2011年02月01日

速報 ☆☆『パンとペン』読売文学賞 評論・伝記賞 受賞☆☆

(代筆)


第62回読売文学賞発表
読売文学賞、5部門6作品が決まる


◎『パンとペン』 評論・伝記賞を受賞◎

黒岩さんの遺作は、『「食道楽」の人 村井弦斎』第26回サントリー学芸賞、『編集者 国木田独歩の時代』第6回角川財団学芸賞に続き、3冊目の受賞作となり、歴史に刻まれた。




読売文学賞:
戦後の文芸復興の一助とする目的で昭和24年に読売新聞社が創設。
小説、戯曲・シナリオ、評論・伝記、詩歌俳句、研究・翻訳、随筆・紀行の全6部門について前年の最も優れた作品に授賞する。第62回までで延べ355人が受賞。

▼小説賞:「ナニカアル」(新潮社) 桐野(きりの) 夏生(なつお)
▼戯曲・シナリオ賞:受賞作なし
▼随筆・紀行賞:
「斜線の旅」(インスクリプト) 管(すが) 啓次郎(けいじろう)
「渡りの足跡(あしあと)」(新潮社) 梨木(なしき) 香歩(かほ)
▼評論・伝記賞:「パンとペン」(講談社) 黒岩(くろいわ) 比佐子(ひさこ)(故人)
▼詩歌俳句賞:句集「星涼(せいりょう)」(ふらんす堂) 大木(おおき) あまり
▼研究・翻訳賞:「異邦の香り」(講談社) 野崎(のざき) 歓(かん)

合掌


hisako9618 at 05:01│Comments(2)clip!5.書評 

この記事へのコメント

1. Posted by ナキウサギ   2011年02月01日 10:10
この春はたれにか見せむ亡き人のかたみにつめる峰の早蕨(源氏物語)
黒岩さん、よかったですね。合掌
2. Posted by ほんとうにすばらしい。   2011年02月01日 21:52
本物のみがプレゼントされる数少ない賞の一つ。
読売文学賞!
小説の桐野夏生しかり、仏文の野崎歓しかり、俳句の大木あまりしかりだ。
そして、純粋文章の黒岩比佐子さん。
ああ、ああ、……合掌、彼女の命をまた読みます!

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