Hiroya Tsukamoto

ギタリスト/作曲家 塚本浩哉      www.hiroyatsukamoto.com

2007年06月

talent

快晴の日曜日。
今日最後のレッスンはお気に入りの生徒。生徒に甲乙つけるのは良くないかもしれないけど、やる気があって才能のある人を教えるのはやはりこっちも楽しいしやる気にさせられる。

その彼はまだ10歳。でも、すごい才能。先週の宿題はポリスの曲で、コードとメロディーを弾けるようにと言ってたのが、ちゃんとオリジナルの曲を聞いてしかもギターのパートをトランスクライブしてきていた。こっちがそういえばそんなラインやったなあと思い出させてくれた。

今日はボブマーリーの"I Shot the Sheriff"。レゲエのリズムギターも少しやればすぐ覚えた。最近スイープ奏法も練習してるらしい。この先どうなるのか楽しみ。そしてエレキとアコーステックの両方を練習している。両刀遣いは大人でもなかなか難しいのに。

すごい。

rail

r

brooklynの通りにあった線路跡。
いつまで使っていたのだろう。

5 string

b

久しぶりにバンジョーを取り出して弾いている。右手の動きもにぶっているけど、自分にとって最初の楽器なので触れているとなにか落ち着く。この楽器は2本目のバンジョーで日本でブルーグラスにはまっていた時に、知り合いのバンジョー弾きのおっちゃんにかなり無理を言って譲ってもらった貴重なもの。主体はギブソンのmastertoneだけど、各パーツをおっちゃんが選りすぐって組み立てたもの。おっちゃんも相当気に入っていたので本当は手放したくなかったはず。そう考えるともっと弾いてあげないと、と思うけれどなかなか指が回らない。

右も最近よく弾いている本郷さんのスティール弦。いい音します。

ダブル

d

友達と練習をしに行ったら新しいギターを購入していた。それがこの写真のダブルネックのクラシックギター。下は普通のクラシックギター、上はフレットレス。トルコの製作家に頼んで作ってもらい、発送してもらったらしい。ケースはギターケースと思えない程大きかった。

弾いた感じは、やはり何か変。どうやって使うのだろう。彼がこれでどう演奏を発展させていくのか楽しみ。

calle

早いものでもう6月。暑さのせいか町の空気はどんより重たく感じて、できれば吸うのを避けたくなる。でも、そういう訳にはいかないけど。そしてこの季節が、去年のワールドカップが始まる前で盛り上がっていた頃を思い出させる。

レッスンに行く途中駅から学校まで大きな樹木の繁る道を歩いていくのが最近気持ちいい。一カ所竹が集まる林があり、それが日本の田舎の夏を彷彿とさせていい感じ。

昨日はその道の途中で半年ほど前まで教えていた生徒に偶然遭遇した。最初彼から話かけてきたときは、どこかで見た顔だけど誰か思い出せなかった。しばらく顔を合わせない間にものすごく背丈も伸びて、表情も溌剌とした印象。ギターを習っていた時はほとんど自分からは話さないとても暗い彼だったのに。

他の先生にそのことを話したら、それは多分ギターから解放されたからだろうと言われた。もしかしてそうなのか?
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