トロンボーン奏者 新山久志のブログ

「新しい」に「山」と書いて新山(あらやま)です。

【新山久志による作・編曲の楽曲リスト】「新山久志・楽譜目録」

コンサートを聴くのは「休憩」じゃない(ほうがいい)

今日は、某トロンボーン奏者の方のリサイタルを聴いてきました。

本当に素晴らしい演奏でした。

そして、演奏には関係ないのですが、観客の方々を見て思ったことを。


こういうコンサートで、必ず一人か二人は、演奏中にアメ(と思われる)を取り出して食べる人がいます。

あの、アメを袋からむく音って、けっこう聞こえるんですよ。気になります。。。

また、チラシを落としてしまったりとか、そういう音も聞こえました。


基本的に、クラシックのコンサートを観客として聴くとき、
演奏中は奏者を見ながら「演奏を聴く」、以外のことは一切しないほうが良い、と思います。

プログラムやチラシの束を鞄にしまったりとかも、できれば演奏中(音が鳴っているとき)はやめた方がいい。
落としちゃう人が結構いるので。

「演奏を聴く」以外にすることというと、「プログラムをそっと読む」、ことくらいにした方がいいです。



これはつまり、自宅でCDなどを聴いて音楽を楽しむのと、コンサートに観客として来て演奏を楽しむのとでは、
その楽しみ方には違いが出てくる、ということ。

自宅でCDを聴いているなら、聴きながら食事したり、本を読んだり、会話したり、寝たり、
何かしながら聴いてもいい。

CDなら演奏を途中で止めてもいいし、途中から聞いてもいい、すごく気楽に聴くことができます。

そのことで、リラックスすることもできる。

これは、あくまで「受け身」の立場での音楽の聴き方で、気持ちの上では「休憩」です。

気分を休めるために音楽を聴いている。



でも、コンサートは通常、違います。

演奏中はしゃべれないし、席も立てないし、演奏者も近くにいるので、緊張感があります。

それほどリラックスできる場じゃないです。

そして、より演奏を楽しむなら、演奏者の表情なんかも見て、
演奏を聴くことで音楽の流れと一緒になって参加していく。

これは、音楽の聴き方としては、「受け身」じゃない。

積極的に音楽に入り込もうという、という気持ちです。


こういう聴き方で、コンサートの観客になることは、気持ちの上では「休憩」ではないです。

ひょっとしたら、むしろ疲れてしまうかも知れません(特に重たい楽曲で、名演といえるような演奏になればなるほど)。

クラシックには「癒し」とかいったイメージがあるので、クラシックのコンサートを聴くのは、
「休憩」みたいな気持ちになるかもしれませんが、
コンサートを楽しむ、ということは案外、能動的な行為なのです。

積極的に音楽にを聴いて、演奏者の表現と一体となってコンサートを楽しむことは、大変かもしれませんが、その分充実感も大きいです。


たぶん、演奏中に何気なくアメを食べたりする方は、自宅でCDを聴くような感覚でコンサートに来てらっしゃる。

音楽というのを、「受け身」で受け取るだけのもの、という認識なので、
コンサートの演奏中であっても、つい他のことをしちゃう。

まあそれも、他の観客の方に迷惑にならない範囲なら、聴き方としては自由ですから、構わないのですが(ほとんど寝るためにコンサートに来る人もいます)、

音を立てるようなことはちょっと困りますし、
せっかくコンサートに足を運んだなら、より楽しんだ方がいいんじゃないかということです。



クラシック以外の、ロックやポップスのコンサートだと、観客は演奏に合わせて踊ったりとか、場合によっては叫んだりとか、しますよね。

観客としてきた人も、積極的に音楽に参加していくのが分かりやすいですが、

座って聞いているだけのクラシックのコンサートでも、気持ちの上では同じように音楽に参加していくと、もっと楽しめると思うわけです。

夏のプレリュード

去年作りました「夏のプレリュード」という曲の楽譜がWeb上で販売開始されています。

音楽的内容はほぼ同じで、トロンボーン四重奏版と金管六重奏版があります。

「夏のプレリュード トロンボーン四重奏版」

「夏のプレリュード 金管六重奏版」 

この曲のコンセプトとしては、
明るく快活で親しみやすい曲調で、楽しんで演奏できること、
音域的に、難しい高音域や低音域は使わない、
しかし各楽器の複雑な絡みがあり、 高度なアンサンブルも必要になる、
といったことです。

これはつまり、楽器を始めて数年程度の初心者でも、時間さえかけて練習すれば演奏可能で、
やりようによっては面白い演奏ができる、ということです。

もちろん、実力のある上級者が演奏しても、ダイナミックな演奏ができるのではないかと思います。 

金管楽器らしい華やかさ、響きの美しさも感じられますから、演奏会やコンクールなどにぜひ演奏したいただきたいと思います。


名曲コンサート 

更新遅くなりましたが、
先日、新しく結成したトロンボーン四重奏団「東京スタッカート倶楽部」の第1回演奏会を無事終えました。

ご来場くださった皆様、また会場であり、それ以外にも様々なお力をお貸しいただいたアクタスの皆様には心より感謝いたします。

この四重奏団は、今後もできる限り演奏会を続けて行きますので、
今回ご来場できなかった方も、ぜひ次回足をお運びいただけると、嬉しく思います。


さて、続いて自分のソロの活動として、
5月28日(土)に、これまでも何度も演奏会を開催させていただいている国立市の喫茶店「白十字」にて、
トロンボーンソロによる演奏会を開催いたします。
名曲コンサートチラシ
「トロンボーン奏者・新山久志による 名曲コンサート 2016年春」
2016年5月28日(土) 19:00開演(18:30会場)
洋菓子喫茶「白十字」国立南口本店

プログラム
・月の光(ドビュッシー)
・アヴェマリア(グノー)
・アヴェマリア(カッチーニ)
・愛の悲しみ(クライスラー)
・ダッタン人の踊り(ボロディン)
・トロンボーンとピアノのためのソナチネ(新山久志)
・Song without words(新山久志)


チケット
一般:3500円
学生・シルバー(65歳以上):3000円
*いずれも当日は300円増し


今回は、クラシックの名曲としてよく知られた曲を、トロンボーンソロとピアノにアレンジして、
そして僕自身の作曲による曲もふんだんにお届けいたします。

トロンボーンを演奏する方も、そうでない方も、音楽が好き、クラシックに興味があるという方なら、
どなたでも楽しんでいただけるのではないかと思います。

お近くの方は、ぜひご来場くださいませ。

チケットは白十字 国立南口本店または、
僕の方まで直接メッセージお願いいたします。
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