ヒサトわーるど

書くコトしか能のないヒサトが、なんか書くブログ。さあて、今日は何を書きましょうか……。

蒸し暑いな。

こういう時期は、文句なくビールが美味いのだが、
キンキンに冷えた日本酒もまた格別である。

ちなみに、今、冷蔵庫には『雪の茅舎』がスタンバイ中。
『六舟』、『福小町』と併せ、
おれの3大フェイバリット銘柄だ。

こいつらは、
おれの親父とその『ドヤグがだ』(秋田弁:「仲間たち」)が
車座で夜な夜な飲んだくれていた昔日の二級酒とは
全く違う飲み物であると断言できる。

まず、品がよい。

酔っ払ってしまう前に、その香りを堪能しなければならない。
まずは鼻孔で楽しみ、そしておもむろに口に含むと、
果実のような花のような、
もはや夢のような風味を楽しむ。

だが……。
それもぶっちゃけグラス2杯まで。

あとはもう、
車座で夜な夜な飲んだくれていた、
昔日のおれの親父とその『ドヤグがだ』と、
ほぼ同等のヨッパライになり下がるだけだおれは。

年月を経て酒の風味は変わっても、
酒飲みはなんら変わることがない。

なんか文句あっか?

蟻の列と格闘する。

列の終点に落ちていたのは、食べかけの煎餅の欠片だ。

おのれ。

仏間兼書斎が祭り状態になっておる。

ガムテープでペタペタペタペタ、蟻を退治してゆく。

何匹かを逃がす。

巣に帰ったら、

「なんもありませんでした」

って、上のやつに報告すんだぞお前ら。

雨の中のツツジ
本業の多忙にかまけて、
ずいぶんとご無沙汰してしまった……。
「ついにブログ終焉か!」と、
正直、自分でも思ってしまった。(笑)
しかし、
この期に及んでブログを終わらせる理由は何ひとつない。
っつか、ある意味すでに、
もう何度も終わっているのだこのブログは。

ゾンビブログは死にまっしぇん!

と、声高らかに宣言しておこう。


ほんでもって、
ついでだから、「続きを読む」で
川柳も書いておくことにする。

いやあしかし……、
書けるかな

続きを読む

自虐    ヒサト


死んだ目で飲むビールでも喉が鳴る


足が臭い 確かに生きている私


要介護 空気感染してしまう


テキトーというメンタルのしたたかさ


増毛法 すくすく生えてくる自虐

日吉神社
うちの近所にある神社の一角。

うっすらと雪が積もった昨日の朝、
出勤の途中に立ち寄って撮ってみた。

おれが生息している地域には、
神社仏閣がいっぱいあって、
ガキの頃からこういう風景はフツーに
目にしているのだけれど、
このトシになってつくづく、
これはなかなか、
シアワセなことだよなあと、
思うようになった。

昨夜のうちに、
雪はまたどっさりと降った。

おそらく、今朝はこの写真の倍くらいの
雪化粧になっていたはず。
しかし、
今日は布団から出られませんでした。続きを読む

もうすぐ、卒業式シーズンだよな。
卒業式といえば『蛍の光』が定番ソングだ。

しかしよお。

面白くもなんともねえ歌詞だよなあ。
あれでよく感情移入できるよなあ。

せめて「新解釈」とか「新訳」とかで、
歌詞の表現世界を広げられたら、なんかこう新鮮な、、
歌うヨロコビみたいなものが
生まれるんじゃないかねえ。

ちょっと、やってみよっか。

じゃあ、まず、「蛍の光」の歌詞をおさらい。



「蛍の光」


ほたるの光 まどの雪

ふみよむつき日 かさねつつ

いつしか年も すぎのとを

あけてぞけさは わかれゆく



とまるもゆくも かぎりとて

かたみにおもう ちよろずの

こころのはしを ひとことに

さきくとばかり うたうなり




はい、じゃあ、「続きを読む」で、
この歌詞を斬新に解釈しちゃうよ!



続きを読む

        三好達治


太郎をねむらせ、太郎の屋根に雪ふりつむ

二郎をねむらせ、二郎の屋根に雪ふりつむ




雪模様  供    ヒサト


寝返りをうつたび春は遠ざかる


耳朶に触れ頬に触れ きみは雪


きつく抱く背中を染める雪あかり


人肌の酒に 騙されてみるか


鳥はもう渡る支度をして眠る

加藤 鰹に捧ぐ    ヒサト


蒼い火も紅い火もまだ消え残る


別れとは呼ぶまい きみは回遊魚


まっすぐな道あり 点々と言葉


一片の悔いさえ海に透き通る


きみに捧ぐ 雪の静寂 星の盃



合掌

津軽の雪  〜太宰 治 「津軽」 冒頭部分〜

     こな雪

     つぶ雪

     わた雪

     みづ雪

     かた雪

     ざらめ雪

     こほり雪     (東奥年鑑より)



雪模様    ヒサト


十代はまた黙り込む 雪に濡れて


冬一束 二千円と消費税


みみたぶにあなたの息 いいえ雪でした


わたくしを刺しに来るのは 牡丹雪


優柔不断 男ばかりが融けてゆく

マッチ擦るつかのま海に霧ふかし
        身捨つるほどの祖国はありや
      寺山修司


雪あかり      ヒサト


ウィスキーに 氷と水と雪あかり


誘ってはいけない髪の長さかな


鍵しめて 肉と野菜を炒めおり


消去したばかりの横顔はむらさき




川柳人Aさんから賀状。
ご所属の吟社が来年は創立70周年とのこと。

「最後のご奉公と思っております」

と結ばれていた。


素晴らしい吟社に出会われたということ。
うらやましくもあり……


その先は、言わないことにしよう。



夕方ちかくになって、
静かに降り始めた雪が、もう5センチほども積もっている。

家の前に、点々と足跡。
セガレのだ。

おれより大きく、
おれよりストライドも長い。



フクザツ(笑)

ふいに来る
珍しく積雪ゼロで過ごした暖かい年末年始だったが、今日は「寒の入り」。
気温が下がり、雪がちらついた。
明日はもっと冷え込むらしいよ。
氷点下の予報が出ていた。

心もカラダも、『いつになく楽ちんな冬』に慣れきっている。
「今年はもう、このまま春が来ちゃうんじゃねえの?」
なんて、本気で思っている。

どっこい。
そうは問屋が卸してくれねえ。
だがしかし、久々の熱燗が美味かろう。それはそれでいいや。

7日間にわたる年末年始の休暇が終わり、明日からまたシゴトだ。

おれが身を置く業界は、例年だと1月後半あたりから徐々に忙しくなりはじめ、
2月に入るとぼちぼち残業が続くようになり、
顧客が年度末を迎える3月中は月末まで息も絶え絶え、
老骨に鞭打ちながら辛い日々を生きるのがお決まりのパターンである。

だから正月明けは嵐の前の静けさ。
その間に、自身の内面に少しずつ『覚悟』を蓄積してゆく。
自分だけではない。
職場で共に闘う面々にも、困難を受け入れ立ち向かう心の準備を、
それとなく求めてゆく。

といっても、『押しつけがましい』印象を与えてしまっては逆効果。
そこかしこに笑いの要素をちりばめながら、
部署全体のムードを作ってゆく。
職場というものは、明るくなければアカンのである。

んなわけで、

あー、ちくしょ、
明日からマジで仕事かあ〜
やだなあ……。


という本音は封印して、今夜はもう寝ます。(笑)

おやすみなさい。

12月になるとブルックナーが聴きたくなるのは、
あんたのせいなんだろう。

あんたはきっと、おれがいるこの部屋の、
天井のあたりとか、縁側の隅とか、
そのへんに降りて来てるんじゃないのか。

「お義兄さん、ブルックナー、かけてくださいよ」

とか言って。
その聞こえない声で。

じゃあ、何番がいい?

指揮者は誰がいい?

酒は何にする?

音もなく夜は更けてゆく。
おれとあんたの間に会話はない。

ただ静かに酔いどれながら、
黒々としたアダージョのなかに沈んで溶けてゆく。

「今年ガンバった自分へのクリスマス・プレゼント」……などとうそぶきつつ、
万年筆を一本、買い求めた。

ぶっちゃけた話、
なんもガンバってなどいないし、
小説を書くにあたってはまずPCを開くスタイルを変えるわけにはいかないし、
停電または電気を止められるなどの事態に陥ったとしても
100円+消費税のボールペンで事足りるのは間違いない。

なんで今さら万年筆なのか……。

うーん……、我ながら、理解に苦しむ。

とりあえず、買ったばかりの万年筆にインクを仕込み、
とりあえず、そこらへんにあった原稿用紙に、
とりあえず、自分の名前を書いてみる。

新調したての万年筆というものは、
そうだった、すんなりとはインクが出てこない。

5分間くらい、インクが出ないままに
ヒサトヒサトヒサトヒサトヒサトと書いていたら、
黒々と「ト」の字が書けた。あとはスラスラだ。

うーん……、我ながら、理解に苦しむ。
しかし……、いいなコレ。
なんだろ……、すごくイイんですけど!

100円+消費税のボールペンでも小説は書ける。

だが、これははっきりと言えるのだが、
万年筆で書いた「ヒサト」の三文字は、あきらかに味がある。

20151220

もうすぐ正月だよねえ。
正月つったら「初詣」でしょう。
神社にはそれぞれ参拝の作法があるでしょうが、「二礼二拍手」が多いのでは?
でその「柏手」ってのが意外とムズカシイと感じているの、おれだけかな。

とにかく、いい音がなかなか出ない。
だいたい、「ベチ・ベチ!」とか、「パチ・パチ」とか、最悪、音が出ないこともある

そこへいくと、神主さんはさすがプロ。
「パンッ!パンッ!」と実にいい音で柏手をうつ。
音色そのものもさることながら、その間合いが一味ちがう。
その違いをちょっとリズム譜にしてみた。(上図)

おれの知ってる神主さんの柏手を観察すると、
まずテンポが非常にゆっくりで、
最初の「パン!」のあとに静寂の瞬間があって、二度目の「パン!」。
で、少し間を置いて最後にスッと両掌を合わせる所作をする。
フェルマータ付の四分休符を二つ書いたのはそういう意味だ。

実際、これを真似してみると、音が良くなる気がする。
理由はわからない。(笑)

あなたも試してみて。

冬という季節を『ドSの女王様』に例えるならば、
雪国人のはしくれたるこのおれなどはさながら
『いたいけなドMのハゲオヤジ』である。

度を越した大雪や、情け容赦のない寒気などは、
まさにいわれのないイジメであって、
これが実に3か月も4か月も5か月も下手すりゃ半年近くも
雪国の老若男女をいたぶり続ける。
それがごくごく当たり前の『ドSの女王様』のお姿なのだ。

それがだ。

この12月の、
ちょうど折り返し地点にさしかかったまさに今冬の秋田ときた日には、
雪がない!
寒くない!
こりゃいったい、どうしたことだ。

いつになく、ぬくぬくと快適な小春日和の日々、
「これでいいのだろうか」と戸惑いを隠せず、
女王様はご体調がすぐれないのだろうか……
などとケナゲにつぶやく雪国人。
これを『ドM』と称さずしてなんと呼ぶべきであろう。

と思ったら、
ぼちぼち、雪の予報が出始めた。
もうじき、われわれは、いつものように
ドヤ顔のピンヒールに足蹴にされ、
夜となく昼となく鞭打たれるのであろう。

ああ……。
とてもユーウツで、
すこし落ち着きそうである。

時 計     ヒサト


言葉は風にちぎれて きみに届かぬよう祈る


十年遅れの時計を 肌身離さない


送信のボタンを押すと 二度沈む夕陽


霰に射抜かれて やっと透明になった


服を脱いだ女は 自動操縦に切り替わる

旅 上      萩原朔太郎(1886−1942)


ふらんすへ行きたしと思へども

ふらんすはあまりに遠し

せめては新しき背広をきて

きままなる旅にいでてみん。

汽車が山道をゆくとき

みづいろの窓によりかかりて

われひとりうれしきことをおもはむ

五月の朝のしののめ

うら若草のもえいづる心まかせに

「純情小曲集」より


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