新ベンチャー革命

2019年9月1日より、ヤフーブログからライブドアブログに移行しました。 日米関係、時事、技術経営などを扱います。

2010年05月

新ベンチャー革命2010530日 No.134
 
タイトル: 極東の運命はオバマのアフガン空爆実行如何にかかっている
 
1.米国戦争屋に極東シナリオを握られた
 
 2010526日、日中韓訪問の旅を終えて、ヒラリー・クリントン米国務長官が帰国しました。その後、すぐ29日、鳩山首相は韓国を訪問、まず天安事件(韓国哨戒艦艇撃沈事件)の犠牲者の祀られる国立墓地を訪れ献花しています。
 
この動きから、鳩山政権も、韓国イ・ミョンバク政権も完全に、米国戦争屋のペースに乗せられていることがわかります。
 
 今後、極東戦争を起こすか、起こさないか、その意思決定権を完全に、米戦争屋に握られました。今、極東は非常に危険な情勢に置かれています。
 
 オバマがカルザイ政権とアフガン調停をやればやるほど、極東が危険になります。極東の運命を握るのは、当面、アフガン・イラン情勢の行方です。
 
2.ヒラリー・クリントンの位置付け
 
 極東情勢のシナリオ展開の鍵を握るのは、米国戦争屋ですが、まずヒラリー・クリントンの立ち位置を見定めておく必要があります。先の大統領選挙にて、オバマを支援したのは、ジェイRF(国際金融資本家・銀行屋の米国支部のボス)でした。一方、クリントンを支援したのはジェイの宿敵・デビッドRF(米戦争屋ボス)でした。クリントンをオバマ政権に横滑りさせたのは、当然、デビッドRFです。オバマ政権はクリントン(デビッドRF代理人)の入閣を拒否するほどのパワーはないということです。彼女は、オバマ政権(アンチ戦争屋)の代表というより、デビッドRFの代理人として、今回、極東訪問したと考えるべきです。ただし、対外的には、オモテ向きオバマ政権の外交責任者です。クリントンはオバマ政権にて戦争屋の利害代弁者であっても、戦争屋当事者ではないと思います。いずれにしても、彼女の立ち位置は非常に複雑であることは間違いありません。
 
 彼女は、デビッドRF代理人として、中国共産党に、極東で大規模戦争を起こす気はないと表明しに行ったのでしょう。天安事件は、戦争屋内過激派(ネオコン)の勇み足だったと弁解したと推測されます。クリントン訪亜直前、520日、デニス・ブレア国家情報長官(CIAの監督責任者)が辞任していますが、天安事件と関連した辞任だと思われます。
 
3.天安事件の真犯人とは
 
 天安事件について筆者の考えを述べると、この事件の犯人は北ではない。オバマ政権の人間では、もちろんない。米戦争屋(CIA含む)内の過激派(ネオコン)が関与しているのではないかと思います。彼らは、ブッシュ政権時代、ディック・チェイニーやロナルド・ラムズフェルドの部下だった人たち(残党がCIAにもいる)です。ただ、彼らの得意な、戦争勃発のねつ造事件(戦争起こすときの常套手段)は未遂に終わったということです。阻止したのは、米国防総省ペンタゴン保守派(アンチ・ネオコンで伝統的国防省人脈主流派)でしょう。なぜなら、ペンタゴン軍人はやむを得ない状況でなければ、戦争に踏み切ることはないからです。2001年、9.11事件のとき、ペンタゴンを乗っ取ったネオコンはアフガン・イラク戦争突入のためのねつ造事件(9.11事件)にまんまと成功しています。現在のペンタゴンはかろうじて、アンチ・ネオコンが握っているので、ネオコンにとって、柳の下のドジョウは二匹いなかった、ということです。
 
4.アフガン空爆を狙っている米戦争屋ネオコン
 
 米戦争屋内ネオコン(米軍事産業の利益代表者)がアフガン空爆(究極的にはイラン戦争への拡大を目指す)を狙っていることは、すでに証拠があります。20103月中旬、インド洋の英国領ディエゴ・ガルシア島(米軍基地あり)に大量のバンカーバスター(最新鋭の大型爆弾)が米国から運ばれ、スタンバイしているようです(注1)。328日、オバマのアフガン電撃訪問は、明らかに、ネオコンから強要されたものです。
 
 ペンタゴンは、そのオーナー・戦争屋ボスに実質的に私有されている(注2)ので、戦争屋ネオコンの圧力をまったく無視できません。そこである程度、妥協してきたのでしょうが、ペンタゴン保守派は、イラク戦争の泥沼化に懲りているので、本音ではネオコンの言いなりになっていないのです。なおオバマ政権はペンタゴン保守派を支持しています。
 
 現実に、5月末現在、アフガン空爆は起きていません。戦争屋内ネオコンは非常にあせっていることが手に取るようによくわかります。
 
5.オバマ政権にしびれを切らした戦争屋内ネオコンの暴発が怖い
 
 筆者の過去の観察によれば、ブッシュ政権時代、ペンタゴンを乗っ取った戦争屋内ネオコンが、中東で暴れる際、必ず、北朝鮮が対日対韓挑発行為に及んでいます(注3)。これは、米戦争屋と闇でつながる軍事勢力が、北に配置されているからです。米戦争屋は常時、陸海空からキムジョンイル総書記を監視しており、彼が戦争屋に逆らうと、即、殺されるわけです。5月上旬のキム総書記の用心深い中国訪問でもわかるように、彼が暗殺テロを非常に、警戒していることがわかります。キム総書記は常に、戦争屋(CIA含む)の脅しを受けていることを意味します。
 
 上記の中東・北朝鮮の同期現象は、彼ら戦争屋独特の、オルタナティブ作戦(代替作戦)です。要するに、戦争というのは、常に不測の事態が発生します、つまり極めてハイリスク・イベントなのです。にもかかわらず、戦闘行為には、大掛かりな事前準備が必須であり、もし、本命の戦闘が起きなかった場合に備えて、代替の戦場を予め確保して、本命の戦闘を開始する必要があります。その意味で、戦争屋が中東で戦争を起こす際、極東が、彼らの代替戦場地なのです。だから、米軍が中東で大掛かりな戦闘作戦を展開するタイミングで、北は極東で日韓への挑発行為を行い(あるいは強制的に行わさせられ)、いつでも米軍が戦場を中東から極東に切り替えられるようにしておくのです。
 
 ペンタゴン保守派は、アフガン戦争スタンバイまではネオコンに協力してきましたが、現実に、空爆に踏み切るかどうかはオバマ政権の意思決定にかかっています。オバマは、512日、アフガンのカルザイ大統領をホワイトハウスに呼び、アフガン情勢安定化に向けて共同声明を発表しています。これが実質、何を意味するのか、まだ不透明です。
 
6.極東の運命は、オバマのアフガン空爆の実行如何にかかっている
 
 非常に、くやしながら、極端に言うと、極東の運命は、オバマが戦争屋内ネオコンに屈して、アフガン空爆を実行するかどうかにかかっています。つまり、ブッシュ政権と同じく、オバマ政権がアフガン空爆をやれば、とりあえず、極東戦争は起きません。なぜなら、米戦争屋が、アフガンと極東にて同時に戦闘行為を開始することは絶対にないからです。彼らは、常に、敵(ターゲット)に優先順位をつけて、順番に攻略する本能をもっているのです。
 
 変な話ですが、われわれの住む極東の安全を維持するには、オバマにアフガン空爆ゴーサインを出してもらうしかありません。要するに、戦争屋は極東を人質にとって、中東戦争を仕掛けているとわれわれ日本国民は認識すべきです。
 
 ちなみに、今、オバマの置かれている状況とそっくりな状況は、1998年、クリントン政権時代にも起きています。当時、ビル・クリントンは持ち前の“女好き”を逆手にとられ、モニカ・ルインスキー(ネオコン・女スパイ)不倫事件を戦争屋(=CIA)から仕掛けられ、やむをえず、戦争屋に屈して、仕方なしにアフガン空爆に踏み切っています(注4)。おかげで、彼は任期までクビがつながりました。このように、戦争屋は、ミッション遂行のためなら、暗殺も含めて陥穽工作なら何でもやります。
 
オバマも、上記、キム総書記と同じく、戦争屋謀略部隊から常時監視され、最悪の場合、いつでも失脚あるいは暗殺できるようになっていると思われます(注5)。
 
このような行動原理をもつ米国戦争屋の言いなりになっているのが、親米を気取る大手マスコミ人、検察官僚、外務官僚、防衛官僚、そして自民・民社内親米政治家など、日本の悪徳ペンタゴンの連中です。国民のみなさん、本ブログを読んで“悪徳”の意味を再度、かみしめてください。日本の悪徳ペンタゴンは、下手の横好きで、戦争屋の謀略手口を真似るようになっています。
 
付記:天安事件で話題となった米原潜コロンビア(注6)は、53日、予定通り、パールハーバーに帰還していますが、525日帰還予定のコロンブスは530日現在、未帰還です。コロンブスは45日、沖縄ホワイトビーチ入港が確認されていますが、帰還予定日過ぎて、帰還していないのは非常に不可解です。
 
注1:ヘラルド・ニュース、2010314日、“ Final Destination Iran? ”
 
注2:ベンチャー革命No.75『世界私有化現象』200459
米戦争屋ジャパンハンドラーの理論的指導者・ジョセフ・ナイ(ハーバード大教授)は、米国政治覇権(軍事覇権含む)は私有化されていると示唆している。
 
注3:ベンチャー革命No.292『北朝鮮テポドン発射の対日挑発:米国覇権二極化の災い』200945
 
注4:ビル・クリントン、ウィキペディア参照
 
注5:本ブログNo.9『舛添大臣の豚フル宣言は獲らぬ狸であろう』2009819
 
注6:本ブログNo.130韓国哨戒艦艇の完全剪断破壊:米原潜コロンビアの関与確認できず2010523
 
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新ベンチャー革命2010529日 No.133
 
タイトル:極東戦争危機に震え上がる鳩山首相
 
1.犯罪的な日本のマスコミに心底、嫌気刺す
 
 2010528日、鳩山内閣は、懸案となっていた沖縄普天間米軍基地の辺野古移設を閣議決定しました。鳩山内閣に入閣している福島社民党党首がひとり強硬に、署名拒否、罷免の方向となっています。7月に参院選挙を控えて、鳩山内閣は最大の危機に直面しています。そして、悪徳ペンタゴン・マスコミは鬼の首でも獲ったかのように、鳩山首相の非を騒ぎ立てています。それにしても大手マスコミの論点はまるでずれています、故意にはずしているのではないでしょうか。ここまでひどいと、もはや犯罪的です、日本の悪徳マスコミは・・・。
 
 我が家が、高いカネ払って新聞取っている唯一の理由は、まさに買い物情報折り込みチラシの配達サービスのためのみです。こんな新聞に毎月、高いカネ払っているかと思うと胸クソが悪くなります。何とバカバカしいことよ。ただ、早朝からがんばる配達員に罪はないのでほんとうに気の毒です。またろくなニュースも報道番組もやらないNHKは国民から強制的にカネ取っているので、こちらにもほんとうにハラが立ちます。なんで日本のマスコミはこんなに堕落したのか。政権交代してもっとも露わになったもの、それはマスコミの駄目さ加減です。彼らが、米国戦争屋の代理報道機関に成り下がっていたことがよく見えてきました。
 
2.福島大臣の反抗:米国戦争屋と悪徳ペンタゴンの思うツボ
 
ところで鳩山内閣の福島大臣所属の社民党の前身は社会党ですが、この党と日本共産党は、好むと好まざるにかかわらず、米国戦争屋の対日支配を側面支援する機能を果たしてきました。すなわち、日本独立に不可欠な、日本独自の軍事力強化(戦争屋がもっとも警戒するポイント)を自己規制させることに多大な貢献してきた(?)のは確かです。今回も、福島党首は戦争屋や悪徳ペンタゴンを高笑いさせる道化役を演じています。
 
 辺野古移転断固反対なら、彼女が取るべき行動、それは、米国大使館前で派手な抗議パフォーマンスをやることでした。閣内の鳩山首相の足を引っ張ってどうするのでしょう。抵抗の矛先がまったくトンチンカンです。このことに、彼女は気付いていないようですが、われわれ国民はしっかり気付きましょう。
 
3.鳩山首相の君子豹変の背景を読む
 
 さて筆者はすでに鳩山首相の君子豹変現象を指摘しています(注1)。その君子豹変に気付いたのは、54日の鳩山首相沖縄訪問のときです(注2)。それ以降、今日に至るまで鳩山首相の言動は、自民党と同じく、完全なる対米従属主義に転化しています。その結果が、28日の普天間基地の辺野古移設の閣議決定です。
 
 この鳩山豹変の背後には、のっぴきならないことが起きていると推測されます。やはり、326日に起きた天安事件(注3)がからんでいると考えるのが筋でしょう。この事件への疑惑は、57日、ネットジャーナリスト田中宇氏のネット投稿記事(注4)によって一挙に、ネット愛好者に広まりました。
 
54日の沖縄訪問段階で、鳩山首相の耳には、この事件の非公式情報が入っていたと思われます。具体的には、米韓政府関係者より、天安撃沈犯は北朝鮮であると教えられ、5月中旬、そのことを韓国政府調査団が発表する予定であると。その結果、北朝鮮が反発して朝韓の戦闘が起こる危険があり、最悪、極東戦争に発展するかもしれないと通告されたということです。これを聞けば、鳩山首相でなくても、日本政府要人なら誰でも動揺するでしょう。
 
そして鳩山首相は凶暴な戦争屋に逆らうと、日本が極東戦争(注5)に巻き込まれる危険があると肌身で悟ったのではないでしょうか。
 
 確かに極東で第二次朝鮮戦争が勃発し、極東米軍が介入すると、北が在日米軍基地を狙って、ミサイルを飛ばしてくる可能性は非常に高まります。日本に到達可能な北のミサイルが日本に向けてスタンバイされていることはすでに周知の事実です(注6)。
 
4.米国戦争屋(白い狼)に、まんまと乗せられた鳩山首相(赤頭巾ちゃん)
 
 上記のように百戦錬磨の戦争屋の魔手にかかれば、お坊ちゃん鳩山首相を翻弄するのは屁の河童です。同氏はまんまと乗せられています。54日以降の同氏の態度には、明らかに、何かに脅えている雰囲気が伺えます、戦争屋のいうことは何でも聞くという脅えた態度に豹変しています。首相の心情からすれば、辺野古云々で騒いでいるような話ではないわけです。日本が戦争に巻き込まれる危険が迫っているわけですから。
 
 この非常時、極東戦争を阻止するパワーを持つのは、決して、我が日本ではありません。それは中国とロシアです。両国は、北犯人説に疑問を投げかけています。両国首脳はキムジョンイル総書記からの極秘情報にて、天安事件の真実を知っているのではないでしょうか。米オバマ政権(アンチ戦争屋)、中露両政府のみならず、韓国、北朝鮮両政府もできれば戦争を起こしたくない。戦争を求めているのは米国戦争屋のみですが、極東戦争は彼らにとってセカンドチョイス(注5)です。戦争屋の本命の狙いは、アフガン戦争ですから。したがって、朝韓の間で小競り合いは起きるかも知れませんが、大規模戦争に拡大する確率は決して高くありません。とはいうものの、いったん起きた戦争の行方というものは常に、一瞬先は闇です、それが戦争の怖いところです。
 
 いずれにしても、2010326日に起きた天安事件を境に、日本は平時から有事に突入したのです。鳩山首相には有事の首相は無理かも知れません。このような非常時こそ、小沢氏の登場が待ったなしでしょう。
 
天安事件以降、日本が有事に入っているという状況変化に、われわれ国民は早く気付くべきです。マスコミはまったく能天気ですが・・・。
 
注1:本ブログNo.131沖縄県民は鳩山首相ではなく米国戦争屋に怒れ!』2010524
 
注2:本ブログNo.122普天間問題:オバマ・鳩山vs米国戦争屋・悪徳ペンタゴンの代理戦争』201055
 
注3:本ブログNo.123韓国哨戒艇「天安」撃沈:米原潜との誤射相撃ち?201058
 
注4:田中宇の国際ニュース解説『韓国軍艦「天安」沈没の深層』201057
 
注5:本ブログNo.132風雲急を告げる朝鮮半島:米国戦争屋の極東シナリオを読み解く2010527
 
注6:ベンチャー革命No.292『北朝鮮テポドン発射の対日挑発:米国覇権二極化の災い』200945
 
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新ベンチャー革命2010527日 No.132
 
タイトル: 風雲急を告げる朝鮮半島:米国戦争屋の極東シナリオを読み解く
 
1.朝鮮半島の緊張高まる
 
2010520日、韓国政府の調査団が、韓国哨戒艦艇「天安」撃沈を北朝鮮魚雷攻撃だと断定、北朝鮮政府は強く反発、朝鮮半島の緊張が一挙に高まってきました。その結果、我が日本のネット社会では、天安攻撃犯が北かどうかというより、第二次朝鮮戦争が勃発するのかどうかに関心が移っています。
 
 天安事件の真相が何であれ、50名近い韓国兵が犠牲になっており、その犯人を北であると、韓国政府調査団が断定した以上、今、韓朝間は、いつ戦争が開始されてもおかしくない状況です。昔なら、韓国民が激昂して、ほんとうに戦争になっていたでしょう。しかしながら日本以上に、ネットの発達している韓国では、多くの国民が、政府調査団発表の天安事件の北犯人説を疑っていますので、韓国民が、北に激昂しているというような状況ではありません。戦争抑止効果としての韓国ネットの威力は絶大です。
 
2.米国戦争屋にコントロールされ続ける北朝鮮
 
 筆者は長年、米朝関係は八百長ではないかと疑ってきました。そのことは拙著(注1)にてすでに公表しています。
 
米国戦争屋の権化・ロナルド・ラムズフェルド元国防長官の過去のあやしい動き(注2)からそれは明らかです。
 
 北朝鮮の保有する核技術は、欧州経由にて、北に供給されたものです。ちなみに、米国の真の同盟国・英国は2000年、北朝鮮と国交樹立していますから、核技術に限らず、米英の軍事技術は、容易に、北に供給されます。もちろん、北は中国やロシアからも軍事技術、核技術を導入することは可能です。
 
米朝は八百長関係であると言っても、それは米国戦争屋ボス・デビッドRFとキムジョンイル総書記の仲が良いという意味ではなく、北は戦争屋にとって“コントロラブルな敵”であるという意味です、すなわち、北は、戦争屋からのオンデマンドな要求にて、いつでも米国の敵役を演じる(あるいは演じさせられる)ことができるということです。
 
 そのために、ピョンヤンに最短距離の北との国境線近傍の黄海海域に常に、米原潜を配置し、いつでもキムジョンイルを攻撃できるよう戦争屋はスタンバイしていると考えられます。またキムジョンイル総書記もその現実を熟知しているからこそ、有無を言わせず、戦争屋の言いなりにならざるを得ないのでしょう。
 
3.米国戦争屋の対日戦略を知ろう
 
 米国戦争屋は、動物にたとえれば、獲物を虎視眈眈と狙うプレデター(ライオンなどの猛獣)です。彼らは常におのれの敵(獲物)をまず、設定します。すなわち“悪の枢軸”です。北は紛れもなく、戦争屋にとって仮想敵のひとつ(悪の枢軸)ですが、中東テロリストと並び、世界に公言された敵(カモ)です。
 
ちなみに、かつて“ほんものの敵”であった日本は、戦争屋にとって“隠された仮想敵”です。だからこそ、日本が寝返らないよう日米同盟があると考えるべきです。日本の場合、戦争屋にとって同盟を結んだ仮想敵(=味方を装う仮想敵)です。戦争屋にとって本音では、北より、日本の方が、はるかに警戒度が高いのです。なぜなら、日本は高度の技術力をもっており、日本がその気になれば、いつでも軍事大国(戦争屋の脅威)になり得るからです。
 
 在日米軍がなぜ常駐しているか、それは、日本の軍事大国化を阻止するのが、隠された主目的と考えるべきです。北は、その隠された主目的をカムフラージュするためのカモと位置付けられます。
 
 上記の米国戦争屋の対日戦略を知れば、戦争屋の権化・ラムズフェルドが、日本国民に内緒で、北の対日軍事脅威を演出するのは当然の戦争屋戦略です。日本の防衛関係者の幹部は、この戦争屋の対日戦略を十分、承知しているはずです。さもなければ、防衛幹部として失格です。
 
4.米国戦争屋は、世界中で戦争を仕掛けるのが仕事
 
 現在、米国はアンチ戦争屋のオバマ政権下にあり、戦争屋系政権・共和党は下野していますから、ブッシュ政権時代に比べて、戦争を起こしにくいのは確かです。しかしながら、そのために、彼らは、逆に凶暴化する危険が高まっています。上記、天安事件は、その延長線上で起きた(あるいは起こされた)と考えるべきです。
 
 米国戦争屋の行動原理(Behavior)を研究すればするほど、彼らの関与する戦争は、絶対に偶然の産物ではなく、事前にシナリオをつくって、実に用意周到に実行されることがわかります。それは当然です、戦争は絶対に勝たねばならないからです。負けたら、戦争屋幹部は戦犯となって処刑されますから。
 
5.極東戦争は米国戦争屋のセカンド・チョイス(シナリオ代替案)
 
 米国戦争屋の特徴は、攻撃すると決めた敵に必ず、優先順位をつける点です。筆者の持論では、彼らのファースト・チョイス、それは中東の敵です。言うまでもなく、イラン・イラク・アフガン(タリバン)の反米テロリスト国家です。一方、北朝鮮は常に、セカンド・チョイス(代替案)です。
 
 このように、彼らは戦争シナリオを描くとき、かならず、セカンド・チョイスを用意します。なぜなら、戦争屋は、戦争準備段階で兵器生産の前倒しを行いますので、シナリオが狂って、本命の戦争(ファースト・チョイス)が実現しないとき、セカンド・チョイスの戦争を誘発させて、予め準備した兵器を何が何でも、在庫処理しようとします。これは彼らの本能です。
 
 われわれ日本国民は、極東が、米国戦争屋アリーナ(戦場)のセカンド・チョイスと位置付けられていることを、十分認識しておく必要があります。
 
6.戦争屋に恫喝され続けるアンチ戦争屋のオバマ政権
 
 20103月中旬に予定されていたオバマのグアム訪問(極東米軍リストラのため)が戦争屋の妨害でドタキャンされ、その直後の326日、上記、天安事件(戦争屋の謀略の疑い濃厚)が勃発しています。仰天したオバマは328日、シブシブ、アフガンを電撃訪問(戦争屋の恫喝による電撃訪問か)しています。要するに、アフガン戦争やらないと、極東で暴れるぞという脅しです。
 
 オバマは大統領就任後、戦争屋の恫喝に屈してアフガン増派を発表、政権支持率を落としていますが、その後、戦争屋の期待に反して、アフガンは大規模戦争に至っていなく(ブッシュ時代と大違い)、戦争屋はオバマに対し、非常に不満を抱いていたと思われます。
 
 そしてたたみかけるように、420日、メキシコ湾で海底油田掘削装置(韓国現代重工製)が爆発、事業主英国BP(ロスチャイルド系)が大損害を受け、オバマ政権への大打撃となっています。また、この事故(あるいは事件?)は韓国のイ・ミョンバク大統領(現代財閥出身)にも大打撃です。
 
 戦争屋によるオバマへのアフガン戦争の督促に逆らい、オバマは512日、アフガンのカルザイ大統領をホワイトハウスに呼び、米軍早期撤退を前提にアフガン情勢安定化を求めています。このように、オバマは、戦争にはやる戦争屋の神経を逆撫でしています。戦争屋にとって、ファースト・チョイスのアフガン戦争のらちが開かなくなったのです。
 
 そこで戦争屋は、上記、セカンド・チョイスの極東戦争、すなわち第二次朝鮮戦争をアンチ戦争屋のオバマに突きつけていると分析できます。
 
 現代財閥出身のイ・ミョンバク韓国大統領も、現代重工のつくった原油掘削装置の爆発の補償問題で、戦争屋に弱みを握られてしまいました。その結果、戦争屋のペースで、天安事件をテコに、北への宣戦布告的行動を取らざるを得ないわけです。
 
韓国と北朝鮮は元々同胞同士です。韓国には親戚が北に住んでいる人も多い、できれば戦争したくないはずです。そのような状況でも、無理やり戦争に持ち込むようにもっていくのが、戦争屋なのです。
 
 韓国のみなさん、ネットを通じて、戦争屋の狙いを読み取り、絶対に、戦争に引き摺り込まれないようにして下さい。
 
 526日現在、オバマ政権のヒラリー・クリントン国務長官は中国を訪問中です。彼女は200人もの米財界人を同行しているそうです。この事実から、オバマ政権は、戦争屋の扇動にて、第二次朝鮮戦争を起こしたくないという意図が明確に読み取れます。
 
 オバマ政権は、中国市場を目指す米財界人をバックにつけて凶暴化する戦争屋への牽制を行っていると読むことができます。
 
7.戦争屋に協力する悪徳ペンタゴン日本人に怒り心頭
 
 上記のような切羽詰まった極東情勢を読み解くならば、戦争屋エージェントを唯々諾々と務め、アンチ戦争屋であった小沢・鳩山コンビを追い詰めた親・戦争屋の悪徳ペンタゴン買弁日本人(自民党清和会、大手マスコミ人、親米官僚、親米タレント・評論家)がいかに許せない存在か、よくわかります。心底、腹が立ち、情けない思いです。
 
 この原稿書いている最中、筆者の家の真上を自衛隊航空機が爆音立てて低空飛行を繰り返し、習志野落下傘部隊の演習に余念がありません、いい加減にしろ。千葉習志野も第二の普天間に等しい。
 
注1:拙著[2008]『情報と技術を管理され続ける日本』ビジネス社
 
注2:Rummy's North Korea Connection What did Donald Rumsfeld know about ABB's deal to build nuclear reactors there? And why won't he talk about it?
 
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新ベンチャー革命2010524日 No.131
 
タイトル: 沖縄県民は鳩山首相ではなく米国戦争屋に怒れ!
 
1.怒号で迎えられた鳩山首相の沖縄再訪問
 
 2010523日、鳩山首相は沖縄を再訪問、普天間米軍基地の県外・国外移転に関する対米交渉が失敗に終わったことを陳謝しました。当然ながら、沖縄県民の怒りはすごかったと思います。沖縄県民はみんな“怒”というプラカードを掲げていましたが、英語の“Angry”のプラカードも欲しかったです。この反対意思表示は、日本国民よりも米国民に伝えるべきだからです。
 
本件、筆者はすでに、普天間問題の解決ステップを提示しています(注1)。何はともあれ、在日米軍撤退運動体「沖縄・緊急意見広告運動」(注2)を中心に、在沖米軍駐留反対運動を盛り上げるべきです。
 
筆者は個人的に、この組織に寄付しました。沖縄県民の在沖米軍撤退運動に賛同する人、是非、協力してください。この組織は、すでに米国の新聞にも意見広告を出していますが、もっともっと繰り返しやるべきです。
 
 普天間問題の解決はまさに“急がば回れ”です。鳩山首相に怒っても解決しません。在日米軍のオーナーである米国戦争屋を追い詰めるしかありません。そのためには、米国世論に在日米軍不要だと言わせるのがもっとも効果的です。
 
 鳩山首相の目論見の失敗の原因は、20103月、オバマのグアム訪問が、戦争屋の恐喝で阻止されたことにあります(注3)。この妨害は、鳩山首相の誤算だったのです。その結果、523日、沖縄陳謝の旅に出なければならなくなった、同情します。沖縄のみなさん、本ブログ(注3)を読んで、鳩山首相の個人公約の挫折の背景を是非、理解してください、お願いします。
 
2.米国戦争屋はなぜ、頑固に辺野古に拘泥するのか
 
 在沖米軍を取り巻く環境を考慮すれば、大局的にグアム後退は明らかです(注4)。沖縄の人たちも、本土の能天気な国民と違って、在日米軍問題に関心が高く、この状況を十分、承知です。だからこそ、在沖米軍の撤退に強く期待し、鳩山首相もそれを匂わしたため、今回の結果は、その反動で、沖縄県民の失望は極めて深刻でしょう、お察しします。
 
 一方、米国連邦政府にとって、沖縄の普天間問題は、極めてローカルな問題であって、決して関心は高くない。にもかかわらず、なぜ、米国戦争屋は、1996年に日米で合意済みの普天間の辺野古移設にあれだけ頑固に拘泥するのでしょうか。
 
 これは、自分が米国戦争屋の立場に立ってみたら、たちどころにわかります。政治家、官僚を問わず、日米外交の日本側責任者はことごとく、交渉相手の心理を読む力が弱いと言えます。
 
 要するに、彼ら米国戦争屋にとって、戦利品日本国の沖縄県民が反対するから、普天間基地の辺野古移転という既得権を放棄するのだけは絶対に“拒否”なのです。こういう既成事実をつくれば、なしくずし的に在沖米軍のみならず在日米軍全体の既得権が崩されることが明らかだからです。
 
 ということは、沖縄県民が日本政府に対し、辺野古移転に反対すればするほど、結果は逆になってしまうのであり、現実にそうなっています。
 
 彼ら戦争屋にとって辺野古に拘泥する唯一のリスク、それは沖縄県民が、在沖米軍の関係者にテロ行為を実行するかどうかだけです。これまでの実績で、沖縄県民がおとなしく、アフガンのタリバンのようなゲリラ組織もテロリスト組織も沖縄にはありません。だから、彼らが、沖縄県民に譲歩する可能性はゼロです。しかも、在沖米軍で生活している県民が存在しており、沖縄県民全員が辺野古案に反対しているわけではないこともちゃんと読んでいます。
 
3.米国戦争屋が気にするのは沖縄県民ではなく、米国世論だ
 
 米国戦争屋の重い腰を挙げさせるのは、沖縄県民の反鳩山怒号ではなく、米国民の声です。米国民に、米軍が日本に駐留する必要がないと思わせること、これしかありません。具体的には、米国マスコミを通じて、米国民に日本国民の意思表示をきっちり行うことが第一歩です。『日本の国は、日本人が守ると・・・。米国民よ、貴方の国に、外国軍隊が常駐していたら、貴方はどう思いますか』と問いかければよいのです。米国民の血税が、米軍の世界覇権維持に浪費されることは、大半の米国民は反対です。なぜなら、米軍の海外展開は、戦争屋の利益であって、米国民の利益につながらないからです。2008年、金融危機以来、米国経済が好転しないなか、米国戦争屋は、米国民が、防衛予算圧縮を言い始めることを極度に警戒しています。
 
 沖縄にみなさん、心底、在沖米軍の撤退を実現したいなら、上記「沖縄・緊急意見広告運動」を通じて、まず米国民に訴えてください。
 
4.鳩山訪沖陳謝で知ろう、日本は米国戦争屋に支配されている現実を
 
 米国戦争屋の傀儡である自民党政権時代、日本国民は、日本が戦争屋に支配されていることすら自覚できず、日本は独立国と思わされてきました。しかしながら、20099月、世紀の政権交代によって、戦争屋の傀儡・自民党が政権の座から転落、アンチ戦争屋である小沢・鳩山政権に交代し、さまざまな軋轢(あつれき)が日本に起きました。その最大のものは、戦争屋の支配下にあった各界の日本人(戦争屋エージェント)があぶりだされてきた点です。彼らは今では“悪徳ペンタゴン”と呼ばれるようになっています。自民党政権時代は、政権に同化して国民に気付かれなかった親・戦争屋日本人(悪徳ペンタゴン)が、今では多くの日本国民の前に、その正体を露わにしています。親米官僚、親米マスコミ人、親米テレビタレントなどがそれに該当します。
 
 そして、2009年以前の自民党政権時代から筆者が主張してきたように(注5)、日本が、米国戦争屋に戦後以来、徹底的に支配・管理され続けてきた現実が、政権交代によるアンチ戦争屋政権誕生のおかげで、ずいぶん“見える化”してきました。
 
今回の普天間問題も、沖縄県民のみならず、全国民が、ステルス化していた米国戦争屋ジャパンハンドラーの対日支配に気付く絶好の機会を提供しています。
 
5.鳩山首相、対戦争屋従属に君子豹変す
 
 ここで、国民のみなさん、是非気付いてください、悪徳ペンタゴンの旗手・大手マスコミの小沢・鳩山バッシングが、最近、妙におとなしくなったと思いませんか。野中爺による、自民党時代、マスコミ買収に使われた官房機密費の実態暴露のせいでしょうか。
 
 ちがいます、鳩山首相が、普天間問題で、戦争屋に無条件降伏したからです。現在の鳩山政権は、自民党政権と同じく、戦争屋に従属する姿勢を見せています。鳩山政権はこれまで、アンチ戦争屋のオバマ政権には友好的でしたが、戦争屋には抵抗していました。ところが、戦争屋エージェント・大手マスコミの悪意ある攻撃により、鳩山内閣支持率が瀬戸際となっていました。そこで遂に鳩山首相は対戦争屋従属主義に君子豹変したのです。今、戦争屋は鳩山首相が、心底、戦争屋従属に豹変したのか、それとも対戦争屋面従腹背なのか、見定めています。だから、戦争屋は、今、配下の悪徳マスコミに打ち方止めの命令を下しています。悪徳マスコミの鳩山バッシングが鎮静化しているのはそのためです。小沢・鳩山コンビは参院選勝利まで、ひたすら、がまんといったところでしょうか。
 
注1:本ブログNo.126沖縄発の国家独立運動を全国に広げましょう2010516
 
注2:沖縄・緊急意見広告運動
賛同金 個人 11000円、団体 15000
郵便振替口座 00920-3-281870
加入者名:「意見広告」
 
注3:本ブログNo.94オバマ大統領のアジア太平洋地域訪問中止の謎を解く2010319
 
注4:本ブログNo.116沖縄反米運動:在日米軍再編費3兆円を日本に負担させる口実か2010430
 
注5:拙著[2008]『情報と技術を管理され続ける日本』ビジネス社
 
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm


テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
 

新ベンチャー革命2010523日 No.130
 
タイトル: 韓国哨戒艦艇の完全剪断破壊:米原潜コロンビアの関与確認できず
 
1.話題の米原潜コロンビアはパールハーバーに帰還している?
 
 2010326日に勃発した韓国哨戒艦艇「天安」撃沈事件(天安事件)に関して、ネットジャーナリストの田中宇氏の米原潜との相撃ち説(注1)が57日、発表され、本ブログも本件を取り上げました(注2)。
 
筆者の愛読する日刊ゲンダイも田中説と同様の米原潜関与説を512日号で報道しています。またネットでは天安と相撃ちになった米原潜はコロンビアではないかとうわさされていました。
 
 それを裏付けるように、ネットでは、韓国捜査船が航行している現場海域に、潜水艦と思われる物体が半没水状態で浮いている画像が存在します。
 
 ところが、45日付け琉球新報にて、沖縄ホワイトビーチに、米原潜3隻の入港が報じられていました(注3)。その報道によれば、原潜コロンブスが接岸、ヒューストンとコロンビアが沖合停泊とのこと。時期的に、3隻とも米韓合同演習の帰途だと考えられます。ただし、ヒューストンの演習参加は未確認です。
 
 この琉球新報報道により、コロンビアが演習海域(北朝鮮国境近くの黄海)に沈没しているという仮説が崩壊したとネットで言われはじめました。しかしながら、コロンビアが沈没していないからといって、田中説(天安vs米原潜相撃ち)は依然、否定されません。米原潜はコロンビアだけではないからです。
 
2.コロンビアは確かに帰還したのか?
 
 米海軍サイト(注4)によれば、黄海に沈没しているとうわさされたコロンビアは米韓合同演習後、53日、ハワイ・パールハーバーに無事、帰還したことになっています。
 
 そこで、筆者は、この海軍サイトを再度、調べてみました。米韓合同演習に参加したと思われる米原潜の動きは以下のとおりです。
 
(1)20091014日、ジェファーソン・シティ(LA級原潜)が極東に向けて出港、2010414日、帰還、6カ月任務完了。
 
(2)2010426日、ルイスビル(LA級原潜)が極東向け出港、20105月19日現在まで、帰還報道なし。ジェファーソン・シティと交代。
 
(3)201023日、アッシュビル(LA級原潜)が極東向け出港、20105月19日現在まで、帰還報道なし。ただし同艦は201051日、沖縄ホワイトビーチの沖合停泊確認済み(注5)。
 
(4)2009113日、コロンビア(LA級原潜)が極東向け出港、201053日、帰還、6カ月任務完了。
 
(5)20091125日、コロンブス(LA級原潜)が極東向け出港、2010519日現在まで、帰還報道なし。ただし、45日、沖縄ホワイトビーチ接岸確認済み(注3)。
 
以上より、2010519日現在、LA級原潜に関して、ルイスビル、アッシュビル、コロンブスの3隻がパールハーバーに戻っていないことになりますが、いずれも326日に沈没していないと確認済みの原潜です。
 
 蛇足ですが、ジェファーソン・シティとコロンビアの例から、LA級原潜における定常任務はピッタリ6カ月であることがわかります。この例で行くと、コロンブスは525日に帰還するはずです。
 
さてネット情報によれば、53日に帰還したのがコロンブスと当初、報じられたのが、翌日、コロンビアに変更されたとのこと。韓国のマスコミは米海軍サイトを逐次、チェックしているはずで、これはほんとうでしょう。
 
しかし上記の話は海軍サイト情報入力者の単純ミスの可能性があります。なぜなら、LA級原潜の定常任務が6カ月のようなので、コロンブスの帰還予定は525日となるからです。
 
3.米原潜コロンビア乗組員の家族はなぜ騒がないのか
 
 いずれにしても、53日に帰還したのが、実はコロンビアではなく、コロンブスであれば、コロンビアの乗組員の家族が騒ぎだすはずです。米国の軍人の家族というものは、軍の命令に忠実なのかどうか、定かではありませんが・・・。
 
 それにしても、誰でも観られる海軍サイトにウソの情報を載せるのは米国政府にとって、あまりにリスキーです。したがって、コロンビアは45日、沖縄ホワイトビーチ沖合停泊(確認済み)の後、53日、パールハーバーに帰還したと考えてよいでしょう。
 
 つまり、当初、沈没したのはコロンビアではないかという情報を流した韓国マスコミの情報は、単に、海軍サイト情報変更(単純ミス?)からの類推に過ぎませんでした。
 
 なお、上記、田中氏は第三ブイ沈没物体がコロンビアだと特定していません。
コロンビアは318日から22日、韓国のチンハエ港に入港しており、少なくとも、ピョンヤンへの最短距離安全海域・ペンニョン島沖合で、韓国海軍に知らせず隠密行動している原潜ではありません。
 
4.黄海第三ブイ地点に沈没している物体が米原潜だとは確認できない
 
 以上のように筆者のネット情報調査の範囲では、黄海第三ブイ地点(注1)に沈没している物体は、少なくとも、米原潜コロンビアではなさそうです。といって、米韓合同演習に参加したと思われる他の原潜にも、該当しそうなものは確認できませんでした。もし、62隻もあるLA級米原潜のどれかが北朝鮮隣接海域で隠密行動していたなら、北朝鮮にも覗ける米海軍サイトに公開するはずもありません。
 
5.天安の完全分離破断の謎、いっそう深まる
 
 天安事件に関して、本ブログでは過去4回(注2、注6、注7、注8)取り上げていますが、この事件の最大の特徴は、天安(1200トン)の完全分離破断現象(完全剪断(せん断)破壊)にあります。
 
 世界中の人々が、確実に確認できているのは、天安が真っ二つに破断した事実です。通常の魚雷攻撃、大型潜水艦体当たり、座礁のいずれも、天安が外板の曲げ応力破壊により浸水沈没しても、中央部完全分離破断(曲げ応力破壊ではなく、シャープな剪断応力破壊)までには至らないでしょう。天安は民間船“えひめ丸”(2001年、米原潜グリービルの体当たり攻撃により沈没)と違って軍用艦艇なので、一般船よりはるかに剛構造のはずです。完全分離破断が起きうる唯一の可能性、それは、天安船底の中央部に集中的にかつ上向きに強大な剪断力と縦方向曲げモーメントが同時作用したケースです。
 
船体中央部にて、荒天時、偶然発生する数10m級の巨大な三角波(遭遇確率は極めて低い)の突き上げがあれば、このように完全分離破断し得ます。元船舶設計技師であった筆者がかつて勤務したIHI建造のボリバー丸は1970年、荒天航行時、大波直撃により不運にも完全分離破断を起こしました。
 
もし筆者が、あらゆる技術を駆使してもよいから1200トンの艦艇を真っ二つに引き裂けと命令されても、まったく自信はありません。これだけの剛構造物(ずんぐりむっくりで細長くない)を真っ二つにするとは、攻撃犯はものすごい技術をもっています。江戸時代、切腹介添え人(切腹者を苦しませず、一瞬に首を切り落とす、剪断の達人)の剣術の腕前に等しい。
 
天安の場合、荒天航行ではありませんから、このような完全剪断破壊現象を人為的に起こすには、高性能爆発物の高度な制御爆発技術が必要です。まさに、9.11事件におけるWTCビルの見事な(?)制御爆発技術に匹敵します。このような制御爆発には、高度の爆発型兵器技術が必要です。この技術(豊富な爆発実験の裏付けデータ必要)を持っているのは、世界一の軍事技術大国・米国しかないと断定してよいでしょう。
 
 このように、純技術的観点から、筆者には天安事件の犯人が北朝鮮であることは、まったくの想像外です。
 
 北朝鮮犯人説が、筆者の想像外であるもう一つの理由、それは、軍事偵察衛星を独占して軍事監視技術世界一の米国が、天安攻撃犯を2カ月近くも特定できなかったというのは、まったくあり得ないからです。つまり米国(主に戦争屋)は絶対に何か隠しています、これだけは間違いありません!
 
蛇足ですが、筆者は北朝鮮を弁護しているのではありません、念のため。
 
注1:田中宇の国際ニュース解説『韓国軍艦「天安」沈没の深層』201057
 
注2:本ブログNo.123韓国哨戒艇「天安」撃沈:米原潜との誤射相撃ち?201058
 
注3:琉球新報、201045
 
注4:Submarine Force U.S. Pacific Fleet
 
注5:D-Navi、201058日、1558
 
注6:本ブログNo.125素人だまし日本のマスコミ:韓国哨戒艦艇撃沈が北朝鮮の仕業?2010515
 
注7:本ブログNo.128韓国哨戒艦艇撃沈事件:信じられない!今頃、北朝鮮犯人説とは2010520
 
注8:本ブログNo.129韓国天安事件でわかった日韓両国民の北朝鮮観の危うさ2010521
 
ベンチャー革命投稿の過去ログ
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テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
 

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