2008年11月
2008年11月30日 23:51
昨日(29日)は、ほりひろ会の忘年会を開催しました。この会は、今年の2月から、再起を期している私を応援してくれる皆さんで作っていくださいました。定期的に開催し、私の元気と活力の源となっています。高校の同級生も数名来てくれました。皆さんが、自己紹介のときに、私への激励や苦言などを言ってくれて聞きながら、心に響きうれしくて眼が少し潤みました。(高校、大学の先輩である地元の山崎 拓衆議院議員も駆けつけてくれ、暖かいメッセージをいただきました。)苦しいときに支えてくれる皆さんに感謝の念を強く感じました。
この会の挨拶で、私は、高杉 良さんの原作で1997年に映画化された「金融腐食列島」と11月の日経新聞に連載されたJR東日本相談役の松田昌士さんの「私の履歴書」の話をしました。前者は、総会屋への不正融資の摘発で、がたがたになった銀行を、役所広司演じる主人公を中心に30代〜40代のミドルの中間管理職の社員が改革を打ち出し、新頭取を担ぎ出し社内の旧弊と総会屋という社外の敵に立ち向かっていく物語です。過去5回以上見ていますが感動することこの上ない映画です。また後者は、倒れ掛かった旧国鉄をいかに危機感を抱いた著者をはじめとした若手の国鉄改革派はが、時にはつぶされそうになりながらも信念をもって、国鉄改革の流れを大きな奔流にしていく場面が心を揺さぶられました。
私自身への鼓舞も含めてこの話をしました。とても充実し、勇気付けられた一日でした。
この会の挨拶で、私は、高杉 良さんの原作で1997年に映画化された「金融腐食列島」と11月の日経新聞に連載されたJR東日本相談役の松田昌士さんの「私の履歴書」の話をしました。前者は、総会屋への不正融資の摘発で、がたがたになった銀行を、役所広司演じる主人公を中心に30代〜40代のミドルの中間管理職の社員が改革を打ち出し、新頭取を担ぎ出し社内の旧弊と総会屋という社外の敵に立ち向かっていく物語です。過去5回以上見ていますが感動することこの上ない映画です。また後者は、倒れ掛かった旧国鉄をいかに危機感を抱いた著者をはじめとした若手の国鉄改革派はが、時にはつぶされそうになりながらも信念をもって、国鉄改革の流れを大きな奔流にしていく場面が心を揺さぶられました。
私自身への鼓舞も含めてこの話をしました。とても充実し、勇気付けられた一日でした。
2008年11月27日 00:18
久しぶりにブログを書きます。6月頃から私も参画して準備を進めていた新会社の設立が佳境を迎えていたのでついついブログを書くのがおろそかになってしまいました。反省をしています。ところで、私が昔から愛読していた小島直記さんの本で、「出世を急がぬ男たち」という本があります。その中にブリヂストンの創業者である石橋正二郎氏に関する部分があります。(石橋正二郎、61歳の着想)そこには、1950年に渡米し、アメリカの最大のタイヤメーカーであるグッドイヤー社に単身乗り込んでいき、困難な交渉を経て提携を成し遂げた話がでています。そのさなかに、シヤトル美術館、ボストン美術館、ハーバード大学美術館、メトロポリタン・ミュージアム、シカゴ美術館を歴訪したということです。忙しいさなかに「心の余裕」をもっていたというわけです。そしてそのことが、後に一代で、ブリヂストン王国を築くとともに、美術館を作り将来にわたって多くの人に美の世界を提供したという大きな足跡を残したという話です。
忙しいさなかにも「心の余裕」を持つ、見習っていきたいと思います。
忙しいさなかにも「心の余裕」を持つ、見習っていきたいと思います。