2007年03月26日

加賀料理入門「山乃尾」@金沢

山乃尾トップ


早朝東京を出て、午前中には金沢に到着。
レンタカーでかっ飛ばしてまずは「金沢のなんたるか」をチラ見してから、
kyah朕がずいぶん前から悩みながら押さえてくれていた料亭「山乃尾」に直行です。

場所は東茶屋街からスキージャンプ台のような坂道を上ったところ。
「雪降ったら誰も来れないんじゃない??」が第一印象(笑)。

ステキな門をくぐり抜けると、いくつかの「離れ」と大部屋で構成されているらしけど、
事前のkyah朕のひとこと「気にせず写真撮れるぞ」ということで、
この度はちょっぴり贅沢に離れで待望の加賀会席デビュー戦です。

めまぐるしく変わり続けるお天気も、ここに来てちょっと晴れ間が出たりして。
その後、吹雪いたりするのが金沢のお天気ですが。


はなれ

お部屋に案内されて、とりあえず大騒ぎ。
壁の鮮やかな彩色が興奮した心をかき乱しますな。
完全なアウェーの雰囲気でダブルパンチの中、
担当してくれるお母さんのひとことが心に沁みます。

「せっかく離れでお食事なんだから、気取らなく自由でいいんですよ。」 人気blogランキングへ
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このひとことで、完全にワシらの「自由モード」にスイッチが入りました。
とにかくお料理が運ばれてくるまでは「華麗なる一族」ゴッコ。


華麗なるごっこ

さすがにお料理が運ばれてくると、初めて目の当たりにするステキな会席と、
ちょっとキンチョーしながらも対決するわけです。

まずは前菜。
と、詳細はkyah朕の視点からの方がオススメ(笑)


前菜

で、前菜ですが生麩や加賀野菜や貝類がとてもバランスよくお座りしております。
初めて食べる食材も結構あったりで、完全に神経が舌の方に集中しています。

全体的に山よりも海の方に向いていますが、多様な調理方法でお口の中はかなり楽しめ。
「イクラの粕漬け」とかは衝撃的だったなぁ。

バイ貝、イイダコ、トコブシ、ホタルイカ。


お吸い物

鯛のお出汁がしっかりきいたお吸い物。
季節がら梅のワンポイントが、かなり女子好みでしたようで。
ワシ的には白きくらげがヒット。って、中身をちゃんと撮りなさい…。


おつくり

甘エビのトロッと加減は今回の旅でかなり楽しめましたな。
東京に帰ってきて、禁断症状が出た時の対処方法がありません。

加賀料理のホームラン級の当りが「冶部煮」。
勉強不足で申し訳ございませんが、こういうお料理知りませんでした。
和会席なのに、ここまでしっかり味が付いているのはやっぱり寒冷地だから?


じぶに

鴨肉と生麩のバランスがサイコーで、トロミ加減も言う事なし。
食べる前にワサビを良く溶いて混ぜると辛味が旨味に変化するのが不思議なところで、
帰ってきて早速奥様がリピートしてました。 ←徐々にワシ化してる…。
ちなみにこのトロミは片栗粉じゃなくて小麦粉で付けるそうです。

あー!金時草買ってかえるの忘れてたー!!


穴子

穴子でおからを包んで笹蒸しにした一品。
こういうお料理もはじめてだなぁ。


焼き物

太刀魚の焼き物はまずはそのまま食べて、その後レモンをサラッといくのがいいんだって。
「焼き物」が出てきた瞬間、ワシらは「拝啓、父上様」モードに(笑)


蒸し物1 蒸し物2

白魚とハスの蒸し物だっけ?舌触りにほんの少し蓮根を感じたような。
中身もいいけど、ワシ的には器が好み。
なかなかイイ仕事してます。


器

しめのお食事は鯛のお出汁で焼きおにぎりのお茶漬け。
シラスがポイントになってますな。
「ガッと崩して、豪快にかきこんだ方が美味しいわよ~。」
という、お母さんのアドバイスで一安心。


お茶漬け

と、ここまででお料理は終了~。
はっきり言いまして、もう食べられません、普段なら。
でも、この度は日曜日ですが次の日も次の次の日もお休みいただいておりますので、
胃は完全臨戦態勢です。

で、「吉はし」の和菓子とお抹茶で別バラも満たしちゃいます。
フライングして先に手をつけちゃって、写真を撮るのを失念。
でもこういう時、一緒にkyah朕がいると安心ですな~…。

と、じっくり時間をかけてはじめての加賀会席と対峙してきましたが、
全体のバランスがかなり好印象でした。

ワシの中でお料理に大切な部分として「味」はもちろんですが、
「雰囲気」と「温度」もかなり重要だと思うんです。
その辺があたりまえですが完璧に押さえられていました。

もちろん「温度」はお料理の方で「気温」とは別ですよ(笑)

その三大要素のひとつ「雰囲気」を完全に盛り上げてくださったお母さんに最敬礼でございます。
子供ができたらこういうお料理もしっかり食べさせたいなぁ、と思っちゃいますな。


お母さん


遠くからお母さんの最後の一声。
「カメラが痛むわ~!」

kyah朕とふたりでデカイカメラ構えたら、そら叫びたくもなりますわな。



ワシらが金沢へ訪れてもうしばらく経ちました。
かなり楽しませてもらいました。
そんな地域に、地震が起こってしまいました。
和倉温泉もかなりのダメージを受けているようです。

被災された方々へ、心からお見舞い申し上げます。
一応、ワシも神戸市民なので若干の痛みもわかります。

このタイミングで金沢旅行を考えていたり、
ゴールデンウィークに予定していた方々は、
不謹慎ではありません。

ぜひ金沢を訪れてください。
こんな状況でもお客様を待っている人たちが少なからずいるみたいです。
この目で見て、励ましてあげてください。
ワシはそれが一番だと思います。 人気blogランキングへ



hirorentina at 23:55│メッセージ(2)ダイアリー 

この記事へのコメント

1. Posted by ケコちゃん   2007年03月27日 08:34
本当に行ってあげてほしいですね。観光地は観光に行くっていうのが、一番のお手伝いでしょう。しばらくは危険かもしれませんが、立ち直りにはやはり観光地には行く、被災した方々へは品物よりもお金。神戸の未曾有の震災からたくさんのことを学んだ事。金沢の華やかさに比べ、能登は気候的にも厳しい土地柄だからこそ、なんとか立ち直りの一日も早い事願います。
2. Posted by hirorentina   2007年03月27日 23:27
ケコちゃん様、ボンジョルノ〜!

やっぱり観光地の地震は、観光客が帰ってきてくれないと厳しいですよね。
収入源が観光だからね。
あとは義援金ですね。毛布なんてくさるほどあってもしかたないですね。
みんなで助け合わないといけませんね。

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