June 21, 2009

記憶の迷宮入り #001 変なゲーム

ゲーム。

たまにヨドバシカメラなんかに行くと、ゲームコーナーだけ恐ろしいレジ待ち行列があるのですが、もはや今何がはやっているのかも不明。
WiiとニンテンドーDS, PlayStation3, PSP, XBOX 360ぐらいしかわかりません。それ以外の機械ってあるの?

近年触れたもので言うと、グランツーリズモだかなんだかはソニーのディーラーズコンベンションでBRAVIAのデモ用に置かれていたもの。
大画面のBRAVIAに接続されたPlayStation3を適当に操作していたら、日産GT-Rのスピードが25km/hしか出ず、「これはソニーが変だね」と思っていたらなんとギアチェンジをしておらず、適当にボタンを押したら一気にシフトしてしまいコース逸脱、後ろにいた人に「ギアチェンジ知らないんだね〜あはは〜」と言われて恥かいた、という程度のレベルです。


たまにPlayStation3をAV機器の一つとして買おうかとも思うのですが、価格面の問題はないものの、「ゲームってぜんぜんしてない、10年ぐらい。」という根本的な要因と、XMBなのにフォントが新ゴじゃない(テレビは新ゴなのに!!)、というフェティシズムな理由によって、結局買っていません。



と、ゲームに関する現状はさておき、遠い昔、それは高校生2年か3年ぐらいの頃の、不思議な記憶を一つ。

CD-Rだかプリンタ用紙を買いに京都の寺町の電気街を、友人(YさんとOさん)2名と徘徊していた時のこと。
なんだかのゲームが売ってるかどうか見たい、とYさんが言ったため、目の前のゲーム屋さんに突入。すでにゲームに対する興味を失った高校生だった当時の私は、どうでもいいや、という感じで店内をうろつくこと数秒。

今に通じる妙なもの発見・遭遇の引きの強さは相変わらずで、ある棚から異様な気配を察知し、立ち止まり、何気なくPlayStation用ソフトを手に取りました。

暑苦しい!!これ、何!?

おもてにはCDケースを埋め尽くす高校球児の写真と毛筆体の暑苦しいタイトル。
そして裏返すと、驚愕の一言。でかでかと。

汗を飛ばせ、土を舐めろ





汗を飛ばす、ってあんた、汚過ぎ。

他人の汗が自分の身体に付着する、って相当不愉快な事象のひとつです。
満員の電車で知らないおっさんの汗が自分に滴り落ちる…!!!
柔道でカリフラワー耳の熊体型の柔道部員のはだけた柔道着の胸に押さえつけられる…!!!!
野球の練習中、汗だくの野球部員からほとばしる汗が自分に降りかかる…!!!!!



あの、なんて言うか精神的ダメージが大きすぎて、立ち直るのにそれ相応の時間がかかってしまいそうです。


土を舐めろ、ってあんた、もはや拷問だよね。

バブル崩壊後の陰鬱さを異様にアップスケーリングした「家なき子」の「便所味のおにぎり」や「インクカレー」(今から思えば、コンビニや弁当業者、インクメーカやカレー会社からクレーム来なかったのかしら?)をも超越する「土を舐めろ」!!!!!!
砂出しの悪いアサリを食べたときのあの不快感!!!!!!!

そもそも野球の練習で土を舐める必要性を感じません。スライディングで口に入ったとかならともかく、土を舐めろ、ってパワハラというかサドマゾ的従属関係以外の何者でもありません。


あまりの恐ろしさに流行ゲームを見ていたYさんと、どうでもよさげに出口付近にいたOさんを呼び寄せ、感動と興奮を共有。
「え〜表現が気持ち悪い…」とそのままの反応を示したOさん。
「汗を飛ばせ、土を舐めろ!!うわわわわ〜!!体育会系!!!フヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ〜〜〜!!!!!!!」とよく分からない興奮モードに切り替わってしまったYさん。

その後、異常に盛り上がったままマクドナルドだかロッテリアだかに行ったはずなのですが、そのゲームのインパクトに負けてしまい、記憶は薄れてしまっています。



あれから時は流れ、21世紀。
高校時代も遠くなった今。

ふとした拍子に思い出してしまったあのゲーム。

そもそもそんな暑苦しいというか、高校野球という名を借りた拷問・サドマゾ的従属関係を味わうゲームが本当に実在するのか、怪しいところですが、もしそんなものが現実世界にあったとしたら、内容は結局なんだったのかも気になります。


秋葉原の裏道の中古ゲーム屋に、ドラクエやFF(名前だけで実態分からず)やウィイレ(大学の時の先輩がハマっていた)に混じって、もしかしたらひっそりと今も売られているのかも…。

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