音楽。 文学。 歴史。 です。

ふと手に取った詩専門の雑誌がある。『現代詩手帖』2014年10月号。偶然目に留まったのが特集「立原道造-生誕百年」である。最近、多田武彦&立原道造に縁があるなあと。その中で特に印象に残ったのがこの「立原道造の詩と空間」小池昌代氏の文章である。要点は次の通り。● ...

 一部地域と一部声部の方々に ひそかに話題となった 「セカンドテナー地位向上委員会」。そのささやかな反響に溢れる涙がほおに筋を引いたとて。※個人の感想です。 ※地位の捉え方には個人差があります。 ※平成28年5月5日時点での地位です。 妻「いいかげん、話を進めん ...

三好達治についての本を探していたら、次の本にたどり着いた。『三好達治』(1979年/筑摩書房)正確に言うとこういう本がある、という情報でしたが(笑)今まで数々のお世話になっている日本最大の図書館検索カーリルでさえも検索不可能とは、どんだけか~!と半ばあきらめて ...

妻「おーい、この汚い段ボール、  押入れの中にあったけど、    処分するぞー!」父「ちょっと待った!!何かあるぞ。」拙ブログの記事伊藤整『雪明りの路』にまつわる風景のことを執筆した際に、もう失くしたと思ってあきらめていた写真群が我が家の押入れから ごっそり ...

1999年12月末。世の中がY2K問題で異様に盛り上がっていたあの季節。1994年10月に男声合唱の初ステージで多田武彦『雪明りの路』を歌う機会に恵まれ、すっかりこの詩人と作曲家にハマってしまった筆者。演奏会には間に合わなかったが、ひそかに、冬の小樽近辺を歩いてやろうと ...

新年です。本ブログ執筆を本格的に再開して初めての初春。新年早々恐れ多くも多田武彦作曲北原白秋『雪と花火』より終曲「花火」である。「花火」  北原白秋 花火があがる、銀と緑の孔雀玉……パツとしだれてちりかかる。紺青の夜の薄あかり、ほんにゆかしい歌麿の舟のけ ...

さて、若き詩人立原道造である。組曲1曲目の「爽やかな五月に」。筆者は高校、大学と混声でのびのびと育まれたので(笑)どうしても小林秀雄の曲を思い出してしまうが。ここでの話題は男声合唱の多田武彦版でよろしくお願いします。勿論どちらも、それぞれの良さがありどちら ...

読み疲れた時に、ほっと一息の時間。我が娘の小学校生活も残り3か月となった。親としては、感慨深いものがある。幸いにもまだ良好なコミュニケーションがとれている。タダタケつながりで。ある日の風景その1。父娘2人で、お昼をどこで食べるか相談中。父「じゃあ、そばでも ...

「紺屋のおろく」      北原白秋 にくいあん畜生は紺屋のおろく、猫を擁えて夕日の浜を知らぬ顏して、しやなしやなと。にくいあん畜生は筑前しぼり、華奢な指さき濃青に染めて、金の指輪もちらちらと。にくいあん畜生が薄情な眼つき、黒の前掛、毛繻子か、セルか、博 ...

おお、つひに私もこの歌と交わるときが来たのだ。まだ筆者が青年時代、この組曲の演奏を当時のガールフレンドと座って眺めてゐたつけが・・・。今は死語か、「タダタケデデート」(笑)その彼女も多田武彦が大好きだったのよ。もう時効だから、許して、と。妻「フォローにな ...

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