2008年05月

2008年05月27日 23:44

 今日は、5月なのにとても暑く夏日でした。全国的に同じような状況でした。先日、日本で、G8の環境相会議が開催されておりました。また、7月には北海道の洞爺湖でのサミットで環境問題が主な議題になると報道されております。実際に福田首相の強いリーダーシップで、わが国でも地球温暖化対策が進められております。温暖化の主な原因であるCO2などの温室効果ガスを削減することはとても重要なことだということは論をまちません。ここで、気をつけておかなければならないと最近常に思のですが、ヨーロッパが主導しているバイオエネルギーは根本的に考え直す必要があると思います。少し前にNHKで報道されておりましたが、ヨーロッパで、パーム油を使ったバイオ燃料を車に使うということで、東南アジアの熱帯雨林を伐採してしまい、そこにパーム油の原料である木を植えるのですが、その結果、熱帯雨林のおかげで地中にしみこんでいたCO2が地表に出て、大気中にでていくのだそうです。熱帯雨林もなくなっていくので、CO2も吸収しなくなるのだそうです。本末転倒だと思います。一方、日本では、バイオエネルギーは、間伐材や稲わらを使用するのでまったく問題ないのです。
 おまけに、パーム油だけでなく穀物をバイオ燃料に使用するので、投機の資金とあいまって、穀物相場が暴騰しており食料をめぐる争いもアフリカなどの国で生じております。先日、小池百合子元環境相がこの問題を指摘し、日本から発信していこうと発言しておりました。もっともだと思います。
 地球温暖化対策は、新興国の劣悪な環境技術を改善していくこと。原子力発電所の建設やプルサーマルなどの新技術、熱核融合炉、燃料電池などの新エネルギー、森林の整備などで自然を豊にする、そして排出権取引制度などの経済的手法などをもちいていくべきだと思います。

2008年05月05日 18:11

 5月3日は、いわずとしれた憲法記念日です。朝日新聞の世論調査では、憲法9条改正反対が66パーセントと見出しでなっていました。私は、9条改正論者ですので、この事態を由々しいことだと考えています。各社みても9条に限らず改正賛成が数年前より減っているようでした。これは、ひとへに政治の努力不足だと痛感いたします。国会に衆参両院に憲法調査会ができ、最終の報告書も出ております。そし各党もそれぞれ試案を出しております。改正への流れをきっちりしたものにしていくためにも政界の大胆な変革が大事ではないかと痛感しています。

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