徒然なるままに

旅大好き人間、お花大好き人間の 私も、とうとう「リッパ」な シニア年齢に到達! 書く価値アリソ?(笑)と思ったことを 月一くらいで書いちゃいます。

January 2015

ブログはまたもや、久しぶり。

映画を見た。BSTBSであった『八甲田山』
ノーカット版なので3時間半!だとか、その
長さにおののいて、すぐには見なかった。
その画面の暗さも見て知っていたし。

実家での法事も無事に終わり、
こちらへ帰り、気持も落ち着いたころ。
ふっと見てみようという気になった。

高倉 健さん追悼番組の一環らしい。
『幸福の黄色いハンケチ』『南極物語』
『鉄道員(ぽっぽ屋)』もやっていた。
全部見た。というか、録画して見る前に
その当時、見た。ビデオでも見た。
(個人的には、『遥かなる山の呼び声』)

私は、ケッコウ映画大好き人間だ。
映画雑誌「スクリーン」もよく見ていたし
日、洋問わず、チェックしてきた。
残念なのは、映画を好きという人が
まわりにいなくて、その話で盛り上がれないこと。
よって、たまに、ブログなんかに書くというわけだ。

特に『鉄道員』では、北の雪の中でのお話なのに
バックの音楽は何故か、テネシーワルツ。
ウラバナシを読むと、江利チエミさんを意識しての
選択だったそうだ。
江利さんと健さんは、離婚したが、
江利さん亡きあと、終生、墓参りを
欠かさなかったのだそう。

さて。
『八甲田山』は作家新田次郎著。
明治時代に実際にあったという話を元に
多少の創造性ももたせたものらしい。

以前見た時より、ずっとその信憑性が
理解できた。時は日露戦争以前の話だ。
雪中行軍は、日本人が慣れないこと。
寒い国であるロシアとたたかうのには、
冬の八甲田を歩いて鍛えん、という上層部の
意図のもとに、青森側からと、弘前側からの
部隊が結成された。

映画のあらすじは、インターネットで
すぐに検索できるし、DVDでも
鑑賞できるので、私などがあれこれと
書くのもおこがましい(‥‥‥といいつつ
実はうまく書けない、わけで)

それでも、ブログに書こうと思ったのは、
そのそうそうたるキャスト陣。
そしてみんな、お若い。鬼籍に入られた人は
もちろん、多い。現在もご活躍の俳優さんでも
お若い。それはそうだ。1977年の映画なのだから。
実に38年前ということになる。

顔を見てすぐわかる
俳優さんたちだけをメモッた。

主演 高倉 健、北王路欣也、三國連太郎の3人。
他にもすごい顔ぶれ。加山雄三、小林桂樹、前田 吟、
丹波哲郎、大滝秀治、神山 茂、藤岡琢也、緒方 拳、
花沢徳衛、新 克利、森田健作、竜崎 勝、栗原小巻、
加賀まり子、秋吉久美子、菅井きん‥‥‥、
そして、加藤 嘉さん。

加藤さんは、冬の八甲田などを歩こうとするなぞ、
命知らずの愚かなことだ、と口角泡を飛ばす村人の役。
この人は、『砂の器』で印象的だった。
忌み嫌われる病を得て、村を追われ、男の子を連れて
放浪する父親を切なく、物悲しく演じて圧巻だった。

先日、高倉健さんの(インタビューのような)一冊を
文庫で買った。「あなたに誉められたくて』

あなた、というのは、母親のことだそう。
健さんの母上は、彼が主演をやるようになっても、
手紙で
「あなたも、もうこんなに出るようになったのだから
雪の中をはいずりまわるようなお役は
ことわれないの?」と、不憫がり気遣ったそうだ。

読んでふっと苦笑する健さんが
見える気がする。

その本にこの映画のことが出てくる。
雪中行軍は冬の山で実際に行われたので
多くの、エキストラさんたちや、助演の
俳優さんたちでも、あまりの辛さ、寒さに
耐えかねて、逃亡する人も多かったそうだ。

実際、健さんも、足に少し凍傷を負ったというが
これは本人の弁でなく、別のスジから知った。
華やかで、多くのお金も得られそうな俳優さんも、
そう楽々と仕事をこなせるものではないのだ。

映画のURLをコピーしてここにと
思ったのだが、うまくいかないので。
Yahoo検索してみてください。

そうそう。
健さんといえば、一緒によく出ていた俳優さんで
小林捻侍さんという人がいる。

彼は、根っからの健さん好き。
健さんも、ロケで一緒にいたずらをしたり、
若さを楽しんだそうだが、この人は
根っからの好人物だと、健さんは
著作で「捻侍が‥‥‥、捻侍は‥‥‥」と
書いて信頼を寄せている。健さんの思いに
寄り添える人なのだった。

健さんの自宅を訪ねて行ける唯一の
俳優さんだった、とも言う。
もうお一人健さんが心を許していたのは、
若いころからずっとあの特徴ある
頭髪を作り上げた、散髪屋さん、だそう。

ふむふむ。
私は多分、というかしっかり高倉 健の
一ファンなんだと、今ごろになって
自覚している。


毎年、美味しそうな大きな
白菜をいただきます。

「ぎえ、重っ!二人暮らしの我が家でこんな
でっかいのを、どないせぇちゅうのん?」
とバチあたりなことを、つぶやきながら
有難くありがたく、お鍋や豚肉と合せて
炊いたり、消費いたしまするが‥‥‥。

白菜漬けも欠かせませぬ。
ランタナ流は、チョ〜カンタン。
JAなどに売っている「白菜漬けの素」を
使います。

書いてある分量の400gは、大体
大きな白菜8分の1切れ。
「白菜」だけで漬けると書いてあるけど
私は、「人参」と、冷凍してある「柚子の皮」を細く切って。
あれば、「水菜」も2cmくらいに切って、入れます。

フツ〜は、「密閉袋(保存パック)に入れてもむ」
とあるのですが、私は、プラの密閉容器を使います。
白菜の根本あたりを先に入れ、
人参やら、柚子やらを、ぱらぱら。
水菜もぱらぱら。


004























上のように、きちんと入ります。
オレンジの人参
黄色の柚子、
緑の水菜、
白の白菜、
色合いがきれいです。
そして、白菜漬けの素を、
まんべんなく上から雪のように、
降り注いで(?)
そのままふたをします。

この容器は夏にはキュウリ漬け
茄子漬にも大活躍です。



005





















多すぎたら、ふたが閉まらないので
ぎゅ〜っと押しつけますが
今日のは、ふんわりと入りました。

そして、容器を持って横からポンポンと
手でたたきます、軽〜く数回。
それで、全体に「素」がゆきわたり
なじみます。



006




















容器は、ケッコ大き目です。
もう4,5年になりますが、丈夫です。
冷蔵庫に入れて、3日目あたりから
食べられますが、4,5日してからが
美味しいです。

水気が出てきたらカサが減りますので
一個の容器に入れます。

いただく時に、軽くギュ!と絞って
お皿に盛りつけます。
柚子の香りがほんのりとして、
美味しいです。

薄いと思ったら、ほんの少しだけ
減塩しょうゆをたらします。

私は、その漬物を乗せたお皿に
「ちりめんじゃこの佃煮」をわきに置いたり
「小女子くるみ」を、ちょっとよそいます。
(高齢者は、カルシウムが不足しがちですので
小魚類は欠かしません)

  小女子くるみは、あまりにくるみが
  少ないので、小女子クルミの佃煮を
  フライパンに入れ、味醂とお酒を
  少々入れ、ナマのくるみを適宜、足して、
  再度「くるみ多めの小女子クルミ佃煮」を
  つくります。焦げ付かないように煮上げます。
  

もとい!

「即席漬けの素」なんて、と思っていたけど
これが、薄味なので一週間たっても、イケルのです。

若い頃は、お漬物は苦手でした。

50代くらいになって、スーパーで、お漬物を
たまに買っていたけれど、どうにも塩辛く感じるので
ではでは、と作ることにしました。
塩加減は、自分でどうにでもできますし。

ん〜、今日は晴れてあったかい。
室内、暖房しないでも16℃。
午前は孫を預かったので、
ヒトシゴト終わったみたいな
気がするし。


お花と遊んで
ゆ〜ったりの午後。


2015年が明けました。
新年、おめでとうございます。
なにはともあれ、今年も、元気で
楽しく、遊びながら
暮らせたらいいなと思います。

お昼頃は、ぼたん雪が
舞い、とても寒くなりました。

恒例の、
お客人たちからの
宮城県のお酒。



001



























そして。

昨年からお隣の市のお料理屋さんで
注文している、おせち。
今年は、遠慮のカタマリさんが出ないように
4人前に。

家族のお味です。
おせちに必要な、縁起物は
すべて網羅してあります。

で、もって、美味しかったです。

ランタナは、お餅はあずきから
煮て餡子も作って
あんこもちも、角餅にもして
冷凍して、おうどんや、お雑煮など
いろいろと利用します。

でもおせちは、ナマケンボウで
作りません。
(ジマンしてる)




003




















お正月用のお箸をそろえて、
なま酒をおちょこに
一杯ずつ。

「いっただきま〜す」

それぞれのお味が素朴です。
濃くなくて。

ほんのちょっとあっためて
いただくとグ〜なものも。



002
























プロなんだけど、いわゆる、
おおっぴらに売り出している
「プロのもの」ではないので
どれにも、イチイチ名前がついていません。

よって、写真でも撮っておかないと
何をいただいたのか、
あるいは、いただいてないのか、
忘れてしまうので
記念にここへ。

夜は、かに鍋、
かに鍋用の、タレもあるなんて
もう何という有難き幸せ。

我が家には、メッタ出てこない
「タラバ」と「ずわい」
年に一度だけの、贅沢。

夕食は、もう用意したので、
ちょっと一休みです。

今年もみなさまにとって、
善き年になりますように。


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