2005年03月04日

うなぎの串焼きと焼酎・・・自由が丘「ほさか」

ほさか自由が丘駅正面出口を出る。ガードをくぐり、スターバックスの角を曲がり小路に入る・・・ここまで書くと、居酒屋に詳しい人なら「はは〜ん。今日は金田だな。」と思うのでは。名店中の名店「金田」にも心惹かれるが、この通りにはもう1つ、毎日でも来たいような店がある。鰻串焼きの店「ほさか」だ。

誰が言い出したのか、「自由が丘の居酒屋兆治」。そのネーミングにピッタリの店だ。いつものように入り口横の焼き台で奮闘する大将に「こんばんは。」と挨拶しながら店に入る。店は細長いコの字型のカウンター。カウンターの中の女性が「いらしゃいませ。こちら奥空いてます。」と声をかけてくれる。指示されたとおり、コの字の上の一番左の席に座る。「お飲み物は?」「焼酎。」「ロックですか、お湯割りですか?」「ストレートで。」

飲み物のメニューは、ビール(大570円、小350円)、日本酒(高清水上撰400円、佳撰350円)、焼酎(400円)。

受け皿の上にコップが載せられ、カウンターに置かれる。一升瓶から甲類焼酎をなみなみと・・・おお、コップからあふれ出た焼酎が受け皿からも零れそうなくらいに・・・。これは口から迎えに行くしかない。ずずっ・・・くぅ〜、効くなあ。

shouchu

「焼き物はどうしましょう。」・・・串焼きのメニューは、からくり焼き、きも焼き、ひれ焼き(各280円)とかしら焼き(220円)がいわゆる「一通り」。あと「塩焼き(280円)」・・・今日は久しぶりなので、「4本一通り。」

お通しの「キャベツのお新香」をつつきながら焼酎を飲む。

「おまちどおさま。」たっぷりとタレがかかった串は香ばしく焼けていて、たまらなくいい匂いがする。まずは、「からくり焼き」から。これはうなぎの身を焼いたもの。一口・・・う〜ん、脂ののり具合が絶妙。タレの甘さがまたいい。美味しい!焼酎、焼酎。

根岸の「鍵屋」の名物メニューに「鰻のくりから焼き」というのがあるが、これは不動明王の化身としての倶利迦羅竜王からきているそうだ。たぶん、炎に包まれた不動明王の智を表した黒竜が、外道の智の象徴としての剣に巻きつき、飲み込もうとする形が、串に巻きついた鰻の形状にたとえられたのではないか。「ほさか」のは巻きついてないから「くりから焼き」ではない・・・などという根拠のない説が頭の中で巡る・・・いかん!焼酎、焼酎。

次は「きも焼き」。このぷりっとした歯ごたえと、程よい苦味がいい。美味しいなあ。「ひれ焼き」は骨っぽい食感がいい。「かしら焼き」は鰻の頭に当るが、柔らかく焼きあがっていて、いくらでも食べられそうだ。やっぱり「ほさか」の串焼きは抜群だなあ。焼酎お替り。

ほさか一通り

串焼き以外のメニューは「お新香(150円)」と蒲焼(大1200円、小1000円)のみ。ここで「お新香」(キャベツかきゅうり)を注文しようかなと思ったのだが・・・その前に「塩焼き」を。隣のお客さんが食べているのが、たまらなく美味しそうだ。ここの塩焼きは、いったん火を通して、鰻の脂を表面に行き渡らせてから焼く。鰻の脂が身の回りをコーティングして、薄い衣で揚げた天ぷらのような上品な味になるのだ。それに山葵をつけて食べる。ひょう〜、早く食べたい。「塩焼き1本」。

すると、カウンターの中の女性が「メニューにはないけど、他のも塩焼きにできるのよ」と教えてくれる。ぬわにぃ。そんな裏メニューがあったのか。注文している人を見たことがないぞ。では、早速「きもを塩焼きで。」・・・向いのカウンターで飲んでるお客さんが、ん?と顔を上げる。

相次いで「塩焼き」と「塩きも焼き」が届く。まず「塩焼き」から、一口・・・ふぅ〜む。表面がカリッとしていて、中はふんわり。本当に鰻の天ぷらを食べてるみたいだ。舌がとろけます。焼酎ぐびっ。

ほさか塩串

次は「塩きも焼き」・・・どんな味だろう。山葵をちょっとのせて一口・・・ほのかな苦味が塩でまろやかになってる!美味し〜い。たまらな〜い。向いのカウンターのお客さんが「きもの塩焼き、どうです?」と声をかけてくる。「美味しいですよ〜。」・・・「じゃあ、俺も1本。」

焼酎をお替りして、塩焼きを楽しむ。隣のお客さんも「自由が丘では、この店しかきません。毎日通いたいです。」・・・そうだよなあ。

焼酎はやっぱり3杯までにしとかなきゃ。名残惜しいけど、今日はここまで。席を立つ。「ごちそうさま。」店を出る前に大将に挨拶。

外に出る。駅まではすぐ。それにしても毎日寒いなあ。今夜は雪が降るそうだ。「金田」には寄らず駅に向かう。


東京都目黒区自由が丘1-11-5  03-3717-6538
17:00〜21:00 日休

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ほさか、実にいいお店でした。ものすごく気に入りました。
名店の並びに、名店あり【mesizo】at 2005年04月11日 13:50
この記事へのコメント
こんにちは。mesinsoukeです。
城南方面、集中的に攻められていて、
ヤバイです(←何が? 笑)。
ここ、いつもながめながら、金田に行ってしまうんですよね。鰻だけだと、飽きちゃうんじゃないかと思ったりして。
長っ尻を前提にイメージしているのがいけないんですね。

>「金田」には寄らず駅に向かう。
こちらの質問を見越されているようで……(笑)

ところで、寄り道さま
学大の「かっぱ」というなれ鮨を食べさせるお店に行かれたことがありますか。
他のブログの女性から、絶品と教えられて
今度いってみようかと
(今度行くリストばかり増えてますが……)
思っているのですが。
Posted by mesinosuke at 2005年03月04日 17:11
mesinosukeさんへ

「ほさか」はいいですよ。
鰻の串とキャベツのお新香をつまみに1杯・・・至福の時間です。

「かっぱ」は、なれ鮨が美味しいことと、全体的に安いことが印象に残っています。常連さんの居酒屋というイメージでしょうか。
Posted by 寄り道 at 2005年03月04日 18:00
書き込みデビューです。よろしくお願いします。楽しく読ませて頂いています。更新がほぼ毎日なのでここに寄るのが日課になっています。小生は東京(湯島)の者なのですが、仕事で現在博多在住です。もしよろしければ、博多の居酒屋をご紹介願いないでしょうか?「やす」「さきと」には行ってみようと思っています。他に居心地のよいところがあればと思いまして。
Posted by yaoshige at 2005年03月05日 11:07
yaoshigeさん、こんにちは。
湯島ご出身ですか。名店がたくさんある街ですね。博多の店は詳しくないのですが、機会があれば行ってみたいと思います。その時はよろしくお願いします。
Posted by 寄り道 at 2005年03月05日 19:00
今ほさかからカキコです。()イビ
かれこれ15年来顔出してもすです。()イビ
Posted by 腐れ厨房(゜ホ°)(゜マ゜) at 2005年08月30日 19:24
おお、実況中継ですか!
「ほさか」のうなぎ串、美味しいですよね。
焼酎で一杯やりたくなりました。
Posted by 寄り道 at 2005年08月31日 10:04