2012年07月22日
Eternal Return完成披露試写会
7月17日(火)
コスモプラネタリウム渋谷さんで、Eternal Returnの完成披露試写会を行いました。
コスモプラネタリウム渋谷さん、区のみなさんはじめ、試写会に協力していただいた方々、本当にありがとうございました。
三回の上映に150名位の方が駆けつけていただけました。中には、仙台からも来てくれた方もいらして、とても嬉しかったです。ほんとようやくこの日を迎えることが出来ました。
上映前挨拶では、僕がこの作品を作るきっかけの話を少々・・・
実は10年程前、まだHAYABUSA BACK TO THE EARTHを作る前の話ですが、僕の祖父祖母が同時に亡くなるという経験をしました。僕はそれまで身内の死を経験したことがなかったので、とてもショックで、人が死ぬという運命にあることをその時ハッキリと悟りました。しかし、その逃げられないリミットの中で、生きるというその事に対して、「大丈夫、大丈夫なんだ・・・」と言ってあげたいという強い気持ちが心の中から湧きあがってきました。
その結果、HAYABUSA BACK TO THE EARTHはあのような作品になったのです。
そしてその完成直後から、人が宇宙で生まれ、そしてこれからどうなって行くのか、宇宙のスケールと時間の中で人の位置をきちんと描く作品をいつか作りたいと思うようになりました。
それがこのEternal Returnという作品です。
3年を経て、ようやくその作品をみなさんに観てもらえる日が来ました。
しかし、シナリオを考えていく中で、この作品はとても45分の中に収まるものでは無いことがわかってきました。45分の中では語れないのです。人には時間経過を感じるペースがあって、何十億年の話を実感してもらう為には、二部作で作る必要があると思いました。そしてその第1部として作りはじめたのが、今回の「Eternal Return−いのちを継ぐもの−」です。
しかし、実際に作品を作りあげて見ると、今度はとても二部作では描ききれないという想いになりました(笑)
なので、舞台挨拶では三部作の一作目ですとお話ししました。
そうこの作品は、Eternal Return第一章です。ポスターにも「EPISODE1」という文字がタイトルの前についています。この三部作構想は実はスタッフにもハッキリとは言ってなかったので、驚きの声が変なところから上がってましたが・・・(笑)
試写の後、出口に出演者のみなさんと立って観終わったみなさんに挨拶させてもらいました。
いろいろな人からいろいろな感想を聞くことが出来ました。
号泣して目を真っ赤にしてた人もいましたね、誰とは言いませんが(笑)
その中で一番印象に残っているのが、
「スゴク良い作品でした。
おじいちゃん、おばあちゃんもきっと喜んでくれてますよ・・・」
と言われたこと。
なんだか涙出そうになりましたよ(涙)
ありがとうございます。
ネタバレになるかもしれないけど、この作品の最後に流れる最後の言葉、
♪ いつのひか むくわん あなたのいのちに
・・・この一言が、
本作(EPISODE1)の一番言いたかった言葉だからです。
そしてこれを見てください。
完成披露試写会に来てくれた人が書いてくれた寄せ書き。
クリックで拡大出来ますので、ぜひ読んでみてください。
これ、僕の宝物になりました・・・みなさん本当にありがとうございました。
さて、この作品は、今その一歩を踏み出したばかり・・・
これからどんな道が待ってるんでしょうね。
作品に「アリバイ」が出来る事を祈るばかりです。
コスモプラネタリウム渋谷さんで、Eternal Returnの完成披露試写会を行いました。
コスモプラネタリウム渋谷さん、区のみなさんはじめ、試写会に協力していただいた方々、本当にありがとうございました。
三回の上映に150名位の方が駆けつけていただけました。中には、仙台からも来てくれた方もいらして、とても嬉しかったです。ほんとようやくこの日を迎えることが出来ました。
上映前挨拶では、僕がこの作品を作るきっかけの話を少々・・・
実は10年程前、まだHAYABUSA BACK TO THE EARTHを作る前の話ですが、僕の祖父祖母が同時に亡くなるという経験をしました。僕はそれまで身内の死を経験したことがなかったので、とてもショックで、人が死ぬという運命にあることをその時ハッキリと悟りました。しかし、その逃げられないリミットの中で、生きるというその事に対して、「大丈夫、大丈夫なんだ・・・」と言ってあげたいという強い気持ちが心の中から湧きあがってきました。
その結果、HAYABUSA BACK TO THE EARTHはあのような作品になったのです。
そしてその完成直後から、人が宇宙で生まれ、そしてこれからどうなって行くのか、宇宙のスケールと時間の中で人の位置をきちんと描く作品をいつか作りたいと思うようになりました。
それがこのEternal Returnという作品です。
3年を経て、ようやくその作品をみなさんに観てもらえる日が来ました。
しかし、シナリオを考えていく中で、この作品はとても45分の中に収まるものでは無いことがわかってきました。45分の中では語れないのです。人には時間経過を感じるペースがあって、何十億年の話を実感してもらう為には、二部作で作る必要があると思いました。そしてその第1部として作りはじめたのが、今回の「Eternal Return−いのちを継ぐもの−」です。
しかし、実際に作品を作りあげて見ると、今度はとても二部作では描ききれないという想いになりました(笑)
なので、舞台挨拶では三部作の一作目ですとお話ししました。
そうこの作品は、Eternal Return第一章です。ポスターにも「EPISODE1」という文字がタイトルの前についています。この三部作構想は実はスタッフにもハッキリとは言ってなかったので、驚きの声が変なところから上がってましたが・・・(笑)
試写の後、出口に出演者のみなさんと立って観終わったみなさんに挨拶させてもらいました。
いろいろな人からいろいろな感想を聞くことが出来ました。
号泣して目を真っ赤にしてた人もいましたね、誰とは言いませんが(笑)
その中で一番印象に残っているのが、
「スゴク良い作品でした。
おじいちゃん、おばあちゃんもきっと喜んでくれてますよ・・・」
と言われたこと。
なんだか涙出そうになりましたよ(涙)
ありがとうございます。
ネタバレになるかもしれないけど、この作品の最後に流れる最後の言葉、
♪ いつのひか むくわん あなたのいのちに
・・・この一言が、
本作(EPISODE1)の一番言いたかった言葉だからです。
・
そしてこれを見てください。
完成披露試写会に来てくれた人が書いてくれた寄せ書き。
クリックで拡大出来ますので、ぜひ読んでみてください。
これ、僕の宝物になりました・・・みなさん本当にありがとうございました。
・
さて、この作品は、今その一歩を踏み出したばかり・・・
これからどんな道が待ってるんでしょうね。
作品に「アリバイ」が出来る事を祈るばかりです。
→「Eternal Returnスタッフ紹介」につづく
2012年07月06日
new ボクスター in 青山
この間、青山でレストランを貸し切ってポルシェが、newボクスターの展示をやってました。日本初の一般人への実車お披露目。オーナーはカギを持っていくとウェルカムドリンク付きということで、一石二鳥。新しいボクスターにはとても興味があったので、行ってきました。
イエローにペイントされたオープンカー、僕が一番はじめに乗ったバイクも黄色だった。なので、なぜか黄色には心が惹かれる。
そもそもオープンカーが好き。幌をさげて走るあの爽快感。陽の下にさらされるインテリアの見え方。クローズドボディでは味わえないエンジンの排気音・・・数え上げたらキリががない。ほんと好きです、オープンカー。今までにロードスター、Z(T-barだけど)、初代ボクスターとオープンカーは何台か乗って来ました。それらと過ごした季節というか、風のにおいは今でもよく覚えています。
911と同様にホイールベースが伸び、前後のオーバーハングが短くなり、プロポーションがかなり良くなりました。このフロントセクションも911とはまったく違う趣になりましたね。このボクスターのデザインの特徴は、曲線で構成されたキャラクターラインの中に、折り返したエッジが立っていることです。それが全体をシャープに見せているんですね。
一番目だった変更点がココ。カレラGT風に、サイドのエアインテークまでハッキリしたドアの凹みが出来ました。
リアエンド。
リアスポイラーと一体化したウィンカー部のデザイン。僕ははじめ、写真で見た時はクロームのラインが前時代的で、格好悪いと思っていました。でも実物は、クリアなプラスチックの内側にクロームが埋め込まれいて、イヤミでなく自然な感じでした。
リアのボリューム感も少し軽くなったのかな?
そして、唯一の後退ポイントがここ。
わかりますか? 幌を畳んだ左右に隙間があります。
以前は、トノカバーがあったので、それがこの幌とボディの隙間を覆い隠す役目を果たし、ここが見えなかった。でも今回はトノカバーが無くなったので、そこ丸出しなんですね。
その代わり、座席後ろのロールバーの左右はきちんとフタがされるようになりました。
前のボクスターに乗ってて僕が気になったのが、このロールバー周りの処理でした。そこにはフタがなく隙間があった。自分の頭のすぐ横にある場所だったので、とても気になってました。それが今回このようにフタがされ、高級感が出ました。なので、自分的には改善されましたという評価。トノカバーの隙間はまあ、気にならない感じ。
もう後は、ただただ乗ってみたい!(笑)
この日は展示だけで、来週末位から各ディラーで試乗出来るようになるようです。
走ってみたいです。試乗が待ち遠しい・・・
*ボクスターのピンバッジもゲット(笑)
2012年07月01日
コスモプラネタリウム渋谷さん上映決定!
Eternal Returnの最新情報をお届けします。
6月12日にTwitterでちょっとだけ流れた情報があったと思いますが、公には7月1日からということで、今日を待っていました。
コスモプラネタリウム渋谷さんでの上映が正式に決定しました!
7月18日から上映開始です!
<コスモプラネタリウム渋谷>
6月12日に正式に上映が決定。その第一報を受けて僕がつぶやいてしまったのが、あのTwitterでした。7月1日より、正式に渋谷区の方からも告知がありましたので、もう大手を振って情報公開です。
しかし、HAYABUSA BACK TO THE EARTH帰還バージョンの時もそうだったけど、僕の作品の全国初上映が2作品ともココというのは偶然では無い気がします。プラネ館のスタッフの皆様、ほんと、ありがとうございます。
7月10日に装填後の投影画質チェックと音響効果の最終調整が予定されてます。そして、コスモプラネタリウム渋谷さんをお借りして、この作品の完成披露試写会が、7月17日に決定。業界関係者、及び1部の一般の方に、招待状が近々届くと思いますのでぜひおいでください。
プラネタリウム館の方には全編DVDを既にお渡ししていて内容をご覧になっているかもしれませんが、やはりドーム作品はDVDで観てもその全てはつたわりません。ぜひ、ドームで味わっていただきたいと思います。
作品自体の事を少し話しておきたいと思います。
まず、5月16日に、このブログでも報告しましたが0号完成。しかしこの時点で既に追加カットの制作を決意。その後のドーム試写でわかった欠点も含めて、修正作業を続けていました。
そして、6月13日の金沢JPAで、これらの修整点を含む作品を正式リリース。
しかしこの時には、まだ4Kドームマスターは未完成。数カットも未完成の状態でした。ですので、金沢でプラネタリム関係者にお配りした全編DVDは、まだ数カット未完成の状態のものです。
6月27日。その修正を含む、4Kドームマスター版が完成。各配給会社さんに納品しました。追加カット等の完成度が上がっています。
で、これで終わりかと言うと違うのです(笑)
今週7月3日に、再ナレーション録りを行います。つまりシナリオを1部変更して、スタジオを借りて、もう一度録り直してMAを行います。
こう書くと改めて感じますが、かなり格好悪いです・・・(苦笑)もっと、一発でビシッと決めろと言いたくなりますよね(笑)自分でもそう思う。
しかし、僕は少しでも良くなるとわかれば全力で最後まで向き合いたいと思うのです。ほんと一般公開の直前までどうにか出来る部分はなるべく潰しておきたいという気持ち。
そしてこの一連の修正で思った事は、本質的には、その修正によって一番はじめの案に近づいているということです。これは不思議でした。いろいろな事情で変更していったものが、結局一番はじめの状態に戻る方が良いことががわかってくる・・・だからこの修正は付け足しではないんだと感じます。これはとても大事な事です。
Eternal ReturnのWebサイトは現在準備中。
今週7月3日(火)には公開します。URLは追ってお知らせ。
・
あとちょっとで作品をみなさんの元に届けられる今の気持ち・・・うれしい反面、とても心配でもあります。以前にも言ったかもしれませんが、監督というのは作品公開の時にはどこかに隠れていたい気持ちが強いです(笑)でもプロデューサーでもあるし、頑張って完成披露の舞台挨拶に立ちたいと思います。
2012年06月29日
「宇宙団欒」天体写真イベントのお知らせ
7月15日(日)、「宇宙団欒〜天体写真から広がるぼくらの宇宙」という、天体写真をテーマにしたイベントが行われます。主催は、Astro Ninja Projects。第1部は、僕と、国立天文台の渡部潤一さん(副台長)がそれぞれ天体写真の話をして、2部では、みなさんから応募してもらった写真を交えてのトークセッションとなります。
僕はどんな事を話そうかとまだ考え中ですが、天体写真のみならず、「天体写真を撮る」という行為によって広がった、さまざまな経験談も話したいと思います。あっ、そうだ、この間のすばる望遠鏡の事もご報告します。
「宇宙団欒(そらだんらん)」〜天体写真から広がるぼくらの宇宙〜
日時:2012年7月15日(日)
13:30開場/14:00開演
場所:日本科学未来館イノベーションホール
参加費:一般: 3,000円 / 高・大学生: 2,000円 / 中学生以下: 1,000円
申し込み:https://ws.formzu.net/fgen/S40246277/
*参加された方には僕の天体写真のポストカードセットをプレゼント
*イベントの詳細はこちらです。→http://www.astro-ninja.com/danran/
そうそう、このイノベーションホールというのは、僕がはじめて、HAYABUSA BACK TO THE EARTHについて講演を行った場所でした。そこでまたこういうイベントが出来るなんて・・・ほんと縁があるんですね。スクリーンが240インチ。広い会場ですよ。
<日本科学未来館イノベーションホール>
それから、今年のCANP'12でも告知しましたが、みなさんから天体写真を募集しています。沢山の応募をお待ちしております。天体写真の面白さをぜひ沢山の方に感じて貰いましょう!CANのみなさん、ぜひご協力宜しくお願いします!
テーマ: 天体写真
フォーマット: JPEG
画像サイズ:1200×1600px以上, 4MB以下
応募点数:お一人様 2画像まで
*天体写真応募の詳細はこちら→http://www.astro-ninja.com/danran/#menu03
そして、まだイベント案内ページには載ってないけど、第1部と第2部の間に、星ナビ連載でおなじみの古庄さんによる天体写真の撮り方講座が予定されています。僕がぜひ!と協力をお願いしました。誰でも簡単に撮れる天体写真の撮り方の話が聞けると思います。始めての方、必見ですね。
ということで、参加されたみなさん全員で、天体写真を通して宇宙に想いを馳せたいと思います。ぜひご参加ください!
2012年06月16日
群馬市民大学講座
先週の金曜日、群馬県前橋市にHAYABUSAの上映と講演に行ってきました。
群馬で公演するのはこれで二度目になります。
<中央総合学院ビル@前橋>
到着してまずお聞きしたのは、なぜ、僕を呼んでくれたのか?ということ。そしたらですね、会員の方が群馬で上映されたフルドーム映像版のHAYABUSA BACK TO THE EARTHを見て、号泣されたそうで、その方が是非にと、この企画を希望されたのだそうです。
で、その方とお会いしました。
いや〜、本当にありがとうございました。
まず始めに上映が行われ、僕は隣の部屋で一人待っていました。
その部屋は遅れてきた方の入り口を兼ねていたので、上映中でも出入りができました。なので時々、そ〜っと、上映の反応を覗いましたが、誰も気づかなかった様子・・・
上映が終わって拍手と共に会場へ。聞けば、今日初めてこの作品を観る方が殆どでした。みなさんの満足げな表情を見て、まずは一安心。
会場を見渡すと、なんだか見知った顔が・・・、そう、群馬で始めて上映と講演をやらせていただいたシネマテーク高崎の萌さんが来てくれてたんです。ありがとうございました!
*その時のブログはこちら→
「シネマテーク高崎・トークショー」
http://blog.livedoor.jp/hiromitsukohsaka/archives/51343943.html
今回、久しぶりにHAYABUSA BACK TO THE EARTHを観た子ども達の反応を披露しました。以前、JAXAでの講演の時に紹介したもので、プラネ館の方からいただいた内容をまとめたものです。
みなさんの前で読んで見たんですが・・・なんだか涙ものでした。
子ども達の純粋な反応には心をうたれますね。
・・・ダメだ、また涙が・・・(笑)
講演後、サイン会も!
お一人お一人とお話しができてとても幸せでした。講演の中でもお話ししましたが、どんな賞を貰うよりも、ご覧になった方とこうしてふれあえるのが一番と思います。
ということで、上映会&講演は、好評のうちに終了。
みなさん本当に、ありがとうございました。
最後に、この講演に参加された方のブログを発見したので、リンクしときます。
「つれづれな日記ブログ」
http://ameblo.jp/9322ojcn/entry-11272577473.html
<おまけ>
後日、群馬の上毛新聞に僕の記事が載りました。実はうちの妻が群馬出身でして、身内が新聞を見て驚き、知らせてくれたものです。この記事を書いた記者の方は、ドームでもHAYABUSA BACK TO THE EARTHを観てくれていて、ファンだそうで、こういう方に記事を書いて貰えて幸せです。
群馬で公演するのはこれで二度目になります。
<中央総合学院ビル@前橋>
到着してまずお聞きしたのは、なぜ、僕を呼んでくれたのか?ということ。そしたらですね、会員の方が群馬で上映されたフルドーム映像版のHAYABUSA BACK TO THE EARTHを見て、号泣されたそうで、その方が是非にと、この企画を希望されたのだそうです。
で、その方とお会いしました。
いや〜、本当にありがとうございました。
まず始めに上映が行われ、僕は隣の部屋で一人待っていました。
その部屋は遅れてきた方の入り口を兼ねていたので、上映中でも出入りができました。なので時々、そ〜っと、上映の反応を覗いましたが、誰も気づかなかった様子・・・
上映が終わって拍手と共に会場へ。聞けば、今日初めてこの作品を観る方が殆どでした。みなさんの満足げな表情を見て、まずは一安心。
会場を見渡すと、なんだか見知った顔が・・・、そう、群馬で始めて上映と講演をやらせていただいたシネマテーク高崎の萌さんが来てくれてたんです。ありがとうございました!
*その時のブログはこちら→
「シネマテーク高崎・トークショー」
http://blog.livedoor.jp/hiromitsukohsaka/archives/51343943.html
今回、久しぶりにHAYABUSA BACK TO THE EARTHを観た子ども達の反応を披露しました。以前、JAXAでの講演の時に紹介したもので、プラネ館の方からいただいた内容をまとめたものです。
みなさんの前で読んで見たんですが・・・なんだか涙ものでした。
<プラネタリウムでの子ども達の反応>
- 「かえれない〜」って途中で泣き出す...幼稚園児
- 泣きながら退場してきて「ほら、言わなくていいの?」とお母さんに促され、「感動しました。」と言ってくれた10歳位の男の子。
- 「ほら、お兄ちゃん立って来ないでしょう。泣いてるんですよ。」...小5男児と幼稚園男児の母
- 毎回最後に必ずハヤブサに感情移入して大泣きする子がいます。...これまで4回位見に来た小2男児
- 終わった後「ねぇ、どうして地球に帰れないの?いつになったら帰れるの?」と涙にくれる息子
- 鑑賞を終えてランチをとりに街を歩いているとき、小学3年生の娘が言った。「はやぶさ、、、、頑張ったなぁ」 ...確信した。小生が見せたかったものが我が子の世代に伝わった。
子ども達の純粋な反応には心をうたれますね。
・・・ダメだ、また涙が・・・(笑)
講演後、サイン会も!
お一人お一人とお話しができてとても幸せでした。講演の中でもお話ししましたが、どんな賞を貰うよりも、ご覧になった方とこうしてふれあえるのが一番と思います。
ということで、上映会&講演は、好評のうちに終了。
みなさん本当に、ありがとうございました。
最後に、この講演に参加された方のブログを発見したので、リンクしときます。
「つれづれな日記ブログ」
http://ameblo.jp/9322ojcn/entry-11272577473.html
<おまけ>
後日、群馬の上毛新聞に僕の記事が載りました。実はうちの妻が群馬出身でして、身内が新聞を見て驚き、知らせてくれたものです。この記事を書いた記者の方は、ドームでもHAYABUSA BACK TO THE EARTHを観てくれていて、ファンだそうで、こういう方に記事を書いて貰えて幸せです。
2012年06月10日
金星日面通過
先週の日面通過、みなさんの所では見られたでしょうか?
僕の所ではベタ曇りでした。自宅近辺では最後の方になって晴れ間があったようですが、会社がある東京御徒町では、最後までダメ。残念な結果となりました。
この写真は、高知県で撮影された日面通過の様子。僕の友人の岩田さん(ベランダGPDさんと言った方がすぐにわかるかも?)という方が撮影されました。太陽表面の活動も写し込まれていて、素晴らしい画像ですね。これは、“太陽専用望遠鏡P.S.T.”というHaフィルターがついた望遠鏡で撮ったものです。掲載を許可していただき、ありがとうございました。
僕は、日面通過の様子をUstreamで見ていましたが、インターネットの力はこういう時に発揮されますね。実際に肉眼で見ることは出来ませんでしたが、充分にこの素晴らしい出来事を堪能できました。
はるか彼方の金星が、太陽をバックに宇宙に浮かんでいる・・・太陽に黒いシミがあるわけではなくて、その影は宇宙に浮かんでるんです。それを実感出来ました。
そして、その気持ちをTwitterでつぶやきました・・・
Twitterでのつぶやき>
そしたらですね、これがものすごい数、リツイートされました。
僕はiPhoneのEchofon使っているので、自分のツイートがリツイートされると、プッシュ通知で、“ポンッ”って音がするのですが、この通知音がひっきりなしに、“ポンッ、ポンッ、ポッ、ポンッ・・・”。これには驚きました。
僕が感じた、宇宙に浮かぶ金星への実感、そして地球もそうやって宇宙に浮かんでいる・・・、そんな風に思ってくれた人が沢山いたって事ですよね。なんだかすごく嬉しくなりました。
結局、リツイートが再びリツイートされてるようで、ひっきりなしに夕方までこの状態が続きました。おかげでiPhoneが全く操作できなかったです(笑)
そうそうJAXAさんの公式アカウントでもリツイートしてくれました。
JAXAさんのフォロワーだけで約7万人いますから、全部合わせるとおそらく数十万人の方にメッセージが届いたのではないかと思います。Twitterの本領発揮ですね。リツイートしてくれたみなさん、ありがとうございました。
そしてこれは、太陽観測衛星「ひので」が捉えた日面通過の画像。金星の輪郭が白く光ってるでしょう。これは金星の大気だそうです。いや〜すごい画像です。太陽の光が金星の大気を通って地球に届いているのですからね。詳しくは下記ページを見てください。動画像も沢山掲載されています。
「ひので」から見た金星の太陽面通過
http://hinode.nao.ac.jp/news/120606VenusTransit/
というわけで太陽絡みの現象が続いたおかげで、なんだか僕も太陽望遠鏡が欲しくなってしまった(笑)以前、自宅にも望遠鏡が欲しいと書いた事がありますが、本格的に考えようかな・・・と思ってます。
僕の所ではベタ曇りでした。自宅近辺では最後の方になって晴れ間があったようですが、会社がある東京御徒町では、最後までダメ。残念な結果となりました。
この写真は、高知県で撮影された日面通過の様子。僕の友人の岩田さん(ベランダGPDさんと言った方がすぐにわかるかも?)という方が撮影されました。太陽表面の活動も写し込まれていて、素晴らしい画像ですね。これは、“太陽専用望遠鏡P.S.T.”というHaフィルターがついた望遠鏡で撮ったものです。掲載を許可していただき、ありがとうございました。
僕は、日面通過の様子をUstreamで見ていましたが、インターネットの力はこういう時に発揮されますね。実際に肉眼で見ることは出来ませんでしたが、充分にこの素晴らしい出来事を堪能できました。
はるか彼方の金星が、太陽をバックに宇宙に浮かんでいる・・・太陽に黒いシミがあるわけではなくて、その影は宇宙に浮かんでるんです。それを実感出来ました。
そして、その気持ちをTwitterでつぶやきました・・・
Twitterでのつぶやき>
4千万キロの距離にある金星を、
1億5千万キロ彼方にある太陽をバックに見るという奇跡。
その金星の後ろ姿に、宇宙にポツンと浮かぶ虚無感を感じる。
地球もこんな風に宇宙に浮かんでいる。
そしたらですね、これがものすごい数、リツイートされました。
僕はiPhoneのEchofon使っているので、自分のツイートがリツイートされると、プッシュ通知で、“ポンッ”って音がするのですが、この通知音がひっきりなしに、“ポンッ、ポンッ、ポッ、ポンッ・・・”。これには驚きました。
僕が感じた、宇宙に浮かぶ金星への実感、そして地球もそうやって宇宙に浮かんでいる・・・、そんな風に思ってくれた人が沢山いたって事ですよね。なんだかすごく嬉しくなりました。
結局、リツイートが再びリツイートされてるようで、ひっきりなしに夕方までこの状態が続きました。おかげでiPhoneが全く操作できなかったです(笑)
そうそうJAXAさんの公式アカウントでもリツイートしてくれました。
JAXAさんのフォロワーだけで約7万人いますから、全部合わせるとおそらく数十万人の方にメッセージが届いたのではないかと思います。Twitterの本領発揮ですね。リツイートしてくれたみなさん、ありがとうございました。
そしてこれは、太陽観測衛星「ひので」が捉えた日面通過の画像。金星の輪郭が白く光ってるでしょう。これは金星の大気だそうです。いや〜すごい画像です。太陽の光が金星の大気を通って地球に届いているのですからね。詳しくは下記ページを見てください。動画像も沢山掲載されています。
「ひので」から見た金星の太陽面通過
http://hinode.nao.ac.jp/news/120606VenusTransit/
というわけで太陽絡みの現象が続いたおかげで、なんだか僕も太陽望遠鏡が欲しくなってしまった(笑)以前、自宅にも望遠鏡が欲しいと書いた事がありますが、本格的に考えようかな・・・と思ってます。
2012年06月07日
第15回CANP'12 in 九州
先週末、九州で初のCANPが開催されました。参加者はなんと73名。近年では記録的な人数だったのではないでしょうか。
しかも、九州勢が40名近くを占めるという素晴らしさ。今までは関東や西播磨で行われることが多く、九州の方の参加は少なかったのですが、やはり遠くて行きにくかった事もあったんだと思います。地元開催の意義を強く感じる会となりました。
しかしそれ以上に、実行委員長はじめ実行委員皆さんのCANP参加への働きかけも大きかったようで、頭が下がります。ほんと良かったですね。
<比嘉実行委員長>
まずは、委員長の開会宣言。
ほらね、こんなに沢山の人が。
今回は、女性も3,4名ほど参加されていて、若い方もちらほら・・・初参加の方が沢山いらっしゃいました。
CANPは本当に変わりつつあるな〜と感じます。講演も初心者を気遣ったものですし、「天体写真を楽しむ」姿勢がとても良いと思いました。
そして今回はなんと、委員長からの依頼があり、HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-の上演と講演も行いました。聞けば、今回始めて観る方がほとんどだったようです。
上映&講演後、感動しましたとの声も聞くことが出来てとても嬉しかったです。涙出た人もいたみたい(笑)・・・楽しんでいただけて何よりでした。韓国からいらしてたファン・インジュンさんには、「この作品をぜひ韓国の子ども達に見せたいです!どうしたらいいですか?」と質問されました。後ほど配給先をお知らせしますね。
それから山岡さん、星は動いてませんよ、念のため(笑)
そうそう、山岡さんとはその後メールで、鈴木文二先生とお知り合いだと言うことを聞いてビックリ。ほんと天文業界って狭いな〜と感じました。そうだ、熊本市立熊本博物館にHAYABUSAの講演に伺った時にお会いした方も、CANPにいらしてました!
で、講演会場後方では、気になる展示がちらほら・・・
<βSGR光軸補正バージョン>
まずは、上田でお会いしてた春原さんが、お約束のβSGR光軸調整仕様版のお披露目。レーザーコリメータを使って、動作のデモを行っていました。ただ、撮影した星像から自動的に光軸を追い込んで行くソフトは現在調整中だそうです。この追い込みは、文字通り再撮影をしながら追い込んでいく動作を行うようで、そこそこ時間がかかるようです。βSGRユーザーもこのタイプに改良出来るようですよ(全てではないそうだけど)。
<GF50ポータブル赤道儀システム>
で、僕がちょっと感動したのは、K-ASTECさんのコレ。美しいんですよ、このポータブル赤道儀が。バランスも最高なんですが、何より美しいんです。実は夜の部で、部屋の入り口に置いてあったこの赤道儀に感動し、しばし床に座り込んで見てた位(笑)川野さん、良い仕事してますな〜
それから、山中さんがプリントを展示されてましたが、いつもながら素晴らしい作品でした。ご本人と喋る機会がなかったのですが、前に拝見した時に比べ画風が変わったようですね。
そして、CANPの本番(笑)、夜の部に突入。
なにせ海の側ですから、お刺身うまかったです。
宴会場での一次会を終えた後、これこそ本番(笑)宿泊部屋に移動しての飲み直しです。いやちがった勉強会でしたね(笑)
<くまもと星の会・有馬さん>
<天文ハウスTOMITA・富田さん>
もう九州の方々に脱帽でした。CCD面からレーザー反射光を使ってスケアリングの状態を測定したり、レンズクリーニングの実演とか・・・なんというか、みなさんパフォーマーですね(笑)
*お名前があっているか不安。間違ってたら教えてください。
二日目は、少し濃いめの内容の講演。最近はこのパターンが多いですね。
そして最後に来年の実行委員長が小田原の塩田さんに決まって、お開きとなりました。
というわけで、とても充実した2日間。
年に一度、沢山の仲間と顔を合わせられるのがとても嬉しかったです。
比嘉さん、北島さんはじめ、実行委員のみなさま、本当にありがとうございました!
とても楽しませていただきました。
P.S.
空港まで送り迎えしていただいた@mikunicalさん、ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
しかも、九州勢が40名近くを占めるという素晴らしさ。今までは関東や西播磨で行われることが多く、九州の方の参加は少なかったのですが、やはり遠くて行きにくかった事もあったんだと思います。地元開催の意義を強く感じる会となりました。
しかしそれ以上に、実行委員長はじめ実行委員皆さんのCANP参加への働きかけも大きかったようで、頭が下がります。ほんと良かったですね。
<比嘉実行委員長>
まずは、委員長の開会宣言。
ほらね、こんなに沢山の人が。
今回は、女性も3,4名ほど参加されていて、若い方もちらほら・・・初参加の方が沢山いらっしゃいました。
CANPは本当に変わりつつあるな〜と感じます。講演も初心者を気遣ったものですし、「天体写真を楽しむ」姿勢がとても良いと思いました。
そして今回はなんと、委員長からの依頼があり、HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-の上演と講演も行いました。聞けば、今回始めて観る方がほとんどだったようです。
上映&講演後、感動しましたとの声も聞くことが出来てとても嬉しかったです。涙出た人もいたみたい(笑)・・・楽しんでいただけて何よりでした。韓国からいらしてたファン・インジュンさんには、「この作品をぜひ韓国の子ども達に見せたいです!どうしたらいいですか?」と質問されました。後ほど配給先をお知らせしますね。
それから山岡さん、星は動いてませんよ、念のため(笑)
そうそう、山岡さんとはその後メールで、鈴木文二先生とお知り合いだと言うことを聞いてビックリ。ほんと天文業界って狭いな〜と感じました。そうだ、熊本市立熊本博物館にHAYABUSAの講演に伺った時にお会いした方も、CANPにいらしてました!
で、講演会場後方では、気になる展示がちらほら・・・
<βSGR光軸補正バージョン>
まずは、上田でお会いしてた春原さんが、お約束のβSGR光軸調整仕様版のお披露目。レーザーコリメータを使って、動作のデモを行っていました。ただ、撮影した星像から自動的に光軸を追い込んで行くソフトは現在調整中だそうです。この追い込みは、文字通り再撮影をしながら追い込んでいく動作を行うようで、そこそこ時間がかかるようです。βSGRユーザーもこのタイプに改良出来るようですよ(全てではないそうだけど)。
<GF50ポータブル赤道儀システム>
で、僕がちょっと感動したのは、K-ASTECさんのコレ。美しいんですよ、このポータブル赤道儀が。バランスも最高なんですが、何より美しいんです。実は夜の部で、部屋の入り口に置いてあったこの赤道儀に感動し、しばし床に座り込んで見てた位(笑)川野さん、良い仕事してますな〜
それから、山中さんがプリントを展示されてましたが、いつもながら素晴らしい作品でした。ご本人と喋る機会がなかったのですが、前に拝見した時に比べ画風が変わったようですね。
・
そして、CANPの本番(笑)、夜の部に突入。
なにせ海の側ですから、お刺身うまかったです。
宴会場での一次会を終えた後、これこそ本番(笑)宿泊部屋に移動しての飲み直しです。いやちがった勉強会でしたね(笑)
<くまもと星の会・有馬さん>
<天文ハウスTOMITA・富田さん>
もう九州の方々に脱帽でした。CCD面からレーザー反射光を使ってスケアリングの状態を測定したり、レンズクリーニングの実演とか・・・なんというか、みなさんパフォーマーですね(笑)
*お名前があっているか不安。間違ってたら教えてください。
・
二日目は、少し濃いめの内容の講演。最近はこのパターンが多いですね。
そして最後に来年の実行委員長が小田原の塩田さんに決まって、お開きとなりました。
というわけで、とても充実した2日間。
年に一度、沢山の仲間と顔を合わせられるのがとても嬉しかったです。
比嘉さん、北島さんはじめ、実行委員のみなさま、本当にありがとうございました!
とても楽しませていただきました。
P.S.
空港まで送り迎えしていただいた@mikunicalさん、ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
2012年05月31日
第3回国際科学映像祭のお知らせ
今年も国際科学映像際が開催されます。
2012年8月1日(水)〜9月30日(日)計61日間、日本全国の科学館・プラネタリウム館・シアターなどを会場として、科学映像コンテンツを多くの方に観て貰おうという映像祭です。
国際科学映像際
http://image.sci-fest.net/index.html
その中でのメインイベントが、「ドームフェスタ」。
フルドーム映像を数日間にわたって観るというイベントです。日本のドーム映像はもとより、海外の作品も多く集まり、なかなか見応えのあるフェスティバルです。
今年は、大阪府のソフィア堺(堺市教育文化センター)で開催されます。昨年までは東京、府中でしたが、今回は関西での開催になります。
開催期間::2012年9月22日(土)〜26日(水) 5日間
会場:ソフィア堺(堺市教育文化センター)
まだ正式決定ではありませんが、「Eternal Return -いのちを継ぐもの-」も上映されるハズ。いや、したい・・・(笑)
初日には、僕が講演する事になっています(予定)。HAYABUSAの事を話して欲しいと言われていますが、Eternal Returnの方がホットなんですけど(笑)
そして、このドームフェスタでは、科学映像を作成するクリエータの育成を目的とし、ショートプログラムコンテストを行っています。昨年はこれの審査員を仰せつかりましたが、今年はどうなんだろう?
そして、このコンテストの募集が開始されました。フルドーム映像のみならず、平面映像もOK。上映時間5分以内の映像です。ぜひ、ご応募ください。
ショートプログラムコンテスト
http://image.sci-fest.net/ja/contest.html
応募期間:
2012年6月1日(金) 〜 7月20日(金) 17時必着
テーマ:
「科学でつながる」
昨年は、とてもセンスのある作品で、国立天文台の中山さんがアワード受賞でした。
昨年のコンテストの様子はこちらから。
受賞三作品のムービーが観れますよ〜
→http://image.sci-fest.net/2011/ja/dome-result.html
2012年8月1日(水)〜9月30日(日)計61日間、日本全国の科学館・プラネタリウム館・シアターなどを会場として、科学映像コンテンツを多くの方に観て貰おうという映像祭です。
国際科学映像際
http://image.sci-fest.net/index.html
その中でのメインイベントが、「ドームフェスタ」。
フルドーム映像を数日間にわたって観るというイベントです。日本のドーム映像はもとより、海外の作品も多く集まり、なかなか見応えのあるフェスティバルです。
今年は、大阪府のソフィア堺(堺市教育文化センター)で開催されます。昨年までは東京、府中でしたが、今回は関西での開催になります。
開催期間::2012年9月22日(土)〜26日(水) 5日間
会場:ソフィア堺(堺市教育文化センター)
まだ正式決定ではありませんが、「Eternal Return -いのちを継ぐもの-」も上映されるハズ。いや、したい・・・(笑)
初日には、僕が講演する事になっています(予定)。HAYABUSAの事を話して欲しいと言われていますが、Eternal Returnの方がホットなんですけど(笑)
そして、このドームフェスタでは、科学映像を作成するクリエータの育成を目的とし、ショートプログラムコンテストを行っています。昨年はこれの審査員を仰せつかりましたが、今年はどうなんだろう?
そして、このコンテストの募集が開始されました。フルドーム映像のみならず、平面映像もOK。上映時間5分以内の映像です。ぜひ、ご応募ください。
ショートプログラムコンテスト
http://image.sci-fest.net/ja/contest.html
応募期間:
2012年6月1日(金) 〜 7月20日(金) 17時必着
テーマ:
「科学でつながる」
昨年は、とてもセンスのある作品で、国立天文台の中山さんがアワード受賞でした。
昨年のコンテストの様子はこちらから。
受賞三作品のムービーが観れますよ〜
→http://image.sci-fest.net/2011/ja/dome-result.html
2012年05月29日
AllSkyCam不調の原因
悲惨な画像でしょう?
AllSkyCam不調の原因はこれでした。
これでわかりますか?
これならもう一目瞭然。
そうなんです。一部の方から指摘があったにも係わらず、むき出しのケーブルを外でブラブラの状態にしていたおかげで、コードがコンクリートの角で擦れて、このような状態になり断線してました。ビデオ信号ケーブルの方です。5ヶ月ぶりに星居に行って、ようやく原因が判明しました。
那須の冬は大変厳しい風が吹き、時には秒速30mにもなることがあります。そういうことを長い時間をかけて繰り返すうちにコードがすり切れ、中の電線も切れてしまったのでしょうね。
さっそく配線用の管を買ってきて応急処置しました。
先々は、業者に頼んで、壁にコード用の孔を開けて貰うことにしたいと思っています。
ということで、AllSkyCam@星居、復活です。
星居・WatchWeatherページ
http://www.live-net.co.jp/SeikyoWeb/WatchWeather/
2012年05月22日
金環日食
日食前夜は曇り。半分諦めながら就寝。
なんせ僕は今回のこの日食を小学校3年の頃から待ってました。子どもの頃、「科学と学習」付録の科学事典で、2012年に自宅から日食が見られる事を知り、とても楽しみにしてたのです。どこかに出かけて見るのではなく、自分の家から見られるってところがすごいのです。
そして少年はオジサンになり(笑)、はるか彼方だった未来は、現在になりました・・・
さて、日食当日の21日。
午前3時50分、トイレで眼が覚めると、なぜか眠れなくなり(笑)、そのまま蒲団の中でまんじりともせず朝を迎えました。恐る恐るドアを開けると、外が明るいじゃないですか!そして窓を開けてみると、なんと快晴です!!こりゃスゴイ。
電線の無いところということで、近くの川にかかる橋の上で見ることにしました。事前に準備してあったカメラをセット。
しかし、部分食が始まるころになると、少し雲が・・・
<AM 6:24:51>
しかし、まだ太陽には雲がかかっていないので、これだけクリアに撮れてました。黒点もバッチリです。
<AM 6:52:05>
でも段々と雲が。来ないでくれ〜!
Twitterで確認すると、横浜の方では雨が降り始めてるとか、これはまずい。
<AM 7:14:40>
しかし願いもむなしく、雲が全面に。
でも、そんな状態でも、雲間からどうにか太陽が・・・この状態だと日食グラスなしで見られました。カメラもNDフィルターを外して撮ってます。この頃になると、公園橋の上は、沢山の人が。僕の家族も来て、みんなで金環食を待ちました。
しかしこして、みんなで体験するって素晴らしいですよね。
普段天文に興味を持っていない人が、それぞれ一生懸命に太陽を見あげる姿は、それを見てるだけでなんだか感動。
・・・そう、人は宇宙の中で生きてる。私たち全員がその中にいるっていう一体感というのかな?なんとも胸がジーンとなりました。
5DMarkIIで撮っていたので、時々、HDムービーも撮影。ベイリービーズの瞬間は、ムービーで。
<AM 7:32:47 ベイリービーズの瞬間(ハイビジョン動画から抜き出し)>
そして、完全な金環食の状態へ。
周りから歓声!
スゴイ!こんなにも感動するものなのか・・・
月が自分と太陽を結ぶ線上に正確に入り、太陽を隠す。なんと美しい現象。あたりはかなり暗くなり、とても異様な雰囲気。そしてそんな太陽を見あげる沢山の人。素晴らしい体験でした。
<あたりはかなり暗くなりました>
この時、ハイビジョンムービーをずっと撮ってましたが、それには例によって感動の声が(笑)・・・はやぶさ帰還の時を思い出してしまいましたよ(笑)
あ〜、ケアンズ行きたい!!!
面白いでしょ(笑)
なんせ僕は今回のこの日食を小学校3年の頃から待ってました。子どもの頃、「科学と学習」付録の科学事典で、2012年に自宅から日食が見られる事を知り、とても楽しみにしてたのです。どこかに出かけて見るのではなく、自分の家から見られるってところがすごいのです。
そして少年はオジサンになり(笑)、はるか彼方だった未来は、現在になりました・・・
さて、日食当日の21日。
午前3時50分、トイレで眼が覚めると、なぜか眠れなくなり(笑)、そのまま蒲団の中でまんじりともせず朝を迎えました。恐る恐るドアを開けると、外が明るいじゃないですか!そして窓を開けてみると、なんと快晴です!!こりゃスゴイ。
電線の無いところということで、近くの川にかかる橋の上で見ることにしました。事前に準備してあったカメラをセット。
しかし、部分食が始まるころになると、少し雲が・・・
<AM 6:24:51>
しかし、まだ太陽には雲がかかっていないので、これだけクリアに撮れてました。黒点もバッチリです。
<AM 6:52:05>
でも段々と雲が。来ないでくれ〜!
Twitterで確認すると、横浜の方では雨が降り始めてるとか、これはまずい。
<AM 7:14:40>
しかし願いもむなしく、雲が全面に。
でも、そんな状態でも、雲間からどうにか太陽が・・・この状態だと日食グラスなしで見られました。カメラもNDフィルターを外して撮ってます。この頃になると、公園橋の上は、沢山の人が。僕の家族も来て、みんなで金環食を待ちました。
しかしこして、みんなで体験するって素晴らしいですよね。
普段天文に興味を持っていない人が、それぞれ一生懸命に太陽を見あげる姿は、それを見てるだけでなんだか感動。
・・・そう、人は宇宙の中で生きてる。私たち全員がその中にいるっていう一体感というのかな?なんとも胸がジーンとなりました。
5DMarkIIで撮っていたので、時々、HDムービーも撮影。ベイリービーズの瞬間は、ムービーで。
<AM 7:32:47 ベイリービーズの瞬間(ハイビジョン動画から抜き出し)>
そして、完全な金環食の状態へ。
周りから歓声!
スゴイ!こんなにも感動するものなのか・・・
月が自分と太陽を結ぶ線上に正確に入り、太陽を隠す。なんと美しい現象。あたりはかなり暗くなり、とても異様な雰囲気。そしてそんな太陽を見あげる沢山の人。素晴らしい体験でした。
<あたりはかなり暗くなりました>
この時、ハイビジョンムービーをずっと撮ってましたが、それには例によって感動の声が(笑)・・・はやぶさ帰還の時を思い出してしまいましたよ(笑)
あ〜、ケアンズ行きたい!!!
・
<おまけ>
<おまけ>
面白いでしょ(笑)