大型連休から二週間が経ちました。期待された(でしょう?)感染再拡大再爆発は見られずじまいでした、沖縄の動向は気をもませましたが。東京も4000止まり(慣れってのは怖いことで、今年早々のあの数字に比べれば‥と皆思ってます)、他県では最高値を記録したところも多かったですがメディアが騒ぎませんから。ロシア軍の侵攻に関心を持って行かれてニュースバリューに劣るということなのでしょうが、それにしてもあれだけTVに出っ放しだった専門家たちの顔をパタと見なくなりました、松本さんや館田さん、堀さんに忽那さんなどなど。尾身さんも久しぶりに見たと思ったら口調が変わってました。緩める方向に舵を切りました。それを受けて(ではなくて口裏を合わせたこういう戦略なのでしょうが)政府は戸外でのマスク装着は無用と言い始めました。そういえば欧米の感染模様の報道もなくなりましたね、中国の相変わらずのゼロコロナ政策、きついロックダウン政策を批判し(パンデミック当初に中国を擁護してたエチオピア出身のWHOのヘッドが、彼は追い出されずにずっと居座ってます、中国の政策は sustainable ではないとさすがに非難してました)、北朝鮮の慌てぶりを嗤う報道ばかりです。イギリスやアメリカはどうなったんでしょうか。どんどん死んでるんじゃないんでしょうね、だからニュースにならない。感染者数自体は問題じゃないとのコンセンサスになってるのでしょう。翻って日本です、相変わらず舶来モノに習う倣うばかりの方策です。が、日本人のように同調圧力に弱い、世間様に弱い社会規範の中に生きていれば、マスク外してもいいよと言われてもはいそうですか行動に移せません。そもそも感染当初から人から人への感染ではあるし、外を歩いているときなど、一人で車運転しているときなどにマスクの要はないと言われていたことですが、常時の着用がすっかり触れ渡っています。PCR検査をもっと広めろ!とあれこれやかましかったのも今から思えば懐かしいことで、PCR検査が広まった所でそれが感染を抑えたのでも何でもなくて、だから既成事実を積み上げて行くだけだ、これが一番堅い方法だと肚を括る。何回か前にここで書きましたが、五類落としへの助走です。プロ野球、サッカー、大相撲と観客を入れて試していく。クラスター出ませんからね、ああいう広い空間では。イギリスでは派手に広がってましたが日本では起きません、違いはやはりマスク着用具合です。外してもいいと言われても外さないのが日本、ちゃんと着けとけと言うても着用しないのが欧米。そういう読みがもちろんお上にもあるでしょう、だから外してもいいよと緩めて見せる。これも大丈夫、あそこでも大丈夫だったと事実を積み上げていく。全国もこういう傾向かもしれませんが当県では学生や生徒の間でスポーツ大会を機にしてのクラスターが多発して、その家族にうつって数が増えてます。で、子供たちは重症化しませんから新感染者数が増えるだけで大事にならない。そうやって集団感染がどんどん進んで行って。3年もかかったわけです。これで最後の山を越えましたかね。今年の忘年会は大騒ぎできるかもしれませんね、それこそ4年ぶりという人も多いんじゃないですか。