2012年07月06日 23:22
昨日、東京電力福島第一発電所事故を検証していた国会の事故調査委員会から641ページに及ぶ最終報告書が提出されました。報道で知りえている範囲で言えば、概ね妥当な判断を下しているのではないかと思います。1 事故はまだ終わっていない 2 人災と認めたこと 3 規制官庁が専門性が薄いため事業者と逆転し、事情者の虜になった 4 官邸の過剰介入が対応を遅らせた 以上を認定したことは大変評価すべき内容であると思います。
事故後、当時の政府関係者(官邸の主要メンバー)は責任を東電に転化する発言に終始したりあるいは原発の安全神話があったので対応できなかったなど政権交代前の政権に問題があり自分達は関係ないかのような発言を繰り返したり、見苦しい限りでした。また、東電も「想定外」という言葉を多用しすべてを自然災害に起因するかのように報告書を出すなど、責任の所在が全く不明で無責任な状態でした。
昨年の12月24日のブログに、アメリカの国防総省には歴史局がありそこで第二次世界大戦中から過去の軍事行動の失敗例や米国が関与した国々の事例を徹底的に検証して同じ過ちを繰り返さないように国防長官や軍司令官の判断に役立てているということ知り、このことをこの原発事故でも検証して行わなければならないと書きました。
この報告書よりも前にでた民間事故調査委員会の報告書、そして今回の報告書を基にしてさらに検証を重ねて二度と同じような事故を起こさないそして仮に不幸にして事故が起こってもすぐに解決できるこういった体制をとっていかなくてはならないと思います。
事故後、当時の政府関係者(官邸の主要メンバー)は責任を東電に転化する発言に終始したりあるいは原発の安全神話があったので対応できなかったなど政権交代前の政権に問題があり自分達は関係ないかのような発言を繰り返したり、見苦しい限りでした。また、東電も「想定外」という言葉を多用しすべてを自然災害に起因するかのように報告書を出すなど、責任の所在が全く不明で無責任な状態でした。
昨年の12月24日のブログに、アメリカの国防総省には歴史局がありそこで第二次世界大戦中から過去の軍事行動の失敗例や米国が関与した国々の事例を徹底的に検証して同じ過ちを繰り返さないように国防長官や軍司令官の判断に役立てているということ知り、このことをこの原発事故でも検証して行わなければならないと書きました。
この報告書よりも前にでた民間事故調査委員会の報告書、そして今回の報告書を基にしてさらに検証を重ねて二度と同じような事故を起こさないそして仮に不幸にして事故が起こってもすぐに解決できるこういった体制をとっていかなくてはならないと思います。
2012年06月13日 01:03
丹羽中国大使が、石原都知事が表明した東京都が尖閣諸島を購入する構想に対してイギリスのメディアに「実行されれば日中関係に重大な危機をもたらす」と発言していたことが大きな問題になっています。結論から言えばこの大使の発言は内容が極めて不適切であるしまた方法も極めて問題があるとしかいいようがありません。
まず内容から言えば、そもそも尖閣諸島は歴史的に日本の固有の領土であることは間違いないわけです。現に日本人が所有をしていて政府が借り上げていること。また昔、ここを拠点に漁を行っていたこと。日本は領有権を明治以降主張していたが他国は主張していなかったことなどです。1968年に国連がこの海域に石油をはじめとした天然資源が埋蔵されている可能性があると報告してから、中国(中華人民共和国)が自国の領土と言い出したわけです。ちなみに領土問題で日本が他国と争っているのはこの尖閣諸島の他は、ロシアとの間で北方領土、韓国との間で竹島とあります。残念ながら他の2地域の領土は日本が実効支配をしていません。この尖閣諸島は幸い日本が実行支配をしているわけです。
それなら、相手国に付け入らせることなくわが国の実効支配を確たるものとして領土と国益を守ることが国の務めだと思います。これを放棄して相手国の顔色を伺い日中友好を唱えても俗な言葉で言えば相手から軽く見られ、日本は強く押せばなんでも譲ってくれるお人好しの国だと思われ日本の国際的な地位はどんどんと低下していくはずです。
第二次世界大戦の前、ナチスドイツに対して宥和政策をイギリスを始めとした欧州各国がとっていました。その時、ナチスドイツはオーストリアを併合したらそれでいいといい。次は、チェコスロバキアのズデーデン地方をよこせといい。どんどん要求がエスカレートしてついにはポーランドに侵攻しました。その結果これはまずいとなりついに第2次世界大戦が始まったわけです。安易な妥協は悲劇を生むという教訓であると思います。
次に、方法論ですが、政府は大使の発言を「個人的な見解であり政府の考えととられては間違いだ」と言っていますが、そもそも国を代表して外国に赴任している大使が政府の考えと違う個人的な考えを外に向けてしゃべることが間違いであります。(家族や友達に内輪で話すなら思想信条の自由が憲法で保障されているからそれはそれでいいのでしょうが…もっとも政府の考えと違う考えで職務を遂行するのは耐えられないと本人は思うかもしれませんが…また、そういう政府の考えと違う人を大使に任命する政府の方にも問題がありますが…)大使という肩書きでメディアにしゃべれば多くの人が大使の考えということでこれは日本政府の考えなのかと思い間違ったメッセージを送る結果になります。
昔、私が在籍していた福岡青年会議所で理事会に出たときに(私は、理事をやってませんがたまたま議案の審査で陪席していただけですが…)当時の理事長が「理事会では『個人的にはこう思います。』という発言はやめてください。みなさんは理事なのだから発言はすべて理事としての発言だから個人的にはということはないんです。」といっていました。なるほどなと聞いていて思ったものです。公的な立場というのはそれだけ発言は重いのです。丹羽大使は自ら辞任するか政府は解任するかしなければならないのではないでしょか。
まず内容から言えば、そもそも尖閣諸島は歴史的に日本の固有の領土であることは間違いないわけです。現に日本人が所有をしていて政府が借り上げていること。また昔、ここを拠点に漁を行っていたこと。日本は領有権を明治以降主張していたが他国は主張していなかったことなどです。1968年に国連がこの海域に石油をはじめとした天然資源が埋蔵されている可能性があると報告してから、中国(中華人民共和国)が自国の領土と言い出したわけです。ちなみに領土問題で日本が他国と争っているのはこの尖閣諸島の他は、ロシアとの間で北方領土、韓国との間で竹島とあります。残念ながら他の2地域の領土は日本が実効支配をしていません。この尖閣諸島は幸い日本が実行支配をしているわけです。
それなら、相手国に付け入らせることなくわが国の実効支配を確たるものとして領土と国益を守ることが国の務めだと思います。これを放棄して相手国の顔色を伺い日中友好を唱えても俗な言葉で言えば相手から軽く見られ、日本は強く押せばなんでも譲ってくれるお人好しの国だと思われ日本の国際的な地位はどんどんと低下していくはずです。
第二次世界大戦の前、ナチスドイツに対して宥和政策をイギリスを始めとした欧州各国がとっていました。その時、ナチスドイツはオーストリアを併合したらそれでいいといい。次は、チェコスロバキアのズデーデン地方をよこせといい。どんどん要求がエスカレートしてついにはポーランドに侵攻しました。その結果これはまずいとなりついに第2次世界大戦が始まったわけです。安易な妥協は悲劇を生むという教訓であると思います。
次に、方法論ですが、政府は大使の発言を「個人的な見解であり政府の考えととられては間違いだ」と言っていますが、そもそも国を代表して外国に赴任している大使が政府の考えと違う個人的な考えを外に向けてしゃべることが間違いであります。(家族や友達に内輪で話すなら思想信条の自由が憲法で保障されているからそれはそれでいいのでしょうが…もっとも政府の考えと違う考えで職務を遂行するのは耐えられないと本人は思うかもしれませんが…また、そういう政府の考えと違う人を大使に任命する政府の方にも問題がありますが…)大使という肩書きでメディアにしゃべれば多くの人が大使の考えということでこれは日本政府の考えなのかと思い間違ったメッセージを送る結果になります。
昔、私が在籍していた福岡青年会議所で理事会に出たときに(私は、理事をやってませんがたまたま議案の審査で陪席していただけですが…)当時の理事長が「理事会では『個人的にはこう思います。』という発言はやめてください。みなさんは理事なのだから発言はすべて理事としての発言だから個人的にはということはないんです。」といっていました。なるほどなと聞いていて思ったものです。公的な立場というのはそれだけ発言は重いのです。丹羽大使は自ら辞任するか政府は解任するかしなければならないのではないでしょか。
2012年05月25日 00:19

先日、久しぶりに私が秘書として仕えた山田 宏 大阪市特別顧問(元衆議院議員 元杉並区長)とお会いしました。昔話から近況報告、政局の動向、橋下改革、外交問題と多岐に渡るお話をしてくださいました。懐かしさがこみ上げてくると同時にまた一緒に駆け抜けたい思いに駆られました。
私が23歳の大学生の時、山田 宏さんが35歳で衆議院議員に初当選された新進気鋭の代議士時代、山田事務所で政策秘書を採用するというので議員会館でお会いしました。しばらく試験的に働き、どうするか迷っていたとき、新宿プリンスホテルの最上階のバーで身を乗り出しこうおっしゃいました。「理想だけ唱えていても空虚だ。しかし現実だけみていても虚しい。だから現実の世界に理想の翼を立てるのだ。」と。この言葉に私の迷いは吹っ切れ、山田 宏先生の下で頑張ろうと心が定まり政治の世界に踏み出しました。心から感謝する出会いでした。
2012年05月03日 22:30
2012年04月29日 23:17
4月28日、国連が排他的水域外でも海底資源の開発権を主張できる日本の大陸棚の拡大を認定したというニュースがありました。これによって約31万平方キロメートル、日本の国土面積の約8割に相当する面積が新たに日本の大陸棚となりました。また、日本の最南端沖ノ鳥島も「島」として国連が認定をいたしました。
また、前日27日には、国際水路機関(IHO)が「日本海」の呼称を単独維持することを決定いたしました。国際水路機関(IHO)はなじみが薄いですが、世界の海図や海、海峡の名称を調整する国際機関です。この問題の背景は、韓国が、「日本海」の呼称は「植民地時代に強要さえた呼称」と主張し「東海」と「日本海」を併記することを求めたことにあります。事実は、日本側の主張のように「日本海」の呼称が19世紀から確立しおりわが国の主張に理があります。
この両事案は久々に日本の外交上の勝利だと胸をはって喜んでいいことだと思います。また、今後の前者であれば中国(海洋覇権を目指し、沖ノ鳥島を岩と主張しこの海域での資源を虎視眈々と狙っている)、後者であれば韓国の外交攻勢に屈することなくわが国の主張を貫き国際社会に認知をさらに深めていかなくてはならないと思います。
2001年(平成13年)の小泉内閣以降、あまり知られていませんが政府は海洋政策に力を注いできました。こういったあまり日は当りませんが地道な関係各位の努力が実ったものだとも思います。(ちなみに俳優の伊藤英明さんが主演した「海猿」が海上保安庁の役割の認知を国民に広め、弱体化していた日本の海洋政策の向上に寄与したそうです。)
日本は四方を海に囲まれた海洋国家であります。海洋政策もしっかりと力を注いでいかなくてはならないと改めて思いました。
また、前日27日には、国際水路機関(IHO)が「日本海」の呼称を単独維持することを決定いたしました。国際水路機関(IHO)はなじみが薄いですが、世界の海図や海、海峡の名称を調整する国際機関です。この問題の背景は、韓国が、「日本海」の呼称は「植民地時代に強要さえた呼称」と主張し「東海」と「日本海」を併記することを求めたことにあります。事実は、日本側の主張のように「日本海」の呼称が19世紀から確立しおりわが国の主張に理があります。
この両事案は久々に日本の外交上の勝利だと胸をはって喜んでいいことだと思います。また、今後の前者であれば中国(海洋覇権を目指し、沖ノ鳥島を岩と主張しこの海域での資源を虎視眈々と狙っている)、後者であれば韓国の外交攻勢に屈することなくわが国の主張を貫き国際社会に認知をさらに深めていかなくてはならないと思います。
2001年(平成13年)の小泉内閣以降、あまり知られていませんが政府は海洋政策に力を注いできました。こういったあまり日は当りませんが地道な関係各位の努力が実ったものだとも思います。(ちなみに俳優の伊藤英明さんが主演した「海猿」が海上保安庁の役割の認知を国民に広め、弱体化していた日本の海洋政策の向上に寄与したそうです。)
日本は四方を海に囲まれた海洋国家であります。海洋政策もしっかりと力を注いでいかなくてはならないと改めて思いました。
2012年03月30日 23:47
今日(30日)は、天候もよく桜も結構咲いていて気持ちのいい1日でした。街では時折、花束を抱えた人を見かけました。おそらく転勤をする方、もしくは退職をされる方なのかなぁと見ていました。所用で県庁にいくと、私が県議会議員時代にお世話になった県の職員の方とお会いしました。今朝の新聞に、その方が退職する辞令がでていたので、「お世話になりました。お疲れ様でした。」と挨拶をいたしました。
転勤で新しい任地で行かれる方、また、第2の人生を迎える方、春はさまざまな旅立ちのドラマがあるのでしょう。
春を向かえ、まもなく新年度、私も目標を定めしっかりと頑張っていきたいと思いました。
転勤で新しい任地で行かれる方、また、第2の人生を迎える方、春はさまざまな旅立ちのドラマがあるのでしょう。
春を向かえ、まもなく新年度、私も目標を定めしっかりと頑張っていきたいと思いました。
2012年03月12日 22:27
今日(3月12日)の参議院予算委員会は大変魅せられる議論がありました。たまたま、お昼家に帰ったときNHKをつけると川口順子参議院議員が政府の震災がれき処理の遅れを追及していました。女性通産官僚、元環境大臣、元外務大臣、元首相補佐官とインテリで、エリートの経歴で温厚という印象受けていましたが、なかなか激しくしかも持ち味らしく論理的に担当大臣、首相を追い詰めていました。
「やっている。やっている。」と自己弁護と言い訳に終始する政権側に、「震災がれき処理の特別措置法で定めた期限内の2年でできなかったら内閣の責任と考えるのか?」と追求し、「我々の責任と考えている。」という答弁を勝ち得ていました。また、震災がれきの処理に国有林野で最終処理をすることの必要性を農水副大臣に検討してはどうかと尋ね「検討していく。」という答弁を引き出し「既存の施設を活用していく」という従来の担当大臣の見解と異なる見解を引き出し「閣内不一致だ」と追求し、政府内での検討を迫っていました。能吏というイメージを一新する追及だったと思いました。
その後、世耕弘成参議院議員が前日の東日本大震災の追悼式典において、天皇陛下、皇后陛下がご臨席される際に場内に「起立を促さなかった。」点を日本人として恥ずかしいと言っておられました。「どの国においても大統領や国家元首が入場するときは起立して迎えるのが当たり前ではないのか。」と政府の不手際を指摘していました。なるほどそのとおりであると思いました。
また、この式典において台湾の代表が臨席していたにも関わらず、2階の一般席に案内し献花もさせなかったことを「震災後真っ先に日本に支援を差し伸べた台湾の国民に申し訳ないではないか。」といっておりました。総理も「本当に申し訳なかった。」と陳謝をいたしました。この質問は議員のすばらしい見識が表れていたと思いました。
この質問の最後に、石井一予算委員長が、委員長から一言といって「ただいまの委員の質問は大変考えさせられるところがあり、政府も十分考えていただきたい。」という趣旨の発言をしました。さすがに、キャリア豊富なベテラン議員の存在感を見せ付けました。
こういった議論が数多くなされていけば、「良識の府」といわれる参議院の存在価値が見直されてくるのだろうと思います。
「やっている。やっている。」と自己弁護と言い訳に終始する政権側に、「震災がれき処理の特別措置法で定めた期限内の2年でできなかったら内閣の責任と考えるのか?」と追求し、「我々の責任と考えている。」という答弁を勝ち得ていました。また、震災がれきの処理に国有林野で最終処理をすることの必要性を農水副大臣に検討してはどうかと尋ね「検討していく。」という答弁を引き出し「既存の施設を活用していく」という従来の担当大臣の見解と異なる見解を引き出し「閣内不一致だ」と追求し、政府内での検討を迫っていました。能吏というイメージを一新する追及だったと思いました。
その後、世耕弘成参議院議員が前日の東日本大震災の追悼式典において、天皇陛下、皇后陛下がご臨席される際に場内に「起立を促さなかった。」点を日本人として恥ずかしいと言っておられました。「どの国においても大統領や国家元首が入場するときは起立して迎えるのが当たり前ではないのか。」と政府の不手際を指摘していました。なるほどそのとおりであると思いました。
また、この式典において台湾の代表が臨席していたにも関わらず、2階の一般席に案内し献花もさせなかったことを「震災後真っ先に日本に支援を差し伸べた台湾の国民に申し訳ないではないか。」といっておりました。総理も「本当に申し訳なかった。」と陳謝をいたしました。この質問は議員のすばらしい見識が表れていたと思いました。
この質問の最後に、石井一予算委員長が、委員長から一言といって「ただいまの委員の質問は大変考えさせられるところがあり、政府も十分考えていただきたい。」という趣旨の発言をしました。さすがに、キャリア豊富なベテラン議員の存在感を見せ付けました。
こういった議論が数多くなされていけば、「良識の府」といわれる参議院の存在価値が見直されてくるのだろうと思います。
2012年03月11日 22:32
今日は、3月11日、東日本大震災から1年がたちました。改めて、犠牲になられた方に哀悼の意を表するとともにそのご家族に心からお見舞いを申し上げる次第です。そして1日も早い復興をしていかなくてはならないと思います。ちょうど本日は後援会の会合を行っていましたので家内、そして後援者の方々とも黙祷をいたしました。
復興を早く行わなくてはならないが遅々として進んでいないという現状を早急に打開していく必要があると思います。このような状況は前政権、そして現政権の不手際、政治力のなさに大きく起因しているものと思います。本日はテレビ、新聞と特集が組まれていました。その中で日経新聞の14面に元米国務省日本部長ケビン・メアさんの記事が目を引きました。彼は、日本政府の対応は「相変わらずコンセンサスを重視し、決断ができていない。」「原因は政治の問題が大きい。だれかが責任をもってやらなければならないが、失敗を恐れて決断を先送りにしている。」と述べていました。まさに今の政治の原状を厳しく言い当てています。政治家が情緒的なことだけ言っても物事は解決しない。政治は現実に向き合い決断をし物事を先に進めていく必要があると痛感しています。
また、メアさんはこうもいっています。「多くの日本人が将来への自信をなくしているが、もっと自信をもった方がいい。問題はあるが日本はまだまだ大国だ。最大の力は国民の知識だと思う。東北の人たちは前向きに復興に立ち向かっている。時間はかかると思うが、必ず回復する。」と述べています。
将来に希望を持ち、現実を見据え、復興をはかり「よりよい日本」を築いていくことをしていかなくてはなりません。
復興を早く行わなくてはならないが遅々として進んでいないという現状を早急に打開していく必要があると思います。このような状況は前政権、そして現政権の不手際、政治力のなさに大きく起因しているものと思います。本日はテレビ、新聞と特集が組まれていました。その中で日経新聞の14面に元米国務省日本部長ケビン・メアさんの記事が目を引きました。彼は、日本政府の対応は「相変わらずコンセンサスを重視し、決断ができていない。」「原因は政治の問題が大きい。だれかが責任をもってやらなければならないが、失敗を恐れて決断を先送りにしている。」と述べていました。まさに今の政治の原状を厳しく言い当てています。政治家が情緒的なことだけ言っても物事は解決しない。政治は現実に向き合い決断をし物事を先に進めていく必要があると痛感しています。
また、メアさんはこうもいっています。「多くの日本人が将来への自信をなくしているが、もっと自信をもった方がいい。問題はあるが日本はまだまだ大国だ。最大の力は国民の知識だと思う。東北の人たちは前向きに復興に立ち向かっている。時間はかかると思うが、必ず回復する。」と述べています。
将来に希望を持ち、現実を見据え、復興をはかり「よりよい日本」を築いていくことをしていかなくてはなりません。