74.映画「007 スペクター」 -完結編のような出来栄えー79.これは役得、本格会席「北王路」でのご接待

2015年11月13日

17.慎重過ぎる過ぎるハリル監督の選手起用

第2次予選の後半開始。
シンガポールとの2戦目は3-0で勝利。何とか面目を保った。
前半20分に金崎夢生が代表初ゴールを上げ、シンガポールのGKの呪縛から解き放たれた(このGKは、今回もなかなか良いセーブを随所で見せていた〉。

後半はいつものような展開でなかなか点が入らず、やきもきさせたが、まあサッカーはこんなもんだろう。
相手があることだし、疲れても来る。2点リードの安心感もあるから、そうそう点が入るもんじゃない。
今回は完封で勝ち点3を拾ったことだけで良しとしよう。

この日はボランチに長谷部と柏木が入り、トップ下が清武。左に武藤、右に本田、1トップ金崎という布陣。
先発に起用された金崎、武藤、清武、柏木が共に良い仕事をしたから、ハリル監督の采配ズバリといった感じだった。
だが、私には不満がある。

この監督は慎重すぎるのか、手堅過ぎるのか、交代が遅過ぎる。
武藤から宇佐美に代わったのが70分。清武ー香川が75分。本田ー原口が83分という具合だ。
前半はわりに上手く回っていたのが、後半沈滞したから流れを変えようということだろうが、それにしても采配が遅過ぎる。
暑さで後半バテバテなんだから、もっと早く動いた方がいい。
それに前半2-0の段階で、勝負は見えているんだから。

前の試合でも交代枠の使い方が遅かったし、また交代要員も同じ。
香川はドルトムントで疲れているから、無理に出さなくてもいいし、本田も後半は明らかにペースが落ちていた。代えるならもっと早い方が良い。
また本田と香川の両エースが、二人ともピッチにいないという場面も想定してもいい。
この監督にはそんな冒険心がなさ過ぎる(シンガポール相手なのに)。

交代も武藤と宇佐美、香川と清武という、決まりきったパターンばっかり。
本田や長谷部といったベテランは早々に引っ込めて(もしくは本田をボランチで使って)、遠藤航や南野を使っても面白いのに。
そう、この監督は正調ばかりで、こうした破調の采配が見られない。
だからゲームが面白くない。

ハリル監督になってから、日本代表に躍動感が感じられなくなった。
テストする選手は多いけど、決まったポジションでしか使わないから、新鮮味がない。
せめて次のカンボジア戦ぐらいは、<前回のワールドカップに出た奴は誰もいない>というぐらいのメンバーで闘ってくれよ。

おもろいサッカーを見せてくれぇ~。



hisay at 17:48│Comments(0)TrackBack(0) W杯2018 ロシアにも行くぞ! 

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