2013年01月
2013年01月27日 11:52
昨日の産経新聞のウェブ版で、加藤紘一元自民党幹事長が、共産党の赤旗で、安倍政権が進めようとしている「河野談話」の見直しを批判しているという記事を読み、政党人としてあるまじき行為だと思っていたところ、昔の話を思い出したので記してみます。
10年以上前に、どこのテレビ局だったか忘れましたが、石原慎太郎東京都知事(当時)が出演して1972年の日中国交回復が行われた前後の時の話をされていました。石原さんがおっしゃるには、「国交回復前に某野党の政治家達が中国に行って、日本の政権の批判をしたり日本の首相の悪口を中国の政府に言っていた。と、それを聞いた周恩来さん達はその政治家達が帰った後に馬鹿にしていた」と。そして、「日中航空協定に最後まで反対した我々、青嵐会のことを周恩来さんは『あいつらこそ本当のサムライだ。』と評していた」と。(青嵐会とはこのブログでも前にも書きましたが、中川一郎さん、石原慎太郎さん、藤尾正行さんら当時の自民党タカ派の若手政治家が結成した政策集団です。設立の趣意書にみんなで本物の血判を押したといってマスコミから批判されましたが…)日中航空協定は、詳細は省きますが、要はこの条約を結べば中国は圧倒的に有利になりますが日本が圧倒的に不利になるという条約でした。当時の田中内閣は、日中国交回復の友好ムードを壊したくなかったからこの条約を締結したのでしょうが、石原さん達は文字通り体を張って反対を最後まで貫いたそうです。(この場面の詳細は、新潮新書 河内 孝 著 「血の政治 青嵐会という物語」に載っています。)
要は、外交において、外国で自分の国の悪口をいう政治家は、相手からも軽んじられて信用されないということだろうし、しっかりと国益を主張し行動すれば敬意を払われるということだろと思います。
10年以上前に、どこのテレビ局だったか忘れましたが、石原慎太郎東京都知事(当時)が出演して1972年の日中国交回復が行われた前後の時の話をされていました。石原さんがおっしゃるには、「国交回復前に某野党の政治家達が中国に行って、日本の政権の批判をしたり日本の首相の悪口を中国の政府に言っていた。と、それを聞いた周恩来さん達はその政治家達が帰った後に馬鹿にしていた」と。そして、「日中航空協定に最後まで反対した我々、青嵐会のことを周恩来さんは『あいつらこそ本当のサムライだ。』と評していた」と。(青嵐会とはこのブログでも前にも書きましたが、中川一郎さん、石原慎太郎さん、藤尾正行さんら当時の自民党タカ派の若手政治家が結成した政策集団です。設立の趣意書にみんなで本物の血判を押したといってマスコミから批判されましたが…)日中航空協定は、詳細は省きますが、要はこの条約を結べば中国は圧倒的に有利になりますが日本が圧倒的に不利になるという条約でした。当時の田中内閣は、日中国交回復の友好ムードを壊したくなかったからこの条約を締結したのでしょうが、石原さん達は文字通り体を張って反対を最後まで貫いたそうです。(この場面の詳細は、新潮新書 河内 孝 著 「血の政治 青嵐会という物語」に載っています。)
要は、外交において、外国で自分の国の悪口をいう政治家は、相手からも軽んじられて信用されないということだろうし、しっかりと国益を主張し行動すれば敬意を払われるということだろと思います。