新ベンチャー革命2019527日 No.2353
 
タイトル:安倍自民は、今年7月の参院選で勝利したら、間違いなく農産物の輸入関税引き下げを呑まされる:それでも安倍自民を勝たせる国民はみんなだまされている
 
1.今回の米トランプの訪日旅行に対する安倍氏の挙動から、安倍氏は日本国民を犠牲にしてでも、アメリカ様の利益を最優先する日本国首相であることがよくわかった
 
 今回の米トランプの訪日旅行を通じてわかったこと、それは、安倍氏は日本国民に貢献するために選ばれた首相ではなく、アメリカ様のために、日本国民を平気でだまし、平気で犠牲にするために選ばれた首相であることです。今回、そのことが改めて、よくわかりました。
 
 さらに言えば、隷米首相・安倍氏は自分の役割を必死で果たそうとしていますが、それを国民がどう思っているのかについては、まったく、意に介さない厚かましさです。
 
 能天気の安倍氏は、自分が、一生懸命、米トランプに尽くす姿を、日本国民はみんな大喜びしていると思い込んでいるようです。
 
 このような安倍氏の見苦しい挙動を見させられている国民はもううんざりなのではないでしょうか。
 
2.一挙手一投足のすべてがウソで固められている隷米・安倍氏は、自分が国民をだまそうとしていることですら、今や、隠す気がまったくなさそうに見える
 
 上記のように、アメリカファーストの隷米・安倍氏は、自分なりに計算しています。
 
安倍氏本人は、アメリカ様の対日要求なら何でも呑むつもりですが、ひとつだけ例外があります。それは、日本の食糧自給率を確保するために設けられた農産物輸入関税の引き下げに限って、今年7月に予定されている参院選が終わるまで待ってもらおうと企んでいるようです(注1)
 
 7月の参院選の前に、農産物輸入関税の引き下げが強行されれば、当然ながら、安倍自民の地方票が失われます。
 
 安倍氏にとっては、参院選に惨敗すれば、引責辞任が不可避ですから、これだけは譲れないのです。
 
 今回の安倍氏の異常なまでの媚米外交は、どうもそのためのようです。そして、米トランプはそのことをよくわかっているようです。
 
 しかしながら、安倍氏は、参院選に勝った後は、米トランプの対日要求を呑むつもりのようですから、この現実はとりもなおさず、安倍氏は初めから、日本国民をだますつもりなのです。
 
3.地方の自民党支持者は、自分たちは安倍自民にだまされていると気付くべき
 
 日本がこれまで、農産物に輸入関税をかけて、日本の農業を守ってきたのは、とりもなおさず、日本の食糧自給率を最低限、確保するためです。
 
 もし、農産物輸入関税を引き下げると、日本の農業は国際競争力がないので、たちまち崩壊の危機に晒されます。
 
 日本の安全保障上、重要なのは、軍備以外では、穀物自給率の確保とエネルギー自給率の確保ですが、油田のない今の日本において、石油ガス・エネルギーの自給は絶対に困難ですが、穀物自給はまだ可能です。
 
 ところが、今の安倍自民は、露骨極まる隷米主義を取っていますから、アメリカ様の要求に屈して、農産物の輸入関税を引き下げ、米国産穀物の輸入を増やそうとしています。その結果、日本の農業が破滅してもやむを得ないと考え、とことん、隷米主義を優先しようとしています。
 
 地方の国民はそれでもなお、安倍自民を勝たせるつもりでしょうか。もしそうなら、もうほんとうに、信じられませんが・・・。
 
注1:阿修羅“トランプ大統領がツイッターで、安倍首相の国民騙す「関税密約」暴露!「日本の7月の選挙が終われば農業で大きな数字」(リテラ)”2019527