2010年01月22日

「よじかわ」の本来の意味は・・・阿佐ヶ谷「川名」

DSC00859今日(21日)は、午前中で職場を出て、新宿の病院へ。終わったのは、意外と早くて午後2時50分頃。昼間は気温も高く、過ごしやすかったが、だんだん、風が強くなり、寒さが徐々に戻ってきているようだ。中央線で阿佐ヶ谷へ。バーガーキングのカウンターでパソコンを出して仕事をする。

資料がないので、できる仕事も限られている。4時前にはやることがなくなる。バーガーキングを出て、北口の商店街へ。気候が変わることを知らせるように、風が舞っている。今日は2週間ぶりに、「川名」に行こうと思っている。川名は4時開店なので、ちょうどいい。

店の中を見ると、開店時間から何分も経っていないにもかかわらず、もう人の気配がする。入口横の焼き台にいる男性店員に「こんにちは。」と声をかけてドアを開ける。店に入るとすぐに、カウンターの中のマスターと目が合う。「いらっしゃいませ。」と丁寧に頭を下げて迎えてくれる。先客は2名。カウンターの一番奥の席と真ん中あたりの席に1名ずつ。奥のお客さんの前にはもう黒ホッピーが置いてあるから、多分4時前のフライング入店。

真ん中のお客さんは、この店でよくご一緒するKさん。Kさんの左隣に座って「早いですね〜。」などと挨拶する。お店の女性が飲み物の注文をとりに来る。「お飲み物は?」「生ビールの小(336円)を、お願いします。」・・・この店で生ビールを飲んだ記憶ないなあ。だいたいホッピーだったからなあ・・・。



生ビールの「小」が届く。お店の女性が「おつまみは?」と問う。ホワイトボードのお薦めメニューの中から、「白子酢(294円)と牛スジ煮(294円)をお願いします。」と注文する。注文した直後にネタケースを見ると、見るからに美味しそうなぶりの半身と、立派なたこが入っている。刺身にするべきだったか・・・なぜが注文した後に、こういうふうに後悔するんだよなぁ・・・。

Kさんと「お疲れ様でした。」と言いながら乾杯をする。一口・・・ぐふ〜、すごく冷えている!美味しい!・・・それにしても、開店直後の店の空気っていいなあ。なんだか澄んでいるというか、きりっとしているというか・・・。今日は4時に川名に来たので、久々「よじかわ」という言葉を思い出す。
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「よじかわ」というのは、かつて、合い言葉のように使われていた言葉だ。これは本来、単に4時に川名に入店するという意味ではない。例えば、こういう風に使う。・・・土曜日にみんなで集まって、わいわい飲んでいるうちに夜も12時を過ぎてしまう。みんな、かなりの量を飲んでいるので酔っぱらい気味。ただ、明日は休みだから、朝はゆっくりだ。それにしてもよく飲んだなあ・・・「じゃあ、また近いうちに飲みましょう!」と誰かが言う。そこで間髪を入れずに「じゃあ、明日よじかわで!」「え!明日、しかも4時に川名に集合・・・きついなあ。」「ではみなさん、明日よじかわってことで決定!」「ちょ、ちょっと待ってよ〜。」・・・連日の厳しい飲み会を表す言葉なのだ。

・・・なんてことを思い出しながら、ビールを飲んでいると「白子酢」が届く。つやつやのきれいな白子だ。よく、血管が張り巡らされているようなのがあるが、それはちょっと嫌だ。一口・・・う〜ん、このねっとり感、いいねえ・・・酢の酸味がきつくないのでさっぱりと食べられるし、白子の風味も生かされている。美味しい。ビール、ビール!
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「あれ、今日相撲は?」とマスターが言う。そういえばいつもこの時間はテレビは相撲中継のはずだが・・・今日は国会中継。鳩山首相が苦しそうに答弁している姿が大写しにされている。何を言っているかはよく聞き取れない。国会中継が終わったら相撲が中継されるのかな・・・。男性客が1人入ってきて、一番入口に近い席にすわる。「生中」と簡単に注文・・・生中?・・・ああ、生ビールの中か・・・最近あまり生ビールを飲まないので、略し方を忘れてしまった・・・。でも・・・生ビールの大は「大生」だったよなあ。なら、「中生」って略すべきなんじゃないか・・・つまらないことを考えてしまう。

「牛スジ煮です。」・・・おお、よく煮込んであるぞ。では、一口・・・とろとろの部分とさくっとした部分があって、両方のバランスがいい。甘い味付けだが、牛スジの旨味がつまみとしての存在感を主張している・・・美味しいなあ。ビールは「小」なのですぐになくなってしまう。「すみません、生グレープフルーツサワーお願いします。」・・・ホッピーにすればよかったかな・・・また注文した後で後悔・・・。
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生グレープフルーツサワーが届く。絞り器で半分に切られたグレープフルーツをぐりぐりする。ジュースがだんだんたまってくる。絞り残しがないか、時々、グレープフルーツをひっくり返して確かめる。もうこれ以上絞れないなというところで、ジョッキに投入。炭酸割り焼酎の表面から、じわっと下にジュースが降りていき、混ざったかなと思ったところで、一口・・・うん、スッキリとして美味しい。果汁を使ってるから健康にいいような気がするし・・・自分に言い聞かせる。
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真ん中のテーブル席にいつもの常連さんたちが集まり始める。照れた感じで入ってきたり、ぶすっとしてたり・・・いつも通りだ。これが酒が入ってしばらくすると、お店の女性に「ハルちゃま、黒の方で」なんて甘えた声を出すのだから可笑しい。酒って、やっぱり人を変えるというか、本来の姿に戻すというか・・・。

目の前に太いねぎが、ど〜んと置いてある。ホワイトボードのメニューに「下仁田ねぎ焼き(189円)」とある。この太いねぎを炭火で焼くのか・・・美味しそうじゃないか!「すみません。下仁田ねぎ焼きをお願いします。」と注文する。・・・ぶり刺しの方がよかったかなという思いが一瞬頭をよぎる・・・。

自分の左隣に男性客が入ってきて、燗酒の「大」を注文する。外がだいぶん寒くなってきたようだ。昼間は17℃まで上がるものの、夕方から冷え込むというのが昨日の予報。その通りになってきたようだ。

「下仁田ねぎ焼き」が届く。でかいなあ・・・表面がいい具合に焦げていかにも美味しそうだ。一口・・・ねぎの熱い汁が口の中に流れ込む。甘〜い!で噛むとシャキシャキした食感。真ん中の柔らかい部分もねぎの風味が強くて、とてもいい。美味しい!サワー、サワー!
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カップルが入ってくる。「座敷へどうぞ。」・・・そろそろお客さんが押し寄せる時間だな。テレビでは相撲が始まったようだ。2杯目のサワーも飲み干してしまったので、今日はここまで。Kさんに「お先に。」と声をかけて席を立つ。「ごちそうさま。」「ありがとうございました。」と店の人たちが送ってくれる。

外にでる。ほ〜、寒くなってる。いつものようにバス停に急ごうと思ったのだが、駅の近くに美味しそうな大学芋の店ができていたのを思い出す。買って帰ろうかな。寒い風の中を駅に向かって走り始める。寒いなあ〜。


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