2006年10月10日

カクトウログ 3

カクトウログ(http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/)というサイトがある。様々なニュースサイトや選手や関係者、さらにはファンの方々のブログまでこまめにチェックしてピックアップ(このセンスが大変よろしい)し、時には運営者の方の試合リポートも掲載されている。

このブログもたまに取り上げて頂いているのだが、ここで取り上げられた日には、ネタにもよるが訪問者数が普段よりも200人くらい多くなる。ということはかなり多くの方が毎日カクトウログを見ているということだ。実際、カクトウログを通じてここを読むようになった方も多いのではあるまいか。

アタシも毎日ではないがちょくちょく拝見させていただいているが、四角いリングの上でやるものならば、格闘技やメジャー団体からどインディーまで、非常に幅広い情報を知ることができるので非常に重宝している。こんな便利なサイトが無料で見れるご時勢では、プロレス専門誌も売れなくなるはずである。

つーか、もはや雑誌もスポーツ紙の存在と同じように、このようなサイトがあることを前提に作らねば、もはや情報メディアとしては成立しなくなりつつある。何しろこのサイトで知ることができる情報は、少なくとも量的には週刊誌を凌駕しているのだ。もちろん速報性では抗う術もない。

以前にターザン山本さんにインタビューした時に、こんな話をしてくれた。「オレが編集長をやってた時代というのは、雑誌にとっては本当に幸福な時代だったんだよね。UWFやFMWみたいに地上波で見れない団体が生まれる一方で、CS中継やインターネットもまだ無かった。プロレス業界を取り巻くメディア状況が大変化を起こす、本当に数年だけ訪れた奇跡のような時代だったんだよ」

奇跡の時代か・・・。でもそれは過去の話。我々は逆風がビュービュー吹き荒れる中で、飯の種を探していかねばならない。ただねえ・・・こういう時代になってくると、人を騙したり貧乏人の米びつに手を突っ込む輩が出て来るんだよなぁ・・・。貧しても卑しくなってはダメである。

hirotsugu1069 at 22:52コメント(13)トラックバック(0) 
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コメント一欄

1. Posted by なかむ   2006年10月11日 08:01
それはどこの業界でも一緒だと思います。
2. Posted by ちっち   2006年10月11日 10:02
私も「カクトウログ」は一週間に2〜3回、見てます。
感情移入しながら読める記事もあったりして、覗きに行くのが楽しみなサイトの一つです。
もちろん、須山さんのblogも楽しみにしているので、体調と時間が許す限り、いろんな団体を観戦して、率直な感想を述べて頂きたいと思っています。
3. Posted by 宮下   2006年10月11日 10:19
そこでしか見れないエンターテイメントが無い
と売れなくなりますね。となると速報記事は
いらないなあ。一つの事象を掘り下げる記事を
読みたいですね。
4. Posted by anti   2006年10月11日 11:37
須山氏が「カクトウログ」など賞賛するなど信じられない。あんなのは他のプロレス・ニュースサイトからネタ引っ張って、リンクさせてるだけ。しかもいろいろなところから引用しているのは、単なるコピペに過ぎず、明らかに著作権違反でしょ?
5. Posted by マサ   2006年10月11日 13:37
いまや週刊ファイトが習慣ファイトだったのに休刊になってる時代ですね♪須山さんの"WM22事件"が掲載されたのが昨日の事のように懐かしい♪ところでvodafoneならぬソフトバンク携帯で週プロ・モバイルが閲覧できるようになるのは、いつでしょうか?(泣)
6. Posted by はぐ   2006年10月11日 18:48
見るべくメディアが何に変わるであるにせよ
行ってきたノウハウや蓄積された情報量というのは、本屋さんが生き残る一つのポイントなのかもしれません。

とかなんとかいいながらも
やっぱり音楽をレコード屋から買えないというのも何か寂しいもんがありますねぇ
7. Posted by いしかな   2006年10月11日 20:54
観戦記はスポナビ。好きな選手のインタビューが載っていれば購入します。たまに、です。

ネット発信者は「自腹」で真剣に観戦し、自分のプロレス観と興行を比べながら必死に記事を書いている。その分析と文責は紙メディアにいささかも劣るものではないと思います。

マス・メディアとしてのプロレス誌が個人交流のネット・サイトに敗れるのは、取り上げる最大公約数に受け手とのギャップがあるのだと思います。
消費者のニーズをきちんと把握できずに、間違った規格の商品を並べているからだと思います。
いくら流通を改善して宣伝しても、肝心の商品が良くなければ顧客満足度が下がるのはしごく当然の現象だと思います。

これはプロレスの興行にも同じ事が云えるのではないでしょうか。
8. Posted by えいと   2006年10月11日 22:20
インターネットなんて無い時代(それこそターザン山本さんが週刊プロレスの編集長だった頃)には、注目の試合の結果を知るのに週刊プロレスなどのテレフォンサービスを利用して、胸をドキドキさせながら受話器を手にしていたのを懐かしく思います。

今は便利になりましたね。
9. Posted by 須山   2006年10月11日 23:11
>なかむ様

たしかにそいうかもしれないですね。

>ちっち様

ああいうサイトで有難いのは、自分ではなかなか発見できないブログやサイトを紹介してくれることなんですよね。

>宮下様

こういう状況になってくると、マジで試合リポートのあり方や、必要か否かまでが問われてきますよね。
10. Posted by 須山   2006年10月11日 23:15
>anti 様

便利だからいいんじゃないですかね。労力も大変なもんだろうし。あと丸ごとコピペして有料商品化するならともかく、リンクを貼るくらいは著作権的には何の問題もありません。

>マサ様

それはアタシじゃなく携帯運営者側に聞いてください。

>はぐ様

写真も含めて蓄積された情報量はマスコミにとってまさに宝物です。時間があれば、そういう宝物を駆使したものを作ってみたいものです。
11. Posted by 須山   2006年10月11日 23:19
>いしかな様

いわゆる活字メディアの人間は、一部の例外を除いて取材される側の拳が届き、その表情が自分の目で見えるポジションで書いています。そこの部分だけは理解していただければと。あとは一冊と言う制約の中で、情報の総量がどうしても規制されてしまうというのも、紙媒体の大きな弱点であるといえます。

>えいと様

あれ、アタシも何度か吹き込んだことがあります。昔はあれが一番の速報メディアだったんですよね。
12. Posted by マサやん   2006年10月13日 01:12
カクトウログ、毎日ROMしてます。(もちろん須山さんとこもですが)
素材の提供といった趣で、あまりご自分の意見を押し付けられてないところがすばらしいです。

で、確かにすばらしいんですが、ネットの速報性、同時性と別な部分での紙媒体の役割ってあると思うんですよね。
たとえば「プロレスとは何か?」もそうですし。

テレサー・・・昔つながらなくてやきもきしてたこと思い出しました。
あれっていつ頃までやってたんだろう。
技術の進歩ってすごいですよね・・・、絶対戻れないもの、あの頃には。

13. Posted by 須山   2006年10月13日 15:09
>マサやん様

一般の人が情報を集めて発信するというのは、ネットならではの方法論ですよね。

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