音楽。 文学。 歴史。 です。

思えばセカンドテナー地位向上委員会が発足してから早1年と2か月余り。日本全国から沸々と湧き上がるセカンドテナー賛歌!?・・・という訳にはすんなりいかないようである。それもまた真実なり。そうだ、所属する男声合唱団の演奏会の活性化のアイディアを出すことによって ...

立原道造『優しき歌』の曲集で取り上げるいよいよ最後の1曲である。「落葉林で」   立原道造 あのやうにあの雲が 赤く光のなかで死に絶へて行つた私は 身を凭せているおまへは だまつて 脊を向けてゐるごらん かへりおくれた鳥が一羽 低く飛んでゐる私らに 一日が ...

「さびしき野辺」   立原道造いま だれかが 私に花の名を ささやいて行つた私の耳に 風が それを告げた追憶の日のやうにいま だれかが しづかに身をおこす 私のそばにもつれ飛ぶ ちひさい蝶らに手をさしのべるやうにああ しかし となぜ私は いふのだらうその ...

父「この曲集は  1曲目『村』、2曲目『村』と  同じ題名の詩が続くんだよ、  面白いねえ、三好達治は。」妻「で、今回はどっちよ。」1曲目の『村』である。2曲目の『村』については拙ブログで取り上げたことがある。三好達治『追憶の窓』の中の「村」のことhttp://blog ...

「志おとろへし日は」    三好達治こころざしおとろへし日はいかにせましな手にふるき筆をとりもちあたらしき紙をくりのべとほき日のうたのひとふし情感のうせしなきがらしたためつかつは誦しつかかる日の日のくるるまでこころざしおとろへし日はいかにせましな冬の日の ...

いつの間にもう夏。きのうは春だつた。ついこの間まで自宅近くの桜並木がきれいだったなあ、と思っていたが。降りしきる桜吹雪を眺めているとやはり多田武彦『草野心平の詩から』の終曲「さくら散る」が頭の中だけで駆け巡る。  筆者の場合にはそれと同時にもうひとつ移ろ ...

絶望の叫喚に叫ぶとき、 私の悩みは誰も知るまいと白い月にほほえんでみたくなるとき、遠き遠き漏電と夜の絶叫。など人生、へこんでいるときは頭の中でテクストが大混乱のワルツを踊ってゐる。 だからこそ時には己のルーツに立ち戻りたくなる、そんな瞬間が誰しもあるので ...

人はみな旅人である。 気持ちが折れそうなとき、 真夜中に叫びだしそうなとき、 己のルーツに立ち戻りたくなる、そんな瞬間が誰しもあるのではないだろうか。 筆者の場合、 そのルーツを思い出させるものたち。それは東京は上野の 東京文化会館にある。 拙ブログで取り上げ ...

「みまかれる美しきひとに」        立原道造まなかひに幾たびか立ちもとほつたかげはうつし世に まぼろしとなつて忘れられた見知らぬ土地に 林檎の花のにほふ頃見おぼえのない とほい星夜の星空の下で、その空に夏と春の交代が慌しくはなかつたか。――嘗てあな ...

眠れぬ夜にツィッターでつらつら書いたネタのまとめその拾弐。随時追加予定。だが時期未定。でも断固追加予定。#20 新入団員獲得は              かくも困難な・・・。新年度も始まり、新入社員も周囲に配属され、新入生も学校に集まり、歓送迎会なども毎晩毎晩催 ...

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