2018年05月13日

岡山中四レポ

 こんにちは。部長の安永です。先日行われた第99回中四国学生将棋大会の団体戦について振り返ります。

 今回は部長の仕事として、大学将棋の華であるオーダーを考えながら一日を過ごすことになりました。新1年生はよく知らないでしょうから、僕が不慣れながら考えていたことについて少しずつ触れたいと思います。

 なお、この記事で書くのは僕の個人的な所感です。未熟なためにツッコミどころがあるかもしれませんがご了承ください。また、基本的に敬称を省略しています。


 初戦は(なぜか)いつも通り徳島大学さん。初戦は相手のオーダー表が分からない状態でメンバーを決めるので、何も考えず棋力の高い7人を選んで臨みました。

北川偉−大谷
上村ー尾上
北川大ー下浦
松阪ー武富
鍋谷ー黒木
三島ー藤川
松本ー篠原

 当たりは上記のようになりました。オーダー交換してしまえばもう変えられないので、不安にならないよう当たりの有利不利を分析することもなく、ただ選手を応援していました。結果的には不利な当たりになっていたと思います。(下の表の右側の〇×は広大から見た勝敗です。)

北川偉−大谷 ×
上村ー尾上 ×
北川大ー下浦 〇
松阪ー武富 ×
鍋谷ー黒木 〇
三島ー藤川 ×
松本ー篠原 ×

 試合は2−5負け。チームの軸であった上村と三島が徳大さんの強力な1年生に取られてしまい、徳大の戦力の高さに舌を巻きました。一方で2年の北川大輝が下浦さんを破ったのは意外で、彼がノッているかなと感じていました。


 2戦目は山口大学さん。前回の中四では順位に表れませんでしたが、戦力が高く恐れていた相手です。
 初戦が進行している裏でオーダーを考えていたのですが、上3人の部分でいきなり悩まされることになりました。相手の選手の棋力をどう評価するか、こちらの選手はどう評価されているかに加えて、大会までに棋力を正確に把握できていなかった北川偉と上村が初戦に敗れてしまい、どこまで信頼できるかで揺れました。
 最終的には二人の棋力を信じ、また相手にも評価されているものと考え、山大の村上さんは副将に来づらいと判断しました。さらに秘密兵器も投入し、気になる当たりは…。

北川偉−山田

上村ー村上
北川大ー知念
大平ー甲斐
鍋谷−横江
三島ー中島
金藤ー松永

 予想外の副将村上さんでしたが、むしろ上村で取れればうまい当たりだと思っていました。4将以下は読みの本命が当たりました。また、広大は初戦までに会場に到着していなかった秘密兵器大平さんを投入。本人のブランクを考えれば勝つのが厳しいところですが、他の読みを踏まえて出そうと思えばここしかありませんでした。最高の当て馬として相手のエースに楽をさせないとプラスに捉えれば悪くないオーダーだと感じていました。

北川偉−山田 〇
上村ー村上 ×
北川大ー知念 ×
大平ー甲斐 ×
鍋谷−横江 〇
三島ー中島 〇
金藤ー松永 ×

 結果は3−4負け。棋力の接近している対局を奪われ、山大の力強さを見せつけられました。初中四でいきなり出番となった1年生の金藤は善戦してくれましたが強敵を打ち破ることはできませんでした。負けは悔しいですがオーダーで
大失敗したわけではないので、自分が引きずらないよう次の試合のことを考えていました。柱である鍋谷は安定しているし、今後勝ち星を期待している北川偉と三島に白星がついて安心した面もありました。
 余談ですが、北川偉士さんは初戦のあと弟の北川大輝君から喝があってエンジンが入ったようです。フォローする弟と応える兄の様子は心強かったです。


 3戦目は愛媛大学さん。昨年から強力なレギュラーメンバーがほぼ抜けていない強豪です。オーダー表で大平さんの上下に2人挟んで相手の強敵を避けられるようにしていたのですが、愛大の中央が厚すぎて強敵との対局は避けられず、苦しく思いました。
  オーダーは大将に北川偉さんを置くかどうか、愛大の中央に並んだエース3人の間と上下のどこかに1枚挟んでずらしてくるかの2点で悩んでいました。ここまで副将に上村を置いているため副将萩山さんはやりづらいだろうと判断し、メンバーを決めました。

上村―高橋
北川大―萩山
大平ー西村
西澤―宮地
鍋谷ー神高
安永悠ー細川
三島ー伊藤

 大将の2択を外し、焦りました。勝ちと予想できる対局が少なく(オーダーを刺したとしてもそれはそうなのですが)、メンバーに祈る形になってしまいました。

上村―高橋 〇
北川大―萩山 〇
大平ー西村 ×
西澤―宮地 ×
鍋谷ー神高 〇
安永悠ー細川 ×
三島ー伊藤 ×

 結果は3−4負け。オーダーで誤算があって3−4負けというのは落ち込みました
。1年生の西澤は初中四の初対局で相手のエースを追い込みましたが、なかなか終わらない将棋になり最後は王手放置で負け。本人にとって悔しい対局だったと思います。もっとも、北川大の金星を取り鍋谷が勝負所を拾っての3勝ですので、惜しくも敗れたという気持ちではありませんでした。


 4戦目は島根大学さん。ここまで全敗で並んでおり、最下位降級を免れるためにはお互い負けられない試合です。3戦目が進む中で必死にオーダーを考えました。昨年直接対決をしていないこともあり戦力が把握できていませんでした。島大さんの戦歴など見返して1人1人の棋力を推察し、誰を出せば勝てる勝てないという話し合いを重ねました。僕は中原さんの当て馬として、初めてA級で対局することになりました。

北川偉−小玉
上村―三島
北川大ー西村
安永拓ー中原
大平―柴田
鍋谷ー中村
三島ー中西

 改めて振り返ると、散々悩んだ割にはフルメンバーに僕が当て馬として入っただけのオーダーになりました。オーダー交換で僕がちゃんと中原さんと当たっていることを確認してホッとし、リラックスして対局に臨むことができました。
 とはいえ残留をかけた試合です。メンバーの緊張は大きかったでしょう。果たして結果は…。

北川偉−小玉 〇
上村―三島 〇
北川大ー西村 ×
安永拓ー中原 ×
大平―柴田 〇
鍋谷ー中村 〇
三島ー中西 ×

 4−3勝ち!ギリギリで残留を見込める
ことになりました。大平さんはここまでの3局すべて3−3で自分残しという精神的に重たい対局を強いられていましたが、今回見事に勝利打点をもぎ取ってくださいました。早い段階からペースを掴んだようですが、終わるまでが長くひやひやしていました。
 僕は中原さんの中飛車に対し居飛車穴熊を指して負けました。終始劣勢を意識していましたが、感想戦で穴熊の一瞬のZを活かした手順を指摘され、みるみる自分が勝ちになっていくのを見て差を思い知ってしまいました。


 最終戦は岡山大学さん。最強を誇っていた大学ですが、やはり主力メンバーが数人卒業されたのが痛く、最終戦はお互いに消化試合になっていました。残留が決まったら岡大戦は育成オーダーと決めていたので、ここまでに出せなかったメンバーと善戦してくれた1年生に加え、得意戦法を指したいという上村君と、岡大の藤井さんと指したいという鍋谷君の意向を汲む形でメンバーを決めました。

 なお、3回戦の裏から4回戦の裏にかけて、島大に負けた場合の岡大戦オーダーも考えていました。僕が4回戦に出たため2年生が中心となり考えてくれていましたが、何パターンもオーダーを紙に書き出して、これだというものを作り出すのに大変な苦労をしていました。

佐野―佐藤
青木ー羽仁
上村ー山本
西澤ー水口
鍋谷ー鈴木
安永悠ー藤井
金藤ー入江

 岡大さんも出せていなかった選手を出してきました。お互いに主力が新人にぶつかったっ形。結果は…。

佐野―佐藤 ×
青木ー羽仁 ×
上村ー山本 〇
西澤ー水口 ×
鍋谷ー鈴木 〇
安永悠ー藤井 ×
金藤ー入江 ×

 2−5負け。それぞれ大舞台で強敵にぶつかって経験値を得ることが
できたのではないでしょうか。鍋谷の中飛車を見るのは初めてで目が飛び出そうになりましたが、しっかり勝ってくれました。


 最終成績は1勝4敗。勝ち数14負け数21で5位となりました。

 愛媛中四のオーダー表と今回のオーダー表を見比べてみると、4人が広大を去り、岸本さんが一足早く院に進学。さらに瀬戸川さんと江口さんと米谷君が出場不可。松本さんも大平さんも将棋に割ける時間がない、と著しく戦力が低下しており、様々な不安がありました。ですが選手が力を振り絞ってなんとか残留できました。

 最初苦しんだ上村君の勝ち越し、そして何より鍋谷君が個人成績5−0を達成し、ようやくN村さんに追いついたことが嬉しかったです。他にも、北川君の金星2つや1年生が堂々とした将棋を見せたこと、2年生が中四に対して頑張ってくれたことは、勝利打点としては表れなかったものの、次につながる良い成果だと思います。

 また、当たり前のように応援に駆けつけ、サポートをしてくださったOBの方もいました。それも3人もです。おかげさまで僕は憂いなくオーダーに専念することができました。
 さらに、本来出場するつもりのなかった松本さんと大平さんには無理を言って、わざわざ帰省先から参加していただきました。この記事ではまるで僕が一人でオーダーを考えていたように書いてしまいましたが、このお二人と西村さんの助言がなければオーダー表も当日のオーダーも滅茶苦茶になっていたはずです。
 多くの方々の支えがあって選手が戦うことができました。本当にありがとうございました。


 個人的には多くの反省点がありました。松阪君、松本さんはもっと出番があるようにオーダー表を作れなかったのか。オーダーの読みを外さなければ。自将棋の規定を周知していれば。部内で持ち時間の長い将棋をもっと指すように環境を作っていれば。
 次の鳥取中四で優勝できるよう、反省点は改善していきます。


 これで春中四レポを終わります。選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。


安永拓未


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2018年05月03日

岡山中四に臨んで

 こんにちは。昨年末から部長になりました安永です。遅くはなりましたが部長としてのご挨拶と、明日から始まる中四について書こうと思います。


 新役員は、部長安永拓未(3)、副部長佐野雄大(2)、主将鍋谷太朗(2)、庶務米谷裕輝(3)となりました。この4人と他の部員で協力して部を運営していき、中四国大会の優勝を目指します。

 部長の役目は中四優勝のために事務仕事をこなしたり何か部での活動を企画・実行することにあると思っています。これまでの半年弱でその役目は全く果たせていません。また、9月からは7週間の教育実習があり将棋部に関われない期間もあります。役目を果たすために、これからの1日1日を大切にしなければいけません。

 半面、他の役員のみんなはとてもよく考えて動いて部に貢献しています。僕も足並みをそろえていこうと思います。


 春中四について。今年の3月に今まで将棋部を支えてくださった多くの先輩方とお別れをしました。戦力不足の不安から中四について考えるたびに気持ちが沈んだ時期もありました。

 ですが、中四を迎えるにあたって戦力を整理してみると、多くの部員の成長がはっきりと成長していることに気付きました。特に新2年生が中四への関心を高めてくれたことが大きいです。今年も優勝を狙える戦力はあります。出場する選手には自信をもって指してほしいです。

 みんなで優勝を目指しましょう。


 最後になりますが、今後お世話になる皆様、岡山中四で対戦する皆様、どうぞよろしくお願いします。


安永拓未@総力で勝つ


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2018年04月17日

プロ棋界を振り返って(その1)

どうもこんにちは、お久しぶりです。初めましての方は初めまして。無事OBとなりました岡部です。社会人二年目のかすていらさんと同様に今後も何回かお邪魔させていただきます。よろしくお願いいたします。

さて、去年はタイトル戦以外の話題があまりにも多すぎた関係でどこまで行くかわかりませんが、プロ棋界の動きをまとめていきたいと思います。なおこの企画が来年できるかどうかは未定です(むしろ後輩たちが引き継いでほしいくらい)。

1.21年ぶりに20代同士の名人戦
佐藤天彦名人VS稲葉陽八段というフレッシュな顔合わせに。前回の20代対決のカードは羽生-森内。当時どちらも25歳。うーん、若い。封じ手でのエピソードを思い出しました。おまけに森内がどちらも出てない名人戦は2001年以来だというから、どれだけこの二人が名人戦で無双してたかよくわかった。ここ30年の名人戦のうち9年は羽生-森内だったからね…ほかのデータも持ち出すと、
羽生世代同士::13回
羽生世代VS谷川:5回
これで昨年がどれだけフレッシュであったかかご理解いただけただろうか。そして今年は佐藤(天)-羽生…プレーオフの劇的展開についてはいずれ書きます。


さて、名人戦だけで一回分使い切ることになろうとは…いろいろデータ持ち出しちゃったし、仕方ないね。興味のある方は以下のサイトへGO!次はマイナビを予定してます。
http://shogititle.nobody.jp/index.html


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2018年01月15日

主将退任あいさつ


「1局をみんなで喜び、みんなで悲しむ」
そこに辿り着くまでには様々な喜怒哀楽がありました。
この貴重な時間を共に過ごし、与えてくださった全ての方に感謝いたします。


大平哲也 

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2018年01月14日

副部長が終わりました。

 前副部長・会計の安永(拓)です。退任のご挨拶をいたします。

 ご存知のお方も多いでしょうが、新役員の決定と交代は既に終わっています。その際「副部長って何をするんですか?」と問われることになりました。そこで少し怖い気持ちになりました。この一年、僕は何をしていたのだろう、と。
 「副部長の仕事」とは、平たく言えば「部長の補佐とたまに代理」だと思います。じゃあ部長の補佐とは何なのかというと、「それやっときますよ」と自ら仕事を請け負っていくことなのかなと思いました。
 自分がそれをうまくできたわけではありません。むしろもっとたくさんの仕事ができたはずだと後悔が残っています。

 もう一つ副部長の仕事があります。将棋部の三役のひとりとして、三役としての話し合いに参加することです。僕はその話し合いの中でも、お世辞にも役に立ったとは言えません。部長や主将のように有用な意見を出すことができず、発言に突っ込まれて勉強していることがとても多かったです。しかしその中でも臆さず意見を言えたのが、僕のいいところかなあーなんて思うんですがどうですかね。

 そもそも、基本的には3年生が主となって部を運営していく代です。「やっすんは後輩だから三役の中で言いにくいこともあるだろうけど…」とよく心配していただきました。自分の中で先輩相手だからと遠慮して言えなかったことはひとつもありません。それは部長と主将をはじめとする先輩方が優しく、信頼しきれる存在であったおかげです。また、そもそも同級生と話す機会がほぼなく、先輩に遠慮していたら部内で本来の自分を出して話すことがなくなってしまうため、自然とそういう態度になったのかなと思います。(度を越して粗相を積み重ねてしまい、嫌われてしまうのですが。)

 その三役は部長の退任挨拶で触れられているとおり、1,2回分裂の危機に見舞われました。しかしあんまり表沙汰にならず、仕事もこなし、頑張ったと言えるくらいの成果を残した三役だったと思います。

 三役にトラブルがあったのにうまくいった理由は、三役の、そして将棋部の目指す目標が共有されていたことに尽きると思います。団体戦で勝つために三役があり、個々の仕事がある。それがぶれなかったから、個人的なトラブルがあっても最後は同じ方向を向いたのだと思います。また3年生を主体とする部員も、団体戦で勝つために日々将棋に取り組むという考え方を持っていたからこそ、部長を中心として団結できたのだと思います。

 あくまで僕の想像なのですが、これからも大切にしていくべきことなのではないかと思いました。

 会計について。会計職に求められるのは一回も会ったことのない幽霊部員の先輩から部費を徴収する図々しさとチマチマした作業をいとわない性格でしょうか。僕はチマチマした作業が大嫌いなので二度とやりたくありません。

 就任の挨拶に書いたとおり、役員を経験することでたくさん勉強することができました。迷惑をかけることも多かったのですが、部長と、主将と、先輩方と、1年生に見守っていただいて一年間を過ごしました。本当にありがとうございました。

 長文・駄文失礼しました。

 次回は「見よこの味を!主将の絶品カレーレシピ」です。お楽しみに!!


前副部長・会計 安永拓未


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2018年01月13日

役員交代のお知らせ及び退任挨拶

こんにちは。前部長の松本です。

昨年12月に行われた部会で下記の通り役員交代を行いましたのでお知らせ致します。

 

部長:松本安永拓未(教育2)

副部長:安永拓佐野雄大(理1)

主将:大平鍋谷太朗(総科1)

庶務:米谷裕輝(経済2)

 

昨年まで重要事項の話し合いなどは三役で行ってまいりましたが、今年からはこの4人で行うとのことです。

 

以下は、私より部長退任の挨拶を述べさせていただきます。

 

「中四優勝を目指す」と部員日記で宣言してから1年が経ちました。宣言したはいいものの、正直全く自信がありませんでした。当時チームの勝ち頭でおられた名越さんをはじめとする当時の4年生が抜けられた広大将棋部が、優勝争いをする姿を想像することができませんでした。現実的な目標はA級残留と発言してしまったこともありました。しかし、その不安を晴らすかのように部員みんなが力をつけてくれました。特に西村の伸びは目を見張るものがあり、とても頼りになる存在になりました。

 

結局、春秋共に岡山大学さんと死闘を繰り広げることになりましたが、優勝を逃し全国大会に進むことが出来ませんでした。力を出し切ったにも関わらず優勝できなかったということはやはりチーム全体の棋力が足りなかったということだと思います。部長として優勝できるだけの戦力を整えられなかった責任を痛感しております。申し訳ありませんでした。

 

ここまで中四のことばかり述べてきましたが、部長としては本当に大変な1年間でした。三役として団結しなければならないはずの広島中四の前に、私と主将大平が揉め、副部長に迷惑をかけてしましました。その場は凌ぎ春中四を乗り切ったものの、春中四後に再び揉め事を起こしてしまいました。どちらが悪いという問題ではなく、部長である私が一歩引くべきであったと反省しました。

 

その後、部長退任までの半年間は全く揉めることなく、三役で協力しながら部の運営を円滑に行うことが出来ました。特に合宿や秋中四では三役、更には部が一つになっていくのを感じました。非常にやりがいを感じましたし、部長をやっていてよかったと思えた半年間でした。

 

とはいえ、棋力も人間性も未熟な私が部長でよかったのかと自問自答することが多々ありました。これは部長を退任するまで毎日続きました。夏休みに西村とサシ飲みをしたときに、私が部長でよかったと思うか尋ねたことがありました。部の柱に成長した西村から辛辣な言葉が飛んでくることも覚悟していたのですが、「お前の部長(の仕事ぶり)に何の不満もない」というありがたい言葉をもらい、それ以降はその言葉を励みに部長職を全うすることが出来ました。

 

この1年間、苦労も多く私が気付いていないだけで部員の皆さんに迷惑をかけたかもしれません。しかし、先輩方をはじめとする部員の皆さんや、OBの方々に支えていただき、なんとか部長の仕事をやり遂げることが出来ました。中四優勝は成し遂げることができませんでしたが、達成感でいっぱいです。

 

今年こそは同期や後輩たちが悲願の中四優勝を達成してくれると信じています。私も陰ながら部を支えて行こうと思います。

 

最後になりましたが、広島大学将棋部OBの皆様、中四関係者の皆様、そして部員の皆さん、最高の1年間をありがとうございました。広島大学将棋部の更なる発展を期待しています。それでは失礼いたします。

 

広島大学将棋部 松本大樹



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2017年11月24日

プロフェッショナル〜井居功成

“広大の勝負の鬼”

 

 広大将棋部で大会に1番強いのは誰か、部員の多くが彼の名を挙げる。単純な棋力だけならトップではないかもしれない。だが、勝負強さなら彼の右に出るものはいない。誰もが諦めかけた局面から極限まで研ぎ澄まされた集中力で逆転し、広島大学を勝利にいざなう凄腕。

 

井居功成 〜中飛車党 Kosei IORI (22) 

 

 中四にその名が轟く中飛車党のスペシャリスト。どんなに強い相手が来ても粘りに粘り、果敢に立ち向かうのがこの男の使命。この秋、最後の大会となった井居の持てる技術を全てかけたギリギリの戦いが始まった。一尺四方の盤上に全身全霊で向き合う、熱き男の大勝負を振り返る。

 

将棋で勝つには自信をつけること

 

 10月初頭、彼はコンサート会場にいた。人気アイドルグループももいろクローバーZのライブだ。「将棋ばっかりしてると神経的に疲れるんですよ。ももクロ見ると元気になるし、メンタルもリセットできますね。」彼はパソコンのZキーを破損させるほどのももクロファンだ。この日、井居はももクロのハッピを購入した。大会の団体戦に着用するためだ。「春、着て行ったら強豪に何人も勝てたから次もゲン担いでいこうと思ってね。」

 

“原点に帰る”

 

 大会3日前、井居は部室に向かった。2年前の広島中四の大会冊子をおもむろに開く。この大会が彼にとって中四の原点だ。「このとき俺、1-3だったんだよね。勝てなくて悔しくてもっともっと頑張ろうって思ったね。」「でもそれから時間いっぱいまで考えて指したら、チャンスは巡ってくるってわかって、3年に上がってから勝てるようになったよ。」

 井居の闘志は静かに燃え始めていた。

 

“常に自然体で”

 

 大会前日、井居はハプニングに見舞われた。大会で着用するはずだったももいろクローバーZのハッピを愛媛に向かう船に忘れてきてしまったのだ。「何か忘れてると思ったら…」井居に焦りの色が出る。「でもなんとかなるはずだよ。」不穏な空気の中、ついにその日を迎えた。

 

“大会当日”

 

 「大将井居4年です。」部長松本のオーダー交換の後、井居は静かに席に着く。人生最後の大勝負が幕を開けた。初戦の相手は徳島大学のエース大谷さん、実力ははっきり相手が上だ。試合はゆっくりしたペースで進む。

 中四国大会はかなり過酷な勝負と言われる。持ち時間は25分、使い切ると160秒の秒読みがつく。1局あたりの対局時間はときに2時間以上にも及び、持久力・精神力が求められる。

 対局は序盤から大谷さんのペースで進む。井居はじっと耐え続ける。だが、「負けました。」井居負け。完敗だった。「途中でちょっと失敗しちゃって、次がんばるね。」

 その言葉の通り、次からは見事に持ち直した。2局目と3局目は井居勝ち。1局目の敗戦を引きずることなく勝利を収めた。そして迎えた第4局。

 

“最後の中四、最大の鬼勝負”

 

 対戦校は山口大学。今大会からA級に復帰した勢いのある大学だ。井居の相手は山大の大黒柱三吉さん。団体戦のあたりをみてもここを勝ったほうがチームの勝利に大きく近づく。先手番は井居、初手5六歩。人生最大の勝負はいつも通り中飛車の出だしから始まった。ペースを握ったのは山口大学三吉さん。井居はひたすら耐え続ける。控え室の部員は、「これは無理だわ。井居に勝ち目がない。相手玉はガチガチで井居玉だけ頭に火がついてるよ。」周りからは半ば諦めの声も出始めた。それでもなお井居はじっと耐える。すると次第に優勢のはずの三吉さんが落ち着きを失い始めた。そして148手目、8八龍。明らかに攻め急いだ一手だった。

 三吉さんにこの一手を指させたことこそ井居の強さの、真骨頂だ。

 

“自分から崩れない”

 

 井居は読みの速さや瞬発的な判断力は周りの強豪に比べると遅い。しかし、秒読み60秒を常にフル活用し、丁寧に読み込んでじっとチャンスを待つ。明らかに次の一手が一択でも決してすぐに指したりはしない。

 井居は言う、「中四で圧倒的に強ければ、どんどん指してもいいけど、自分みたいな凡人はそんな強くないから、一手一手時間ギリギリまで読みを入れます。この積み重ねが大事なんじゃないかなと思っています。」

 井居の粘りは三吉さんの思考回路を狂わせた。井居はギリギリまで受け、一気に相手玉に攻め込む。そして182手目、「負けました。」三吉さん投了。井居、劇的な逆転勝利でチームを勝ちに導いた。

 

 この対局後、広島大学将棋部は円陣を組んだ。その円陣の真ん中に井居の姿はあった。「みんな、ここまで来たので絶対優勝するぞ!」これまで数多くの修羅場をくぐり抜けてきた。だからこそ、彼の言葉には重みがあった。

 岡山大学との優勝決定戦。井居自らは出場せず、遠くから見守っていた。その表情は何を思っていたのか、一言では言い尽くせない様子であった。

 広島大学は惜しくも準優勝、7年ぶりの優勝とはならなかった。井居最後の中四はこうして静かに幕を閉じた。

 

“最後の中四を終えて”

 

 大会5日後、井居は部室を訪れた。

「愛媛中四は今までで、一番悔しかったし、一番興奮したし、一番楽しかったです。最終戦、みんなが戦っている姿を見て、感動しました。みんな本当にありがとう。」

 

“自分にとって中四とは?”

 

「中四は僕にとって成長させてくれた場です。将棋の内容についてはもちろん、緊張する場で集中すること、チームのために諦めないこと、1つの目標に向かって団結することの大切さを教えてもらいました。」

 

“最後の一手まで諦めない。” 終

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2017年11月19日

愛媛中四団体戦レポ

こんにちは。部長の松本です。

11月3日に松山市青少年センターで行われた愛媛中四団体戦のレポになります。

早速団体戦について振り返ろうと思います。今回は各大学の力が拮抗しており大変難しい戦いになると予想していました。対戦順も4戦目山口大学さん、5戦目岡山大学さんというのは多少辛いと思っていました。しかし広大の目標は岡山大学さんを倒しての全勝優勝&王座戦出場。全員が強い気持ちを持って当日に挑みました。ちなみにオーダーはほぼ西村理事長が決めました。

初戦の相手はなぜか初戦で当たることが多い徳島大学さん。今回は主力の石原さんが欠場されるということで最低でも5−2勝ち以上で勢いをつけたいと考えていました。そしてオーダーは以下のようになりました。(左側が広島大学。敬称略。オーダー右横は私の対局前の予想です。)

井居−大谷 不利
鍋谷ー川上 有利
原ー下浦 不利
西村ー武富 有利
瀬戸川ー黒木 有利
江口ー篠原 有利
大平ー土井 有利

結果的に鍋谷君と大平がかわされた形となりましたが客観的に見ても広大が有利だと思いました。江口ー篠原は他のカードに比べたら微妙ですが勝ってくれると信じていました。しかし広大は苦戦を強いられ3−3で瀬戸川ー黒木残しとなり、しかも瀬戸川さんは敗勢。生きた心地がしませんでした。そして結果は…。

井居✕−〇大谷 
鍋谷〇ー✕川上 
原✕ー〇下浦 
西村〇ー✕武富 
瀬戸川〇ー✕黒木 
江口✕ー〇篠原 
大平〇ー✕土井 

4−3勝ち!瀬戸川さんが底力を見せて見事な逆転勝ち。本当に助かりました。勝つべく3人も勝ってなんとか白星スタートを切ることが出来ました。1回戦はA級全て4−3決着となり混戦を予測させる幕開けとなりました。

2戦目の相手は愛媛大学さん。春は5−2勝ちでしたが勝負所を2つ拾っての5−2勝ちだったので全く油断はできないと思っていました。悩んだ結果初戦と同じオーダーに。当たりは以下のようになりました。

井居−高橋 有利
鍋谷ー嵐 有利
原ー萩山 不利
西村ー黒川 有利
瀬戸川ー宮地 有利
江口ー西村 互角
大平ー神高 互角

当たりは想定していたものより良いものとなりました。しかし油断は禁物。みんな気を引き締めて対局に臨みました。そして結果は…。

井居〇−✕高橋
鍋谷〇ー✕嵐
原✕ー〇萩山
西村〇ー✕黒川
瀬戸川〇ー✕宮地
江口〇ー✕西村
大平✕ー〇神高

5−2勝ち!初戦早々に敗れた江口でしたが2戦目は強敵に勝利。安心しました。瀬戸川さんも連戦の疲れを見せず個人戦ベスト8の難敵を下してくれました。2回戦終了時点で2−0は岡山大学さんと広大だけになりました。

3戦目の相手は松山大学さん。春に三本柱としてチームを引っ張った山崎さんが抜けられましたが佐々木さんと中村さんの二枚看板が鉄壁なのでいかにお二人をかわせるかが勝負でした。ここで瀬戸川さんを休ませ三島君を投入。ちょっとした勝負に出ましたがオーダーは以下の通りに。
 
井居ー木村 有利
鍋谷ー流田 有利
原ー中村 不利
西村ー木下 有利
三島ー三代 不利
江口ー佐々木 不利
大平ー石川 有利

原さんは3戦連続で相手のエース格と当たってしまいました。七将戦がカギを握っているのは一目瞭然で大平は相当なプレッシャーがあったと思います。三島君も不利だとは思いましたが一発かまして欲しいと思っていました。大平は途中悪そうでしたが果たして結果は…。

井居〇ー✕木村 
鍋谷〇ー✕流田 
原✕ー〇中村 
西村〇ー✕木下 
三島✕ー〇三代 
江口✕ー〇佐々木 
大平〇ー✕石川 

4−3勝ち!大平が勝負強さを見せつけてくれました。敗れた3人も見せ場はあったようで今後に繋がる対局になりました。また同時に行われた岡山ー愛媛戦では岡山大学さんが2−5ペースから色々あって4−3勝ち。岡山大学さんの底力を感じました。

4戦目の相手は山口大学さん。今大会岡山大学さんの次にマークしており非常に厳しい戦いになることを覚悟していました。メンバーとはここからが本番であるという話をしました。そして勝負のオーダーは以下の通りに。

井居−三吉 不利
鍋谷ー山下 有利
西村ー甲斐 不利
三島ー横江 不利
瀬戸川ー白石 有利
江口ー村上 互角
大平ー松永 互角

完全にオーダーを刺されてしまいました。江口大平は強敵が相手ですがどちらも勝たなければいけない非常に厳しい当たりになりました。おまけに瀬戸川さんが早めに敗れてしまい少し敗北が脳裏をよぎりましたが、選手を信じて勝利を祈り続けました。そして結果は…。

井居〇−✕三吉 
鍋谷〇ー✕山下
西村〇ー✕甲斐
三島✕ー〇横江
瀬戸川✕ー〇白石
江口〇ー✕村上
大平〇ー✕松永

なんと望外の5−2勝ち。井居さんが苦しい局面から逆転勝ち。西村は格上相手に見事な勝利。江口大平は難敵を下し意地を見せてくれました。4回戦終了時点で岡山大学さんと広大が全勝で並びましたが勝ち数では広大が上回っており、広大は最終岡山大学戦に引き分け以上で優勝ということになりました。

最終戦の相手は岡山大学さん。現在5連覇中の絶対王者に部員一丸となって挑みました。対局前には井居前主将を中心にして円陣を組みました。雰囲気がすごく良く必ず優勝できると思っていました。そしてオーダーは勝負をかけて以下の通りに。

鍋谷ー佐々木 有利
原ー藤井 不利
西村ー下戸 有利
三島ー羽仁 不利
瀬戸川ー江島 有利
江口ー藤吉 互角
大平ー水口 互角

岡山大学さんのオーダーを完全に読んでおり最高のオーダーになりました。ここまで3−1でラスト中四の井居さんを外すのは心が痛みましたが優勝すればすべてが報われると思い勝負をかけました。対局中は井居さんも僕もあまり対局を観戦することができませんでした。井居さんの事情は分かりませんが僕はなにか怖さのようなものを感じていました。部長を務めてきた1年間の努力が報われるか水の泡になるか。みんなと喜びを分かち合うか悲しみにくれるか。本当に情けないですが陰で勝つことを祈ることしかできませんでした。そして結果は…。

鍋谷✕ー〇佐々木
原✕ー〇藤井
西村〇ー✕下戸
三島✕ー〇羽仁
瀬戸川〇ー✕江島
江口✕ー〇藤吉
大平〇ー✕水口

3−4負けでした。涙を流しながらオーダー表に結果を書く羽仁さんに対して私もなにも言わずに結果を書きました。羽仁さんもSNS上でおっしゃっていましたが嬉しいとか悔しいとかいう感情では無かったと思います。その時の気持ちは今も忘れていませんが説明することができません。

以上の結果、岡山大学さんが全勝で優勝し王座戦出場権を獲得。広大は4勝1敗で2位でした。

中四最多32回のA級団体戦優勝を誇る広大将棋部を優勝に導けなかった責任を痛感しております。期待してくださった皆様を裏切る結果となり本当に申し訳ございませんでした。

今回の中四は1年間の全てを賭けた戦いでした。全国に行くなら今年しかないと思ってがむしゃらにやってきました。しかし最後は岡山大学さんの底力の前に屈しました。1戦も出ていない私が言うのも恐縮ですが、オーダーが刺さったにも関わらず負けたということはやはり力不足であったと思います。私含め全員努力が足りなかったと思います。目に見える結果を求めていた私にとっては非常に残念な結果であり、対局終了後は無気力状態に陥りました。しかし原さんの「楽しい対局ができた」、井居さんの「今までの中四で1番楽しかった」という言葉に少しだけ救われた気がします。もちろん負けではダメなのですがラスト中四の4年生が満足してくれたことは一つ良かったです。

今回もサポートメンバー、C級メンバーを含めた総力戦でした。
強敵相手にも臆さず立ち向かった原さん。
持ち前の粘り強さで貴重な勝利をもぎとった井居さん。
有言実行で5−0を達成した戦う理事長西村。
プレッシャーに打ち勝ち主将の役割を果たした大平。
初戦で苦しい将棋を捲りチームに勢いをもたらした瀬戸川さん。
0−5でもおかしくない当たりで2勝を挙げた江口。
1年生エースとしてチームを引っ張った鍋谷君。
0−3ながらも翌日切り替えて強敵を倒し個人戦ベスト16に進んだ三島君。
厳しいことを言ってもついてきてくれた副部長。
1回も出番が無かったにも関わらず文句の一つも言わずに偵察してくれたサポートメンバー。
最終戦をずっと見守り続けたC級メンバー。
団体戦不出場ながらも会場に駆けつけてくれた坂元。
会場に来られなくても団体戦終了後即僕にLINEを下さった小佐井さん。
広大7年ぶりの優勝を待ち望んで下さっていたOBさん。
一緒に応援してくださった選手たちの家族。

会場に来られていない方を含め最高のメンバーで中四に臨めたことは一生忘れることが出来ないと思います。もちろん優勝できなくて悔しい思いはあります。今までお世話になった4年生と一緒に四日市に行くことが出来ず残念です。しかし、この悔しさを必ず同期や後輩たちが晴らしてくれるはずです。部員全員で期待に応えられるよう精進するのみだと思います。

応援してくださった皆様本当にありがとうございました。来年の広島大学将棋部もどうぞよろしくお願い致します。来年こそ必ず良い報告をさせていただきます。

最後になりましたが主幹を務められました愛媛大学の皆様をはじめとする運営に携わられた全ての皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

それでは失礼いたします。


広島大学将棋部部長 松本大樹


hiroshima_syougibu at 00:08|PermalinkComments(0)

2017年09月17日

JT杯観戦レポ(その8)-封じ手と瞬殺-

こんにちは、台風真っ只中の岡部です。あっ、台風真っ只中というのは西条にいたら当然でしたね…こちらは雷も鳴って大変です。当然のようにどこにも行けませんね…明日晴れるのがせめてもの救いですね。



本題に移ります。
封じ手は▲3六歩と予想。とにかく攻めたい。▲8八玉というのが候補に上がったが、頭の中で真っ先に却下
した。一手パスしてる場合じゃない。というかそれなら菊水矢倉に組んだ意味がなく一貫性がない。▲1六桂も考えられるが、すぐに反発されるのが気になる。ということで選んだ。ちなみに隣の方は▲8八玉らしい。果たして…

10分後、封じ手開封。▲8八玉。外した…という落胆など一瞬で吹っ飛んだ。△7五歩▲同歩△8三桂。格言通りの一着だが、これが案外受けづらいことに私は驚いた。反撃の味はつけつつも、ほぼ一方的にJT杯覇者が攻め込む展開に。おまけに展開がむちゃくちゃ早い。去年の将棋を見ていたからこそよりそう感じたのかもしれない。

94手目△4八銀のところで私は痛恨のミスを犯してしまった。睡眠不足がここで祟り、zzz…気づいたときには、当然のように豊島勝ちで終局。時計を確認する。16時15分。えっ、早すぎない…?いや、前回がやばかっただけか…状況を把握するためアプリ起動。怒涛の攻めで終わらせてた。本当に序盤、中盤、終盤スキがなかった。今一つ消化不良のまま、封じ手予想は難しいということと豊島さんの強さだけがはっきりと残った。


ということで最後の最後で事故って終了しました。これで完結です。次回は未定です。倉敷藤花戦に行きたいな〜と思っていますがどうなるか。挑決でどっちが出てきても楽しみなカードではあるので、予定がつけばというところ。強気の応酬を期待します。


hiroshima_syougibu at 18:16|PermalinkComments(0)

2017年09月15日

JT杯観戦レポ(その7)-怒涛の進行-

こんにちは、3連休に台風直撃とかいやな感じしかしない岡部です。一年秋にも最終日に台風直撃で、当時はネットもなく、むっちゃすることに困った記憶があります。今年は…
ところで、広島は本拠での優勝がかなり危なくなってしまいましたが、優勝は確定したも同然なのでゆったり構えることにしました。どうやったら新戦力がばんばん出てきて層が厚くできるのか、鷲ファンも兼ねてる私はむっちゃ知りたいです。


話がそれましたね。本題へと戻します。
地元出身VS前年度優勝者、しかも20代同士という好カードはそんなにこの棋戦で実現するものではないので、注目の一戦。前年度活躍して賞金をしっかり稼がないと出場できないから、トップ棋士といえどもその枠に入るのは困難。そこに若い二人が入っているのは見事。この後どこまで躍進していけるのか…

…とここまで書いてから女流版のJT杯もできないのかな…と思いましたが、そうなると賞金を間接的に明かすことになるから難しいか…ということで現状では難しそう。だが、企画としては楽しそう。もし今年開催するとなると、S五冠、K女王、M二段、K三段、I三段、U三段(タイトル戦出場者)を筆頭に…あれ…挑決リーグの対局料が分からない…最終的な結論:中の人しか分からない

またそれました。対局の方へ戻ります。
子ども大会決勝はどちらも角換わり。JT杯の方も9手目まで角換わりの出だし。10手目に△4四歩と変化球。ひと昔前(いつだ?)なら矢倉になっているが、ここ最近はやりの雁木に。そこからどんどん駒組みが…速い…10分くらいで早々に封じ手。封じ手の局面は駒組みが終わりお互いに角桂歩を手持ちにして中盤戦の様相。ということは両者の研究範囲なのかそれとも気合の早指しなのか…



いよいよ次回で完結します。封じ手から終局まで一気にお届けします。そう、それはあまりにも一瞬の出来事だった…


hiroshima_syougibu at 14:25|PermalinkComments(0)
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