さて、スギダラ大分ツアー〜別府大分スギダラ地獄めぐり〜後半戦。
移動して別府駅に到着。
お懐かしい。自称別府の母こと「アベリア」さんと合流しましたあ〜!
会うや否や、ぐいぐいと若杉さん千代田さんのツボを押しまくっています。
さすが アベリア!
まずは、本日の宿泊先の「山田別荘」へ。
さらに竹瓦温泉までアベリアにアテンドしていただきながら散策と洒落込みました。
ちょうどこの時期にまちなかで開催されている都市型芸術祭「ベップ・アートマンス」を鑑賞。
高架下商店街やスタジオ・ノクードなど、まち歩き地獄の中でアート地獄満喫です。
別府駅高架にあった商店街は、 ピーク時は300店舗もあったのですが、郊外の大型店舗などにお客さんをとられ、わずか数店舗になってしまって限界集落っぽい。
なんとか活気を取り戻そうと北高架商店街では毎週フリーマーケットを開催。おかげで最近少しずつ店がよみがえってきたとのこと。
スギダラツアーの今日はちょうど土曜日!
覘いてみると怪しけれど面白そうな占いや掘り出し物満載のフリマなど、わいわいと賑わっていました。
トリエンナーレ的な扱いとして息づく都市型芸術祭Beppu Project「混浴温泉世界」の時と同じように、温泉や駅、古い町並みに入り込みながら、アートを楽しむとともに、いつの間にか別府のまち全体を堪能している仕掛けが随所に盛り込まれています。
スギダラメンバーはアート地獄をさまよいながら、たっぷりと楽しみました。
参会者はアベリアがアテンドしてくれた別府の路地裏アート探訪に大感激!!
リーダー若杉さんをはじめ、全員「別府すごい!すごい!!」を連呼しっぱなし。
スギダラケの集まりだった、ということをついつい忘れ、町歩きにアートに浸ってしまいました。
さてそんなスギダラが本領発揮をするのは夜でしょ。
スギダラが集合して大宴会が催されました。
毎度毎度のことですが、一巡二巡と濃密で印象的な自己紹介をしながら、今回はアベリアによって参加者全員にニックネームがつけられました。
この新たな名前を呼び合いながら、これからの社会や世界のありかた!に熱い思いを語り合いつつ、別府の夜はふけていきました。
さてさて日曜日はとうとう最終日。
別府に来たら地獄巡りでしょ。
これまで「◎◎地獄」と言いながら、本当の地獄は本日初体験することになりました。
別府の中での地獄と言えば鉄輪(かんなわ)。
早速、最初は海地獄へ。
事務局は、この間、鉄輪地獄蒸し工房にて地獄蒸しの準備。
25名分の食材は、結構な量となります。
今回は、大3つ、小2つを用意してもらいました。
お昼時は、すごく混雑するのです!
蒸し上がった料理から、豚肉+白菜、エビ、イカ、タコ、しいたけ、たまご・・・・全員で美味しくいただきました。
別府で地獄を見たあああ!
ほんものの地獄体験の後は、別府の奥座敷として油屋熊八によって開発されて以来の歴史を持ち、いまや全国屈指のリゾート観光地として名高い湯布院へ。
湯布院の町も、観光客さながら湯布院駅から金鱗湖まで「スギダラツアーズ」はゆっくり散策。
秋の紅葉もあり、とても良い雰囲気の町並みを歩く事ができました。
最後はグッドタイミングで湯布院駅に停車中のJR九州「ななつぼし」にご挨拶。
この三日間、大分・別府・湯布院をゆっくり丁寧に巡る「スギダラ地獄巡りツアー」は
これにて、全行程を無事終了。
最後に実行委員長の津高さんに挨拶をしていただき解散。
各地からの参会者は別れを惜しみながら、宮崎・福岡・東京へそれぞれ帰っていきました。
今回の参加者同士の交流はもちろん、町を丁寧に歩いた結果、町の方との出会いもたくさんありました。
そして毎回の自己紹介の中で、お互いの意見を聞き合うということもできたのではないでしょうか。
次回のスギダラツアーをお楽しみに!
〜おまけ〜
スギダラツアーが大分だったということで、今年の夏オープンした「ホルトホール」の施設を
見学してきました。
まだオープンから半年経っていません。
建物は新しくピカピカきれいです。
駅の反対側には、同じく大分市のコンパルホールがありますが、こちらはすでに築30年程度。
会議室などの利用もホルトホールの方へ移ってきているようです。
今回、私たちのお仲間としても知られる是永館長にお会いすることはできませんでしたが、オープンから半年・一年とどのような経過を辿っているのか、お伺いしたいと思います。