トップページ » ケルトの島アイルランド・Ireland
ケルトの島アイルランド・Ireland

IRELAND vol.5

royal portrushgolfコーズウェイコーストには、ロイヤルポートラッシュというゴルフコースがあります。リンクスという自然の地形を生かしたゴルフコースですが、かなり難しそうです。海岸沿いなので、風もありますし。アイルランドにはゴルフコースが400以上もあるというから、すごいです。北海道と同じくらいの大きさに400ですよ。ぼけぼけしていると、球が飛んできます。

bushmillsブッシュミルズウイスキー蒸留所へ行きました。ウイスキーはアイルランドが発祥の地、しかも、このブッシュミルズは1608年創業、世界最古の蒸留所です。ガイドツアーでのみ中を見学できますが、黄色い線の中を歩かないとだめとか、写真は一切だめとか、かなり保守的です。古き良き伝統を守り続けて今に至る、そんな感じです。アイリッシュウイスキーは3回蒸留するのが特徴。スコッチは2回です。なので、コクがあって、マイウ〜。ここでしか買えないレアものウイスキーもあります。なるほど、免税店や町のショップには置いてませんでしたよ。

ballycastle1ballycastle3ballycastle4





ballycastle5harpf&c






バリーキャッスルに宿泊しました。B&Bだとユーロは使えないだろうし、カードも怪しいので、ホテルなら大丈夫だろうと思ったのですが、なんと!中級ホテルのくせに、ユーロが使えない!この分だと夕食も町のレストランはポンドONLYな感じがしたので、ホテルのバーにて食し、全部カードで精算しました。この町は、Fair Headという断崖が見える、静かな港町です。フィッシュ&チップスもさすがに新鮮で美味しい。ビールはハープを注文。ギネスに慣れてしまうと、ラガービールはどうも…。ダブリンに戻って早くギネスが飲みたいわ。


schaf4schaf5schaf6





バリーキャッスルからは、コースト沿いを少し走り、今度は南下します。のどかです。羊がかわいいです。どの羊もカメラ目線です。

ベルファーストを通過。ここはタイタニックが作られたんだよな〜と感心しながら、高速でそのまま通過。産業都市だけあり、活気があります。そのまま南下し、気がつかないうちに、再びアイルランドに入国。

new grange1new grange4new grange3





new grange5new grange6new grange2






途中、ボイン渓谷に寄りました。ここはニューグレンジを中心に40近い古墳があります。古いものは紀元前5000年前のものもあり、エジプトのピラミッドより古いそうです。ニューグレンジは世界遺産に指定されており、ガイドツアーでまわることができます。おそらくお墓だろうとのことですが、ガイドさんいわく、真実はわからないそうです。12月の冬至の日に、入口のルーフボックスと言われるところから太陽の光が入るように設計されているので驚きです。そんな太古の昔に天文学的な知恵があったこと自体、すごいことです。中に入り、実際明りを消して、冬至の日の光がどんな感じで入ってきて、消えていくのか、電気を使って再現してくれます。とても神秘的ですね。抽選にあたると、冬至の日に招待され、ニューグレンジの中に入る光を体験できるそうですよ。

ちゃこhisako_iino  at 06:15コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

IRELAND vol.4

causeway coast1causeway coast2causeway coast3





グランジュを後にし、北を目指します。ずーっと行きたかった北アイルランド。当時はまだ、北アイルランド紛争が激しく、毎日、新聞に派手に載っていたので、怖くて行けそうもなかったのです。税関などはないですが、国境を越えてイギリスに入ると、高速や町の感じもなんとなく違います。キロメーターからマイル表示になるし、通貨がユーロからポンドになります。


dunluce castle1dunluce castle2デリー(イギリスではロンドンデリー)を抜け、ポートラッシュを通り、コーズウェイコーストを走り、まずはダンルース城へ。断崖の上に建つお城で、今は廃墟が残る。海風が強く、こんな所に住むのは大変だったろう…などと同情しながらまず驚いたのは、入場料を払うのにユーロが使えないこと。おいおい…。なんて保守的なんだい。スイスだってユーロは使えるのに!北アイルランドではユーロは使えないわよ!って言われましたよ。仕方なく、カード払いです。たった2ポンドのために。アイルランドと仲良くしてください。


そしてついに、ジャイアンツコーズウェイです。この旅の最大の目的は、まさにここです。本当にここに来たかった!六角形の石柱が敷き詰められている、不思議な海岸です。自然が作り出した、人間が作るものなんて足元にも及ばない芸術です。そういえば世界遺産にも指定されています。またもや雨でしたが、春のお花が綺麗にさいていました。そうそう、ここの駐車料金、6ポンドですが、「ポンドがないけどユーロじゃ駄目?」と聞くと、「6ユーロでいいよ」とな。なんと太っ腹な。エニシダが見事です。

giants causeway1giants causeway2giants causeway3





giants causeway4giants causeway5giants causeway6





b1b2b3





giants causeway7giants causeway8giants causeway9





giants causeway10giants causeway11giants causeway12





giants causeway13giants causeway14giants causeway15






どう考えても人間より羊の数のほうが多いと思います。のどかな田園風景にポツポツと、白いもこもこの羊さんたちが。絵になります。

schaf3schaf1schaf2






ホルスタインもいます。虹が出てカメラ目線、ありがと〜う。

holsteincauseway coast4causeway coast5

ちゃこhisako_iino  at 06:55コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

IRELAND vol.3

galway1galway23日目ですが、毎日本当によく雨が降ります。早い時間にゴールウェイに入りましたが、あいにくの天気。アラン諸島に行って、暴風雨の中、ちゃりを漕ぐのは…ということで、島行きは中止、ゴールウェイをゆっくり見ました。

claddagh ring2tdcladdagh ring1






クラダリングといえば、ゴールウェイ。王冠を付けたハートを2本の手で囲むようなおもしろいデザインです。アイルランドでは男性もわりと多くつけてます。1750年からクラダリングを作っている老舗トーマス・ディロン店にて、シルバーリングを購入。ちゃんと免税手続きもしてくれます。さまざまなお店で作られていますが、ロイヤル公認のお店はここだけ。ほんま物です。


cong abbeyゴールウェイより北上し、コングへ。623年創建のコング修道院跡が残る、小さな村です。廃墟ですが、ケルト十字を見るとなぜか心が落ち着きます。



quiet man heritage cottagecongcong2





左:1951年の映画「静かなる男」で使った、コテージです。
中&右:コング村

ashford castleshakunagefishing





アシュフォード城へも立ち寄りました。古城ホテルになっており、宿泊客しか中に入れませんが。英国ロイヤルはもちろん、世界中のセレブに愛されるホテルです。城前の川にて、釣り吉を発見。ここはサーモン、マス釣りのメッカです。


mount edward lodgetable mountained





irish breakfastgrange1grange2






コングから更に北上を続け、スライゴーを過ぎてしばらく行き、グランジュという村に宿泊することに。ものすごく細い道を車でずんずん入っていくと、小高い海が見える丘の上に、「Mount Edward Lodge」というB&Bがありました。女将さんもめちゃくちゃアイリッシュで、愛犬エドからも熱烈な歓迎を受けました。朝食はもちろんアイリッシュブレックファースト。宿から少し行くと美しい海岸があります。夕日はワンダフォ〜

ちゃこhisako_iino  at 05:56コメント(4)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

IRELAND vol.2

翌日はレンタカーで、ダブリンからゴールウェイ目指して走ります。ホームステイ中、唯一行ったところは、ゴールウェイとアラン諸島でした。感動を再びということで、GO WEST!です。Athloneまでは高速が伸びていて、すいすいですが、アイルランドは日本と同じ左側通行。慣れるまでのろのろです。アイルランドは公共の足を使うと、行けるところは限られます。素敵なスポットの多くは辺鄙なところにあるため、車がないとまず行けません。

ゴールウェイに行く前に、モハーの断崖へ。

cliffs of moher1cliffs of moher2cliffs of moher3





高さ200mの断崖が8キロ近く続く、モハーの断崖。この辺の海岸沿いは、野性的で迫力があります。ですが、残念なことに、ここで命を絶つ人もたくさんいます。近くには、追悼の碑があります。つらくて大変なことがあっても、頑張ろうよ…。生きていればきっといいことがあるはず。人生は感動するためにあるんだから。

看板途中の湖には、このような看板が。たしかに馬を洗うには湖くらい大きなお風呂が必要です。むむむ、さすがはアイルランド。





海岸沿い1海岸沿い2delmere






海岸沿いをドライブ。天気も少し良くなってきて、海もきれいに見えます。しかしお疲れモードで、ゴールウェイにたどり着けず、途中のキンヴァラという漁村に宿泊することに。車の良いところは、ここよさげ!と思ったところで簡単にstop overできるところ。久しぶりにB&Bに泊ります。B&Bは、値段も格安なうえに家庭的なところがよいです。


pier headtiger prawnskinvarra






B&Bの女将さんおすすめのシーフードレストラン「Pier Head」へ。すかさずギネスを注文。どこへ行っても美味しいギネスがあります。そして、エビちゃんを注文。10匹もいます。ぶりっぶりで美味しいですさすが漁村だけあり、大満足。

ちゃこhisako_iino  at 06:07コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

IRELAND vol.1

連休を利用して、アイルランドへ行ってきました。大学4年の卒業旅行の時、ダブリンにホームステイしながら語学学校に3週間ほど通っていたことがあります。随分月日が経っているので無理もないですが、何にも覚えていなかったことにちょっとショックを受けました。学校がどこにあったのか?何番のバスに乗って通っていたのか?週末に出かけた観光地?すべて忘れていました。まあ、当時はいっぱいいっぱいだったのでしょうね(汗)。

スイスインターナショナルが、期間限定の超格安航空券を出しました。往復(税金、燃料費込)で138フランです!ありえないこの価格!しかも直行便!即予約です。まずはチューリッヒから2時間で、アイルランドの玄関口ダブリンに飛びました。

初日はダブリン市内観光&ダブリンナイトライフ満喫。ダブリンも全く観光していなかった私。というか、当時、観光スポットなるものもあまりなかったですし、ガイドブックもほとんどなかったのです。ダブリンというと、まずギネスビールです。ギネス工場へ行って、できたて黒ビールを飲むのが夢でしたので、まずは工場見学へ。入場料がお高めですが、ビール1パイント分も含まれています。1パイント0.57ℓなので、2杯目、3杯目あたりからはもうきつくなってきます〜。

guinness1guinness2guinness3







あいにくの雨(アイルランドは雨が多い!)だったので、昼間からバーへ繰り出しました。ダブリンだけでもなんと!800軒のバーがあります!しかもバーは禁煙!心おきなく梯子できます。ほとんどのバーでアイルランド音楽の生演奏が入りますので、アイリッシュミュージック好きな私にはたまりません。まずはダブリンきってのホットスポット、テンプルバーへ。文化・芸術の発信地として、若者に人気で、老舗バーやレストランが集まる賑やかな場所です。ストリートミュージシャンもたくさんいます。しかもストリートなのにレベルが驚くほど高い!!!さすがU2の国!1991年に再開発されたとのことなので、前回の滞在にはまだなかったですね。宿もテンプルバー内に確保し、バー何軒まわれるか、挑戦です。ちょっと外れて、1198年創業ダブリン最古のバー、The Brazen Headにも行きましたよ。いいかんじのバーでした。

temple bar1temple bar2





brazen headsm1








temple bar3夜はテンプルバー内のバーを中心に5〜6軒梯子です。バー内のライブミュージックはさすがにレベルが違います。どこのバーも、いい音楽といいギネスがお客さんを呼びます。




bm1bm2bm3






guinness beerコクがあって美味しいよ〜ん

ちゃこhisako_iino  at 07:36コメント(6)トラックバック(0) この記事をクリップ!