ARSENE LUPIN。


ルパン三世じゃ無いっスよ。

モーリス・ルブラン原作のアルセーヌ・ルパンです。


シャーロック・ホームズよりも好きですね、

ホームズ好きの方々にはアレですが。


アルセーヌ・ルパンシリーズは推理小説では無くて、冒険小説だったりします。


怪盗というイメージが定着していますが、

実は世間の人々が思っているよりも、

物を盗むシーンが無い。


むしろ、

何かの事件に突然巻き込まれたり、

知り合いや、べっぴんな貴婦人に惹かれたりで、

冒険に首を突っ込んでいくわけですよ。


その度に、

叡智と全能力を駆使して切り抜ける。


登場人物の正体がルパンとわからない場合すらありますねぇ、

物語の最後の方で明らかになるまでは。


しかもハッピーエンドが多い。

数作は悲しい終わり方をする話もありますが、

おおむねハッピー。



まぁ、

小難しい推理物よりも冒険物の方がワクワク・ハラハラ胸踊るので、読んでいて楽しいってわけですかね。





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ARSENE LUPIN(2004年)

邦題はルパン

132分


なんと、この映画、

フランス・イタリア・スペイン・イギリスの合作なんですね。


出演:ロマン・デュリス、クリスティン・スコット・トーマス他

監督:ジャン=ポール・サロメ
脚本:ジャン=ポール・サロメ、ローラン・ヴァショー
製作:ステファーヌ・マルシル
音楽:デビー・ワイズマン


日本では2005年に公開されています。


これ、映画としてのジャンルはどこに属しているのでしょうかねぇ、

一応、ミステリーに入れておきましたけど。



で、


これはカリオストロ伯爵夫人を映画化したものですね。



しかし、

なんとなく納得がいきませんな。

原作にはもっと盛り上がる面白い作品が沢山あるのに、

何故あえてカリオストロ伯爵夫人なのかってのがね。


アルセーヌ・ルパンシリーズはほとんどの作品を読んでいたりします。


ほとんどってのが少々微妙なんですが、


実は、

出版社が各々、全ての作品をラインナップしているわけでは無いってところが面倒です。


作品によって各社ダブっていたり、この出版社にはコレがあって、あの出版社にはアレが無い、

なんていう感じで。


結構大変なんですよ。


でも大体、推定90%以上は読んでいる筈なのですがね。


その中には、

まさに映画向きに充実した展開で、エンディングでもスカーっとする大冒険活劇が幾つかあるのですが、

なんでまた、よりによって地味寄りなカリオストロ伯爵夫人を映画化したのかがわからんっ!


まぁ、面白いのは、

クラリスの日本語吹替をした声優が、

ルパン三世・カリオストロの城でクラリスの声を担当した島本須美だってところですかね。


ルパン三世・カリオストロの城はアルセーヌ・ルパンシリーズの原作を幾つか組み合わせて作られていますよね、

完全オリジナルでは無く。


例えば、

"二つの微笑みを持つ女" + "緑の目の令嬢"

他、あちこちから抜粋、

みたいな。


映画化するならやはり大冒険活劇の方が受けがいいと思うのですが。


予算の問題ですかね。



もう100年以上前に書かれた原作で、

人それぞれにアルセーヌ・ルパンのイメージってのがあるわけですな。

原作に登場するアルセーヌ・ルパンの年齢は、

少年から年配まで様々。

それこそ数十年に渡って幾つかの冒険譚があるって感じなのですが、


このカリオストロ伯爵夫人の時は、

確かルパンの年齢は20歳くらいだった記憶がありますねぇ。


ロマン・デュリスで合ってる?


これまた微妙な気がしますぜーっ!


どうなんだろう。





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そりゃないぜぇ~

不~二子ちゃん!

とは絶対に言わないでしょうがね。