チョコレートドーナツ

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  • 2015年07月26日

kikiです。今日は久しぶりに一日家にいるのですが、相方が借りてきたDVDを見ました。
「チョコレートドーナツ」という映画です。
知らなかった映画でしたが、とても良かったです!
ストーリーは、まだ同姓愛に対しての差別と偏見が強く根付いていた1970年代のアメリカの実話です。
主人公(アラン・カミング)はゲイで、ドラッグクイーンをしていました。
知り合った検事と相思相愛になりますが、カミングアウトなんてとんでもないという時代でした。
主人公の隣に住む女が麻薬所持で捕まり、一人残されたダウン症の男の子を引き取ることになります。
ところが主人公と検事がゲイとわかり、養父としての資格を問う裁判が始まってしまいます。
本来はダウン症の男の子の幸せを議論する場が、ゲイの糾弾の様相を呈することになってしまいます。
主人公は歌手として認められ、ステージに立つのですが、この歌が素晴らしく感動的で涙を誘います。
アラン・カミングの熱演が光っていて、感動しました。
演技の表情が豊かで子供への愛情を感じますし、とても引き込まれます。
話の中ではゲイなので、いろんな差別を受けるのですが、それを物ともせず引き取ったダウン症の子の親として社会と闘います。
実話らしいのですが、きっと実話の主人公もゲイで差別や悲しい思い、辛い思いを沢山してきたからダウン症の子の気持ちも人よりもわかったのかも知れません。
特にダウン症の子は知能は遅れていますが、感受性は豊かで人の心を感じ取る能力は普通の人以上だそうです。
私達吃音者も社会の中では少数派で、気持ちを分かってくれる人は少ないですが、
その分他の心の傷みを感じ取ることは出来るのかも知れません。
映画の中では主人公の子供に対する溢れる愛情を感じることが出来ました。
これはきっと人として一番大切なことなのかも知れませんね。
今週の土曜日は8月教室です。
私は少しでも自分の心の声に耳を傾ける場にしたいと思います。 

ホームページ

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  • 2015年07月20日

kikiです。昨日は復習会でした。ここのところ見学者も含めて参加人数が多く、グループを2つに分けていましたが、昨日は珍しく少なかったので(とは言っても11名程でしたが)皆一緒での教室となりました。
考えてみれはカウンセラーのTK くじらさんとシンザンさんも含めて一緒にグループカウンセリングをするのは久しぶりだった気がします。
以前の復習会は受講生1人とかザラにありましたから、、。笑
それと昨日は三連休の中日だったのでさすがに少なめだったのかも知れません。
 そう言えば一昨日久しぶりに「吃音」でぐぐってみたら廣瀬カウンセリング教室のホームページは2ページ目に入っていました。(今ぐぐってみたら3ページ目の1番目でした)
一つのサークルとしては健闘していると思います。
どおりで最近ホームページを見ての見学者が多いのが納得出来ました。
特に細工はしていないのですが、東京言友会のホームページが上位に入っているので、そこからのリンクをたどって見てくれているのでしょうか?
あとブログとか?
良くホームページの内容がいいと言ってもらえるのですが、これも廣瀬先生の存在、教室や修了生、受講生の歴史、論文などの内容が充実しているからだと思います。
これからも教室の内容をわかりやすく伝えて、多くの吃音者の力になれるようにしていきたいですね。
梅雨が開けたみたいで猛暑の予感もしますが、皆様体調を整えて次の教室に備えましょう!
見学希望のかたはお気軽にホームページからお問い合わせ下さい。



 

総会

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  • 2015年07月09日

kiki です。このブログでマンションの理事長のことを書いてきたので、その後を書きたいと思います。
先月の総会で理事長職が終わりました。しかし、その最後の総会が結構大変でした。
理事会として電力会社を安いところに変えようと議案として提出し、採決するつもりで
何度か説明会を開催し、管理委託会社や電力会社と打ち合わせを何度もし、それなりに準備したのですが、結果は反対が多く玉砕されました。(笑)甘かったです。
吃音のことは、正直総会の前に少し気になっていました。
どうしても言わなければならない言葉がいくつかありましたから。
実際、議長を始めて2回くらい吃り、少し笑われたと思います。
しかし、総会全体からみたらそんなことは些細なこと。
皆自分の財産がかかっているのだからある意味必死です。
議案に反対する人はあらゆる手段を使って崩しにきます。
受け答えるのは理事長の私一人だけ。ほかの理事は助けてくれません。
 もともとこの議案は理事全員の意思を確認して決めたものです。
私一人で決めたのもではないのですが、いざ総会となり立場が悪くなると皆知らんぷりです。(笑)
でもとても勉強になったと思います。
誰が悪いのでもなく、人はその時の立場で変わるものなんだと、、、。
だから理事をまとめられなかった自分が足りなかったと思います。
また、あらゆる意味で自分の甘さを見つめることが出来た1年でした。
総会の前は吃音のことが多少気になっていた自分ですが、終わってみると内容のことだけが
心に残っていて吃音のことは全く気になっていません。
少なくともその辺が教室に来て変わったことですかね。
仕事も同じですね。内容が気になりだしたら吃音のことは相対的に気にならなくなると思います。
自分がいつもどこに目を向けているのか、自覚していくことも吃音改善には必要なことかも知れないですね。
ではまた! 

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