2006年08月10日

役員には有給がない・・・

G社の有給休暇を使って
起業準備をしようとしていたところ・・・

あなたは役員で、役員に有給はないから
本日付で退職となります。

とのメールがきた。
中国現地法人の総経理含みなので、役員同等扱いとの
会社側の解釈である。。

結局、間に入った執行役員の失態で現地法人化できなかったので
身分は従業員のままでの退職のはず。。。
入社したときにもらった内定通知書は従業員のもの。

更に、このあほな執行役員は、
「役員扱いなので勤怠管理もしてませんでした」と
書いてきた。会社の人事から毎月の勤怠管理報告を
要求されており、毎月の給与通知書にも有給日数が
明記されている事実を教えてあげると、

「じゃ、本日から有給消化ということで・・・・」

ヒルズにある一部上場の会社でも出がチンピラなので
役員もこの程度のレベルである・・・・

数日後、またアホ執行役員からメールがきた。

「給与水準、ビジネスクラスの利用、役員新年会への参加等々の
事実と関連法規から、やっぱり役員とみられるので有給はなし」
とのこと。

あきれた・・・・。
面倒であったが、アホ相手にしている時間も
もったいないので労働基準監督署と弁護士に
お願いして対処してもらうこととなった。

当然、どちらからも
低レベルのスタッフしかいないG社が中国事業を
するには、わたしという人材が不可欠であり、
その人材を獲得するためのフレンジベネフィットは
一般的な概念で、それをもって役員扱いとするのはあり得ない。

との意見である。
当然である。

NYの店舗1つに10億円近く投資し、
客も入っていないのに、
毎晩、数メートルの氷の塊の大仏を職人に彫らせ、
毎年大赤字のフード会社を
会長の趣味というだけで抱え込み、
たいしていない外国人投資家向けのIRしか海外行く用件がないのに、
ラルフローレン2世の中古ガルフを35億円近くで購入している会社である。


ベンチャー企業のアホさ加減は理解していたつもりだが・・・


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