「なんて音楽的な演奏なんだろう。」
「あの人って音楽的だよね。」
みたいな言葉をたまに聞くと思うのですが、
「音楽的」ってなんでしょうね。
大きなテーマだと思うのですが、
ちゃんと答えられますか?
僕なりの答えを整理しつつ、
書いてみたいと思います。
〜〜変化する音 = 音楽的!?〜〜
例えば、冷蔵庫とかが出すノイズ。
これが24時間全く変わらずに鳴ってたとして、
音楽的だと思いますか?
なかなか音楽的だな、と感じる人は少ないんじゃないでしょうか。
(仙人の域に達すれば、そういう人も居るかも?汗)
でも、そのノイズがリズミカルになってきたらどうですか?
シンセサイザーみたいにフィルターが閉じたり開いたり(音がこもったりはっきりしたり)
音程が高くなったり低くなったりしたらどうですか?
前にブログで書いたように、「音楽とは変化を楽しむもの」だとすれば、
音楽的だと感じる部分もあるんじゃないかと思います。
〜〜曲というものにはフォーマットがある〜〜
じゃあ、変化していれば「音楽的」なのかと言われると
そうだとも言えません。
問題はその変化をどのように起こすか、
という事なんですが...
曲というものにはそれぞれフォーマットがあるんです。
例えば、わかりやすいポップスなら、
イントロが8小節
Aメロが8小節
A'メロが8小節
Bメロが7小節で7小節目がブレイク
サビが8小節 + 9小節
リイントロ4小節
みたいに曲構成があって、
それぞれの部分に作曲されたメロディー(主旋律)があり、コード、リズムが編曲されています。
この
「フォーマットを理解して、フォーマットに沿った変化を起こしていく」
これがひとまずは「音楽的」だと言えるんじゃないでしょうか。
曲のフォーマットにもよりますが、
ポップスで、Aメロの2小節目にいきなりドラムの1小節フィルインを入れるとか、
メンバーもお客さんもびっくりすると思います。
これは「音楽的」とは言えないんじゃないかと、とりあえずこの時点では言わせてもらいます。
逆に、
イントロの8小節目に、ドラムフィルインを入れる。
Aメロが来るよ、という合図の役割を果たす為に。
コードが変わるからシンバルを入れる。
ブレイクが来るから、フィルインを入れる。
Aメロではサビの広がりを活かす為に、ハイハットはクローズにする。
とかも、「音楽的」と言えると思います。
〜〜意志〜〜
でも、一見(一聴)「音楽的」に思えない演奏も、
「音楽的」に聴こえることがあると思います。
それを覆すのは【意志】です。
意志があれば、僕はそれでいいと思います。
ポップスで、Aメロの2小節目にいきなりドラムの1小節フィルインを入れる事が、
心からかっこいいと思っているならやるべきです。
最初から最後まで、ひたすらリズムパターンだけを叩いて、
フィルインを入れないのがかっこいいと思ったなら、そう演奏するべきです。
他の誰がなんと言おうが、貫くべきです。
そこから学ぶ事がたくさんあると思います。
演奏に、作詞に、作曲に、編曲に、意志を持つ事が一番大事だと思います。
意志が弱いものに人は噛み付くのです。
強い意志を持っていれば、
好きにやりなよって感じで、
向かってくる人も余り居なくなると思います。(たまに居ますけど。笑)
もし敵ができたとしても、味方も増えるはず。
ちょっと脱線してしまいましたが、
意志があれば、「音楽的」に聴こえる事がある、という話です。
〜〜もっと深く〜〜
もっと深い部分で「音楽的」な演奏をするにはどうすればいいのか。
それは、僕も常に考えていて、
まだできない事も多く修行中の身ですが、
リズムアンサンブル(他の楽器との絡み)
音楽の周波数のアンサンブル (チューニング、楽器の選択)
ダイナミクス (曲全体での。または、バンド形態、演奏する場所での。)
メロディーとのアンサンブル
(長い音符のメロディーの時は細かく刻むとか...)
こういうところを考えて音を出す、
演奏していく事で、より深く「音楽的」な演奏ができるんじゃないかと考えています。
〜〜まとめ〜〜
いろいろあると思いますが、
まずは曲のフォーマットを理解する事です。
それにはドラムだけでは限界があるんじゃないかな。
ドラムだけしかできなくても、
感覚的にできてしまう人も居るかもしれませんが...
もし本当に音楽が好きなら、いろいろやってみるべきだと思います。
ピアノやギターを弾いてみたり、
歌を歌ったり、ダンスを踊ったり、
メロディーや歌詞を作ってみたり、
理論を勉強したり、映画を見たり、
恋をしたり(!?)
4月27日渋谷Duo
4月29日大阪心斎橋VARON
でMiChiさんのライブに参加します。
「音楽的」な演奏をできるように心がけます。
是非見に来てください。
よろしくお願いします! !
「あの人って音楽的だよね。」
みたいな言葉をたまに聞くと思うのですが、
「音楽的」ってなんでしょうね。
大きなテーマだと思うのですが、
ちゃんと答えられますか?
僕なりの答えを整理しつつ、
書いてみたいと思います。
〜〜変化する音 = 音楽的!?〜〜
例えば、冷蔵庫とかが出すノイズ。
これが24時間全く変わらずに鳴ってたとして、
音楽的だと思いますか?
なかなか音楽的だな、と感じる人は少ないんじゃないでしょうか。
(仙人の域に達すれば、そういう人も居るかも?汗)
でも、そのノイズがリズミカルになってきたらどうですか?
シンセサイザーみたいにフィルターが閉じたり開いたり(音がこもったりはっきりしたり)
音程が高くなったり低くなったりしたらどうですか?
前にブログで書いたように、「音楽とは変化を楽しむもの」だとすれば、
音楽的だと感じる部分もあるんじゃないかと思います。
〜〜曲というものにはフォーマットがある〜〜
じゃあ、変化していれば「音楽的」なのかと言われると
そうだとも言えません。
問題はその変化をどのように起こすか、
という事なんですが...
曲というものにはそれぞれフォーマットがあるんです。
例えば、わかりやすいポップスなら、
イントロが8小節
Aメロが8小節
A'メロが8小節
Bメロが7小節で7小節目がブレイク
サビが8小節 + 9小節
リイントロ4小節
みたいに曲構成があって、
それぞれの部分に作曲されたメロディー(主旋律)があり、コード、リズムが編曲されています。
この
「フォーマットを理解して、フォーマットに沿った変化を起こしていく」
これがひとまずは「音楽的」だと言えるんじゃないでしょうか。
曲のフォーマットにもよりますが、
ポップスで、Aメロの2小節目にいきなりドラムの1小節フィルインを入れるとか、
メンバーもお客さんもびっくりすると思います。
これは「音楽的」とは言えないんじゃないかと、とりあえずこの時点では言わせてもらいます。
逆に、
イントロの8小節目に、ドラムフィルインを入れる。
Aメロが来るよ、という合図の役割を果たす為に。
コードが変わるからシンバルを入れる。
ブレイクが来るから、フィルインを入れる。
Aメロではサビの広がりを活かす為に、ハイハットはクローズにする。
とかも、「音楽的」と言えると思います。
〜〜意志〜〜
でも、一見(一聴)「音楽的」に思えない演奏も、
「音楽的」に聴こえることがあると思います。
それを覆すのは【意志】です。
意志があれば、僕はそれでいいと思います。
ポップスで、Aメロの2小節目にいきなりドラムの1小節フィルインを入れる事が、
心からかっこいいと思っているならやるべきです。
最初から最後まで、ひたすらリズムパターンだけを叩いて、
フィルインを入れないのがかっこいいと思ったなら、そう演奏するべきです。
他の誰がなんと言おうが、貫くべきです。
そこから学ぶ事がたくさんあると思います。
演奏に、作詞に、作曲に、編曲に、意志を持つ事が一番大事だと思います。
意志が弱いものに人は噛み付くのです。
強い意志を持っていれば、
好きにやりなよって感じで、
向かってくる人も余り居なくなると思います。(たまに居ますけど。笑)
もし敵ができたとしても、味方も増えるはず。
ちょっと脱線してしまいましたが、
意志があれば、「音楽的」に聴こえる事がある、という話です。
〜〜もっと深く〜〜
もっと深い部分で「音楽的」な演奏をするにはどうすればいいのか。
それは、僕も常に考えていて、
まだできない事も多く修行中の身ですが、
リズムアンサンブル(他の楽器との絡み)
音楽の周波数のアンサンブル (チューニング、楽器の選択)
ダイナミクス (曲全体での。または、バンド形態、演奏する場所での。)
メロディーとのアンサンブル
(長い音符のメロディーの時は細かく刻むとか...)
こういうところを考えて音を出す、
演奏していく事で、より深く「音楽的」な演奏ができるんじゃないかと考えています。
〜〜まとめ〜〜
いろいろあると思いますが、
まずは曲のフォーマットを理解する事です。
それにはドラムだけでは限界があるんじゃないかな。
ドラムだけしかできなくても、
感覚的にできてしまう人も居るかもしれませんが...
もし本当に音楽が好きなら、いろいろやってみるべきだと思います。
ピアノやギターを弾いてみたり、
歌を歌ったり、ダンスを踊ったり、
メロディーや歌詞を作ってみたり、
理論を勉強したり、映画を見たり、
恋をしたり(!?)
4月27日渋谷Duo
4月29日大阪心斎橋VARON
でMiChiさんのライブに参加します。
「音楽的」な演奏をできるように心がけます。
是非見に来てください。
よろしくお願いします! !