おはようございます。

菱沼です。

先週末、ALL OR NOTHING NEWZELAND ALL BLACKS(日本語名:ニュージーランドオールブラックスの変革)というアマゾンプライムオリジナル映画を観ました。

時には涙を流し、心を揺さぶられ、励まされ、心から感動しました。

世界最多の勝利を誇りながら困難なシーズンに直面するオールブラックスを4ヶ月間に渡り取材したドキュメンタリー映画です。

オールブラックスと言えば、ラグビーファンであれば誰もが知る世界中から注目を集める世界最強のチームです。

世界最強のチームですので当然、チームメンバーに選ばれること(23人のメンバーが選出され、更に選ばれた15人が先発で試合に出場する)が、ラグビーが盛んなニュージーランドに於いて最高の栄誉と言っても過言ではないでしょう。

その世界最強のチームであっても、怪我や体調不良で期待する試合ができなかったり、世界のベストプレーヤーであっても試合に出場できない事もあります。

この映画の中ではどのような厳しい練習を行っているかというシーンはほとんど出てきません。

それぞれの選手がどのような想いでラグビーに接しているのか、まずいプレーをしてしまった時にどのような心の葛藤を持っていて、それを乗り越えていくのか、コーチはどのようにして、選手を叱咤激励し、時には厳しく、時には優しく見守り、勝利の道へ導く姿が描かれています。

芳しくない結果に終わった試合後のミーティングで、ヘッドコーチが選手に問いかけます。

「自分を突き動かす何かが足りない」

「自分たちの目標はどこにあるのか?」

「低い場所で満足するな、高みを目指せ、自分にとっての基準をもっと高く設定しろ」

「役目を果てせているのか?、一流を目指す気持ちがあるのか?鏡を見てやるべきことをやっているのか自分に問え」

「勝利の為にプレーしろ」

私自身は自分を突き動かすものは「悔しさ」しかないように感じています。
勿論、モチベーションとしては、使命感であったり、事業成長を目指すこと自体であったり、豊かな生活ということも挙げられるのかもしれませんが、根底にあるものと考えると「悔しさ」なのかと。

例えば、皆さんが学生であれば、クラスや同級生にライバルがいるかもしれません。
スポーツをしていれば、同じチームメイトの中でレギュラー争いをしているかもしれません。
或いは試合になれば、勝負があり、勝つこともあれば負けることもあるでしょう。
社会人になれば、会社の中で出世争いがあるかもしれませんし、ライバル企業との競争もあるでしょう。

私の場合は、自分で起業をしているので、世界中に起業家の仲間がいます。
しかし、起業家というものは、恐らく競争心が人一倍強い人種かもしれません。
起業家仲間であっても、心の中ではどこかで絶対に負けられないという気持ちを持っていると思います。
そして私の場合は、自分の能力の問題もあって起業自体が遅く、多くの優秀な若い起業家の方々に囲まれているせいか、焦る気持ちも強くあるし、実際に49歳という年齢を考えると残された時間が少ないことも事実です。

空回りする事もしばしばありますが、結局焦っても前には進めないし、できることをしっかりと見つめ直して、前に進むしかないと考えています。

ラグビーで言えば、こういう状態では、パスを受けてもボールを前に落としてしまったり(ノックオン)、パスが乱れて相手チームに取られてしまったり(インターセプト)、周囲を見渡す余裕がなく、空いているスペースがあるのに、パスを出せずに捕まってしまったりと、結局相手に優位に試合が運ばれてしまうでしょう。

今の自分を見ているとそんなふうに思います。
高みを目指して頑張りたいという気持ちとは裏腹に思った通りに進まない焦りの中にいます。

しかし、その焦りの原動力は何かが自分を突き動かしているからなのだと思います。
もし、仮に現状に満足していたら、焦る気持ちは起きないでしょう。

世の中にはたくさんのライバルがいます。
自分がその人を、例えばビジネスで大成功を収めている人を、すごく成績が優秀な人をライバルだと思わなければ、ライバルではありませんし、自分がその人をライバルだと思えばライバルになるのです。
それは自分次第だと思います。

オールブラックスのヘッドコーチが問いかけていたように「自分たちの目標はどこにあるのか?」

その目標の設定のしかたによって、恐らく人生も変わってくるのだと思います。

最近、こんなことばかり書いているような気がしますが、それは、本心から出ているからなのだと思います。

ご存知の通り、ラグビーはパスを前に出せません。
一歩でも二歩でも前に進みパスを出さないとゲイン(スタート地点から前に進めない)できないのです。

それを改めてイメージして、自分なりのスタイルでトライを掴み取りたいと思います。

最後にヘッドコーチや選手が発していた言葉の中から自分なりに心に響いた言葉をご紹介します。

「英国人に見下されていたが、今では少し反感を買うようになった」

「常に勝利を目指す」

「厳しい練習を積み、胸に秘めた誇りと遺産がある」

「うまくいかない時こそ、強さと前向きに対処できる能力が必要だ」

「倒されても立ち上がり士気を高めろ」

「悔しさがないと努力を怠る」

「偉大な選手になりたいなら、自分の行動で示せ」

「ディフェンスは仲間たちへの愛情と信頼」

「自己満足は敵」

「勝利の価値を決めるのは、苦労した量と注いだ力の量だ」

「ニュージーランドという小国のチームだが、大国と渡り合える」

そして、最後に、ヘッドコーチが締めくくります。

「ごく普通の男達が、桁外れのことに挑戦している。それが誇りだ」

私もオールブラックスの選手のように桁外れのことに諦めることなく挑戦しつづけたいと思います。

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菱沼 一郎

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