音楽。 文学。 歴史。 です。

「あらせいとう」    北原白秋人知れず袖に涙のかかるとき、かかるとき、ついぞ見馴れぬよその子があらせいとうのたねを取る。丁度誰かの為るやうにひとり泣いてはたねを取る。あかあかと空に夕日の消ゆるとき、植物園に消ゆるとき。(『東京景物詩及其他』/東雲堂書店/19 ...

山口県山口市阿東地区の名勝である。NPO法人あとう観光協会HPに、詳しい情報がある。http://www.ato-kankou.org/View/Choumonkyo/この詩の詩碑がたっているようだ。1936年11月。最愛の長男文也2歳にて病没。30歳で夭折した中也の人生で7人目の親族との死別体験。「冬の長門峡 ...

最近、お疲れモードのせいかしみじみとした詩を身体が求めている気がする(笑)さて、組曲『叙情小曲集』の終曲である。「信濃」   室生犀星 (編がさやちらと見しもの雪のひま)雪といふものは物語めいてふりこなになりわたになり 哀しいみぞれになりたえだえにふり  ...

拙ブログの別の記事で、「本歌取り」という視点から室生犀星「春の寺」と三好達治「甃のうへ」について随分前に書いた。三好達治『わがふるき日のうた』の中の「甃のうへ」の補足http://blog.livedoor.jp/hirolead/archives/47209969.html今回は、その室生犀星「春の寺」の話 ...

読み疲れた時に、ほっと一息の時間。筆者も、一時のスランプを脱してやっと多田武彦のCDが再び聴けるようになってきた。毎週出張続きで、実際に歌う時間は捻出できませんが。涙。さて、多田武彦食わず嫌い王決定戦があるとすれば(そんなものありはせぬが)「●●第二」もの ...

筆者は、只今絶賛沈没中である。あれほど好きだったタダタケが、まったく身体に入ってこないのである。まったくスランプである。しかし、昔の仲間が演奏会を開催する、しかも、大好きな「わがふる」をやるのである。万難を排して駆けつけようと思っているのである。HPはこち ...

「早春」  津村信夫   淺い春が好きだつた──死んだ父の口癖のそんな季節の訪れが私に近頃では早く來るひと月ばかり早く來る藪蔭から椿の蕾がさし覗く私の膝に女の赤兒爐の火がとろとろ燃えてゐる山には雪がまだ消えない椿を剪つて花瓶にさす生暖かな――あゝこれが「 ...

毎度お世話になっております多田武彦〔タダタケ〕データベースhttp://seesaawiki.jp/w/chorus_mania/のHPによると、男声合唱組曲『父のゐる庭』の2曲目「太郎」は、津村信夫が子どもを授かった時の詩だが、生まれた子は女児だったという背景があったとのこと。この組曲は、家 ...

先週から始まった怒涛の北海道出張まつりも三往復目。オホーツク海沿岸の稚内よりのとある街のホテルで闇に寝しづまっている家々を眺めながらこのブログを書いている。妻「遠征で疲れてんだから、早よ寝んか!」娘「インフルB型にかかってしんどいよ~。」父「・・・空耳ア● ...

こつこつと書き溜めてきた拙ブログではあるが、当然のことながら、多田武彦が作曲した詩人は全て網羅できているわけではない。(拙ブログの参考記事)多田武彦が作曲した詩人たちをざっくり知るためにhttp://blog.livedoor.jp/hirolead/archives/47511292.html色々な条件があ ...

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