2006年11月29日

温泉湯治いろいろ

そもそも湯治とは、温泉の成分や温熱による効能と、日常生活を離れ、自然の中でリラックスしてストレスを発散させて、良い生活(十分な睡眠と正しい食事、適度な運動・散歩)をすることによって、本来人間が持っている自然治癒力を高めることが、本質だと思うのです。

・・なので、私的には、長く温泉地に滞在するのを湯治というのがしっくり来ます。

だから要するに、滞在先がいわゆる湯治宿でなくても、長けりゃいいと単純に思っています。ちょっと乱暴だけど。もちろん温泉の効用とか、禁忌とか、本人と温泉の相性、好みもあるんですが、わざわざ遠くまでいかにも湯治。。。。という温泉に出向く必要まではないと思うのです。

ただ、予算とか、食事とかの都合も考えたとき、自分のライフスタイルに合わせやすい自炊のスタイルが、湯治に最も向いていると思います。
食事制限の問題や、体力、健康状態に合った栄養のバランスも考えられるですし。また旅館で出るような豪勢な食事が毎日続くのは療養には向かないですよね。そして宴会も!!)

問題は、現代人において、数週間も休みを取って温泉に滞在できる人がいるのか!!!ってところですけど、まあそういうラッキーな機会があればぜひ日本人に生まれた幸せを満喫するべきだと思うのです。

私は、勤めていた頃は自分で言うのは何なのですけど、ものすごくハードワーカーで、明けても暮れても早朝から深夜まで、おうちに帰ってからも仕事のことばっかり考えていました。
仕事の生産性を上げたかったから、アホだけど勉強もしました。仕事の幅を広げたかったから力仕事もガンガンやって、会社帰りに空手の道場通って体力もつけました。

今思うと、温泉の至福のひと時を過ごすために普段の生活があったんじゃないかって思います。

そんな頃いつも思っていたのは、

「リタイヤしたら絶対に日本中の温泉を1年くらいかけて回る!!!」
って夢のことだったのですが、今もしちょうどリタイヤされる予定の方がこのページを見ていらっしゃったら、

もう是非に、是非に。

「2週間〜1ヶ月湯治温泉。人生と肉体リセットの旅(退職者向け)」

・・を企画していただきたく思います。退屈なんかじゃありません。絶対いいです。お願い、私の代わりに行ってきて。

しかし、まだまだ仕事をやめる予定はないけれどという人が大多数だと思います。そんな人用にもいくつかプログラムを用意しました。

「初めての自炊湯治温泉プラン」
「湯治温泉保養ツアー+スキー(ダイエット編)」

初めての自炊湯治温泉プラン(予約まで)

初めて湯治を体験する場合、どのくらい休暇があるのかにもよりますが、いきなり一ヶ月山ごもりをするといっても何ですので、まず一週間くらいで計画してみてはいかがでしょうか?
自炊宿は、3泊以上でないと予約できなかったりする宿もあるので、短い場合はあらかじめ確認しておくと良いと思います。また、昔ながらのムードあふれる温泉郷(ひなびたところとも言う)だと、時に相部屋というシステムも存在するので、予約時には一応個室であることを確認しましょう。

以下は、もしこれから予約する温泉宿が、いわゆるムードあふれる感じであった場合(用は何もなくて全部自分で持ち込むか借りるかしなきゃならないような場合)のチェック事項を挙げてみます。
最近は、至れり尽くせり全部そろっているところが多いと思いますが、その場合は心配する必要はないです〜。

まず、自炊温泉に泊る場合、設備について確認しないといけません。

特に重要なのが、「布団の有無」です。昔ながらの自炊宿の中には、布団は持ちこみまたはリース、つまり別料金の場合があります。
また、季節によっては、こたつや、ストーブも一日いくらだったりするので注意しましょう。

次にキッチンです。炊事道具完備と書いてある場合でも、もしかして、食器は
完備していないかもしれないので、チラッと聞いてみると良いかも知れません。
私がはじめて行った所は、炊事道具完備となっていたので安心して行ったところ、巨大ななべと、いわゆる本物のお釜(はじめて見たヨ)しかなくてショックを受けました。(笑)

もうひとつ、私の失敗ネタですが、ガスコンロを使うのに、10円玉を入れないと動かないシステムで、財布の中の10円が全滅したためにご飯が途中で作れなくなったことがあります。また、深夜にマッチがなくなって誰にも借りにいけなくなったこともあります。
予約時に聞くことでもないですが、一応余分に持っていっておきましょう♪

予約時に確認すると良いことは、近くに「食堂」、「コンビニ」があるかどうかです。営業時間もチェックできるとなおいいでしょう。また、スーパーがあると食事が豊かに楽しくなります。


初めての自炊湯治温泉プラン(持っていくもの※必須)

湯治温泉にに持っていくものです。

ぜひ持っていくべきは、調味料。しょうゆ、みそが売っていても1L、1キロだったりしかねないので、宿泊数に応じて、コンビニに売っている小さいパックのものなどを持っていくとよいでしょう。忘れがちなだしの素もよろしくです。

しょうゆ、味噌(もしくはインスタント味噌汁)、だし、砂糖、しお、こしょう、油類、お茶パック、マヨネーズ。インスタントコーヒー。

自分は全部出来合いで済ませる!!!って人はそれほど多くはいらないでしょう。

100円均一で、多目的ナイフをひとつ入手しておくと便利だと思います。栓抜き、缶きり、ワインオープナーのついているもの。
ついでに100均で湯沸し用に小さいアルミの柄つき鍋(ミルクパンみたいな)を買っておいてもいいかもしれません。(食器にもなりますし。)

忘れていけないのは、お箸。ちょっと高級な割り箸を洗って繰り返し使うも良し。
食品保存用のビニル袋は、ラップの代わりにもなるし色々と使えます。食器洗いのスポンジも1個入れておくと役に立ちます。
ティッシュペーパーはキッチンペーパーの代わりにも使えますので箱で持っているといいですね。

それから、ご飯。万一炊飯器がなかったり、炊くのが面倒だったりということを考えると、一人前ずつ真空パックになっているご飯やアルファ米を持っていると便利かも。私は早炊き米の愛好家です。炊き込みご飯も鍋で簡単に炊けるんです。
(災害用の非常食として常備しているものの賞味期限切れをキャンプとかこういうときにせっせと消費しているのです。よくアウトドアショップやホームセンターなどで売っているこういうやつです。)

http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=109L21+8QYBSI+5WS+C28PV&a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fwww.rakuten.co.jp%2Fp-image%2F448966%2F446886%2F%23384013

なんだかキャンプみたいで楽しくなってきました。

あとは、お風呂セット。洗面用具。タオルとパジャマも忘れずに。普通の温泉宿と違って、備品があてにならないことが多いです。洗濯用洗剤もあったほうが良いでしょう。(うまくいけばコインランドリーがあるかも知れないですけどね。)

後は個人的によく使うものや好きなもの。私の場合、朝ご飯はシリアル派のため、粉のスキムミルク。それからポン酢、おいしい塩。
絶対使う野菜各種。にんじん、玉ねぎ、ジャガイモ、にんにく、しょうが、ふえるわかめ。
テフロン加工のアルミ製炒め鍋。小さくて軽いもの。ボールにも、どんぶりのかわりにもすき焼きにもいい感じです。他に、スプーンフォークセットアウトドア用。竹のしゃもじ。マイ食器(プラスチックのおわん、皿)。これらも普段は非常災害用に家に備えられているものです。

そうそう、わすれちゃいけないもの。

酒です。(ニヤ)

お気に入りの小瓶を一本をしのばせる。・・もしくは酒持込OKか宿に確認してください。向こうで買ってもいいのですけどね。

たくさんはだめですよぉ。特に、肝機能系弱い人は、治しに行くわけであって悪化させたら元も子もありません。

愛でるべきは、お酒じゃなくて空気と景色です。だから、上等なのをちょっとだけ。もしくは寝る前に養命酒くらいにしておいてください。


また、せっかく長期休みに行くのだから、ちょっとは遊び道具もあると楽しいです。何も色々持っていくことはないのですが、こういったものなどはどうでしょうか。

・本
・地図
・釣具
・ジャージ
・スキー
・封筒、便箋、切手、絵はがき等
・ハイキング用品

もうひとつ私のお勧めアイテムは、「せんねん灸」です。
痕はつかないし、お灸初心者にもわかりやすく図解の説明書が入っているので、コレをきっかけに試してみるのはいかがでしょう。効きますよ。

色々種類があるのですが、緑色のパッケージ「伊吹」がソフトで肌にも優しいため、初心者におすすめです。

湯治とは?何だろう

湯治の歴史

湯治という言葉自体は古くからあり、奈良時代には使われていたといいます。古くは湯治を行っていたのは権力者など一部の人に限られていました。
一般庶民の間でも湯治が盛んに行われるようになったのは、江戸時代以降です。
合戦が行われなくなったことにより、農閑期に時間が発生した農民が、蓄積した疲労を癒す目的で湯治を行うようになったのもこのころです。田植え後の泥落としの湯治とか、寒湯治、夏湯治など、10日間を超えるような長期的な温泉利用のことを湯治と呼んできました。

ヨーロッパにも温泉療養の文化はあるのですが、飲泉に重きが置かれていて、湯船につかるのがメインの日本の温泉とはちょっと違います。
何か、おいしいところを半分くらい逃しているみたいで、日本人的にはもったいないって言うのか。
あの、体中が暖かく包まれて、ゆっくりとほぐされていく感じがいいんですよね〜

ところで、フランスでは、健康保険が温泉滞在費を払い戻してくれるって聞いたことがありますが、それはうらやましい話です。



湯治とは5

広辞苑によると、湯治とは、「温泉に浴して病気を治療すること」となっています。

しかし、農閑期の長期的温泉利用などでもあるように、広い意味では特定の疾患を治療する目的以外にも、単に温泉地での長期滞在のことをさすことがあります。
その湯治の目的とは、疲労を回復させる「休養」、健康を保持し病気を予防する「保養」、そして病気の治療をする「療養」の3つに分類することができます。

これは「温泉の三養」と言われています。

湯治に関する文献を見てみると、先の温泉の三養のうち、湯治(療養)というのは、温泉地に長期(少なくとも一週間以上の)滞留して特定の疾病の温泉療養を行う行為であって、日帰りや数泊で疲労回復の目的や物見遊山的に行う温泉旅行。すなわち休養や保養とは、本来、区別すべきものだという考え方があります。

しかし、近年における現代病とか、成人病とか言われる病気の数々は、ストレスが主な原因になっていることが多いといわれます。したがって病気といっても、健康体の人と、病気の人というように2つに分かれているというよりは、健康と不健康をつなぐ道の上を行ったり来たりしているようなあいまいなコンディションの方が多いのではないでしょうか。

長期でなくても、休養、保養でリラックスすることによりストレスを解消したり、ゆったりと体をやすめることができるなら、健康維持ということでは療養以上に大きな効果をもたらしてくれるかもしれません。

そして、そういった温泉滞在をもっとも理想的に実現させてくれる温泉宿が湯治宿なのではないかと思います。

当サイトでは、湯治という言葉の中に、保養(休養と保養)、すなわち予防医学的な要素も加えて大きな意味で捉えていこうと思います。

その上で、それぞれの人が自分に合った温泉宿を選んでいくのが大切だと思います。
療養(疾病の温泉療養)目的の湯治と、保養目的の湯治では、温泉の選び方も、準備の仕方も、利用の仕方も全く違ってくるからです。

療養目的の湯治についてはかかりつけの医師と良く相談し、目的と効能を明確にしてから行うべきでしょう。温泉は体力を消耗するものですし、禁忌もあります。できれば湯治先の温泉地にも、できれば医師や看護師などから入浴方法や体調の維持などのアドバイスを受けられる体制が整っていることが望ましいです。
素人判断で行う湯治は、効果をあげられない場合があるだけでなく、悪化させることもありうるので十分な注意が必要です。

ですから、これから湯治をしようと思う場合は、自分の目的が何かを考えて、それにあった宿を選ぶといいと思うのです。

湯治場、湯治宿とは5

湯治場(とうじば)とは、湯治を目的に長期滞留する温泉地のことを言います。

これらの施設は、一般的に短期滞在の観光客や保養客を相手にしていないため、山間僻地の質素な温泉地に立地することが多くあります。娯楽施設やTVすら無い(多くは電波が入らない、腐食が激しくて設置できない等の理由)宿も珍しくはないので、観光目的で遊びに行くのはお勧めできません。

多くの湯治宿においては、長期滞留客の金銭的負担を軽減するために自炊が基本となっています。宿泊者のための共同炊事施設が整っていたり、鍋釜や食器のレンタルや食材の販売などを行っている湯治場もあります。また、完全個室で近代的な設備をもった湯治場もありますが、そうでなく、相部屋のシステムを持っているところもあります。

要するに、それぞれの温泉宿によってまったく色々ということです。

当然宿泊や滞在に必要なものは宿泊先によっても異なるので、何が有料でどの設備は無料で使えるかなどをあらかじめ確認する必要があります。

自炊が基本なのですが、ご飯と味噌汁だけを提供する半自炊や賄い付きなどいろいろな形態の湯治宿があります。
食事つきの湯治宿泊の場合、一般よりは質素なメニューやサービスなのですが、毎日違うものを出してくれたり、値段も長期滞在しやすいように安めに設定してあったりします。

ここでひとつ大切なことです。

湯治温泉は、一般の観光客や保養客には向かないのですが、それは施設が質素だったり、遊ぶ場所がなかったりとかそれだけではないのです。

前に触れていることですが、中には特定の病気を本気で治そうと取り組んでいらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。
例えば、秋田の玉川温泉に見られるような、現在の医学では治療困難とされる難しい病気を何とか治そうと、湯治を行っている人もいます。

来年は来れないかもと思いながら必死な方もいらっしゃるのです。

だから、観光気分満開でふざけたり騒いだりしたら、とても迷惑ですよね。特に特定の部位に対してよく効くと評判があるような温泉は、その病気を持った人たちにとって聖地なんです。
だから、特に旅館、浴室でのマナーは大切にしないといけないと思います。

かといって、農閑期の湯治などもそうですが、必ずしも特定の病気を持った人ばかりが行くというわけでもないですし、どこも悪くない人を見つけるのも難しいくらいです。ですのでせっかくのすばらしいお湯の恩恵を受けに行きましょう♪

湯治温泉の条件(確認事項のチェックリスト)5

湯治温泉を選ぶ上での条件についてあげていこうと思います。

これらの条件のすべてが不可欠なわけではないですが、ある程度そろっていた方が、特に初心者にとっては快適に過ごしやすいと思います。

電話等で問い合わせや予約をする場合は、以下のことをチェックしてみてください。

まず、

・ 長期滞在が可能な安い料金が設定された部屋がある。

「湯治で○○日くらい滞在しようと思っているのですが・・」と聞いてみてください。

次に、基本的な設備、食事がその中に含まれているかを聞きます。

「お布団や、暖房、お食事は料金に含まれていますか?昼食はお願いできますか?」

含まれていない場合、別にレンタルの手配をするか、持ち込むことになります。

自炊の場合は良いのですが、食事つきの場合は、昼ごはんがついている宿と、ないところがあります。温泉内に食堂がある場合もあります。ない場合は自分で作るか、外に食べに行くことになります。自分にとって一番良い選択肢があるかどうかを確認します。

自炊滞在を希望する場合、設備についても一応確認すると良いと思います。
「用意して持っていったほうが良いものがあったら教えてください」
と聞いてみましょう。

あったほうがすごしやすいもの
ガスコンロ、炊飯器、電子レンジ、鍋、食器

そして、食料調達の方法があるかどうか聞いて見ます。食材を確保するための売店があるか、近くに店やスーパーがあるかを聞いてみます。
朝市があったり、移動販売車がくるという場合もありますが、大体何曜日かを聞いておい他方がいいかもしれません。その日まで食べるものがなくなると困ります。

最近は、湯治温泉の近くにもコンビニが増えてきました。普段家事をし慣れている人はいいですが、そうでない人にとってはものすごく心強いかも知れません。電話で聞いても良いですが、Google Mapなどで調べると他にも町の様子がわかって良いと思います。

一週間くらいならいらないのかも知れませんが、洗濯をする必要があるならば、洗濯機やコインランドリーの有無を確認しましょう。
私のプロフィール
いらっしゃいませ〜

ようこそおこしくださいました。
ごゆっくりどうぞ


何かのご縁ですのでおひとつ



☆はじめまして☆

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名前:ひろすけ

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お湯に浸かってのんびりしたい。若い頃は給料の1/4位を温泉めぐりにつぎ込んでました。

長男・長女・旦那と4人暮らし

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