2020年09月28日

半沢直樹

「半沢直樹」が終了した。ぼくは池井戸潤の小説はほとんど
図書館から借りて読んだが、確かにストーリーテラーと
して抜群だし、勧善懲悪で胸がスカッとするような
ハッピーエンドにおさまっている。

正直言ってありえないような話だが、それをなんとかして
リアリティーを持たすような工夫を方々でしている。

昨夜終了した話は、原作とは似ても似つかない、リアリティ
完全無視の時代劇になっている。つまり小説のドラマ化と
いうよりは小説を漫画化して、それをドラマ化したと
いっていいだろう。

問題はバカバカしいといって、観ないのでなく、みながー
もちろん、ぼくもー熱狂して受け入れていることだろう。
社会生活がそれだけ鬱屈していることのあらわれかも
知れないとふと思った。






hisatake1 at 19:49|PermalinkComments(0)

2020年09月27日

ETV特集 隠された毒ガス兵器

ETV特集で「隠された毒ガス兵器」という番組の
録画をみた。

国際条約で製造使用を禁止していたこと、にもかかわらず
日本も米国も秘かに開発を進めていただけでなく、日本は
中国に対して早くから使用していたことを淡々と事実だけを
述べている。

東京裁判でも当初日本の毒ガス使用を糾弾しようとして
いたが、途中から米国の横やりで毒ガス問題をパスした。

米国も使用しようとしていて、日本の情報・技術・人材を
必要としていたからである。

毒ガス製造工場のあった広島県の大久野島が何度もでてきたが、
国民休暇村になっていること。赤字続きだったが、兎を放った
ところ大繁殖。「兎の島」として、有名になりインバウンド客が
いっぱい来るようになったことなどは言わなかった。

ここがなぜ休暇村になったかの裏話も知りたかった。

昨今の国際情勢や日本の政府をみていると、そのころと
1ミリたりとも進歩していないし、つくづく人間は愚かだ
という感を強くした。

(母のこと3)
これで母シリーズは最後にする。

ぼくも兄も、父か母かと言えば断然母派だった。それでも
どうにもいやな点があった。

母は長女で、妹たちとは仲がよかった。ぼくのところへ
来るのも一人では来ずに、妹2人と一緒にくることが
多かった。父と一緒に行動することはなかった。

母を筆頭とする3人姉妹はみなそれなりにやり手だった。
そしてぼくのみるところ、そろいもそろってダンナのほうは
少々問題ありだった。

3人姉妹がそろうと母は必ず父の愚痴をこぼす。妹たちは
”義兄さんはまだマシよ、うちなんか・・・”という風に
絶対言わず、もっと煽るのが常で、それが嫌だった。

二人の叔母は絶対そこでは自分のダンナの悪口を言わず、
みなで父をくさす。それを聞かされる度に「うちのオヤジは
おかしいけど、それでもアンタんとこのダンナよりはまだ
マシ」と思うのだった。

母にこのことで苦言を何度も呈したが、最後までなおら
なかった。

さて一回だけの写真館臨時開館である。
(大西写真館)
イットリウム・ヒンガン石 Hingganite-(Y)  京都府亀岡市 広野
Y2([])Be2Si2O8(OH)2
 単斜晶系

イットリウムヒンガン石‗広野 (FOV 3.5 mm) #広87





















いくつも不明鉱物があるが、その一つが大西兄によって
同定された。稀産鉱物でぼくもそうでないかと疑っていた
鉱物なのでうれしかった。














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2020年09月26日

屋久杉探査&持統天皇

(超巨大杉)
今日のNHK-BS2 で、「屋久島ー伝説の超巨大杉」をやっていた。
4年間にわたって幹回り10m以上の屋久杉を探すプロジェクト
のドキュメントである。興味深く、面白かった。

気になったのは次の二点であるが、わからなかった。

・このプロジェクトに環境省やレンジャー、或いは屋久島
文化財団がどうかかわっていたか

・新たに見つかった十数本の場所の属性。原生自然環境保全地域
か国立公園か。後者の場合の保護計画上の位置づけ(特別保護
地区か、特別地域か、特別地域の場合の種別)

もっともこの番組に気付いたときはもう30分以上過ぎていて、
前半1/3でやっていたのかも知れない。ご存知なら教えてほしい。

(中曽根葬儀)
中曽根の内閣・自民党合同葬に9600万円を予備費から支出する
そうだ。ひどい話だ。税金をなんだと思っているんだ。

(英雄たちの選択ー持統天皇)
録画しておいたものをみた。今回は持統天皇。ゲストはみな
素晴らしい女性天皇で、今日までつづく日本の形をつくったと
べた褒めだった。

夫(天武天皇)没後、自らが天皇に即位した理由を、理想とする
国づくりのためとか、いろいろ言っていたが、それは結果論で、
最大の理由は権力欲と自分の孫(実子ー草壁皇子は病没)を天皇に
したいというのが真相ではないのか。

さすがに磯田だけは日本の良い点、悪い点ともどもこのときに
はじまったと指摘をしていた。

もう一つ、教科書ではぼやかしているが、ゲスト全員が、
大海人皇子と鸕野(のちの天武と持統)が、天智天皇の後を継ぐ
はずの大友皇子から皇位を簒奪した(壬申の乱)と明言して
いたので、へ〜と思った。









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2020年09月25日

グレコ死す&母のこと2

ジュリエット・グレコ逝去のニュースが流れてきた。
93歳、天寿全うと言えるだろう。

エディット・ピアフ、イブ・モンタン、シャルル・
アズナブール、イベット・ジロー、シャルル・トレネ、
ジルベール・ベコー・・・

そういえば、高英夫も芦野弘も越路吹雪もだなあ。

日本でのシャンソン全盛時代を支えた歌手たちがこれで
ほぼすべて消えてしまった。あとはぐっと若返って
アダモくらいだろうか・・ 

一昨年だったか、グレコとマイルスデビスが一時恋仲で
サルトルが祝福していたなんて話を聞いて仰天、ブログに
書いたことがあったなあ。

(母のことー2)
母は負けず嫌いだった。父の実家の富山から丁稚奉公に
出されたのは父だけではない、父の弟も京都、そして
もう一人の弟は東京に出された。

京都の叔父は床屋に行き、そこでうまく入り婿。以降
才覚も度胸もあった叔父は転職を繰り返しては成功、
絵にかいたような成り金になっていった。

ぼくと兄は9歳違い。丁度その間に叔父の息子が3人いる。
叔父はその3人とも同志社中学へ行かせていた。

我が家へ来るたびその優秀な3人の息子のことを自慢していく。
言外に(兄貴んとこじゃあ学力的にも経済的にも無理だろう)と
いわんばかり。

父は柳に風だが、そのたびに母はカッカし、(内職をいっぱい
やって学費を稼ぐからお前も同志社へ行け)とハッパをかける。 

小学区制で、西院中学ー桂高校というのがガラが悪かったのも
一因だったろうが、ぼくが同志社へ行った最大の原因はこの母の
負けず嫌いだった。事実、ばりばりと家で内職をこなしていた。

ただぼくも高校へ入ると、さすがに我が家の家計状況に気付いて
いたから、大学は同志社でなく、京大に行くしかないと決めて
いた。

理学部(地質鉱物)は現役では到底無理そうだったので、ヤマへ
行けそうということで農学部一本に絞った。

じつは当初、秋田大鉱山学部ということも考えないではなかった。趣味は鉱物だし、秋田には大鉱山がたくさんあって、当時は
みな稼行していて、採集には至極便利そうだったからだ。

だが、母がそんな遠方に行かないでくれと懇願したことと、
今でいう偏差値が、無試験で行けた同志社大より低いことを
知って、さすがにぼくのプライドが邪魔して断念したのだ。

母は子宮筋腫で手術したほうがよいとのことだったが、ぼくが
浪人することも考え、大学に行くことが決まったら入院すると
言ってた。

無事合格。入院、開腹したら、卵巣嚢腫が見つかった。危うく
手遅れになるところだったらしい。結果的にぼくの最大の
親孝行になったのだ。



























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2020年09月24日

母のこと1

今日は母の命日である。1977年の9月24日に63歳でなく
なった。母の命日にちなんで、母の生涯を書こうと思った。

ところが一昨年のこの日のブログには簡潔ながらしっかりと
母の生涯のことを書いていたのだ。仕方がないから落穂
ひろいになるが、まだ書いていなかったエピソードを書く。

母は東京生まれの東京育ちで、旧姓は天笠。なんとなく
由緒正しそうな苗字である。なんでも本家は新田義貞に
縁があるらしい。もっとも直系の子孫というよりは新田義貞に
仕えた武士の末裔かもしれない。

水飲み百姓で、明治になってはじめて久野の苗字ができたで
あろう父の実家と違い、家紋もあるらしいし、それなりに
先祖を遡ってみるのも楽しそうだが、若いころは
そんなことに一切関心はなかったし、叔母たちもみな
他界したので、今となっては知る由もない。

ちなみに母は長女で、弟1人と妹3人がいる。天笠の
家は弟が継いだが、子供ができないまま、30代で死んだ。
どこまで本気だったかは疑問だが、ぼくを養子にという
話もあったが即座に断ったので、天笠の家は滅んだことに
なる。

本家は続いているのかもしれないが、どこにあるのかも
しらない。ネットで検索すると天笠のルーツは群馬に
あるらしいとのことである。
今日はここまでにしておこう。

(残日録)
今日、関東のGさんからどさっと鉱物標本が届いた。
メインは外国標本で、Peru のものが中心。ピカピカ
結晶が輝いて見事。
標本はもはや買うことはしないが、石をみる楽しみだけは
最後まで捨てないでおこう。














hisatake1 at 18:31|PermalinkComments(1)