今回は労働契約の契約期間についてお話しましょう。

 契約期間は、…

 (1)期間の定め無し

 (2)期間の定め有り

 の2つのタイプに大きく分けることができます。

 この区別はいろいろと大事ですので、しっかり頭に入れて下さい。

 労働契約書に明示するのはもちろん、雇用保険被保険者資格取得届にも記入する必要があります。

 その際、労働契約期間満了時に労働契約を更新するかしないか、またはその予定があるか否かも考慮しておくべきです。

 労働契約時だけでなく、労働契約期間満了時や退職時に実務的にとても大切だからです(離職証明書を作成するときなど…)。

 労働契約期間満了による離職の場合、離職証明書に「1回の契約期間」、「通算契約期間」、「契約更新回数」、「契約を更新又は延長することの確約・合意の有・無(更新又は延長しない旨の明示の有・無)」、「直前の契約更新時に雇止め通知の有・無」、「労働者から契約の更新又は延長を希望する旨の申出があったか、希望しない旨の申出があったか、希望に関する申出はなかったか」を記載する欄があります。

 よって、労働契約期間満了時に労働契約を更新するかしないか、またはその予定があるか否かはある程度はっきりさせておくことがベターです。

 

 ここからが実務で大切なところ…

 (2)期間の定め有りのケースはどちらかというとアルバイトやパートタイマーの方が多いです。

 となると、必ずしも労働契約当初から雇用保険に加入する働き方をせず、途中から所定労働時間が増えて途中から雇用保険に加入することがあります。

 例えば、当初1週間の所定労働時間が15時間の労働契約(労働契約期間1年)を2回更新し、その後所定労働時間が20時間になり、そこから雇用保険に加入し、加入後最初の労働契約期間満了(労働契約期間1年)で退職したとします。

 その場合、離職証明書には雇用保険加入後の1年だけの日数を記載することになります。

 雇用保険加入前の2年や更新回数2回は通算しません。

 少しわかりにくいところですが、実務ではとても大切です。

 正しく理解しておきましょう…



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