ハゲ

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  • 2019年05月13日

kikiです。一昨日の教室はお疲れ様でした。
現役生の参加は2名と少なかったですが、久しぶりの方と見学者の方が
いらっしゃって有意義な教室となりました。

突然ですが、このブログは近々閉鎖する予定です。
何故かと言うと、女子ブログ、若手ブログと統合するからです。
私もそこで続けていきますので、これからもよろしくお願いします。

今日、たまたまネットの記事を読んでいたら
こんな記事がありました。
ハゲについて取り上げたある番組でのマツコ・デラックスのコメントです。


「この日の番組では、ハゲていてもかっこいい魅せるハゲを紹介した記事を取り上げた。
この内容について意見を求められたマツコは「ハゲていても大丈夫な人もいる。
ハゲて笑われる対象になる人っていうのは、元々、別に」と言葉を濁した上で
「ハゲのせいにしちゃダメだよ。(ハゲを)隠そうという気持ちを持っているから、
そこをつかれる。居直り強盗みたいなもので、ハゲで何が悪いって、
その場で居直ってやればいいじゃない」と続けた。
その上で「ハゲとかハゲじゃないとかじゃなくて、もともとがカッコイイかどうかなのよ」と独自の意見を展開していた。」


はい私もハゲです。(笑)
ハゲ=カッコ悪い って誰が決めたんでしょうね?
確かにそう言う部分もあるかも知れませんが、
必要以上に気にする必要は無いんじゃないかと思います。

そう、ハゲ=見た目が悪い=人より劣っている
それって自分で決めつけていませんか?
その決めつけがカッコ悪いんじゃないでしょうか?

吃音も同じだと思います。
吃音=カッコ悪い=人より劣っている
マツコ・デラックスに言わせれば「吃音のせいにしちゃダメだよ。
隠そうという気持ちを持っているから、そこをつかれる。
吃音で何が悪いって、その場で居直ってやればいいじゃない。」

そこですよね。
居直れば誰も何もいいません。
気にするからそこをつかれるだけです。
と言うかだれもつきませんけど、、。
勝手につかれてると思っているだけですけど。(笑)

吃音とか吃音じゃないということじゃなくて
元々がどういう人間なのか?ですよね。
ではまた!



 

パンク・ロック

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  • 2019年05月06日

KIKIです。10連休が終わりますね。私は一日だけ所要があったので休みましたが
後はずっと仕事をしていました。雇われている訳ではないので、GW等は関係ないんですね。

道路が混んでいるニュースを見てちょっとほくそ笑んでました。(笑)

先日遠藤ミチロウというミュージシャンが亡くなったというニュースを耳にしました。
若い方は知らないかと思いますが、伝説のパンクバンド「スターリン」の
ボーカルだった人です。
解散した後はソロで活動したり作家として成功したりしていました。

私は特にファンとかパンクが好きといったことはなかったのですが、
まだ無名の「スターリン」のライブを間近で見たり
ドラムのIさんと言う人が大学の英語の授業で同じクラスで話した事があったので
少なからずびっくりしました。

今日ラジオで「スターリン」の曲が少し流れていてそれを聴いて感じたのですが
パンクとは「体制への批判」の音楽です。
それは政治とは限らず、自分自身へのマンネリとか先入観とか
そういう凝り固まったものをぶち壊して、今がすべてだと言っている音楽だと私は思っています。

カウンセリングも同じようなものだなあとも思いました。
過去の経験に縛られて、今の何が大切なのか分からない。
そんな自分を破壊して新しい自分を発見する場の様に思います。

ですからパンクは決して聴いていてここちの良い音楽ではありません。
感動するタイプの音楽でもありません。
でも何か自分の中で破壊と創造が繰り返される音楽です。

(ちなみに日本ではパンクもどきの音楽が良くあります。
ブルーハーツとか、、、。あれはあれで悪くないですが、パンクではないです。)

話は変わりますが、若手ブログのシンザンさんの努力についての投稿がありました。
廣瀬カウンセリングでは読む練習は必要ないという立場で
そのことは新しい方にも一応お話しているのですが
それでもしばらく本読の練習をしている人は いらっしゃるみたいですね。

多分不安で仕方がないので、何をしていいのか分からす
本読みの練習をしてしまうのでしょう。
しかしここで問題なのは、この時点で視点が硬直化しており
自由に自分や自分の吃音を見ることが出来ないということです。
ここで(無駄な)努力を重ねると益々考え方は硬直化してしまい
ドツボにハマってしまいます。
しかし大切なのは柔軟でしなやかな視点です。 

パンクも凝り固まった視点を壊して新しいものを生み出そうという音楽だと思います。
カウンセリングも同じです。
常に新しい発見をしていきたいものです。

今週の土曜日は教室ですね。
またよろしくお願いします。

 










 

ベイシックミステイクス

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  • 2019年04月21日

kikiです。今日は復習会でしたね。私は行けませんでしたがいかがでしたでしょうか?

昨日は女子ブログのえぬさん、キャメロンさん、現役生のMさんと
上野の東京国立博物館に「国宝東寺 空海と仏像曼荼羅展」を見に行って来ました。
その件についてはまた後で書くとして、その前に個人的にカウンセリングのセミナーに行って来ました。
「アドラー心理学を学ぶ」という講座です。
講師と生徒が6人なので、実践的に学ぶことが出来ます。
これはとても為になりました。
一つ教室でいつもお伝えしていることと共通していることがあるので
ここに書いておきます。

人は誰でも自分の価値観(色眼鏡)でものを見ています。
従って物事を正確に客観視することは出来ません。
その人特有の見方や価値観を「私的論理」(プライベートロジック)と
アドラー心理学では言います。
そしてその私的論理の中で非建設的なものや極端に作用するものを
「ベイシックミステイクス」と言います。
主なベイシックミステイクスは次の6つです。

決めつけ  事実は異なるのに、決めつけてしまうこと。
例)友達が少し冷たい態度をとっただけで、私は嫌われていると決め付け、思い込んでしまうこと。

誇張  過度に強調 誇張すること
例)友達が少し冷たい態度をとっただけで、あの人は冷たい人だと誇張して捉えてしまうこと。

一般化 ある一つのことを、他にも当てはめ、普遍的な事実と捉えてしまうこと。
例)一回失敗しただけなのに、自分はいつも失敗する、常に失敗する、他も失敗すると受け止めてしまうこと。

単純化 100か0の発想。その中間を認めないか気づかないこと。
例)東京大学以外にも大学があるが、それ以外は大学ではないと思い込んでしまうこと。

見落とし ある部分だけを見てしまい、その他の部分を見落としてしまうこと。
例)自分の意見に賛成する人もいつにもかかわらず、その人の存在に気づかないこと。

誤った価値観 その人が持っている歪んだ価値観や先入観で物事を捉えること。
例)日本人は西欧人よりも劣っていると捉えること。

以上、この6つのベイシックミステイクスが人生を左右すると言われています。

これは吃音者あるあるですね!
少し吃っただけでとても吃ったように捉えてしまったり。
周りが気にしていないのに、自分勝手に落ち込んだり、、。

そしてアドラー心理学ではこれらの対処方も教えています。

①それホント?と疑ってみる。解釈と事実の混同が原因だから。

②誰がそう決めた?と問いかける。そう自分で勝手に決めたことに気づきます。

③そのメリットを考える。 自分のベイシックミステイクスにどの様なメリットがあるか考える。

物事を冷静に分析し、過去を後悔したり、未来を不安視するのではなく
「今」出来ることに集中することをアドラーは提唱しています。

以上ざっと書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
教室でお話していることと共通していると思いませんか?

これからもちょくちょく講座を受けるつもりですので
またお伝えさせていただきます。

ではまた!

 

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