今日は小学生を対象にした、あかり玉つくり。約30人の元気な小学生を相手にするのは
すごいエネルギーが必要。学校の先生って、強いな・・・
※あかり玉ってのは、この写真にあるようなもの。和紙を使ったランプシェード。
土台となるのは、普通のゴム風船。それに和紙を貼って土台となる玉を作り、その上に
おはながみという薄い色のついた和紙を貼ります。固まったところで風船を割ると、中が
空洞になった和紙の玉が出来、中から豆球で明かりを灯すと、色和紙が光って優しい灯り
を灯してくれます。
で、小学生(多くが1年生、2年生の低学年)とこの制作作業をしていたのですが、
ある女の子が、男の子に対して
「ピンクの和紙なんか使って、女の子みたい」と言うと、その男の子が
「お前だって、黒い風船って、男みたい」と返し、女の子が
「いいもん、わたし黒色好きだもん」と言うと、別の男の子が
「黒なんか選んで、変なの〜」と。
ピンク=女の子の色、黒=男の子の色、ってのを、この子たちは、どうやって獲得したんだろ?
と子どもたちのやり取りを聞きながら思いました。こちらも30人の子を相手に作業の補助を
していたので、割って入って、「ねぇねぇ、ちょっと聞きたいんだけど・・・」とはできなかった
のですが。
こうした色の持つ意味ってのを、子どもたちって、どうやって覚えていくんでしょうね?
自分のことを振り返っても、何も思い出さないし、それ位にごく自然に「そういうもんでしょ」って
のを獲得していった(刷り込まれていった)のかもしれませんが。
小さいお子さんをお持ちの方々、いかがでしょうか?
やっぱり、大人、まずは親とかが男の子には、「そういう色」の服を着せ、「そうでない」色
については、「それは男の子(女の子)の色でしょう」なんてことを諭していったりする
のでしょうか?または、自然と男の子、女の子が手に取るおもちゃとかがそういう色に
なってるから、遊んでいる中で、その色を好む、自分の好きな色として刷り込まれていくので
しょうか?
だったとしても、違う色を好む子に対して「変なの」というってことは、その時点で色に対する
性差を理解して、「ただしい」とか「違う」とか判断しているのだとしたら、それもまたすごいな
と思います。それが周囲に共有され、強化されていくと、もう男の子がピンクを使うことが
はばかれる(周囲から指摘される、時に茶化されたりする?)ようになっていくんでしょうかね?
一例として、今日の場では、そういう共通認識があるような感じだったし、だからこそ、周りの子
から指摘されていたわけで。。。
そういう子どもたちの認識とか知識とか行動とか、どの位のときから、どうやって、そういうのを
獲得したり行動したりするのか?って、みていると大変興味深い。。。
国が変わると、色の持つ意味や性差?って変わるんだろうし、やっぱり周囲からの刺激で
そういうのを獲得していくんでしょうね。
すごいエネルギーが必要。学校の先生って、強いな・・・
※あかり玉ってのは、この写真にあるようなもの。和紙を使ったランプシェード。
土台となるのは、普通のゴム風船。それに和紙を貼って土台となる玉を作り、その上に
おはながみという薄い色のついた和紙を貼ります。固まったところで風船を割ると、中が
空洞になった和紙の玉が出来、中から豆球で明かりを灯すと、色和紙が光って優しい灯り
を灯してくれます。
で、小学生(多くが1年生、2年生の低学年)とこの制作作業をしていたのですが、
ある女の子が、男の子に対して
「ピンクの和紙なんか使って、女の子みたい」と言うと、その男の子が
「お前だって、黒い風船って、男みたい」と返し、女の子が
「いいもん、わたし黒色好きだもん」と言うと、別の男の子が
「黒なんか選んで、変なの〜」と。
ピンク=女の子の色、黒=男の子の色、ってのを、この子たちは、どうやって獲得したんだろ?
と子どもたちのやり取りを聞きながら思いました。こちらも30人の子を相手に作業の補助を
していたので、割って入って、「ねぇねぇ、ちょっと聞きたいんだけど・・・」とはできなかった
のですが。
こうした色の持つ意味ってのを、子どもたちって、どうやって覚えていくんでしょうね?
自分のことを振り返っても、何も思い出さないし、それ位にごく自然に「そういうもんでしょ」って
のを獲得していった(刷り込まれていった)のかもしれませんが。
小さいお子さんをお持ちの方々、いかがでしょうか?
やっぱり、大人、まずは親とかが男の子には、「そういう色」の服を着せ、「そうでない」色
については、「それは男の子(女の子)の色でしょう」なんてことを諭していったりする
のでしょうか?または、自然と男の子、女の子が手に取るおもちゃとかがそういう色に
なってるから、遊んでいる中で、その色を好む、自分の好きな色として刷り込まれていくので
しょうか?
だったとしても、違う色を好む子に対して「変なの」というってことは、その時点で色に対する
性差を理解して、「ただしい」とか「違う」とか判断しているのだとしたら、それもまたすごいな
と思います。それが周囲に共有され、強化されていくと、もう男の子がピンクを使うことが
はばかれる(周囲から指摘される、時に茶化されたりする?)ようになっていくんでしょうかね?
一例として、今日の場では、そういう共通認識があるような感じだったし、だからこそ、周りの子
から指摘されていたわけで。。。
そういう子どもたちの認識とか知識とか行動とか、どの位のときから、どうやって、そういうのを
獲得したり行動したりするのか?って、みていると大変興味深い。。。
国が変わると、色の持つ意味や性差?って変わるんだろうし、やっぱり周囲からの刺激で
そういうのを獲得していくんでしょうね。