2007年12月29日
「アンメルツ」のネーミング
もう今年も今日を含めて3日間しか残っていない。しばらくブログを書けずにいたが、これを読んでくださっている方々に、「死んでいるか入院でもしたのでは?」と思われるのも申し訳ないので、取り急ぎ走り書きを。正直なところ「冬眠したい」が、それもできずにアタフタと年末をすごしている。一昨日から昨日まで、雪が積もった北の方へ出張して、計10数時間インタビューをしてきた。一泊の駆け足の旅だったが、その前後もハードなスケジュールが続いていたため、帰宅するともはやボロ雑巾状態で、一歩も動けなかった。さて、ようやく今年最後の出張は終わったものの、これから新年を迎えるまでに何から手をつけるべきか。来年早々締切が来る原稿もあれば、手紙も数通書かねばならず、年賀状はまったく手つかず状態。読むべき資料の束は、開いたままもう1カ月以上途中で中断しているし、資料としてせっかく購入した本の山もほとんど読めていない。その前に部屋の大掃除をしなければ……。でも、いま資料と本の山を動かすと、あとで探しても出てこなくなるのではないか、というのが気にかかる。
全然関係ない話だが、皆さんは「アンメルツ」という商品のネーミングの由来をご存じだろうか。知らなかったのは私だけかもしれないが、写真は、先日の古書展で買った大正14年11月20日発行『アサヒスポーツ』(朝日新聞社)臨時増刊「第二回明治神宮競技記念号」の表紙裏の広告(クリックすると拡大)。これを見てビックリ! そうだったのですか……。世の中知らないことばかりだ。
この記事へのコメント
1. Posted by かぐら川 2007年12月29日 16:44
『編集者国木田独歩の時代』読了しました。多忙?ゆえの細かな時間をつないでの卒読でしたが、「画報」誕生後のざわざわとした?時代背景が、音として伝わってくるようなvividな筆さばきにわくわくしながら読ませていただきました。
うれしいことに2反田さんが拙日記を訪れてくださって、掲示板に貴重な書き込みをしてくださったこともこともこの本のおかげでした。
正月には、少し時間がとれそうなので、「独歩の全体像把握のために」とでも題して読後感を少し拙日記に書きこんでみたいなと思っています。
うれしいことに2反田さんが拙日記を訪れてくださって、掲示板に貴重な書き込みをしてくださったこともこともこの本のおかげでした。
正月には、少し時間がとれそうなので、「独歩の全体像把握のために」とでも題して読後感を少し拙日記に書きこんでみたいなと思っています。
2. Posted by Hisako 2007年12月29日 17:49
かぐら川さま、ありがとうございます。こちらこそ、ここに書き込んでいただいたコメントに、いろいろ刺激を受けています。作成された年譜を拝見して、三島霜川についても、これまでとは違うイメージを抱きました。
どんなに調べても、丸ごと全部の人間というものは、同時代に生きて付き合ってみなければわからない――とも言えるでしょう。でも、残された資料からどこまで肉薄できるか、ということに、わくわくしてしまいます。国木田独歩のようによく知られた人物でさえ、ある一つの側面からしか見られていない、そして、偏った評価しかされていない、ということを、いまつくづく感じています。
どんなに調べても、丸ごと全部の人間というものは、同時代に生きて付き合ってみなければわからない――とも言えるでしょう。でも、残された資料からどこまで肉薄できるか、ということに、わくわくしてしまいます。国木田独歩のようによく知られた人物でさえ、ある一つの側面からしか見られていない、そして、偏った評価しかされていない、ということを、いまつくづく感じています。
3. Posted by 2反田 2007年12月29日 19:06
《アンメルツ》とコンセプトとの関係に衝撃を禁じえない2反田です。
さすが小林製薬、大正時代からネーミングセンス全開...... あれ? メーカー名書いてないですね。
さすが小林製薬、大正時代からネーミングセンス全開...... あれ? メーカー名書いてないですね。
4. Posted by Hisako 2007年12月29日 21:02
アッ、2反田さんも知らなかったのですね。「そんなの常識ですよ」と言われたらどうしよう、と思っていたのですが……。私と同じ衝撃を味わってくださる人がいて、ホッとしました(笑)。
小林製薬のホームページにも、「アンメルツ」という商標の由来は書かれていないようですが、隠しているのでしょうか。
小林製薬のホームページにも、「アンメルツ」という商標の由来は書かれていないようですが、隠しているのでしょうか。
5. Posted by 2反田 2007年12月29日 21:58
《按摩の瓶詰》と漢字で検索したら小林製薬HP内 ”小林ヒストリー” (!)のページがヒットしました。
「知ってる知らない」は恥ずかしくないのです。問題は「気付く気付かない」の話です。
実はこのブログのドメイン名の数字の意味、僕は今週になって気付きました。(これホント)
今頃気付かれる方が恥ずかしい! という声も聞こえてきますが......。鈍さの致す所にてゴメンナサイ。
「知ってる知らない」は恥ずかしくないのです。問題は「気付く気付かない」の話です。
実はこのブログのドメイン名の数字の意味、僕は今週になって気付きました。(これホント)
今頃気付かれる方が恥ずかしい! という声も聞こえてきますが......。鈍さの致す所にてゴメンナサイ。
6. Posted by Hisako 2007年12月29日 22:39
たしかに……。「小林ヒストリー」も全部読むと面白そうですね。それにしても「按摩の瓶詰」!! 「トリビアの泉」あたりに出そうな話ですね。
なんと、私の机のすぐ横には「NEWアンメルツヨコヨコ」があります。肩凝りがひどいので……(笑)。それなのに、ネーミングの由来など一度も考えたことはありませんでした。気づけば「ナーンダ!」ということになるのですが、まったく気づいていないことが、この世には多いですね。
なんと、私の机のすぐ横には「NEWアンメルツヨコヨコ」があります。肩凝りがひどいので……(笑)。それなのに、ネーミングの由来など一度も考えたことはありませんでした。気づけば「ナーンダ!」ということになるのですが、まったく気づいていないことが、この世には多いですね。