2021年07月07日
パズくんへ
よく頑張ったね。いままでありがとう。
パズくんがうちに来てから16年8カ月経ったね。
最初は本当にやんちゃで。びっくりしたよ。
すごく甘えてくるのに突然
ニャー!って言って攻撃してくる。
この辺のタイミングがわかるまで大変だったよ。
愛撫誘発性攻撃だったんだよね。
本当に「うろんな猫」だったよ。
ずっと聞きたかったことがあるんだけど。
いつもパズくんって段ボール箱から
腕をピーンと伸ばしてたり、
箱のふちに手をかけてたよね。
どうして、そんな格好してたの?
脇とか痛くなかったの?
手疲れない?
肩こらない?
その手がいつもかわいくて触りたかったんだ。
最初は触ってても許してくれるんだけど
しつこく触ってるとニャー!って怒られるんだよね。
いつも繰り返してたよね。
しかも俺だけじゃなくて
同じようなことするスタッフもいたよね。
結構イライラしてた?
でも皆にかわいがってもらってたよね。
スタッフ達もみんな(?)
パズくんのことが大好きだったよ。
叩かれたり、噛まれたりもしたけどね(笑)
そんな厳しいパズくんがいてくれたから
ドレミも、リテも、クレヨンも
みんな良い子に育ったよ。
お兄ちゃんとしてしっかりしつけもしてくれたね。
2年半前、
腎臓病が悪化した時もうダメかなって思ったけど
よく頑張ってくれたよね。
もともとドライフード以外が嫌いで、
他の物ほとんど食べない子だったから
食べれるもの探すの大変だったよ。
スーパー行ってフードの棚の
端から端まで1個ずつ買って試したもんね。
点滴したり、貧血の治療薬使ったり、
胸水が溜まったときにはICUにも入ったよね。
さすがにあの時はやばいと思ったよ。。。
痙攣が起きた時はしんどかったよね。
獣医として色んな勉強をさせてもらったし、
いろんな経験をさせてもらいました。
この経験を
他の腎臓病で苦しんでいる子たちに生かしていくね。
でもね獣医だからってしょせん最期にできることは
一緒にいて手を握ってあげること
頭をなでてあげること
話しかけてあげることしかできないんだよね。
パズくんの声を感じたかった。
パズくんの心を聞きたかった。
開院の日からずっといたパズくん
嬉しい時、辛い時、楽しい時、悲しい時
いつも一緒にいてくれたね。
俺のストレス発散のために手を握ったり、
頭を触るばっかりしてごめんね。
パズくんのいないひらい動物病院に慣れるまで
少し時間はかかたけど
これからもひらい動物病院に来てくれる
動物たち、人たちが
安心して、いろんな思い出が作れるよう
残されたスタッフ達と一緒に進んでいくね。
最後まで頑張ったパズくんに笑われないようにね。
でもね。本当はね。
もっとそのきれいな青い目を見ていたかったんだ。
もっと頭や首をコチョコチョしてたかったんだ。
もっとクリームパンみたいな手を触ってたかったんだ。
もっともっと一緒にいたかったんだ。
よく頑張ったね。いままでありがとう。
パズくんがうちに来てから16年8カ月経ったね。
最初は本当にやんちゃで。びっくりしたよ。
すごく甘えてくるのに突然
ニャー!って言って攻撃してくる。
この辺のタイミングがわかるまで大変だったよ。
愛撫誘発性攻撃だったんだよね。
本当に「うろんな猫」だったよ。
ずっと聞きたかったことがあるんだけど。
いつもパズくんって段ボール箱から
腕をピーンと伸ばしてたり、
箱のふちに手をかけてたよね。
どうして、そんな格好してたの?
脇とか痛くなかったの?
手疲れない?
肩こらない?
その手がいつもかわいくて触りたかったんだ。
最初は触ってても許してくれるんだけど
しつこく触ってるとニャー!って怒られるんだよね。
いつも繰り返してたよね。
しかも俺だけじゃなくて
同じようなことするスタッフもいたよね。
結構イライラしてた?
でも皆にかわいがってもらってたよね。
スタッフ達もみんな(?)
パズくんのことが大好きだったよ。
叩かれたり、噛まれたりもしたけどね(笑)
そんな厳しいパズくんがいてくれたから
ドレミも、リテも、クレヨンも
みんな良い子に育ったよ。
お兄ちゃんとしてしっかりしつけもしてくれたね。
2年半前、
腎臓病が悪化した時もうダメかなって思ったけど
よく頑張ってくれたよね。
もともとドライフード以外が嫌いで、
他の物ほとんど食べない子だったから
食べれるもの探すの大変だったよ。
スーパー行ってフードの棚の
端から端まで1個ずつ買って試したもんね。
点滴したり、貧血の治療薬使ったり、
胸水が溜まったときにはICUにも入ったよね。
さすがにあの時はやばいと思ったよ。。。
痙攣が起きた時はしんどかったよね。
獣医として色んな勉強をさせてもらったし、
いろんな経験をさせてもらいました。
この経験を
他の腎臓病で苦しんでいる子たちに生かしていくね。
でもね獣医だからってしょせん最期にできることは
一緒にいて手を握ってあげること
頭をなでてあげること
話しかけてあげることしかできないんだよね。
パズくんの声を感じたかった。
パズくんの心を聞きたかった。
開院の日からずっといたパズくん
嬉しい時、辛い時、楽しい時、悲しい時
いつも一緒にいてくれたね。
俺のストレス発散のために手を握ったり、
頭を触るばっかりしてごめんね。
パズくんのいないひらい動物病院に慣れるまで
少し時間はかかたけど
これからもひらい動物病院に来てくれる
動物たち、人たちが
安心して、いろんな思い出が作れるよう
残されたスタッフ達と一緒に進んでいくね。
最後まで頑張ったパズくんに笑われないようにね。
でもね。本当はね。
もっとそのきれいな青い目を見ていたかったんだ。
もっと頭や首をコチョコチョしてたかったんだ。
もっとクリームパンみたいな手を触ってたかったんだ。
もっともっと一緒にいたかったんだ。
よく頑張ったね。いままでありがとう。