酒好きおじさん

美味しいお店には何度も行きたいものですが、本当に美味しいお店は結構お金もかかります。なので毎週行ける訳じゃないけど、まぁ月一程度には行きたいなと。それも会員制だったり、予約が取れにくいお店だったりした日にゃ予約自体がなかなか取れないので、誰と行くか決まる前に事前に予約だけ取っておくということもままあります。恵比寿の「酒秀治郎」もそんな店の一つ。だいたい月に1回程度、もしくは2回程度行ってると思いますが、一般の予約受付前にお店の関係者を通じて予約しちゃいます。この日も事前に席だけ押さえておいて、後からメンツを決めるということになったのですが、決まったのは結局お酒大好きなおじさんたち(笑)。まぁ彼らも何度も「酒秀治郎」は行っていて、お誘いがあれば二つ返事で行くとなるところが便利なんですけどね。この日も最初から最後まで美味しい料理に美味しい日本酒で大満足なおじさんたちなのでした。

使ったお金をカバーせよ！

ハワイから帰ってきて最初のイベントは「年末ジャンボ宝くじ」の「答え合わせ」でした。早く「答え合わせ」をしておかないと、次の「バレンタイン・ジャンボ宝くじ」が発売されちゃうから、いつものメンバーが集まりました。最近は「坂の上ホタル」のジィジとマリマリも「答え合わせ」に参加するため、日曜日にやることが多かったのですが、今回はジィジとマリマリが日曜日に用事があるということで、元に戻って「坂の上ホタル」で開催しました。年末ジャンボは1等前後賞あわせると10億円の当選金額ですから、我が家にとっては5泊7日の「ハワイツアー」で大枚はたいてきたので、その分を取り返す絶好のチャンスです。そう思って意気込んでスタートした「答え合わせ」ですが、蓋を開けてみれば結局はいつもと同じスタート5分で沈没していました。う〜ん、いつになったら大当たりしてくれるんだろうな〜。

帰りは和食

贅沢三昧で過ごした今回のハワイツアーもおしまいに近づきました。帰りの飛行機もビジネスクラスですが、行きと違って帰りは出来るだけ寝ないようにしないと帰国してから時差ぼけで夜中に起きてしまうことになりかねません。そういう意味では機内食もゆっくり時間をかけて食べることが出来ます。行きでは洋食を頼みましたが、帰りは和食にしました。まずは機内食の前にビールで喉を潤します。ダニエル・K・イノウエ空港のラウンジでもビールは飲みましたが、飛行機に乗るとリセットされてまた最初からスタートという感じです。そしてメインを和食にした理由はサービスされる日本酒が「仙禽」だったから。「仙禽」は栃木県の銘酒で、私も大好きなお酒なので、飲まない手はないですからね〜。勿論、洋食で日本酒を飲んでもいいんだけど、和食のメニューがいかにも日本酒に合いそうな内容だったので、悩むことなく和食を選択した次第。帰りは8時間以上も飛行機に乗るからゆっくり食事を楽しみながら「仙禽」をいただきましたが、ゆっくり飲みまくったので途中で寝てしまいました(笑)。ダメだこりゃ。

パンケーキ

今回のハワイは5泊7日と、ここしばらくなかった長めの日程にしましたが、それでも楽しい時間だからあっという間に過ぎてしまいました。余裕があればあと1週間居れば、それなりに納得できるのかもしれませんが、ホテル代だけで100万円近くかかっちゃうんじゃないかと思うと、とてもじゃないけど5泊が精いっぱいですよね。朝一でホテルをチェックアウトして、領収書を眺めてため息をつきながらタクシーで空港に向かいました。羽田空港や成田空港ならJALのラウンジでも高級な「ファーストクラスラウンジ」がありますが、ダニエル・K・イノウエ空港は「サクララウンジ」しかないので、マイル修行で上級ラウンジが使えるようになっても、今までと差がないのがちょっとつまらないな(笑)。でも、今回、ラウンジでは新しく「パンケーキマシン」が登場していました。私はビールやワインを飲むのでパンケーキは食べませんでしたが、奥方が早速「パンケーキマシン」を使ってパンケーキを焼いて食べていました。考えてみればハワイのお土産でパンケーキの粉を売ってるし、パンケーキの朝ご飯を名物にしているお店も多いんだから、ラウンジにパンケーキがなかったことの方が不思議ですよね。

サンパウロから

ハワイのラストナイトは去年8月に「太田屋豆腐店」御一行様と来た時にも行った、アラモアナホテル最上階にあるステーキ&シーフードの「Signature」にしました。日本にいるうちに2人で予約しておいたのですが、ハワイに来てブラジルのA井くんが、このタイミングでサンパウロからハワイ入りすることが分かり、それなら一緒に晩ご飯に行こうということになって、ホテルのロビーで待ち合わせて行くことにしました。以前はラストナイトというと、ワイキキの「Wolfgang」で熟成ステーキをいただくことが多かったのですが、「Signature」のステーキも結構美味しいし、何より「Wolfgang」よりお安いので行きやすいんですよね。人数が3人になったからか、この日の席は海側のスペースに席を取ってくれました。ここなら夕日が沈んでいくのが良く見えます。ビールを飲み、ワインも1本入れて「熟成ステーキ」や「シーザーサラダ」、「ポキ」などをオーダーして3人でシェアして頂きましたが、3人でトータル$300。まぁチップも入れてこの値段だから、納得できるお値段ですかね。

$50

ハワイでの最終日、再びホテルのプールサイドで一日ノンビリすることにしました。この日は曇り空で日が射さなかったのですが、初日で日焼けした身体にはその方が有難いですね。もっとも風が吹くと少し寒い感じがしますが。初日の昼ご飯はプールサイドにある「edge」で「ハンバーガー」と「フライドポテト」を頼んだら、「フライドポテト」の量の多さに辟易したこともあって、この日は「ガーリックシュリンプ」とビールだけをオーダーして2人でシェアすることにしました。「ガーリックシュリンプ」は$32、ビールは「バドライト」にしたのに、それですら$10。あわせて$42ドルですが、チップを入れると結局は$50になってしまうのです。つまりは7500円。まぁ「ガーリックシュリンプ」もきっと量があるはずだから、2人で7500円の昼ご飯と思えばいいか・・・・。で、やってきたランチBoxがこれですよ。これで$50です。ね、どれだけ物価が高いかよく分かるというものです。プールサイドで簡単にご飯は食べてはいけません、ってことでしょうね。

クラフトビール

世間の狭さをハワイで感じた土曜日、晩ご飯は到着初日に行ったモンサラットでビーチウェアのお店を経営している友達夫妻と一緒にカカアコ地区にあるクラフトビールのブリュワリーに行きました。この友達は元々Jake Shimabukuroのマネージャー兼所属事務所の社長をしていたのですが、その仕事を離れて地元ハワイのデザイナーが展開するビーチウェアのお店を始めたのです。我が家の奥方もこのお店で水着を買ったり、Tシャツを買ったりしているのですが、ご主人はアメリカ人でなかなか面白い人なんです。そんな2人と行ったのは「HanaKoa」というクラフトビールのお店です。ハワイのクラフトビールと言えば「KonaBeer」が有名ですが、最近は色んなブランドも出てきていて、カカアコ地区はそんなクラフトビールのブリュワリーが何軒かあるのだそうです。お店の雰囲気は明るくて、土曜日ということもあって、家族連れで来ている人も多かったな〜。4種類飲み比べというのもあって、どのビールがどの銘柄か分からなくならないように、グラスの入れ物の片側が黒板になっていて、銘柄の番号が書かれているという、アイデアものでした。はい、よく飲みました(笑)。

世間は狭すぎる

ハワイ4日目の土曜日、丁度同じタイミングでハワイに来ていたワイン「Ch.igai Takaha」のプロデューサーS本さん夫妻とお昼ご飯に行こうということになり、ワイキキの有名イタリアン「Taormina」に行きました。この店のシェフはS本さんの昔からの知り合いだということで、色々とお話をしていたら、お店のマネージャーのA木さんがやってきて、S本さんも私も初めましてだったので、名刺を交換してご挨拶をしたのですが、なんとA木さんが勤める会社は「カプリチョーザ」や「トニーローマ」「ハードロックカフェ」「ウルフギャング」などを経営していて、世界中にお店があり、以前、サイパンにも長く居たというではありませんか。それならこの人知ってる？とトシの名前を挙げたら「よく知ってる！」と言って、途端にサイパンローカルな話を繰り広げてしまいました。そして、これもたまたまなのですが、翌日に以前、サイパンのH.I.S.の支店長をしていたA井くんが会社の会議でホノルルにやってくるというので、彼のことも知ってるか尋ねたら「飲み仲間です！」だと。ハワイのワイキキの、しかもそのなかの1軒のイタリアンレストランで世界中が繋がっちゃった瞬間でした。いや〜、世間は本当に狭いもんだ。みんな一緒に写真を撮ってトシにも送っておきました(笑)。あ、勿論、料理は大変美味しゅうございました。

逆サイド

ワイキキで金曜日といえば、「ヒルトン・ハワイアンビレッジ」のビーチから打ち上げられる花火が名物です。今までは日曜日に日本に帰るためには土曜日にハワイを発つ必要があるので、金曜日はハワイのラストナイトだから、アラモアナショッピングセンターにあるデパート「ニーマン・マーカス」に入っているレストラン「マリポサ」でディナーというのが定番になっていました。「マリポサ」のテラス席から夕陽を眺めて、陽がとっぷりと暮れたら「ヒルトン・ハワイアンビレッジ」から打ち上げられる花火をテラスから見物するコースです。ところが、コロナ禍以降、「マリポサ」の閉店時間が午後7時になって、テラスから花火見物が出来なくなってしまいました。そこで今年は海岸に出て花火を観ようということになり、打ち上げ開始の午後7時半を目指してビーチに向かいました。「マリポサ」のテラスからなら、東側に上がる花火を観る感じになりますが、ワイキキからだと西側に上がるのを眺めることになるので、今までとは逆サイドで見物ということですね。しかし、みんな考えることは同じで、打ち上げ時間前にはどこからともなく大勢の見物客が海岸に集まってきました。打ち上げるのはわずか10分程度だけど、綺麗な花火が眺められて、集まった見物客もみな満足した様子でした。晩ご飯はホテルに戻って、クヒオ通りに出来た「FOODLAND」系のスーパーで買い込んできたお惣菜で簡単に済ませましたとさ。

人気の理由

ハワイ・ワイキキのメインストリートというと、カラカウア大通りになります。昔はカラカウア大通りも相互通行でバスが走っていましたが、今では東に向かう一方通行でバスはカラカウア大通りと並行して走る北側のクヒオ通りを走るようになりました。このクヒオ通りもワイキキのホテルが軒を並べる大きな通りなのですが、その一角に「丸亀製麺ワイキキ」があります。数年前に出来た時には「ハワイにまで丸亀製麺が！」と驚きましたが、それ以降、本当に人気なんですね。コロナ禍でも店を閉めることなく営業を続け、先日は午後7時頃に前を通ると50m近く行列が出来ていました。昼ご飯だけじゃなくて晩ご飯としての「丸亀製麺」も人気があるということですね。どうしてそんなに人気があるのか、ハワイに来る人にとっては「うどん」が珍しいのか、味だって日本のお店と大して変わらないと思うのに。でも、地元の人に聞いて膝を打ちました。他のお店に比べると「丸亀製麺」で食べるご飯は安いからなんだそうです。確かにラーメンですら一人$17とか、高いラーメンになると$20以上するけど、「丸亀製麺」なら「かけうどん」で$5位で済みますからね。天ぷらをトッピングすると高くなるけど、それでも$12とか$15までで食べられますからね。メインランドから来るアメリカ人はお金持ちと思ってたけど、やっぱりどこも高いと思ってるんだな〜。だから安いお店で晩ご飯を済ませる訳か。な〜るほどね。それでも我々にとっては高いと思う(笑)。