2012年03月
2012年03月30日 23:47
2012年03月12日 22:27
今日(3月12日)の参議院予算委員会は大変魅せられる議論がありました。たまたま、お昼家に帰ったときNHKをつけると川口順子参議院議員が政府の震災がれき処理の遅れを追及していました。女性通産官僚、元環境大臣、元外務大臣、元首相補佐官とインテリで、エリートの経歴で温厚という印象受けていましたが、なかなか激しくしかも持ち味らしく論理的に担当大臣、首相を追い詰めていました。
「やっている。やっている。」と自己弁護と言い訳に終始する政権側に、「震災がれき処理の特別措置法で定めた期限内の2年でできなかったら内閣の責任と考えるのか?」と追求し、「我々の責任と考えている。」という答弁を勝ち得ていました。また、震災がれきの処理に国有林野で最終処理をすることの必要性を農水副大臣に検討してはどうかと尋ね「検討していく。」という答弁を引き出し「既存の施設を活用していく」という従来の担当大臣の見解と異なる見解を引き出し「閣内不一致だ」と追求し、政府内での検討を迫っていました。能吏というイメージを一新する追及だったと思いました。
その後、世耕弘成参議院議員が前日の東日本大震災の追悼式典において、天皇陛下、皇后陛下がご臨席される際に場内に「起立を促さなかった。」点を日本人として恥ずかしいと言っておられました。「どの国においても大統領や国家元首が入場するときは起立して迎えるのが当たり前ではないのか。」と政府の不手際を指摘していました。なるほどそのとおりであると思いました。
また、この式典において台湾の代表が臨席していたにも関わらず、2階の一般席に案内し献花もさせなかったことを「震災後真っ先に日本に支援を差し伸べた台湾の国民に申し訳ないではないか。」といっておりました。総理も「本当に申し訳なかった。」と陳謝をいたしました。この質問は議員のすばらしい見識が表れていたと思いました。
この質問の最後に、石井一予算委員長が、委員長から一言といって「ただいまの委員の質問は大変考えさせられるところがあり、政府も十分考えていただきたい。」という趣旨の発言をしました。さすがに、キャリア豊富なベテラン議員の存在感を見せ付けました。
こういった議論が数多くなされていけば、「良識の府」といわれる参議院の存在価値が見直されてくるのだろうと思います。
「やっている。やっている。」と自己弁護と言い訳に終始する政権側に、「震災がれき処理の特別措置法で定めた期限内の2年でできなかったら内閣の責任と考えるのか?」と追求し、「我々の責任と考えている。」という答弁を勝ち得ていました。また、震災がれきの処理に国有林野で最終処理をすることの必要性を農水副大臣に検討してはどうかと尋ね「検討していく。」という答弁を引き出し「既存の施設を活用していく」という従来の担当大臣の見解と異なる見解を引き出し「閣内不一致だ」と追求し、政府内での検討を迫っていました。能吏というイメージを一新する追及だったと思いました。
その後、世耕弘成参議院議員が前日の東日本大震災の追悼式典において、天皇陛下、皇后陛下がご臨席される際に場内に「起立を促さなかった。」点を日本人として恥ずかしいと言っておられました。「どの国においても大統領や国家元首が入場するときは起立して迎えるのが当たり前ではないのか。」と政府の不手際を指摘していました。なるほどそのとおりであると思いました。
また、この式典において台湾の代表が臨席していたにも関わらず、2階の一般席に案内し献花もさせなかったことを「震災後真っ先に日本に支援を差し伸べた台湾の国民に申し訳ないではないか。」といっておりました。総理も「本当に申し訳なかった。」と陳謝をいたしました。この質問は議員のすばらしい見識が表れていたと思いました。
この質問の最後に、石井一予算委員長が、委員長から一言といって「ただいまの委員の質問は大変考えさせられるところがあり、政府も十分考えていただきたい。」という趣旨の発言をしました。さすがに、キャリア豊富なベテラン議員の存在感を見せ付けました。
こういった議論が数多くなされていけば、「良識の府」といわれる参議院の存在価値が見直されてくるのだろうと思います。
2012年03月11日 22:32
今日は、3月11日、東日本大震災から1年がたちました。改めて、犠牲になられた方に哀悼の意を表するとともにそのご家族に心からお見舞いを申し上げる次第です。そして1日も早い復興をしていかなくてはならないと思います。ちょうど本日は後援会の会合を行っていましたので家内、そして後援者の方々とも黙祷をいたしました。
復興を早く行わなくてはならないが遅々として進んでいないという現状を早急に打開していく必要があると思います。このような状況は前政権、そして現政権の不手際、政治力のなさに大きく起因しているものと思います。本日はテレビ、新聞と特集が組まれていました。その中で日経新聞の14面に元米国務省日本部長ケビン・メアさんの記事が目を引きました。彼は、日本政府の対応は「相変わらずコンセンサスを重視し、決断ができていない。」「原因は政治の問題が大きい。だれかが責任をもってやらなければならないが、失敗を恐れて決断を先送りにしている。」と述べていました。まさに今の政治の原状を厳しく言い当てています。政治家が情緒的なことだけ言っても物事は解決しない。政治は現実に向き合い決断をし物事を先に進めていく必要があると痛感しています。
また、メアさんはこうもいっています。「多くの日本人が将来への自信をなくしているが、もっと自信をもった方がいい。問題はあるが日本はまだまだ大国だ。最大の力は国民の知識だと思う。東北の人たちは前向きに復興に立ち向かっている。時間はかかると思うが、必ず回復する。」と述べています。
将来に希望を持ち、現実を見据え、復興をはかり「よりよい日本」を築いていくことをしていかなくてはなりません。
復興を早く行わなくてはならないが遅々として進んでいないという現状を早急に打開していく必要があると思います。このような状況は前政権、そして現政権の不手際、政治力のなさに大きく起因しているものと思います。本日はテレビ、新聞と特集が組まれていました。その中で日経新聞の14面に元米国務省日本部長ケビン・メアさんの記事が目を引きました。彼は、日本政府の対応は「相変わらずコンセンサスを重視し、決断ができていない。」「原因は政治の問題が大きい。だれかが責任をもってやらなければならないが、失敗を恐れて決断を先送りにしている。」と述べていました。まさに今の政治の原状を厳しく言い当てています。政治家が情緒的なことだけ言っても物事は解決しない。政治は現実に向き合い決断をし物事を先に進めていく必要があると痛感しています。
また、メアさんはこうもいっています。「多くの日本人が将来への自信をなくしているが、もっと自信をもった方がいい。問題はあるが日本はまだまだ大国だ。最大の力は国民の知識だと思う。東北の人たちは前向きに復興に立ち向かっている。時間はかかると思うが、必ず回復する。」と述べています。
将来に希望を持ち、現実を見据え、復興をはかり「よりよい日本」を築いていくことをしていかなくてはなりません。

2月26日、第6回福岡チャレンジウォーク大会を開催いたしました。私は実行委員長として当日参加いたしました。心配されていた天候も少しずつよくなり、何とかウォーキングしやすい天候になりました。朝からスタッフの皆さんが100名近く入念に準備をしておりました。そして徐々に参加者が受付をすまし開会となりました。委員長挨拶で「健康と体調に気をつけて25キロメートルを完歩してください。志賀島(ゴール地点の小学校のある場所)で笑顔で会いましょう。」と述べました。
9キロメートル地点まで、ペースメーカとして集団歩行の先頭をを歩きました。2キロ毎の距離を測る旗を越えるごとに「やっと何キロ。あと何キロ」と時折思いながら安全に配慮しながら歩きました。集団歩行が終わりそれぞれのペースで歩きはじめる場所で、私は皆さんを拍手で見送りました。
その後、所要をすませゴール地点の志賀島小学校まで行き、表彰式を行いました。家族で参加された方、高齢で参加された方、幼年で参加された子、みなさん完歩した充実感に満ちていました。「今年は一番歩きやすかった。」(天候が寒くなく、快晴でもなかったので…)「また来年参加するよ。」「毎年ありがとう。」などと言葉を掛けてくださりうれしく思いました。今回は1000名を越える方がご参加を下さり、無事に終えたことにスタッフ共々心から感謝をいたしております。
ちなみに数日間、足・腰が痛み日ごろの運動不足を痛感いたしました。
翌日掲載された報知新聞の記事の写真です。