気が付けば、3月5日に日本を発ち、6日にザンビアに到着して1か月が経ちました。
まだ1か月か?というのが正直なところでしょうか。

「もう結構、居るんじゃない?」という気がしないでもないですが、まだ道がよくわかって
いなかったり、「へぇ〜、そうなんだ」というザンビア事情を聞くと、まだまだ自分は
素人さんだな、と感じます。

一方で、到着した翌日から、「待ってました」とばかりに留守中に保留になっていた仕事が
どーんと覆いかぶさってきて、とりあえずその山を片付け、今日の仕事に追い付くという
ところが目下の課題だった、この1か月。自分が前回の出張を終えて、ザンビアを離れる
前日に前任者が先に発ち、後を追って自分が発ち、そこから再び戻ってくるまでの2週間。
この間、事業を回す、というところは事業統括が進めてくださっていましたが、特に経理に
関する諸々は、業務調整が不在だったため、そのままになっていました。
今回のフェーズを始めるに当たり、スタッフが増員することから、事務所を引っ越しし、
家賃や契約書についての大家との話し合いや、スタッフの追加雇用の件、継続スタッフの
契約の更新や給与の件、新しいフェーズの予算管理の件。年度末を控え、2011年度の
会計全体の締め作業や確認作業。。。。
地味ですが、業務調整の仕事って結構あります。

スタッフの契約書については、ザンビアの労働法も変わってきていることから、一度しっかり
見直そうということになり、ザンビアの労働法をゲットし、最低賃金やら各種手当、労働条件
として雇用者側が守らなければならないことなどなどを勉強することから始まりました。
葬儀代とかもちゃんと規定があって、棺桶代とかは雇用者が負担しないといけない、とか
病気での休職の場合の給与支払いの利率やら期限やらも、ちゃんと明記されているし。
基本的にうちの団体の条件は、これら労働法を満たしているか、むしろそれ以上の待遇を
つけていたようなのですが、給与などは、全体的な見直しをしました。

自分が到着する前に、プロジェクトの新しいフェーズは始まり、購入する資機材もたくさんあり
調達は済んでいたし、支払いもされていたのですが、それらを管理する会計のフォームが
新しいプロジェクト用に作られていなかったので、エクセルで管理シートを作って
会計担当に使い方を教えたり。事務所で使う必要な書類やフォームを整えたり。。。


正直、地味(笑。 色んな手続きやら渉外やらでバタバタ動いていましたが、基本的に
事務所の中であれやこれや指示出してパソコンに向き合っていることも多いし、
このひと月は、まったくフィールドにも出ていません。(多少、打ち合わせなどで保健センター
を訪ねたりはしましたが)。プロジェクトの中身に触れる部分にはまだ関わることが
まったくできていないので、これからでしょうか。

せっかくこっちに居るんやし、フィールドにも出て、ボランティアさんたちと話をして、
受益者のコミュニティの人とも接したいなぁと思うのですが、まだそこまで動ける余裕が。。。

じきにぼちぼち、出ていきたいと思います。そうなったら、もう少し写真なども更新できるかと。
今の状況じゃ、毎日、オフィスに座ってる写真しか。。。