今年もやります、「高校野球観戦紀行」「ほへと数秘占術」なるものをやってみる

2006年07月12日

廃校の夏、最後の夏

9adb8605.jpg今日は、江戸川区野球場まで足を運んできました。
僕の地元・神奈川では「日大藤沢−厚木西」という、1回戦屈指の好カードも組まれてるってのに、そっちには目もくれず…(笑)
ったく、地元軽視もここまで来るか(核爆)

今日のお目当ては、台東商業−順天。
台東商は、今年度を最後に廃校が決まっているので、これが最後の大会。来年以降は見たくても永遠に見られないわけですから、「これは見なくちゃね!」とばかりに行ってきたわけです。
それにしても、西葛西は遠いよ…。

序盤の2イニングは、0−0と無難な滑り出し。
こちら側は全く打てる気配がありませんでしたが、向こうも打てなさそうな感じだったので、このまま無難な様相で中盤まで行くかな?

と思った矢先、運命の3回裏。
ランナーが溜まったところでタイムリーヒットが飛び出す。
1点目が入り、2点目のランナーがホームに滑り込んでくる!
良い返球が帰ってきて、微妙なタイミング!
クロスプレー!セーフか、アウトか?どっちだ?

…が、キャッチャーのブロックが走塁妨害を取られ、2点目が入る。

ここから一気に歯車が狂い始める。
次々と順天のランナーがホームを駆け抜ける。
あとアウト1つで良いんだよ、あと1つで…。
それなのに、そのたった1つのアウトがやたらに遠く、決して手に入らない物のように感じる…。

…気がついてみれば、この回悪夢の20失点


0−23で迎えた5回表。
一人のランナーも出せぬまま、もう2アウト。
『5回参考・完全試合』の記録と共に、最後の1ページを閉じるのか?

と思っていたら、先発投手を務めていた選手が最後の最後に意地のヒット。
最後までベンチに残っていた11人目の選手が代走に立つ。
もういよいよ後がない場面で盗塁を決める!
そして、次打者が長打を放つ!
本当に最後の最後のイニングに、1点がスコアボードに入る!

負けるにしても、無抵抗のままでは終わらせないという、最後の執念ともいえる1点が入り、今まで実際にやっていた試合は、思い出となって最後の1ページを閉じる。
試合結果は…、 


台東商1−23順天

 

ランニングスコアは

台東商 00 001│ 1
順 天 00203×│23

でした。
台東商スタンドの明るさが、何だか心に残る試合でした。



hisat1971 at 15:46│Comments(0)TrackBack(0)

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