July 22, 2008

不思議な運転手

先日、不覚にも深酒してしまい、
もったいないと思いながらも、タクシー・・。
タクシー代って本当に無駄な出費だなぁと思いながらも、
乗ってしまうのは良くないなぁ。

私、疲れてヘトヘトな時以外は、結構タクシーの運転手さんと話すの
好きなんですよね。



堅い話で言えば、景況感みたいなものを肌で感じられる指標のような感じ。
もっと砕けていえば、自分とは全く異なる業界で働いていらっしゃるわけで、
純粋に面白いことが多いんですよね。

「多い」と敢えて書いたのは、やっぱり、話してて、失敗だったことも少なくなく(笑)
これから飲み会だ!って楽しい気分の中、延々、いかに息子を大学まで上げるのが大変だったかって話をされたり・・・。
女の子と二人で乗っていて、「これからどうする」みたいな微妙な空気のなか、
延々話掛けられて、東京タワーの話を黙々と聞かされたり(笑)


そんななか、また、奇妙な運転手さんに会っちゃったんですよね。

タクシーで六本木近辺を通過中のこと。
丁度、一つ用件を思い出し、一件、連絡しなきゃなぁと電話を取り出したあたりで
運転手さんが突然話しかけてきた。

「いやぁー、六本木もいろんなお客さんがいるんですよね。」

あぁ、こっちは電話したいんだよ。もう少し状況見てくれよという心境も有ったのだが、
電話をいじりながら、なんとなく耳を傾ける。

「・・・・」

おい、なんだよ、早く言ってくれよ。
こっちは聞く体制できてんだよ。

「・・・・」

たまらず、一つ相槌を返すが、また、

「いやぁ、なんか、本当にいろんなお客さんがいて・・。」

おいおい、だから早く言えよ。
こっちは、気になってんだよ(笑)

思わず、「え、どんなお客さんなんですか」と聞き返す。
なんで、クライアントでもないのに、こんなに気を使って文脈作ってんだよ。俺(笑)

「若い女性のお客さんなんか、結構多いじゃないですか・・・。」

おいおい、その、興味深げなワードだけ出すって手法はヤメろ(笑)
もう、電話のことなどどうでも良くなって、少し前のめりな感覚。

「・・・・」

なんか、もう、じれったくなって、ビジネスでもないのに
「具体的には?」
って聞いちゃいました。なんか、相手の腹の内を探る交渉ごとを行っている感覚(笑)
なんで、ここまで俺が気を使わなくてはいけないわけ?

しかし、敵もさるもの

「ホステスさんなんかも、場所柄多いですし」

いつまで、こいつジらし続けるんだよ。すでにかなり前に六本木は過ぎている。
「え、ホステスさんがどうしたんですか?」
完全に奴の術中にはまっている俺(笑)

「・・・・」

おい、だから早く話せって(笑)
もう、「六本木」「若い女性」「ホステスさん」ってワードで
妄想膨らみまくっているんだよ。こっちは。

「・・・いやぁ、この前のせたお客さんがですね、」
「・・・」
「・・・」
「男性と一緒に乗ってきたんですが」
「・・・」
「・・・」
「突然、喧嘩し始めたんですよ。延々着くまで、喧嘩してて」
「いやー、もう、こっちも、仲裁して変なとばっちり喰うのも嫌だったんで黙ってたんですよ。いろんなお客さんいますよね。」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」

えええ??
終わり???
マジで??

おまえ、ここまで勿体つけて、そんなネタ???
全然、面白くないじゃんかよ!
どこらあたりに落ちがあったんだよ!
前のめりになった俺が悔しい(笑)

結局、少し、その話を掘り下げたのですが、
それ以上の、面白い話もなく(笑)

なんだったんでしょう。この運転手さん。
タクシーでこれほどまで、話を引き出すために気を使ったことは
今まで有りませんでした。

しかし、その話、相当したかったんでしょうね。
途中から深夜割増を解除してくれて、さらにはメーターも途中で止めてくれました(笑)多分、4割引くらいの金額になっているんじゃないかなぁ。
安くついたから、その点良かったのですが。

なんか、今まであった運転手さんの中でも、このモヤモヤとした不完全燃焼感は
忘れられません。

居酒屋タクシーならぬ「もやもやタクシー」
なんか嫌ですなぁ。


追伸
それとも、私の話を引き出し方が悪かったんでしょうかね(笑)
でも、タクシーに乗って自分の話術を省みるってのも新鮮だ。





hirooo at 22:36│Comments(0)clip!日々雑感 

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