棚を活かした地方出版社のコーナーがある。書肆アクセスはなくなっても、あの店が残した志が、同じ神保町の書店に受け継がれているように感じられて、うれしくなった。
 リニューアルのご祝儀に、先月発売になり気になっていた海洋SF小説「深海のYrr 」の上巻を買う。冒頭からカナダのバンクーバー島にあるトフィーノやクラクワット・サウンドといったシーカヤッカー憧れの場所がたくさん出てきて引き込まれる。全部で上・中・下と1500ページくらいのボリュームなので、どういう展開になるのか楽しみだ。
 そして「駿河」に入り、待望のローストンカツ定食を注文。ガッツリ走った後は、ガッツリ食べるに限る。大満足。

2008年05月18日

春の箱根トレランツアー

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 葉山トレイルランニングクラブの仲間たち8名と、半年ぶりに箱根の外輪山を走ってきた。
 雨こそ降らなかったが、箱根の空は曇っていて、残念ながら富士山を拝むことはできなかったが、新緑の美しい箱根の山を楽しんできた。
 箱根湯本の阿弥陀寺からスタートし、明星ヶ岳、明神ヶ岳、金時山、と前半部は登り基調、おまけに気温は高く汗がダラダラ、水分補給が途切れない。
 でも時折現れる下りのトレイルでは爽快にぶっ飛ばした。
 金時山頂は1200mを越えるだけあって、吐く息は白く寒い。山小屋で食べたみそ汁とラーメンがうまかった!
 金時山からの後半部は、芦ノ湖に向って下り基調で、雄大な景色が楽しめる名コース。富士山が見えなかったのが残念。
 峠や山頂ごとに立ち止まり、バカ話に花が咲くのが楽しい。
 でもそんなことで時間を食ってしまったため、当初予定していた箱根町17時到着が怪しくなってきた。無理すれば行けなくないのだが、何事も腹八分目が肝心。湖尻峠で切り上げ、バスで箱根湯本に戻ることにする。
 ところが道路は湯本に近づくにつれ渋滞。これは走った方が速い、ということで、大平台でバスを降り、箱根湯本までの約3キロの下りを、渋滞で動けない車を尻目にびゅんびゅん走って行く。
 箱根湯本にちょうど17時に到着。総走行距離は約30キロ。
 弥次喜多の湯で汗を流し、小田原に戻ってお待ちかねの宴会タイム。駅前の「天金」でおいしい生ビールと海産物に舌鼓を打ったのでした。
 いや〜、いいランでした!

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2008年05月17日

週末家事手伝い

 久しぶりに快晴の週末。
 しかし、朝から家事。
 このところ土曜は嫁さんが仕事、子供らは塾やら野球の練習やらで忙しい。
 そして、どフリーなのが自分。
 必然的に土曜の家事全般の役目が回ってくる。
 朝飯を作り(今朝はホットケーキ)、洗濯をし、布団を干す。
 庭にある梅の木に実がなっていたので、本日収穫。梅の木と言っても、昔買ったかもらったかした小さな盆栽の梅の木を、無造作に庭に植えておいたら、現在高さ1mくらいに育っている。全部で30粒ほど穫れた。アク抜きして、梅酒にする予定。
 午後に時間ができたので、ランニングに出かける。今日はいつもの緑道コースをLSDラン。天気が良く、暖かいので、たくさんの家族連れでにぎわっていた。緑道内の小川では、子どもたちがザリガニ釣りをしていた。この光景を見ると、初夏になったな、という感じがする。
 途中小雨がパラつき始め、外で遊んでいた人たちがワラワラと帰り始める。さっきまでにぎわっていた緑道内が、急に静かになった。おかげで走りやすくなり、小雨のシャワーは火照った体に気持ちがいい。
 トータルで20キロ、1時間48分、平均心拍数138。
 明日は半年ぶりに箱根の外輪山を仲間たちと走ってくる予定。
 


2008年05月14日

消え行く風景

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 神保町には、今でも戦前からの建物がいくつも残っている。そんな建物のひとつで、会社の近所にある古い建物の取り壊しが始まった。喫茶店や出版社が入っていたのだが、もうずっと長い間使われずにあった。
 この一角には、かつてごちゃごちゃと色々な建物があり、「亀半」や「陶酔亭」という味のある飲食店があったのだが、数年前に取り壊され、今ではマンションが建っている。
 この建物が壊された後にも、きっとそんな味気のない鉄筋コンクリートの建物ができるのだろう。
 ノスタルジーだけではやっていけないのだろうが、ノスタルジーを残す余裕が神保町にはあってほしい。

2008年05月13日

春はどこへ?

 先週末からずっと寒い日が続いている。
 今朝はあまりの寒さに、そろそろクリーニングに出そうかと思っていた冬物スーツで出勤。
 会社では、職場の女性の中にはマフラーをしてきている人もいた。
 本当に5月中旬か?
 それもそのはず、今日の都心の最高気温は13.5度。3月中旬の気温だ。
 早くも台風2号が関東をかすめ、中国では大地震、ミャンマーではサイクロン。
 被害に遭った人々は本当に気の毒だと思うが、一体地球はどうなってしまうんだろうか?

2008年05月11日

廃墟探訪

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 雨の降る寒い朝。
 予定されていた次男の野球の試合が中止になり、午前中は家族みんなでGW旅行の洗濯ものやら、道具でごちゃごちゃになった家の中の掃除。
 正午になる頃には雨が小降りになってきたので、走りに行く。1いつものコースを走っていると、ノルディックウォーキングをしている人を見かけた。葉山以外で実際に行っている人を見るのは初めて。少しずつ広がっているのかな。10キロを約50分で走る。
 午後から住んでいるマンションの修繕委員会。築10年が経過したので、大規模修繕が必要になった。小さなマンションではあるが、千万円単位の費用が必要なので、何を直し、何を見送るかの判断が難しい。
 会議終了後、夕方から家族みんなで葉山へ向う。友人が葉山にある実家の土地を引き継ぎ、今建っている家を取り壊し、新居を建てるという。その今ある家というのが明治時代に作られた家らしく、今では廃墟のようになっているが、中に面白いものがあるから今月取り壊す前に見に来い、と言われていたのだ。廃墟好きとしては、この申し出は断れない。
 その家は海沿いの高台にあり、葉山の海と江ノ島、天気が良ければ富士山も見える、何ともうらやましいロケーション。家は増改築を繰り返してきたそうで、とても大きい。
 中に入れてもらうと、襖や障子はボロボロだったが、しっかりした作りで廃墟萌え心をくすぐる。
 中でも興奮したのが大量の古本。友人のお父さんが読んでいたものだそうだが、箱の中にしまってあったので、かなり保存状態が良い。昭和30年代の本が多く、時間があれば1冊1冊しっかり調べてみたいくらいだ。神保町の古書店に持ち込めば、思わぬお宝があるかもしれない!でも他人のものなので、勝手に持ち出すわけにもいかず、後ろ髪ひかれる思いでその家を辞去する。
 その後は、みなとみらいのワーナーマイカルに行き、みんなでドラママニアの長男推薦の「相棒」を見に行く。
 人気テレビドラマの劇場版ということで、さほど期待せず見始めたのだが、これが中々面白い。犯人像の設定に無理な部分はあるが、政治的な題材をうまくエンターテインメントに仕上げてあり、如何にもテレビ朝日、という出来。
 


2008年05月10日

No Country for Old Men

 最初の5分で、一気に作品の中に引き込まれた。
 これはコーエン兄弟のまぎれもない傑作。
 有無を言わさぬ暴力描写、途切れることのない緊張感。
 その狭間に時折散りばめられる、コーエンならではのブラックな笑い。
 最大の見所は、アカデミー助演男優賞を受賞したバビエル・バルデム演じる殺し屋。圧倒的な存在感、虚無感。忘れられない強烈な印象を残す。
 そして観客を突き放すようなストーリー展開。人によっては「何で!?」と思うだろうが、これがコーエンたる所以。
 暴力が日常化してしまったアメリカ。そしてその暴力に、誰でもある日突然、不条理に巻き込まれてしまう怖さを描いているのだと思った。
 そういった意味ではとてつもなくリアルな作品。
 万人向けではないが、見ておくべき映画。

公式HP http://www.nocountry.jp/

2008年05月08日

小笠原への想い、冷めやらず

 今朝は5時半起きで10キロのランニング。
 父島では、前日にたくさん体を動かし、いっぱい酒を飲んでも、毎朝5時には目が覚めて活動を開始していた。毎日すこぶる体調が良かった。
 本来人間の活動は、陽が登ると共に目覚め、陽が沈むと共に休むという風にできているのだろう。体のリズムと自然のリズムがとても心地よく調和していた。
 そのリズムを崩すのがもったいないということもあるのだが、目覚まし時計に頼らずとも、昨日、今日と5時には目が覚めた。そしてランニングで今日1日のリズムを整えていく。
 
 小笠原諸島については、出発前に何冊かの本を読んで予習していたが、実際に行ってみてもっとこの島について知りたくなった。
 そこで今日の昼休みは、自然・科学系の古書店をじっくり周り、何か関連書籍はないか探してみた。
 するとブック・ダイバーで3冊の関連本を見つけた。この店は神保町では新しい古書店のひとつ。海洋関係の古書が充実しており、本のセレクションも自分の波長とよく合っていて、興味深い本と出会うことが多い。
 ちなみに今日手に入れたのは、以下の3冊。

「小笠原 緑の島の進化論」青山潤三 白水社 1998年
「フィールドガイド 小笠原の自然 東洋のガラパゴス」小笠原自然環境研究会 古今書院 1992年
「東京都ガラパゴス 小笠原をゆく」飯田辰彦・文 榊原透雄・写真 NTT出版 1996年

 少ないと思っていた小笠原関連本だが、探せば結構あるものだ。
 今度いつあの島に行けるのかは、今は全然分からないが、これらの本を読みながら、島へ想いを馳せるのである。

 

2008年05月07日

社会復帰初日

 今日からいつもの生活に戻る。リズムを取り戻すために朝6時から8キロラン。
 いつもの通勤電車に乗り、1週間ぶりの神保町へ向う。それにしてもこの電車だけで、父島の全人口以上の人が乗っている。なんだかな〜。
 会社の自分の席に着くと、机の上には山のような書類、FAX、回覧物、etc。パソコンを開くと、スパムメールも含め、山のようなメール。そして1分と空けずに電話がバンバン入る。「小笠原に帰して〜」と心で叫びながら、午前中は涙目でその山をやっつける。
 やっと昼休みになり、久々の神保町の街へ。何だか無性に神保町らしい昼飯が食べたくなったので、久しぶりにキッチン南海でヒラメフライライスを食べる。
 その後書店めぐり。小笠原では、本には不自由はしなかったが、書店にはまったく行けなかったので、久しぶりに見る大量の本に心が躍る。
 午後からも山のような仕事が「グヘへ!」と待っていたので、再び涙目でがんばる。

 そんな日でも、帰宅してからはお楽しみが待っていた。
 父島で釣った魚を一夜干しにしておみやげとして持って帰って来ていたので、そいつと島トマトを肴にビールを飲む。ちなみに魚はアカハタとダツ。特にアカハタは高級魚で、銀座で食べれば5000円は下らないに違いない(笑)が、こんなのが小笠原ではバンバン釣れる。
 嫁さんがタケノコご飯と、ダッチオーブンでポトフを作っていてくれた。「俺のダッチを勝手に使うんじゃねーよ!」などとは微塵も思わず、ありがたくいただく。
 予期せぬ豊かな食卓に感謝!

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2008年05月06日

帰ってきてしまった

4f4c7734.jpg社会復帰できるかな〜・・・。


2008年05月05日

さよなら、父島

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 いつも旅先での最終日は晴天。宿のデッキから森の向こうには青空と青い海が見え、いい風が吹いていた。
 荷物をまとめ、出発の準備をする。
 宿のご主人のリョウさんが、最後にみんなに手作りのアイスクリームをご馳走してくれた。今日の気候にぴったりの美味しさ。
 宿を去る時に、スタッフのトモちゃんとクリちゃんが手作りのレイをみんなにかけてくれた。船が出航するときに、このレイを港の海に投げ入れ、レイが港に流れ戻ったら、またこの島に帰って来れるという。
 11時にプーランヴィレッヂを出発。たったの4泊5日の滞在だったが、とても面白くて印象深い宿だった。
出航は14時なので、島の名物料理の島寿司の弁当を買って、ウェザーステーションの展望台でみんなで食べた。
 展望台からは今回旅した野羊山、南島や、さらに沖合いには母島が見えた。水平線がぐるりと見えて、地球の丸さを実感できる。こういう風景を見ると、地球の鼓動が聞こえてくるようだ。
出航の時間が近づいてきたので港に向かう。港は搭乗客でごった返していた。この島に来て、こんなに人をたくさん見たのは初めてだ。
リョウさん一家やスタッフに別れを告げ小笠原丸に乗り込む。
 島の人たちからは「さようなら」ではなく「行ってらっしゃい」という声がかかる。
どの島に行ってもそうだが、島を離れるときは船がいい。自分が出会った人たち、旅した風景が少しずつ遠ざかって行くのを見ながら、旅を振り返るのが好きだ。
 小笠原丸を追いかけて、たくさんの島の船が伴走してくる。島の船からは「また来いよー!」という声が。やがて船が次々と止まり、船の上から乗っていた人たちが海の中にどんどん飛び込む。それを見て小笠原丸の船上から歓声や拍手が起きる。これが小笠原流の見送り。島と同じくダイナミックだ。
 思い出はたくさんできたが、やり残したことはまだまだ山ほどある。早くも次の来島へ向けての思いが、頭の中をグルグル回っている。