2006年01月31日

久生十蘭の仕事部屋から(18)

90c11dd7.JPG十蘭にまつわる資料の中から、シミのついた台本が出てきました。
「殺意の家」よみうりテレビ−とあります。日本テレビ系ですね。
木曜ゴールデンドラマと書いてあります。


宇野久美子(24) 片平なぎさ
大池  隆(24) 沖  雅也
大池 忠平(50) 高橋 昌也

片平なぎさは、今でもゴールデンドラマにでていますが、
沖雅也といえば・・・・だいぶ以前に自殺してしまった役者ですね。
まだ、健在な頃のテレビドラマということですが、いつごろ放映されたのでしょうか。

「宇野久美子」が主役の小説といえば、絶筆となった「肌色の月」です。
(私も少しは十蘭の小説に詳しくなりました。)
最後の部分は十蘭亡き後、叔母が加筆して完成させた作品です。

昨年11月にNHKエンタープライズから発行されたDVDの
「NHK少年ドラマシリーズ 霧の湖」も、原作は「肌色の月」です。
こちらの主人公はグンと若くなって高校2年生。
マーブルチョコレートのマーブルちゃんこと(古い!)、上原ゆかりが演じています。

DVDの箱の中の解説を見ると、「肌色の月」として映画化もされたようです。

音羽信子が“大人の”久美子を演じた(監督:杉江敏夫、東宝・東京映画)
とあります。片平なぎさ、上原ゆかり、音羽信子。
全く雰囲気が異なるキャストに、ちょっとビックリです。 (つづく)




hisaojuran at 20:55│Comments(4)TrackBack(0)久生十蘭の仕事部屋から 

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この記事へのコメント

1. Posted by pumpkin   2006年01月31日 21:44
片平なぎささんのドラマはインターネットで検索したところ、1982年11月18日放映だそうです。下記のサイトで全文検索するとわかります。また、久生十蘭で検索すると、4件ヒットしました。

http://www.tvdrama-db.com/
2. Posted by pumpkin   2006年01月31日 21:56
ついでに映画の方は1957年10月8日封切りだそうです。下記で検索できます。監督の杉江敏男さん(この字が正しい)は東宝でプログラムピクチャーを撮っていた人で映画史の上では無名に近い人ですが、腕がよく、もっと評価されるべき人だと思います。

http://www.jmdb.ne.jp/
3. Posted by 著作権管理人   2006年02月01日 08:22
著作権管理人です。
pumpkinさん、早速のコメントありがとうございます。

杉江監督は「敏夫」でなく「敏男」とのご指摘、それに関連情報もお送りいただき、あわせてお礼を申し上げます。
それにしてもpumpkinさんはお詳しいですね。

私はNHKの少年ドラマシリーズ「霧の湖」のDVD版の中に入っていたパンフレットから書き写したのですが、そこでは「敏夫」となっていました。



4. Posted by hansca   2006年03月07日 02:33
あのう、杉江監督は「無名に近い人」ではないです。
おもにプログラムピクチャーを撮っていたから、
ということなら、岡本喜八も蔵原惟繕も川島雄三も
田中徳三も、みんな映画史上では無名の人になって
なってしまう。マニアとはとても言えない私でも
知っているくらいですから。(お節介は承知の上で)

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